転職に有利な資格は?需要のあるおすすめの資格一覧|30代・40代向け

2024.11.06 資格に関するコラムPR

転職に有利な資格は?需要のあるおすすめの資格一覧|30代・40代向け

転職やキャリアアップのために資格取得を考えている30代・40代の方も多いのではないでしょうか。実際、「どんな資格が転職に役に立つのか」「働きながら資格取得はできるのか」資格選びは難しいですよね。

この記事では、30代・40代におすすめの転職に有利な需要のある資格を紹介しています。ぜひ参考にしてみて下さい。

転職に有利!30代・40代の資格選びのポイント

とりあえず資格を取得すればいいというわけではありません。せっかく頑張って取得した資格が何の役にも立たないという事態を避けるために、以下の3つのポイントを抑えておきましょう。

  • 需要のある資格を選ぶ
  • 適性のある資格を選ぶ
  • 資格取得後の就職先が見つかりやすい

①:需要のある資格を選ぶ

これから転職に向けて資格選びをする人は、需要のある資格を選ぶことが大切です。需要のある資格とは、将来性がある、専門性がある、希少性がある資格です。医療業界など景気に左右されにくい職種や、IT業界や介護業界など今後成長が期待できる業種は将来性があると言えます。

また、専門性が高い資格はその分野に対して高い知識やスキルを持っていると判断されるため、企業にとっても欲しい人材ですし、即戦力に繋がるため需要があります。

希少性が高い資格は誰でも持っているような簡単な資格ではなく、難易度が高く、取得者が比較的少ない資格です。持っているだけで一目置かれるような資格だと企業から高く評価されるでしょう。

②:適性のある資格を選ぶ

30代・40代で転職を考えている人は、これから定年まで長く働いていける仕事に就きたい人もいれば、ゆくゆくは独立や開業も視野に入れている人もいるでしょう。

もちろん需要や希少性のある資格を選ぶことも重要ですが、そこだけに重点を置いて選ぶのはおすすめしません。資格取得には勉強が必要ですし、資格取得後に長期的に働いていくためには自分に合っているもの、興味があるもの、得意分野である資格を選ぶのがおすすめです。自身の得意な領域や興味・関心を持っている仕事など客観的に自分を見つめ直してみましょう。

知識0の状態で資格取得に挑むよりも多少知識がある分野のほうが勉強がスムーズにいきますし、興味のある分野や自分に適した分野のほうが長期的に働きやすいです。

③:資格取得後の就職先が見つかりやすい

資格をとっても就職先がなくては意味がありません。取得したい資格の見当がついたら、どのくらい求人があるのかをチェックしてみましょう。自分の住んでいる地域に就職先があるのか、ライフスタイルに合った勤務形態(パート・時短・土日休み)があるのかも事前に確認しておくことが大切です。

30代・40代におすすめの需要のある資格11選

30代・40代におすすめの需要がある資格を紹介します。女性向け・男性向けの資格もありますし、資格によって難易度や勉強に必要な時間は異なります。

今回は資格取得の難易度がそれほど高くない資格や受験資格がなく、誰でも受験できる資格を厳選して紹介しています。

宅地建物取引士(宅建士)

資格の種類 国家資格
試験実施回数 年1回(例年10月の第3日曜日)
合格率・難易度 合格率:15%~17%
難易度:やや難しい
取得に必要な勉強時間 200~500時間
受験料 8,200円
活かせる業界・仕事 ・不動産業界(不動産会社・ハウスメーカーなど)
・金融業界(銀行など)
・建築業界(建設会社など)
おすすめ通信講座 ・アガルート:宅建士講座(初学者入門)49,302円~
・フォーサイト:宅建士講座(初学者向け)59,800円~
・スタディング:宅建士講座 14,960円~24,800円
宅建士が30代・40代におすすめの理由
  • 独占業務があるから需要が高い
  • 開業、独立に繋がる
  • 宅建士の設置義務がある

宅地建物取引士は非常に人気の高い国家資格です。主な業務内容は不動産取引における重要事項の説明や契約書の作成・交付、取引の法的手続きのサポートなどが中心です。

不動産事業者には従業員5人に対し、1人以上の割合になるように宅建士を配置することが義務付けられていますので、需要が高く、就職先も多いことからおすすめ資格と言えます。

合格率は例年15~17%と低めではありますが、勉強時間は200~400時間程度なので、働きながらの取得であれば半年程度、勉強時間が確保できる人であれば3ヶ月程度で合格を目指せるでしょう。
》宅建の通信講座の選び方、おすすめランキングの解説へ

ファイナンシャルプランナー

資格の種類 国家資格
試験実施回数 年3回(1月・5月・9月の日曜日)
合格率・難易度 合格率:3級70~80%、2級学科40~55%・実技55~70%、1級7~18%
難易度: 3級易しい、2級普通、1級やや難しい
取得に必要な勉強時間 3級:80~150時間程度
2級:150~300時間程度
受験料 3級:8,000円(学科4,000円、実技4,000円)
2級:11,700円(学科5,700円、実技6,000円)
活かせる業界・仕事 ・金融業界(銀行)
・保険業界(保険会社)
おすすめ通信講座 ・アガルート:3級無料、2級49,280円~
・フォーサイト:3級+2級60,800円~
・ユーキャン:2級64,000円
FPが30代・40代におすすめの理由
  • お金に関する知識がある程度身についているから勉強しやすい
  • 役立つ業界が多く、比較的求人も多い
  • 独立や開業に役立つ
  • 企業によっては資格手当や昇給昇進の評価対象になる

ファイナンシャルプランナー(FP)とは、税金や保険・年金・住宅ローン、不動産、教育資金などのお金に関わる幅広い分野についてアドバイスやサポートを行う専門家です。FPには3級・2級・1級があり、就職や転職に有利となるのは2級からです。3級は基礎的な内容が中心で難易度も低く、比較的取得しやすい資格であるため就職や転職ではあまり重要視されません。

FP2級を取得していると、金融業界や保険業界、不動産への就職に有利となり、活躍の場を広げることができます。具体的には、銀行で資産運用のアドバイスや住宅ローンの相談を行ったり、保険業界では保険商品を紹介したり、営業・販売を行ったりします。

比較的取得しやすい国家資格で、一度取得すると更新の必要がなく、一生使える資格なのもおすすめポイントです。仕事だけでなく、お金の知識が身につくのでプライベートでも役立ちますよ。

》FPの通信講座の選び方、おすすめランキングの解説へ

マンション管理士

資格の種類 国家資格
試験実施回数 年1回(例年11月)
合格率・難易度 合格率:7~9%程度
難易度: 難しい
取得に必要な勉強時間 500時間程度
受験料 9,400円
活かせる業界・仕事 ・マンション管理会社
・不動産会社
おすすめ通信講座 ・アガルート:入門カリキュラム:59,202円~
・フォーサイト:スピード合格講座:43,800円
マンション管理士が30代・40代におすすめの理由
  • 不動産業界への転職に有利
  • 中高年層の資格取得者の求人も多く、長く働ける
  • 他の資格とのダブルライセンスで独立や開業することが可能

マンション管理士はマンション管理の専門家です。主な仕事内容はコンサルティング業務で、マンションの維持や管理に関する提案や指導、大規模改修工事の計画立案などを行います。合格率7~9%と資格取得の難易度は高めです。マンション管理士の独占業務はありませんが、不動産会社に就職・転職する場合はマンション管理士の資格を持っている方が有利です。

合格者の平均年齢は47.9歳(令和5年度)と中高年層が多いので、30代・40代で挑戦するのは決して遅くありません。宅建士や賃貸不動産経営管理士などWライセンスを取得される方も多く、独立や開業を考えている人にもおすすめ資格です。

》マンション管理士の通信講座の選び方、おすすめランキングの解説へ

管理業務主任者

資格の種類 国家資格
試験実施回数 年1回(12月上旬の第1日曜日)
合格率・難易度 合格率:20~30%
難易度: やや難しい
取得に必要な勉強時間 約300時間
受験料 8,900円
活かせる業界・仕事 ・マンション管理会社
・不動産会社
おすすめ通信講座 ・アガルート:入門カリキュラム59,202円~
・スタディング:管理業務主任者35,000円、マンション管理士とのセットコース44,000円
管理業務主任者が30代・40代におすすめの理由
  • 独占業務と設置義務があり、需要がある
  • マンション管理士とのダブルライセンスで業務の幅が広がる
  • 不動産業界への転職に有利となる

管理業務主任者とは、マンションの管理組合と業務委託契約を結ぶときに、重要事項の説明や管理事務報告を行える国家資格です。管理業務主任者には「設置義務」と「独占業務」があるため、資格を活かして働ける場があります。30管理組合につき1人以上の割合で管理業務主任者を配置する義務があるため、需要もあります。

合格率20~30%と決して簡単ではありませんが、今後長く働いていくためには取得して損はないでしょう。就職先としてはマンションの管理会社や不動産会社が一般的です。宅建士やマンション管理士とのダブルライセンスならキャリアアップに繋がるでしょう。

通信講座のスタディングではマンション管理士と管理業務主任者のダブル合格が狙える講座もありますよ。

測量士

資格の種類 国家資格
試験実施回数 年1回(例年5月の日曜日)
合格率・難易度 合格率:10%前後
難易度:難しい
取得に必要な勉強時間 300~500時間
受験料 2,850円
活かせる業界・仕事 ・測量会社
・建設会社
おすすめ通信講座 ・アガルート:中上級カリキュラム(ライト)184,800円~
・日本測量協会:59,000円
測量士が30代・40代におすすめの理由
  • 独占業務なので需要が安定している
  • 将来的に独立や開業を目指せる
  • 設置義務があるため、転職に有利となる

測量士は、土地や建物の位置や面積、距離などを測量する専門家です。測量会社は事業所ごとに測量士・測量士補の有資格者を1名以上配置しないといけない設置義務があり、就職先や求人も多いです。

現在、土木工事や建設工事など現場で活躍している人はキャリアアップのために測量士を取得するのもおすすめです。企業によっては4,000円ほどの資格手当を支給しているところもあるようです。

測量士の仕事は屋外で行う外業が中心で、高低差のある現場や重い機材を担ぎながら歩くこともあるため、現場仕事を経験したことがある人や体力に自信がある人におすすめ資格と言えるでしょう。試験は年1回のみ実施されます。

ある程度知識のある方であれば3~6ヶ月、初学者は6ヶ月~1年ほどで資格取得が狙えます。
》測量士(測量士補)の通信講座の選び方、おすすめランキングの解説へ

賃貸不動産経営管理士

資格の種類 国家資格
試験実施回数 年1回(例年11月)
合格率・難易度 合格率:9~10%
難易度:難しい
取得に必要な勉強時間 1,000~1,500時間
受験料 8,300円
活かせる業界・仕事 ・賃貸管理会社
・不動産仲介業者
おすすめ通信講座 ・アガルート:総合カリキュラム(ライト)59,800円
・スタディング:19,800円
賃貸不動産経営管理士が30代・40代におすすめの理由
  • 不動産会社への転職や昇格、昇給に有利になる
  • 設置義務があるため需要がある
  • ダブルライセンスで将来的に独立や開業も目指せる

賃貸不動産経営管理士は、主に賃貸物件の管理業務を担当する専門職です。2021年4月から国家資格として認められています。主な業務内容は、物件の入居者募集や契約管理、修繕・メンテナンスの手配、トラブル対応など入居者のサポートを行います。

就職先としては、賃貸管理会社や不動産仲介業者、不動産開発会社などが一般的です。資格を取得することで、賃貸管理の専門知識があることが証明され、不動産会社への転職で有利になりますし、キャリアアップや独立開業にも役立つでしょう。

》賃貸不動産経営管理士の通信講座の選び方、おすすめランキングの解説へ

行政書士

資格の種類 国家資格
試験実施回数 年1回(11月の第2日曜日)
合格率・難易度 合格率:11~15%
難易度:難しい
取得に必要な勉強時間 800~1,000時間
受験料 10,400円
活かせる業界・仕事 ・法務事務所
・弁護士事務所
・一般企業
おすすめ通信講座 ・アガルート:初心者向けコース184,800円~
・スタディング:初心者向けコース34,980円~
行政書士が30代・40代におすすめの理由
  • 難関資格だが受験資格がなく、何歳でも挑戦できる
  • 将来的に独立や開業も可能で定年を気にせず働くことができる
  • 資格を持っているだけで転職に有利、就職先に困らない

行政書士は官公署に提出する書類の作成や提出手続きの代行、相談業務を行うなど法律の専門家です。8士業の1つである行政書士ですが、年齢や学歴など特別な受験資格はなく、誰でも受験を受けることができます。

国家資格の中では難易度の高い資格になりますが、取得後の就職先は多く、一般企業の法務部や総務部や法務事務所、弁護士事務所などでも活躍できるでしょう。また、将来的には独立や開業も見込める魅力的な資格です。合格者の過半数が40代ですので、30代から挑戦してみるのも決して遅くはありませんよ。

短期間で合格を目指したい方は「行政書士の通信講座の選び方、おすすめランキングの解説」を参考にしてみて下さい。

社会保険労務士(社労士)

資格の種類 国家資格
試験実施回数 年1回(8月の第4日曜)
合格率・難易度 合格率:6~7%程度
難易度:とても難しい
取得に必要な勉強時間 800~1000時間
受験料 15,000円
活かせる業界・仕事 ・社会保険労務士事務所、社会保険労務士法人
・会計事務所、税理士法人
・弁護士事務所、弁護士法人
・一般企業
おすすめ通信講座 ・アガルート:基礎講義&総合講義87,780円
・フォーサイト:バリューセット1(基礎+過去問)78,800円
社労士が30代・40代におすすめの理由
  • セカンドキャリアや開業・独立に役立つ
  • 合格者は30代~40代が多い
  • 定年まで長く働ける需要の安定した職種
  • 出産や育児で職を離れても再就職しやすい

社労士とは労働や社会保険に関する法律と人事・労務管理の専門家です。社労士試験には受験資格がありますが、幅広い学歴が認められているため比較的クリアしやすい受験資格となっています。令和5年度の合格者を見てみると、30代が32.6%、40代が29.2%と過半数を占めているので、30代から勉強を始めても決して遅くはありません。

社労士は独占業務であるため、転職や就職に非常に有利な資格です。出産・育児で職を離れても資格があれば再就職できますし、産休・育休明けの再就職のために資格を取得するのもよいでしょう。

就職先は社労士事務所や企業の法務部や人事部、税理士事務所、弁護士事務所などがあり、経験を積んだのち独立や開業を目指す人も多いです。社労士の資格取得についての詳細は「社労士の通信講座の選び方、おすすめランキングの解説」を参考にしてみて下さい。

登録販売者

資格の種類 公的資格
試験実施回数 年1回以上(例年8月下旬から12月中旬)
合格率・難易度 合格率:40~50%
難易度:比較的易しい
取得に必要な勉強時間 200~400時間
受験料 12,800円~18,200円(都道府県によって異なる)
活かせる業界・仕事 ・製薬会社
・調剤薬局、ドラッグストア
・介護施設
おすすめ通信講座 ・ユーキャン:46,540円~
・スタディング:29,800円
登録販売者が30代・40代におすすめの理由
  • 幅広い場所で活躍できるため、就職先に困らない
  • 働きながらでも比較的取得しやすい
  • 実務経験を積めば、店舗管理者として独立開業できる

登録販売者とは、ドラッグストアや調剤薬局などで一般用医薬品(第2類・第3類に限る)の販売ができる医薬品販売の専門資格です。いわば薬のスペシャリストですね。薬剤師がいなくても一般用医薬品の販売ができるため、ドラッグストアや調剤薬局で重宝されます。また、薬剤師の人材不足を補う人材としてニーズが高く、転職時には有利になる資格です。

国内でドラッグストアや薬局など一般用医薬品を取り扱う店は多く、とても需要のある資格です。難易度は高くなく、1日2時間の勉強時間が確保できれば約3~5ヶ月で合格できるでしょう。

簿記

資格の種類 公的資格
試験実施回数 統一試験:2・3級は年3回、1級は年2回
ネット試験:2・3級は随時、1級は非対応
合格率・難易度 合格率:3級40~50%、2級20%前後、1級10%程度
難易度: 3級易しい、2級難しい、1級とても難しい
取得に必要な勉強時間 3級:50~100時間
2級:200~300時間
1級:500~1000時間
受験料 3級:3,300円、2級:5,500円、1級:8,800円
※ネット試験は事務手数料550円
活かせる業界・仕事 ・企業の経理部門
・会計・税理士事務所
・コンサルティング会社
・金融関連(銀行など)
おすすめ通信講座 ・スタディング:3級3,850円、2級19,800円
・クレアール:3級16,000円、3・2級セット50,000円
簿記が30代・40代におすすめの理由
  • 幅広い分野で活かせる
  • 2級以上なら実務経験なしでも企業から評価されやすい
  • 昇給や昇格に繋がる

事務や経理部門への転職を考えているなら取得しておきたい資格の1つです。簿記とは企業の経済活動を帳簿に細かく記録し、報告書を作成する一連の作業です。お金の動きを記録したり、計算や整理も簿記の役割です。資格を活かせる就職先は多く、企業の経理部門や会計事務所、税理士事務所などが挙げられます。

簿記検定には日商簿記・全経簿記・全商簿記の3種類があります。難易度は日商簿記が最も高く、知名度の高いので就職や転職、キャリアアップに活かしたいなら日商簿記2級以上のおすすめです。経理の求人では簿記2級以上を応募資格とする企業も多くあります。1級はとても難易度は高いですが、経理・会計のスペシャリストとして高く評価されます。

FPや中小企業診断士などとも相性が良いので、Wライセンスを目指すのもおすすめです。簿記の試験概要や難易度については「簿記の通信講座の選び方、おすすめランキング」で詳しく解説しています。

医療事務

資格の種類 民間資格
試験実施回数 資格によって異なる
合格率・難易度 資格によって異なるが、合格率はだいたい60~80%程度
一番難しいもので約35%前後
受験料 医療事務技能認定試験:5,000円
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク):7,700円
診療報酬請求事務能力認定試験:9,000円
活かせる業界・仕事 ・医療機関(病院・クリニック)
おすすめ通信講座 ・ユーキャン:医療事務認定実務者試験49,000円
・ヒューマンアカデミー:医療事務講座47,300円~
・資格のキャリカレ:医療事務検定試験68,800円
医療事務が30代・40代におすすめの理由
  • 就職先が多く、定年まで長く働ける
  • デスクワーク、事務作業が中心なので体力的な心配がない
  • 比較的短期間で取得しやすい

医療事務には数多くの資格が存在していて、難易度もさまざまです。難易度が低く、誰でも取得できる資格よりも高く評価される資格を選ぶとよいでしょう。病院やクリニックなど医療業界は求人が多く、デスクワークが中心なので体力に自信がない女性でも働きやすいでしょう。

医療事務未経験者で短期間で資格取得を目指すなら、医療事務認定実務者試験、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)、医事コンピュータ技能検定試験がおすすめです。

医療事務経験者でキャリアアップに繋げたいなら、診療報酬請求事務能力検定試験、調剤情報実務能力認定試験、医療事務管理士技能認定試験、医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク)がおすすめです。

》医療事務の通信講座の選び方、おすすめランキングの解説へ

30代・40代の資格取得は通信講座がおすすめ

資格取得のための勉強方法には大きく分けて、「独学」「専門学校や予備校に通う」「通信講座を利用する」の3つがあります。30代・40代で資格取得を目指す人は、仕事をしながら取得を目指す人と家事や育児の合間に勉強する人が大半だと思います。

時間の確保が難しい方は通信講座を利用するのがおすすめです。専門学校や予備校は通うのが難しいですし、独学はスケジュール管理やモチベーション維持で苦戦します。通信講座なら自分のペースで勉強ができ、教材はプロの講師陣が厳選した要点を抑えたものを使用するので、短期間で効率よく勉強が進められます。

失敗しない通信講座の選び方

  • 学習スタイルやサポート体制を確認する
  • 資格取得にかかる期間を確認する
  • 無料の資料請求や体験授業を受けていくつか比較してみる
  • 取得したい資格の合格実績をチェックする

取得したい資格が決まったら、いくつかの通信講座の無料体験を受講したり、資料請求をしましょう。テキストや講義動画はわかりやすいか、自分に合った学習スタイルかを体験することができます。通勤時間などスキマ時間を活用したい人はテキストの持ち運びが不要なスマホ学習対応の講座がおすすめです。

通信講座には受講期間が設けられています。年に1回しか実施されない試験も多いので、試験日と資格取得にかかる期間を確認しておきましょう。また、取得したい資格の合格実績や合格率にも注目してみて下さい。合格実績の高い通信講座のほうが試験対策に強いと判断できます。

疑問はすぐに解決できるように質問制度のなどサポート体制が充実している通信講座のほうが安心です。受講料がかかるため、合格特典や保証サービスがあれば尚良しですね!

短期間で効率よく資格取得が目指せるおすすめ通信講座4選

短期間で資格取得が目指せるおすすめ通信講座を紹介します。通信講座によってある資格・ない資格がありますので、取得したい資格の対象講座があるかしっかりと確認してください。

アガルート

アガルート通信講座

出典:アガルート
取得できるおすすめ資格と受講料 ・宅地建物取引士:49,302円~
・行政書士:184,800円~
・FP:3級無料、2級49,280円~
・マンション管理士:59,202円~
・管理業務主任者:59,202円~
・測量士:184,800円~
・賃貸不動産経営管理士:59,800円
・社労士:87,780円~
サポート体制 質問制度・ホームルーム・学習サポート・直前対策講座など
※講座によって異なる
キャンペーン・割引制度 ・合格特典(受講料全額返金・ギフト券)
・再受講割引制度
・他校乗換割引制度など
特徴 ・講座数が多い
・お祝い金や全額返金など合格特典がある
・サポート体制が充実している

アガルートは難関国家資格に強く、全国平均の3~4倍もの高い合格実績を誇る通信講座です。経験豊富なプロ講師陣のわかりやすい講義動画とテキストで初学者でも学習しやすく、試験対策も徹底しているので効率よく合格を目指せます。

各講座には初学者向けの入門コースや、中上級者向けの演習コース、苦手を潰す単科講座などレベルごとにコースを選べるので、自分に合った勉強法が見つかるでしょう。

アガルートをおすすめする最大の理由は「合格特典」です。対象講座を受講し試験に合格すると、受講料が全額返金されるので、合格さえしてしまえば受講料は実質無料です。サポート体制も充実していますので、初学者から学習経験者まであらゆる方におすすめの通信講座です。

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スタディング

スタディング通信講座

出典:スタディング
取得できるおすすめ資格と受講料 ・宅地建物取引士: 14,960円~24,800円
・行政書士: 34,980円~
・FP: 3・2級セット31,900円
・マンション管理士/管理業務主任者: 各35,000円、セットなら44,000円
・賃貸不動産経営管理士: 19,800円
・社労士:61,800円~
・登録販売者:29,800円
・簿記: 3級3,850円、2級19,800円
サポート体制 ・勉強仲間とコミュニケーションがとれる
・マイノート機能が利用できる
・学習フロー確認
キャンペーン・割引制度 ・合格お祝い金制度
・Wライセンス応援
・10%OFFクーポンなど
特徴 ・受講料が安い
・スマホ1台で学習が完結する
・1講義10分前後だからスキマ時間を有効活用できる

スタディングは紙テキストがなく、スマホやタブレットなどオンライン学習に特化した通信講座です。講義動画は10分前後と短く、移動時間や休憩時間のちょっとしたスキマ時間で効率よく学習することができるので、時間の確保が難しい社会人や家事や育児で忙しい主婦におすすめです。

他の通信講座に比べると、受講料が安いのもスタディングの特徴です。質問制度などサポート体制は充実していませんが、コスパ重視の方はスタディング一択でしょう。1万~2万円台で受講できる講座も多いので、市販のテキストをいくつか購入するよりも安く済みます。

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ユーキャン

ユーキャン通信講座

出典:ユーキャン
取得できるおすすめ資格と受講料 ・宅地建物取引士:63,000円
・行政書士:63,000円
・FP:59,000円
・マンション管理士・管理業務主任者:67,000円
・社労士:74,000円
・簿記2級:49,000円
・医療事務:49,000円
・登録販売者:49,000円
サポート体制 ・添削(3~12回)※講座による
・質問(1日3回)
キャンペーン・割引制度 ・教育訓練給付制度
特徴 ・知名度の高い通信講座
・講座によっては教育訓練給付制度で給付金を受けられる
・テキスト中心の学習方法

ユーキャンはスタディングと真逆のテキスト中心で学習を進めていく通信講座です。講義動画などはほとんどありませんが、テキストの質が高く、添削指導や1日3回の質問制度で疑問を解消しながら勉強ができます。誰もが聞いたことのある知名度の高さも安心できますよね。

専門知識の全くない初学者でも勉強しやすいように、テキストはイラストや図解を多く採用されています。スマホやタブレットの学習方法が合わない、紙ベースのほうが書き込みができて覚えやすい人はユーキャンがおすすめです。教育訓練給付制度対象の講座なら、受講料の最大20%が返金されますよ。

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フォーサイト

フォーサイト通信講座

出典:フォーサイト
取得できるおすすめ資格 ・宅地建物取引士:59,800円~
・行政書士:54,800円~
・FP:60,800円~
・マンション管理士・管理業務主任者:57,800円~
・社労士:78,800円~
・簿記:3級16,800円~、2級31,800円~
サポート体制 ・全額返金保証
・e-ラーニング
・質問制度
キャンペーン・割引制度 ・教育訓練給付制度
・ダブルライセンス取得で最大10,000円OFF
特徴 ・不合格時に受講料を全額返金
・全国平均よりも3~4倍高い合格率
・初学者でも学びやすい充実した教材

フォーサイトは講座数は少ないですが、国家資格や難関資格で圧倒的な合格実績があります。合格率は全国平均よりも高く、行政書士は3.25倍、宅建は4.42倍、社労士は4.13倍の合格率があるので、試験対策に強い通信講座と言えます。

豊富な図とイラストで初学者にもわかりやすいフルカラーテキスト、テキストと連動した講義動画、スキマ時間に学習できるe-ラーニングで効率良く学習を進めることができます。

合格時にお祝い金がある通信講座は多いですが、フォーサイトは不合格時に受講料を全額返金する全額返金保証制度があります。合格すれば資格を取得できますし、不合格なら受講料が返ってくるのでリスクなしで資格取得を目指すことができます。

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