社労士の通信講座おすすめランキング|人気10社の費用・合格実績を徹底比較

2024.10.04 通信講座の比較PR

社労士の通信講座おすすめランキング|人気10社の費用・合格実績を徹底比較

日本国民であれば切っても切れないのが、健康保険や厚生年金などを含めた社会保険です。そんな社会保険に関する専門家である『社労士(社会保険労務士)』は、非常に需要のある資格となっています。士業に含まれるため、生涯有効な資格であると同時に難関資格でもあります。

この記事を読めば、社労士の試験概要や合格率、社労士になるまでの流れを知ることができます。社労士試験合格を目指すのにおすすめの通信講座も紹介していますので、本気で合格を目指す人はぜひ参考にしてみてください。

社労士の通信講座おすすめランキング10選

まずは、社労士試験の合格におすすめの通信講座10社を紹介していきます。受講料だけに注目するのではなく、サポート体制の充実度や合格実績についても見ていきましょう。

アガルート

料金目安 基礎講義&総合講義:87,780円
入門総合カリキュラム(フル):173,800円
中上級総合講義:162,800円
中上級カリキュラム(フル):217,800円
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・オンライン質問サービス
・導入オリエンテーション
・月1回のホームルーム制度
・定期カウンセリング制度など
合格実績 令和5年度合格率:28.57%
特典・キャンペーン ・各種割引制度
・クーポンプレゼント
・合格特典あり
特徴

  • 高い合格実績と信頼性を兼ね備えている通信講座
  • 確かな指導力と人気を誇る講師陣
  • プロが作成したテキストと質の高い講義動画
  • サポート制度が充実しており「カウンセリング制度」がおすすめ
  • 受講料は高いものの割引制度や合格特典で抑えられる

アガルートの社労士試験対策講座は、令和5年度の合格率28.57%を達成した高い実績を誇っています。全国平均の4.46倍という高い数値となっており、「合格率・合格実績を最優先したい!」という人には非常に推したい通信講座です。コースも初学者向けから学習経験者向けまで豊富に用意されています。

講師のレベルは非常に高く、社労士・行政書士・司法書士に合格している「竹田講師」、口コミでも講義が面白いと評判の「池田講師」が担当してくれます。竹田講師であれば知識や合格のノウハウを知ることができますし、池田講師であれば受験生を第一に考えた講義を受けられますね。

テキストの作成もプロの講師が担当しています。「イラストや図解を用いた初学者でも理解しやすい解説」や「基礎知識とそれに対応した問題文を掲載」など、初学者はもちろん学習経験者からの評価も非常に高いです。講義動画と併用することで、効率良く知識を身に着けることができます。

サポート体制の充実度もアガルートの強みで、とくに「定期カウンセリング」は社労士試験にとって大きな助けになります。膨大な出題範囲と勉強量、低い合格率など不安に感じる人は多いです。毎月1回30分前後のカウンセリングを受けられますので、そこでさまざまな悩みを相談できますよ。

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フォーサイト

料金目安 バリューセット1(基礎+過去問):78,800円
バリューセット2(基礎+過去問+直前対策):110,800円
バリューセット3(基礎+過去問+直前対策+過去問一問一答演習):121,800円~
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・質問サポート
・不合格時の全額返金制度あり
合格実績 2023年度合格率:26.4%
特典・キャンペーン ・教育訓練給付金制度
・各種割引制度
・合格特典あり
特徴

  • 2023年度の合格率が26.4%と非常に高い
  • 基礎講座や過去問などがセットになった「バリューセット」がおすすめ
  • 独自のe-ラーニングシステム「ManaBun」
  • フルカラーテキストで初学者でも理解しやすい
  • バリューセット3であれば不合格時に全額返金制度を受けられる

フォーサイトの社労士試験対策講座は、2023年度の合格率26.4%(全国平均の4.13倍)を達成しています。受講料は78,800円からなので、社労士対策講座の中ではリーズナブルな部類に入ります。割引制度や教育訓練給付金制度を活用すれば、さらにコスパを良くすることも可能です。

コースは複数ありますが、複数の講座がセットになった「バリューセットシリーズ」がおすすめです。コスパを求めるならバリューセット1、本格的に勉強するならバリューセット2、不合格時の返金制度という安心感を求めるならバリューセット3をおすすめします。

教材は出題範囲すべてを学ぶのではなく、試験に出題されやすい重要事項をまとめたオリジナルテキストを使用して学習を進めていきます。講師陣が過去問を徹底的に分析していますので、的中率が高いと口コミでも評判でした。フルカラーなので見やすいのも嬉しいポイントです。

どこでも学習できるようにe-ラーニングシステム「ManaBun」を提供しており、講義動画の視聴だけでなく学習スケジュールの管理から答練まですべて行えます。分からない点もスマホから気軽に質問できますので、すぐに疑問を解決できますよ。

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キャリカレ

料金目安 88,800円
受講期間の目安 6ヵ月~
サポート体制 ・無料質問サポート(回数無制限)
・添削指導サポート
・長期学習サポート
・就職・転職サポート
・不合格時の全額返金制度
合格実績 全国平均2.2倍の合格率
特典・キャンペーン ・年内・一発合格応援キャンペーン
・合格特典あり
特徴

  • 受講料88,800円とリーズナブルな価格設定
  • 支払い方法が豊富なので自分の都合で選択可能
  • 最短6ヶ月の学習で合格を狙えるカリキュラム
  • 合格基準点を満たすことを第一に考えた教材と講義
  • 不合格時の全額返金制度や2講座目無料などサポート体制も万全

キャリカレは、全国平均2.2倍の合格率を記録した通信講座です。受講料が88,800円と非常に安く、支払い方法も「クレジットカード/Amazon Pay/Pay Pay/コンビニエンスストア/ゆうちょ銀行・郵便局/代金引換」と豊富なので、自分の都合に合わせて選ぶことができます。

キャリカレの講座は標準学習期間を6ヶ月に設定しています。社労士合格には10~12ヶ月の勉強が目安とされていますので、約半分の短期合格が狙えるカリキュラムなのです。「初学者でもすぐに社労士試験に合格したい!」という人は、キャリカレを検討してみると良いでしょう。

社労士試験の出題範囲は非常に広いですが、キャリカレでは「過去20年間分の試験問題を徹底的に分析」しています。そのため、出題傾向をしっかりと把握しているのです。これにより、すべての知識を身に着けるのではなく、合格基準点を満たすためのノウハウを提供してくれるでしょう。

サポート体制の充実度も非常に高いです。定番の質問サポートと添削指導サポートは揃っていますし、試験合格後の就職・転職サポートにも力を入れています。不合格時の全額返金制度や、合格後にほかの対象講座を1つ無料で受講できるなど、さまざまな角度からサポートしてくれますよ。

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スタディング

料金目安 ミニマムコース:61,800円
レギュラーコース:74,800円
フルコース:89,800円
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・AI学習サポートシステム
・質問サポート
・勉強仲間機能など
合格実績 令和5年度合格率:28.80%
特典・キャンペーン ・リリースキャンペーン
・サマークーポン
・各種割引制度
・合格お祝い金制度
特徴

  • 高い合格率やユーザー満足度を得ている通信講座
  • 他の通信講座と比較して圧倒的なコスパ
  • スマホを使って勉強できるため社会人でも安心
  • AIを使った学習サポートが優秀
  • キャンペーンや合格お祝い金制度なども充実している

スタディングは、令和5年度の合格率28.80%という実績がある通信講座です。全国平均の4.5倍ですので、いかに高い数値か分かると思います。「続けやすさ実感度97.7%」「コスパ満足度98.5%」「動画講義満足度91.5%」など、ユーザーからの評価も非常に高いです。

そんなスタディング最大の魅力は、上記でも書いている通り「圧倒的なコスパ」です。最安のミニマムコースであれば61,800円、最も高いフルコースでも89,800円となっています。社労士試験対策講座の相場が100,000~150,000円ですので、半分ほどの料金で受講できるのです。

教材はすべてスマホなどのデバイス機器で閲覧できますので、移動や休憩などのスキマ時間でも気軽に復習・予習ができます。問題集なども分かりやすく動画講義の内容もハイクオリティで、動画講義満足度が高いことからもそれが分かります。

サポート面では、AIを活用したものが優秀です。学習スケジュールの管理もしてくれますし、問題演習の解答から「何が苦手なのか」を分析してくれます。効率良く合格を目指せるように、さまざまなサポートをスマホ1台で受けられるのは便利ですよね。

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クレアール

料金目安 2025年合格目標 一発ストレート合格先行学習コース:237,000円
2025・26年合格目標 一発ストレート合格先行学習セーフティコース:287,000円
2025年目標中級パーフェクトコース:164,000円
2025年合格目標上級パーフェクトコース:158,000円
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・質問サポート(回数無制限)
・ライブ質問会
・セーフティコースなど
合格実績 非公表
特典・キャンペーン ・期間限定キャンペーン
・合格お祝い金制度
・各種割引制度
特徴

  • 60年以上の指導歴を誇る信頼性のある大手通信講座
  • 試験に出る範囲のみを勉強する「非常識合格法」が強み
  • セーフティコースを選べば不合格時でも安心
  • 質問制度は回数無制限なので疑問解決能力は高い
  • 受講料は少し高めなのでキャンペーンなどを利用する

クレアールは、60年以上の指導歴を誇る通信講座です。数多くの試験対策講座を提供しており、社労士試験対策講座も高い評価を得ています。「講義内容が分かりやすく、スマホでも進められるから効率も良い!」という口コミも多かったですね。

クレアールが提供しているのは、試験に出る内容のみを勉強する「非常識合格法」です。インプットした知識は、答練などを介してしっかりとアウトプットしていきます。総合的な知識量だけだと他の通信講座には及ばないかもしれませんが、合格への効率化はクレアールの方が上と言えるでしょう。

コースは複数ありますが、おすすめは各講座の「セーフティコース」です。セーフティコースに入会すれば、仮にその年の試験に合格できなかった場合、次年度の受講料が無料になります。その分だけ初年度の受講料は高くなりますが、「今年合格しないと…」というプレッシャーは少なくなりますよ。

受講料は初学者向けと経験者向けで大きな差があり、経験者向けであれば150,000円前後、初学者向けであれば200,000円以上です。期間限定キャンペーンや合格特典を活用することですることでコスパも良くなりますので、入会前に必ず内容を確認しておきましょう。

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LEC

料金目安 2025年合格目標 社労士合格コース:159,000円~
2025年 年金キーパー+中上級コース:152,400円~
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・学習スタイルオールフリー
・一般常識メルマガ配信
・教えてチューター
・テレホンチューター
・直接質問サポートなど
合格実績 非公表
特典・キャンペーン ・オンラインショップ限定割引キャンペーン
・無料体験キャンペーン
・各種割引制度
・受講料返還制度
特徴

  • 自分のレベルに合わせてコースを選択しやすい
  • 受講料は相場付近だが、キャンペーンを積極的に行っている
  • 2025年度版から刷新されたオリジナルテキスト
  • 他の通信講座と比較して質問制度に力を入れている

コースが豊富に用意されているため、自分のレベルや目的に合ったものを選びやすいです。初学者におすすめなのが「社労士合格コース」で159,000円~、経験者におすすめなのが「年金キーパー+中上級コース」で152,400円~となっています。料金自体は相場くらいです。

テキスト教材も一新されており、2025年目標版からは「デジタル教材+カラー印刷」となっています。そのため、「読みやすさ・見やすさ・分かりやすさ」が向上しているのです。そこに経験豊富な講師が講義を行いますので、効率的に知識をインプットすることができるでしょう。

サポート面の充実度もLECならではの強みです。通学・WEB・映像などの学習スタイルを変更できる「学習スタイルオールフリー」や、さまざまな方法で質問できる「教えてチューター」「テレホンチューター」
「直接質問サポート」があるため疑問はすぐに解決するでしょう。

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ユーキャン

料金目安 79,000円
受講期間の目安 7ヵ月~
サポート体制 ・質問サポート(1日3回)
・添削サポート(11回)など
合格実績 過去10年間での合格者数:1,944名
特典・キャンペーン ・WEB限定キャンペーン
・各種割引制度
・教育訓練給付金制度
特徴

  • 過去10年間に1,944名もの合格者を輩出した人気通信講座
  • 受講料は79,000円で安く、コースが1つなので迷わない
  • 初学者向けでテキストメインの学習カリキュラム
  • 全11回行われる添削指導がユーキャンの魅力

ユーキャンは、過去10年間で1,944名もの合格者を輩出した実績を持つ通信講座です。積極的にCMやWEB広告を出しているため名前を聞いたことがある人も多いと思います。その知名度の高さと、これまでの運営歴から高い信頼性があると言えるでしょう。

そんなユーキャンの強みは、他の通信講座よりもコスパに優れた受講料です。一括79,000円となっていますので、100,000円を超えるのが普通の社労士試験対策講座の中でも安いのが分かると思います。そこにWEB限定キャンペーンや教育訓練給付金制度などがあるため、さらにコスパが良くなるのです。

講義自体は比較的「初学者向け」となっており、テキストを使ったカリキュラムがメインです。テキストとの相性問題はありますが、フルカラーテキストで「覚えるべきポイント」は色分けされているため理解しやすくなっています。もちろん、スマホなどのデバイスでも閲覧可能です。

1日に3回までの質問サポートと、全11回の添削サポートがあります。とくに添削サポートはユーキャンの強みの一つであり、苦手な部分をどう解決していくかをしっかりとアドバイスしてくれます。試験までのスケジュール管理も完璧ですので、安いからといって不安はありませんよ。

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資格の大原

料金目安 2025年 社労士合格コースWeb通信:195,000円
2025年 社労士経験者合格コースWeb通信:175,000円
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・質問対応
・添削指導
・自習室利用サポートなど
合格実績 2023年度合格者:547名
特典・キャンペーン ・資格フェスキャンペーン
・早割キャンペーン
・教育訓練給付金制度
・各種割引制度
特徴

  • 2023年度には547名の合格者を輩出した実績
  • 初学者向けの「2025年受験対策社労士合格コース」がおすすめ
  • 期間限定キャンペーンを積極的に実施している
  • 出題傾向を分析したオリジナルテキスト
  • 近くに教室があれば無料で自習室を利用できる

資格の大原は、2023年度の社労士試験合格者が547名という実績を誇る通信講座です。資格試験対策を取り扱っている予備校の中でも圧倒的な知名度があり、その知名度と高い合格実績だけで入会を決めたという人も口コミで発見しました。

コースは複数ありますが、おすすめは「2025年受験対策社労士合格コース」です。195,000円と他の通信講座と比較して少しだけ高いですが、初学者からでも合格を狙えるコースになっています。経験者コースであれば175,000円と少し安くなりますし、割引制度やキャンペーンを活用すればコスパも良くなるでしょう。

大原が使用している教材はオリジナルのものとなっており、毎年の出題傾向を分析したうえで作成されています。実際に講義を行う講師自らが作成していることもあり、講義動画との親和性は抜群です。その他にも問題集や模擬試験なども準備していますので、効率良く学習を進めていけます。

サポート体制としては、メールによる質問制度や添削指導が用意されています。他の通信講座には珍しいサポートとして、自習室利用サポートがあります。近くに教室があれば集中した状態で勉強できますし、質問も講師に直接できるためすぐに解決させることも可能です。

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資格の学校TAC

料金目安 総合本科生:187,000円~
上級本科生:126,500円~
社会保険労務士実務講座トータルコース:121,000円
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・質問制度(電話・メール)
・Webフォロー
・問題ダウンロードサービス
・講師動画レターなど
合格実績 2023年度合格率:42.5%
特典・キャンペーン ・早割キャンペーン
・U30割引キャンペーン
・各種割引制度
特徴

  • 2023年度の合格率が42.5%と業界トップクラス
  • 多くの合格者を輩出してきたベテラン講師が全国に在籍している
  • 初学者向け、経験者向け、実務講座などコースが豊富
  • Webフォローが充実している

資格の学校TACは、2023年度に全国平均6.6倍の42.5%という高い合格率を達成した通信講座です。合格率単体だけで見るなら業界トップクラスで、コストをかけてでも一発合格を狙いたい人におすすめと言えます。実際、口コミや合格者の声を調べてみると、一発合格した受講生も多かったです。

コースは知識量によって複数に分けられており、初学者なら「総合本科生」、経験者は「上級本科生」がおすすめです。他の通信講座では珍しい「社会保険労務士実務講座」も開講していますので、社労士としてのさまざまな知識を身に着けることができます。ただ、受講料は全体的に高い印象です。

大手資格予備校ということもあり、全国に45名以上のベテラン講師が在籍しています。動画を通じてハイクオリティな生講義を受けられるのが強みで、初学者でもしっかりと付いていくことが可能です。近くに校舎がある場合、自習室を無料で使うこともできますよ。

電話やメールを使っての質問サポートはもちろんのこと、Webを使ったフォロー制度が充実しています。とくに「講師レター」では、講師から親身なアドバイスを受取ることができるのです。社労士試験という難関資格を長年教えてきたからこそ、受講生が悩んでいることや不安に感じていることを理解してくれています。

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大栄

料金目安 252,219円
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・オンライン質問サポート
・キャリアナビゲーターによる学習サポート
・就業サポート
合格実績 非公表
特典・キャンペーン ・WEB割引クーポン
特徴

  • 毎年学ぶべきポイントを分析するベテラン講師陣
  • 初学者でも理解しやすいオリジナルテキストを作成
  • 受講料は高いが講義内容、サポート共に高品質
  • 大栄独自のモチベーションタイプ診断

大栄の社労士試験対策講座は、一発合格者を多く輩出しているなど実績も確かな通信講座です。信頼のある講師陣が集まっており、毎年学ぶべきポイントを新しくテキストや講義に還元しています。受講料は他の通信講座と比較して高めですが、それだけ高品質なサービスを受けられます。

大栄が使用しているオリジナルテキストは、条文をできるだけ分かりやすくするために平易な表現に書き換えています。そのため、これまでまったく法律関連の勉強をしたことのない初学者でも安心して知識を身に着けられる環境です。合格のノウハウも同時に身に着きますよ。

オンライン質問サポートや、キャリアナビゲーターによる学習サポートなどフォロー制度も揃っています。勉強のモチベーションを落とさないように、「モチベーションタイプ診断」を行ってくれるのも大栄ならではの強みです。自分がどのようにしてモチベーションを保つべきなのか知れますよ。

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社労士の通信講座おすすめ10社比較

※この表はスクロールできます。
通信講座名 受講料 受講期間 サポート体制 合格率・実績 特典・キャンペーン 教育訓練給付制度
アガルート 入門総合カリキュラム(フル):173,800円
中上級総合講義:162,800円
12ヶ月~ ・オンライン質問サービス
・月1回のホームルーム制度
・定期カウンセリング制度
令和5年度合格率:28.57% ・各種割引制度
・クーポンプレゼント
・合格特典あり
なし
フォーサイト バリューセット1(基礎+過去問):78,800円
バリューセット2(基礎+過去問+直前対策):110,800円
12ヶ月~ ・質問サポート
・不合格時の全額返金制度あり
2023年度合格率:26.4% ・教育訓練給付金制度
・各種割引制度
・合格特典あり
あり
キャリカレ 88,800円 6ヶ月~ ・無料質問サポート(回数無制限)
・添削指導サポート
・不合格時の全額返金制度
全国平均2.2倍の合格率 ・年内・一発合格応援キャンペーン
・合格特典あり
なし
スタディング ミニマムコース:61,800円
レギュラーコース:74,800円
フルコース:89,800円
12ヶ月~ ・AI学習サポートシステム
・質問サポート
・勉強仲間機能
令和5年度合格率:28.80% ・リリースキャンペーン
・サマークーポン
・各種割引制度
・合格お祝い金制度
なし
クレアール 2025年一発ストレート合格先行学習コース:237,000円
2025年中級パーフェクトコース:164,000円
2025年上級パーフェクトコース:158,000円
12ヶ月~ ・質問サポート(回数無制限)
・ライブ質問会
・セーフティコース
非公表 ・期間限定キャンペーン
・合格お祝い金制度
・各種割引制度
なし
LEC 2025年 社労士合格コース:159,000円~
2025年 年金キーパー+中上級コース:152,400円~
12ヶ月~ ・学習スタイルオールフリー
・教えてチューター
・テレホンチューター
・直接質問サポート
非公表 ・オンラインショップ限定割引キャンペーン
・無料体験キャンペーン
・各種割引制度
なし
ユーキャン 79,000円 7ヶ月~ ・質問サポート(1日3回)
・添削サポート(11回)
過去10年間での合格者数:1,944名 ・WEB限定キャンペーン
・各種割引制度
・教育訓練給付金制度
あり
資格の大原 2025年 社労士合格コースWeb通信:195,000円 12ヶ月~ ・質問対応
・添削指導
・自習室利用サポート
2023年度合格者:547名 ・資格フェスキャンペーン
・早割キャンペーン
・教育訓練給付金制度
・各種割引制度
あり
資格の学校TAC 総合本科生:187,000円~
上級本科生:126,500円~
社会保険労務士実務講座トータルコース:121,000円
12ヶ月~ ・質問制度(電話・メール)
・Webフォロー
・講師動画レター
2023年度合格率:42.5% ・早割キャンペーン
・U30割引キャンペーン
・各種割引制度
なし
大栄 252,219円 12ヶ月~ ・オンライン質問サポート
・キャリアナビゲーターによる学習サポート
・就業サポート
非公表 ・WEB割引クーポン なし
※料金は2024年9月時点

社労士の通信講座を選ぶときのポイント

ここからは、上記のランキングを参考にしつつ通信講座を選ぶ際のポイントについて解説していきます。

①:受講料を比較して選ぶ

社労士試験対策講座は、他の資格講座と比較して高額になりやすいです。そのため、まずは自分の予算をしっかりと計算してみましょう。分割であれば余裕があっても、一括の場合だと支払った瞬間から生活が厳しくなる可能性も考えられます。

ある程度の予算が決まったら、その予算内に収まっている通信講座をピックアップしてみましょう。ただし、各種割引制度やキャンペーンを活用することで予算内に収まるケースもありますので、適用できるものがあれば適用した状態で検討するべきです。

ここで注意点ですが、「安いからダメな通信講座」というわけではありません。もちろん高ければ高いほど高品質なサービスに期待できますが、安くても高い合格実績を誇る通信講座はあります。予算に収まっている、かつ自分に合った通信講座を選ぶようにしましょう。

②:目標とする合格時期に合わせて講座を選ぶ

社労士試験を受験するためには、受験資格を得る必要があります。そのため、まずは「自分が受験資格を取得できるのがいつなのか」を確認し、それに合わせて合格時期を設定してみましょう。2025年に取得できるなら2025年合格目標講座を提供している通信講座で問題ありません。

ただし、社労士試験の難易度は非常に高いです。目標としている年度では合格できない可能性も十分に考えられます。そのため、「学習延長サポート」や「不合格時のサポート体制(全額返金制度・次年度受講料免除など)」を提供している通信講座も検討してみると良いでしょう。

③:質問などサポート体制の充実度

詳しい合格率などは後述しますが、社労士試験の合格率は非常に低いです。試験範囲も広く、求められる知識量も膨大です。何年かけても合格できない人もおり、初学者にしろ学習経験者にしろ勉強のモチベーションを維持するのは簡単なことではありません。それを解決するために、サポート制度が充実している通信講座を検討してみましょう。

  • 質問サポート
  • 添削サポート
  • カウンセリングサポート

質問サポートは、質問できる回数と方法について確認してみましょう。便利なのは電話ですが、メールでも返信が早い通信講座はおすすめです。中には掲示板などに質問を載せ、受講者同士で回答し合うような通信講座もありますよ。

社労士試験は出題範囲が広く、合格基準点の観点から苦手科目を作らず満遍なく点数を取る必要があります。そのため、課題や答練を通して添削・アドバイスをしてくれるサポートも重要です。モチベーションを維持するために、カウンセリングサポートもあると嬉しいです。

④:合格返金や教育訓練給付制度など返金保証があると安心

社労士試験講座は高額です。そのため、合格後にお祝い金や受講料が返金される「合格特典」が用意されていたり、受講料の一部が返還される「教育訓練給付金制度」が用意されている通信講座がおすすめです。安心感もありますし、合格するモチベーションを上げることもできます。

社労士になるまでの流れ

社労士になるためには、クリアしないといけない条件が複数あります。「試験に合格したから社労士として働けるぞ!」と勘違いしないように、流れをしっかりと理解しておきましょう。

①:受験資格を得る

まずは、受験資格を取得する必要があります。社労士試験の受験資格を取得するためには、以下の3つの方法があります。

◆学歴
大学・短大・専門職大学・専門職短大・高等専門学校(5年制)のいずれかを卒業すれば受験資格を取得できます。ただし、大学の場合は62単位以上を修得している必要があるなど、それぞれ細かく条件が設定されています。申し込み時に学歴を証明する書類が必要ですので、事前に用意しておきましょう。

もし大学在学中だったとしても、必要な単位を修得していれば受験することは可能です。高卒の場合は、他の方法で受験資格を取得しなくてはいけません。

◆実務経験
以下の実務経験を経ることで、受験資格を取得できます。

公務員:3年以上の従事
弁護士・社会保険労務士の補助業務:3年以上の従事
個人として労働社会保険諸法令に関する事務(事業含む):3年以上の従事

その他にも社会保険諸法令や行政事務などに通算3年以上従事していた場合も受験資格を取得できますが、実際はそれぞれ受験資格の内容が異なります。もし条件を満たしているか判断できない場合は、全国の社会保険労務士連合会にて確認してみましょう。

◆試験に合格する
厚生労働大臣が認めている「国家試験に合格する」ことで受験資格を取得できます。

  • 行政書士試験に合格
  • 司法試験予備試験に合格

など…

その他、以下の資格を取得している人も受験資格があります。

  • 弁護士(司法試験予備試験)
  • 不動産鑑定士(旧不動産鑑定士試験第1次・第2次試験を含む)
  • 公認会計士(旧公認会計士試験第1次・第2次試験を含む)

など…

他にも認められている国家資格はありますので、気になる人は「厚生労働大臣が認めた国家試験」から確認してみましょう。

②:社労士試験に合格する

上記の受験資格が取得できたら、毎年8月に開催されている社労士試験を受験します。そこで合格できれば、晴れて社労士として働ける条件の一つを満たすことになります。詳しい試験概要や合格率に関しては、後ほど詳しく解説していきますね。

③:社会保険労務士名簿への登録

社労士試験に合格したとしても、すぐに社労士として働くことはできません。実は、社労士として登録しないといけないのです。つまり、試験合格は「社労士として登録するための条件」のようなものとなっています。もし登録せずに社労士の独占業務に従事した場合、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金という思い罪に問われる可能性があるのです。

【社労士登録申請する流れ】
社労士登録するためには、試験合格後に以下の要件を満たす必要があります。

◆労働社会保険諸法令に関する実務経験2年以上

  • 健康保険、雇用保険、厚生年金保険などの被保険者資格取得届や喪失届に関する事務
  • 労働保険の概算・確定保険料の申告・納付に関する事務
  • 就業規則(変更)届に関する事務
  • 時間外労働や休日労働に関する協定届の作成

など…

その他にも該当するものはありますので、自分で判断できない場合は「都道府県社会保険労務士会もしくは全国社会保険労務士連合会」に確認してみましょう。

◆事務指定講習の履修
実務経験がない、積むことができない場合は事務指定講習を履修しましょう。

【講習内容】
通信指導課程(4ヶ月)+面接指導課程(4日間)

試験勉強で学んだ内容と、実際に働く際に必要な知識はまったく異なります。その差異をできるだけ無くすための講習であり、社労士業務における基本スキルを学ぶことができるのです。4ヶ月以上の時間が必要ですので、しっかりとスケジュール管理しておきましょう。

登録料について(※東京都の場合)

項目 開業登録 勤務等登録
事務指定講習費用※ 77,000円 77,000円
連合会加入 登録手数料 30,000円 30,000円
登録免許税 30,000円 30,000円
社労士会加入 入会金 50,000円 30,000円
年会費 96,000円 42,000円
合計 283,000円 209,000円
※実務経験が2年あって事務指定講習を受講しない場合は不要

社労士登録には費用が発生します。表では東京都での登録費用を記載していますが、実際は各都道府県によって異なります。開業登録なのか、それとも勤務等登録なのかでも異なりますよ。

社労士の試験概要と合格率・難易度

ここからは、社労士試験の概要と合格率を解説していきます。

社労士試験の日程と試験内容

まずは、社労士試験の概要について簡単にまとめてみました。

試験の公示日 例年4月中旬
申し込み日 例年4月中旬~5月末
※インターネット申し込み、郵送申し込みによって異なる
受験資格 あり(詳しくは前項目を参考)
試験日 例年8月の第4日曜日
合格発表日 例年10月上旬
試験内容 ・択一式試験
・選択式試験
受験費用 15,000円
受験地 北海道/宮城県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/石川県/静岡県/愛知県
京都府/大阪府/兵庫県/岡山県/広島県/香川県/福岡県/熊本県/沖縄県

例年通りのスケジュールで進んだ場合、2025年度の試験日は「2025年8月24日」となっています。試験内容は択一式試験と選択式試験の2つで、どちらにも合格基準点が設定されています(※詳しくは後述)。受験地は選ぶことができますが、試験会場は選ぶことができません。

試験科目について

社労士試験は、「労働関係科目」と「社会保険関係科目」で分かれており、どちらも択一式と選択式となっています。

労働関係科目 社会保険関係科目
・労働基準法
・労働安全衛生法
・労働者災害補償保険法
・労働保険徴収法
・雇用保険法
・労務管理に関する一般常識
・健康保険法
・国民年金法
・厚生年金保険法
・社会保険に関する一般常識

社会保険関連科目の内容は、社会人であれば何となくイメージできるものだと思います。では、それぞれの簡単な内容と対策を見てみましょう。

【労働関係科目】
①:労働基準法
労働者が安心かつ安全に働けるように定められた法律です。近年、良く耳にする言葉でもありますよね。社労士試験の基盤とも言える科目であり、実務においても頻繁に使うことになる科目です。「条文」「通達」「判例」がバランスよく出題されるため、反復学習でしっかりと理解することが合格への近道です。

②:労働安全衛生法
労働者を労働災害(労災)から守るために、「健康管理」や「安全衛生管理体制」について規定されている法律のことです。労働災害が起こった後ではなく、起こる前に防ぐことを規定した法律なので混同しないようにしましょう。安全衛生管理体制の出題頻度が高く、基本的には暗記するものが多いです。

③:労働者災害補償保険法
労働者が通勤中や業務に従事している際にケガを負ったり、病気になってしまった場合の国の補償に関する法律です。「通勤災害」「業務災害」「保険給付」などから出題され、保険者と被保険者の関係について理解しておく必要があります。基礎知識に加えて、事例・判例問題を繰り返し解くのがおすすめです。

④:労働保険徴収法
労災保険・雇用保険で発生する保険料の徴収方法や手続きの流れを定めた法律です。「雇用保険法」と「労働者災害補償保険法」の基礎を理解したうえで勉強すると効率が良いです。徴収という分野のため計算問題なども出てきますが、しっかりと勉強すれば高得点を狙いやすい科目ともされています。

⑤:雇用保険法
労働者の雇用の安定、失業した際の生活の保障(給付)、失業の予防に関する法律です。保険給付に関する計算方法を理解し、単語だけでなく多くの数字も覚える必要があります。間違うことの多い複雑な法律ですので、いかに減点を抑えるかが重要です。

⑥:労務管理に関する一般常識
上記以外の労務管理に関する法律が出題されます。一般常識とはいえ範囲は広く、出題傾向を予測するのが最も難しい科目です。ただ、出題されるのはあくまで「労務管理に関する一般常識」であり、社会における一般常識ではありません。基礎知識をしっかりと固めれば高得点を狙えるでしょう。

【社会保険関係科目】
①:健康保険法
保険料を支払うことで、医療費の自己負担額が軽くなるように定められた法律のことです。病院へ行く際に健康保険証を提出しますので、馴染みのある科目でもあります。主に「標準報酬」「被保険者」「費用負担」「保険給付」「高額医療費」といった範囲が出題されます。基礎さえ固めれば得点しやすい科目です。

②:国民年金法
公務員・会社員・自営業者が加入する年金制度のことです。出題範囲は、「老齢基礎年金」「国民年金基金」「遺族基礎年金」「障害基礎年金」など、年金制度の基礎とも言える科目となっています。法改正が多く複雑な部分も大ため、問題演習を繰り返し解くのがおすすめです。

③:厚生年金保険法
公務員・会社員の年金給付に関する法律です。上記の健康保険法、国民年金法を理解していれば点数を稼ぎやすいとされています。ただし、法改正が多かったり、計算があったりなど複雑な部分もあります。

④:社会保険に関する一般常識
上記科目以外の社会保険に関する法律が出題されます。「国民健康保険法」「児童手当法」「介護保険法」「社会保険労務士法」などです。一般常識とは言え、出題範囲は他の科目よりも広くなっています。点数を稼ぎにくい科目とも言われていますので、いかに減点を減らすかが勝負です。

合格基準点について

社労士の合格基準点は、毎年少しずつ異なります。

科目 択一式試験 選択式試験
労働基準法及び労働安全衛生法 10問(10点) 1問(5点)
労働者災害補償保険法 10問(10点) 1問(5点)
雇用保険法 10問(10点) 1問(5点)
健康保険法 10問(10点) 1問(5点)
厚生年金保険法 10問(10点) 1問(5点)
国民年金法 10問(10点) 1問(5点)
労務管理その他の労働に関する一般常識 10問(10点) 1問(5点)
社会保険に関する一般常識 1問(5点)
合計 70問(70点) 8問(40点)

【過去4年の合格基準点データ】

年度 択一式総得点 択一式科目 選択式総得点 選択式科目
令和5年 45点以上 全科目につき4点以上 26点以上 全科目につき3点以上
令和4年 44点以上 全科目につき4点以上 27点以上 全科目につき3点以上
令和3年 45点以上 全科目につき4点以上 24点以上 ①:労働に関する一般常識につき1点以上
②:国民年金法につき2点以上
③:その他3点以上
令和2年 44点以上 全科目につき4点以上 25点以上 ①:労働に関する一般常識につき2点以上
②:社会保険に関する一般常識につき2点以上
③:健康保険法につき2点以上

過去4年間の基準点を確認してみると、択一式試験は49点以上、選択式試験は28点以上を目指せば合格の可能性が非常に高いことが分かります。

ただし、総得点が基準に達していたとしても、各科目の基準点を満たしていないと合格になりません。苦手科目を作らず、コンスタントに点数が取れるように準備しておくと良いでしょう。

社労士試験の合格率・難易度

社労士試験の合格率は、以下のようになっています。

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和5年 42,741人 2720人 6.4%
令和4年 40,633人 2,134人 5.3%
令和3年 37,306人 2,937人 7.9%
令和2年 34,845人 2,237人 6.4%
令和元年 38,428人 2,525人 6.6%
平成30年 38,427人 2,413人 6.3%
平成29年 38,685人 2,613人 6.8%
平成28年 39,972人 1,770人 4.4%
平成27年 40,712人 1,051人 2.6%
平成26年 44,546人 4,156人 9.3%

過去10年間の合格率を見てみると、おおよそ「5~8%」ほどで推移していることが分かります。平成26年度には9.3%と高い合格率を記録しましたが、翌年の平成27年度には2.6%と過去10年で最低を記録しています。これだけ大きく合格率が変動するのは、社労士試験が「相対評価」だからでしょう。

相対評価とは、「合格基準点を満たした上で上位〇%に入ることで合格」という評価方式です。つまり、合格基準点を満たしたからといって確実に合格できるわけではありません。逆に、合格基準点さえ満たしてしまえば合格できるものを絶対評価と言います。

受験者数に関しては、過去10年間で35,000~45,000人となっていますが、40,000人前後で推移していることが分かります。ここ3年の受験者数は増加傾向にあり、それだけ社労士の需要が上がっているということでしょう。

【年代別合格率推移】

年代 令和5年 令和4年 令和3年 令和2年 令和元年
20代以下 11.8% 10.7% 12.8% 12.3% 8.2%
30代 32.6% 30.4% 35.6% 30.1% 33.1%
40代 29.2% 31.7% 28.5% 30.1% 31.5%
50代 18.9% 20.1% 16.9% 18.7% 18.8%
60代以上 7.5% 7.1% 6.2% 8.8% 8.4%

年代別に見てみると、30代と40代が30%ずつ推移していることが分かります。その一方で、20代以下の合格率は10%前後と、50代の合格率にすら負けています。「若い方が記憶力も良く、試験に合格できそうなのに!」と思うかもしれません。では、なぜ20代以下の合格率が低いのでしょうか。

その理由は、「受験資格を得るために20代までは勉強・実務に励まなくてはいけないから」です。20代でしっかりと受験資格の取得や勉強に励み、30代以降で本格的に合格を目指す人が多いから20代までの合格率が低いと予想されています。

60代以上になると合格率はガクッと下がりますが、近年は40代以上の受験者が増加傾向にあります。これは、定年後のセカンドキャリアとして社労士を目指している人が増えているからですね。社労士は年齢が上がるごとに年収も上がりますので、今後も受験者の高齢化が進むかもしれません。

難易度

社労士試験の難易度は、合格率の低さや相対評価な点も考慮して「非常に難しい」という評価です。毎年受験者の10%以下しか合格しませんし、受験資格を得るだけでもハードルがあります。求められる知識も膨大で、他の受験者よりも効率的に点数を取らないと合格できません。

そのため、複数年かけて合格を目指す人もいます。最近では40代以上の受験者も増加傾向ですので、無理して1年以内の合格を目指す必要もありません。自分のペースを崩さず、勉強のモチベーションを維持することが何よりも重要ですよ。

社労士資格取得は独学よりも通信講座がおすすめ

  • 合格実績豊富な講師陣が講義からサポートまで行ってくれる
  • 法改正に対応したテキストで、常に最新情報を学習できる
  • カリキュラムに沿って効率的に学習できる
  • 分からない部分や不安な部分を解決できるサポート制度あり
  • 合格後にはお祝い金や返金制度を利用できることもある

社労士試験は低い合格率が表している通り、完全独学では合格することが難しいです。通信講座では、これまで多くの受講生を合格に導いてきた講師陣の指導や、過去問・法改正を徹底的に分析して作られたオリジナルテキストを使うことができます。

学習カリキュラムもコースごとに作られていますので、初学者・学習経験者問わず効率的に勉強していくことができます。e-ラーニングシステムを使えば、電車や会社などのちょっとしたスキマ時間も活用できるのもおすすめポイントです。

質問サポートや添削サポートなど、分からない部分・不安な部分をすぐに解決できるのも通信講座ならではの強みと言えるでしょう。実際、合格率を公表している通信講座は全国平均の2~4倍の実績がありますので、独学よりも合格しやすいのは間違いないでしょう。