社会人でも働きながら取れるおすすめ資格8選|勉強時間が少ない人向け

2024.11.07 資格に関するコラムPR

社会人でも働きながら取れるおすすめ資格8選|勉強時間が少ない人向け

社会人として働いていく中で、転職やキャリアアップを考えて資格取得を検討している方もいるのではないでしょうか。資格は転職やキャリアアップで大きな武器となります。

この記事では、社会人が資格取得を目指すことのメリットや働きながらでも取得しやすいおすすめ資格を紹介しています。短期間で効率良く合格を目指す方法も解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

働きながら取れる資格の選び方

働きながら資格取得を目指す際は、自身のキャリアやライフスタイルに合った資格を選ぶことが重要です。スケジュール管理や勉強時間の確保が難しい中でも無理なく勉強できる資格や、長期的にキャリアアップに繋がるような資格を選ぶとよいでしょう。

キャリアや転職に役立つ資格を選ぶ

キャリアアップや転職に役立つ資格であるかどうかは重要なポイントです。どんな資格でもいいから資格を持っているだけで転職に有利というわけではありませんし、取得が簡単すぎる資格は評価されないこともあります。

例えば、現在の仕事に関連した専門的な資格を取ることで、スキルアップや昇進の可能性が広がります。転職を視野に入れる人は他の業界でも評価される需要が高くて、即戦力になる資格がおすすめです。

受験資格がない、もしくはすでに満たしている

資格試験の中には、受験資格として学歴や実務経験が求められることがあります。資格選びの際は受験資格のないものを選ぶか、自分がすでに受験資格を満たしている資格を選びましょう。

国家資格は受験資格がある資格が多いですが、公的資格や民間資格は受験資格のない資格も多く存在します。受験資格のない国家資格については「受験資格なし!誰でも受験できるが、難易度が高い国家資格ランキング」で紹介していますので、資格選びの参考にしてみて下さい。

少ない勉強時間でも取得できる資格を選ぶ

働きながら資格を取得する場合、限られた時間の中で効率的に勉強する必要があります。勉強時間の確保が難しい、できるだけ早く資格を取得したい人は、比較的短期間で取得できる資格や、学習範囲が狭い資格を選ぶと良いでしょう。通信講座を利用するのもおすすめです。

教育訓練給付制度が使える資格がおすすめ

教育訓練給付制度

出典:厚生労働省
教育訓練給付制度は、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に受講費用の一部が支給される制度です。社会人の場合は通信講座の利用がおすすめで、例えばユーキャンやフォーサイトでは受講料の20%が給付される対象講座があります。

独学で市販のテキストを購入して費用を最低限に抑えるのもいいですが、通信講座なら教育訓練給付制度が利用できますし、要点を絞った試験に強い教材を使用できるので効率的に勉強を進めることができるでしょう。

働きながら取れる社会人におすすめ資格8選

働きながら取得できる社会人におすすめの資格を紹介します。確保できる勉強時間やいつまでに取得したいかなども考慮して、自分に合った資格を選びましょう。

宅地建物取引士(宅建士)

資格の種類 国家試験
合格率・難易度 合格率:15%~17%
難易度:やや難しい
受験資格 なし
受験料 8,200円
試験実施回数 年1回(例年10月の第3日曜日)
取得のために必要な勉強時間 200~500時間
資格を活かせる職業・就職先 ・不動産業界(不動産管理会社・ハウスメーカーなど)
・金融機関(銀行・保険会社など)

宅地建物取引士は非常に人気の高い国家資格です。主な業務内容は不動産取引における重要事項の説明や契約書の作成・交付、取引の法的手続きのサポートなどが中心です。

不動産事業者には従業員5人に対し、1人以上の割合になるように宅建士を配置することが義務付けられていますので、需要が高く、就職先も多いことからおすすめ資格と言えます。

勉強時間は200~400時間程度なので、働きながらであれば半年程度で資格取得ができるでしょう。少しでも短期間で合格したい人は通信講座の利用がおすすめです。

宅建士試験のおすすめ通信講座については「宅建の通信講座おすすめランキング5選|費用が安くて、一発合格を狙う方向け」で詳しく解説していますので、参考にしてみて下さい。

日商簿記検定2級

資格の種類 公的資格
合格率・難易度 合格率:3級40~50%、2級20%前後、1級10%程度
難易度: 3級易しい、2級難しい、1級とても難しい
受験資格 なし
受験料 3級:3,300円、2級:5,500円、1級:8,800円
※ネット試験は事務手数料550円
試験実施回数 統一試験:2・3級は年3回、1級は年2回
ネット試験:2・3級は随時、1級は非対応
取得のために必要な勉強時間 3級:50~100時間
2級:200~300時間
1級:500~1000時間
資格を活かせる職業・就職先 ・企業の経理部門
・会計・税理士事務所
・コンサルティング会社
・金融関連(銀行など)

事務や経理部門への転職を考えているなら取得しておきたい資格の1つです。簿記とは企業の経済活動を帳簿に細かく記録し、報告書を作成する一連の作業です。お金の動きを記録したり、計算や整理も簿記の役割です。

日商簿記には初級・3級・2級・1級がありますが、就職や転職、キャリアアップに活かしたいなら2級以上がおすすめです。2級なら働きながらの取得も可能なレベルで、3~6ヶ月程度で合格を目指せるでしょう。

モチベーション維持に自信がある人は経理・会計のスペシャリストとして高く評価される1級を取得するのもアリですが、難易度が高いため、9ヶ月~1年程度の勉強期間が必要です。

資格を活かせる就職先は多く、企業の経理部門や会計事務所、税理士事務所などが挙げられます。簿記の試験概要や難易度については「簿記の通信講座おすすめランキング11選!費用比較や3級2級の難易度まとめ」で詳しく解説しています。

ファイナンシャルプランナー

資格の種類 国家資格
合格率・難易度 合格率:3級70~80%、2級学科40~55%・実技55~70%、1級7~18%
難易度: 3級易しい、2級普通、1級やや難しい
受験資格 3級:なし
2級:3級合格、またはAFP認定研修の受講修了者、FP実務経験2年以上
1級:2級合格、実務経験5年以上などの受験資格あり
受験料 3級:8,000円(学科4,000円、実技4,000円)
2級:11,700円(学科5,700円、実技6,000円)
1級:20,000円 ※日本FP協会の場合
試験実施回数 年3回(1月・5月・9月の日曜日)
取得のために必要な勉強時間 3級:80~150時間程度
2級:150~300時間程度
1級:400~600時間程度
資格を活かせる職業・就職先 ・金融業界(銀行)
・保険業界(保険会社)

ファイナンシャルプランナー(FP)とは、税金や保険・年金・住宅ローン、不動産、教育資金などのお金に関わる幅広い分野についてアドバイスやサポートを行う専門家です。FPには3級・2級・1級があり、就職や転職に有利となるのは2級以上です。

3級は基礎的な内容が中心で難易度も低く、比較的取得しやすい資格であるため就職や転職ではあまり重要視されません。

FP2級を取得していると、金融業界や保険業界、不動産への就職に有利となり、活躍の場を広げることができます。3~6ヶ月程度で合格を目指せるので、社会人でも取得しやすい資格です。1級は実務経験などの受験資格をクリアする必要がありますので、2級取得して就職後にキャリアアップのために挑戦するのがよいでしょう。

FP試験について詳しく知りたい方は「FPの通信講座おすすめ8社を徹底比較! FP2級・3級を目指す方向け」で解説しています。

医療事務

資格の種類 民間資格
合格率・難易度 資格によって異なるが、合格率はだいたい60~80%程度
一番難しいもので約35%前後
受験資格 医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士):2級なし、1級は2級合格者
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク):なし
診療報酬請求事務能力認定試験:なし
受験料 医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士):2級7,700円、1級8,700円
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク):7,700円
診療報酬請求事務能力認定試験:9,000円
試験実施回数 資格によって異なる
資格を活かせる職業・就職先 ・医療機関(病院・クリニック)

資格は持っていないけど医療事務として働いている、医療事務の経験がある人におすすめ資格です。医療事務にはさまざまな資格があり、難易度もそれぞれです。難易度が低く、誰でも取得しやすい資格よりも比較的難易度は高い資格のほうが転職時に評価されやすいです。

医療事務の資格の中でおすすめなのが、診療報酬請求事務能力検定試験や医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク)、医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士)です。なかでも診療報酬請求事務能力検定試験は医療事務の中でも最も難しいと言われており、医療機関からの評価が高いのでおすすめ。

その他の資格も、難易度はやや難しめなので、持っていると医療事務としての業務の幅が広がり、転職時に大きなアピールポイントになります。

資格ごとの詳細や難易度は「医療事務のおすすめ通信講座7社を徹底比較!資格ごとの難易度や費用まとめ」で詳しく解説していますので、そちらを参考にしてみて下さい。

第二種電気工事士

資格の種類 国家資格
合格率・難易度 合格率:学科50~60%、技能60%程度
難易度:比較的容易
受験資格 なし
受験料 9,300円
試験実施回数 年2回(上期:4~5月、下期:9~10月)
取得のために必要な勉強時間 200時間程度
資格を活かせる職業・就職先 ・電気工事会社
・鉄道工事会社
・建設会社、工務店など

電気工事士とは、電気設備の工事や取扱の際に必要な国家資格です。第一種と第二種があり、取り扱う電気設備の範囲や仕事内容に差があります。第二種は受験資格がないので、誰でも受験することができます。

就職先は電気工事会社や設備管理会社、鉄道工事会社、建設会社などが一般的です。重い工具や資材を運んだり、屋外作業が中心であることも多いため、体力に自信がある人や現場仕事の経験がある人におすすめです。

試験は筆記試験に加えて実技試験もあるので、この分野が未経験の人は実技試験の勉強に必要な練習工具の提供がある通信講座の利用がおすすめです。おすすめ通信講座については「第二種電気工事士の通信講座おすすめ8社を徹底比較!費用や合格率まとめ」で紹介しています。

マンション管理士・管理業務主任者

資格の種類 国家資格
合格率・難易度 マンション管理士:7~9%程度
管理業務主任者:20~30%
受験資格 マンション管理士:なし
管理業務主任者:なし
受験料 マンション管理士:9,400円
管理業務主任者:8,900円
試験実施回数 マンション管理士:年1回(例年11月)
管理業務主任者:年1回(12月上旬の第1日曜日)
取得のために必要な勉強時間 マンション管理士:500時間程度
管理業務主任者:300時間程度
資格を活かせる職業・就職先 ・マンション管理会社
・不動産会社

マンション管理士はマンションの維持や管理を行うマンション管理の専門家、管理業務主任者はマンションの管理組合と業務委託契約を結ぶときに、重要事項の説明や管理事務報告を行える国家資格です。

難易度としては決して簡単ではありませんが、働きながらでも合格を目指すことは可能です。共通分野も多いため、マンション管理士と管理業務主任者のダブルライセンスを取得される方も多く、業務の幅が広がります。どちらか1つを選ぶなら、独占業務と設置義務のある管理業務主任者がおすすめです。

通信講座ではマンション管理士と管理業務主任者のダブル合格が狙える講座もあります。「マンション管理士のおすすめ通信講座ランキング|人気6社の費用・合格実績を徹底比較」もぜひ参考にしてみて下さい。

危険物取扱者

資格の種類 国家資格
合格率・難易度 合格率:乙種60~70%、 丙種50%前後
難易度:易しい
受験資格 なし
受験料 乙種:5,300円
丙種:4,200円
試験実施回数 年2回以上 ※都道府県による
取得のために必要な勉強時間 乙種:40~60時間
丙種:20~30時間
資格を活かせる職業・就職先 ・ガソリンスタンド
・ドライバー
・化学工場
・製薬会社

危険物取扱者は、消防法で定められた危険物を取り扱う際に必要な国家資格です。ガソリンや酸化剤、引火性物質などの危険物を取り扱う場合は、必ず危険物取扱者の資格が必要となります。危険物取扱者試験には甲種・乙種・丙種の3種類があり、乙種と丙種は受験資格がなく、誰でも取得することができます。

乙種には危険物の種類によって第1類~第6類まであり、丙種は第4類の危険物のうち一部の危険物のみ取り扱いができます。乙種も丙種も1ヶ月~2ヶ月程度で合格を目指せる難易度低めの資格なので、働きながらでも取得しやすいでしょう。

就職先としては、ガソリンスタンドの従業員や危険物の製造を行う化学工場などがあります。危険物の種類によって求められる資格の種類は異なるため、必要とされる資格の種類を確認しておく必要があります。

社会保険労務士

資格の種類 国家資格
合格率・難易度 合格率:6~7%程度
難易度:とても難しい
受験資格 あり
受験料 15,000円
試験実施回数 年1回(8月の第4日曜)
取得のために必要な勉強時間 800~1000時間
資格を活かせる職業・就職先 ・社会保険労務士事務所、社会保険労務士法人
・会計事務所、税理士法人
・弁護士事務所、弁護士法人
・一般企業

社労士とは労働や社会保険に関する法律と人事・労務管理の専門家です。社労士試験には受験資格がありますが、幅広い学歴が認められているため比較的クリアしやすく、基本的に短大や大卒、高等専門学校卒の学歴があれば受験資格クリアです。

社労士は独占業務であるため、転職や就職に非常に有利な資格です。ただし、働きながらの資格取得は簡単ではなく、1年程度の勉強時間が必要となります。

これまで紹介した資格と比較すると難易度はかなり上がりますが、定年まで安定して働くことができますし、社労士事務所や企業の法務部や人事部、税理士事務所などで経験を積んだのち、独立開業を目指すことも可能です。

勉強時間が少ない社会人には通信講座の利用がおすすめです。社労士のおすすめ通信講座については「社労士の通信講座おすすめランキング|人気10社の費用・合格実績を徹底比較」を参考にしてみて下さい。

社会人が働きながら資格取得するメリット・デメリット

メリット デメリット
・キャリアアップ、昇給に繋がる可能性がある
・転職に役立つ
・収入が途絶えない
・資格手当が支給されることもある
・勉強時間の確保が難しい
・モチベーション維持が難しい

社会人で資格取得を考えている人の大半が、キャリアアップや転職を視野に入れてだと思います。働きながら資格取得をすることの難点は勉強時間の確保とモチベーションの維持です。

仕事をしながら勉強時間を確保するのは簡単なことではありませんし、モチベーション維持も難しいです。いつまでに資格を取得したいかを明確にして、無理のない学習スケジュールを立てましょう。

しかし、働きながら資格を取得することはメリットも大きいです。まず、キャリアアップや昇給に繋がる可能性があり、資格があれば資格手当を支給している企業もあります。そしてもう1つ、働きながらであれば収入が途絶えないので経済的な不安を抱えなくて済みます。

社会人で働きながら資格取得するのはメリットの方が大きいので、ぜひトライしてみて下さいね。

働きながらの資格取得は通信講座がおすすめ

働きながら資格を取得するには勉強時間を確保しなくてはいけません。まとまった学習時間を確保するのは難しく、通勤時間や休憩時間、帰宅後から就寝までなど限られた時間を有効活用しなくてはいけません。

そこで社会人におすすめしたいのが通信講座の利用です。独学よりも費用はかかりますが、要点を抑えたわかりやすいテキストや講義動画、スマホ学習アプリなどを利用できるので、市販のテキストを購入して独学で勉強するよりも遥かに効率が良いです。

スマホ学習ならスキマ時間も有効活用できますし、通勤や移動時間に講義動画を聞いておくだけでも学習効果はあります。時間の確保が難しい社会人ほど通信講座がおすすめなのです。

通信講座には教育訓練給付制度対象の講座があります。教育訓練給付制度とは、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に受講料の一部が支給される制度です。最大で20%が支給されるので上手く活用すればコストを抑えることができますよ。

通信講座での資格取得ならアガルートがおすすめ

アガルート通信講座

出典:アガルート
取得できる資格と受講料 ・行政書士:151,200円~
・宅地建物取引士(宅建士):44,820円~
・マンション管理士:53,820円~
・土地家屋調査士:148,000円~
・電験三種:130,680円~
・中小企業診断士:98,000円~
・ITパスポート:7,678円
サポート体制 ・質問制度
・学習導入オリエンテーション
・毎月1回のホームルーム
キャンペーン・割引 合格特典(合格お祝い金or全額返金)
アガルートのおすすめポイント
  • 難関資格から難易度の低い資格まで幅広い資格を取り扱っている
  • 全国平均よりも高い合格率と合格実績
  • 合格すれば受講料を全額返金してもらえる

アガルートは国家資格の講座が多く、高い実績と合格率を誇る通信講座です。プロの講師陣の講義がとにかくわかりやすいので、初学者でも安心して受講できます。講義動画とテキストを併用した学習とスキマ時間を有効活用したスマホ学習で効率よく学習が進められます。

アガルートが社会人におすすめの理由は、充実したサポート体制と合格特典があるからです。勉強時間の確保が難しい社会人にとって質問制度はとてもありがたいサポートで、解決に余計な時間を使わず効率的に学習を進めることができます。

また、アガルートでは対象講座を受講し、試験に合格すると合格特典として受講料を全額返金してもらえます。受講料が返ってくると考えたらモチベーションも上がりますよね。短期間で効率良く資格取得を目指すならアガルートがおすすめです。

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