稼げる資格を教えて!今後くいっぱぐれない女性におすすめの資格11選

2024.10.24 資格に関するコラムPR

稼げる資格を教えて!今後くいっぱぐれない女性におすすめの資格11選

どうせ資格を取るなら、一生くいっぱぐれない安定した仕事につける資格を取りたいですよね。特に女性は結婚や出産、子育てを機に一度職を離れることも多いため、資格を取得しておけば再就職の際も安心です。

この記事では、女性におすすめの今後長く働ける再就職に強い資格を紹介しています。ぜひ参考にしてみて下さい。

女性におすすめの長く働けて稼げる資格11選

女性が長く働くために取っておくべきおすすめ資格を紹介します。なかには受験資格がある資格もありますので、受験資格を満たしているのか必ず確認してください。

医療事務

資格の種類 民間資格
合格率・難易度 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク):約75%
医療事務認定実務者:60~80%
診療報酬請求事務能力認定試験:約30%
受験資格 なし
受験料 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク):7,700円
医療事務認定実務者:5,000円
診療報酬請求事務能力認定試験:9,000円
試験実施回数 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク):医科毎月1回、歯科年6回
医療事務認定実務者:年3回
診療報酬請求事務能力認定試験:年2回
取得のために必要な勉強時間 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク):約200時間
医療事務認定実務者:約200時間
診療報酬請求事務能力認定試験:350~600時間
平均年収 250万~350万円程度
資格を活かせる職業・就職先 ・医療機関(病院・クリニック)

医療事務は、病院やクリニックなどの医療機関で、受付や会計、医療費の計算、レセプト作成などを行います。資格がなくても医療事務として働くことはできますが、資格を持っていた方が就職や転職で有利とされ、仕事の信頼度も上がります。

医療事務にはさまざまな資格の種類があります。医療事務の基礎を身につけたいなら「医療事務認定実務者」の取得がおすすめです。レセプト作成に関する知識だけでなく、接遇やマナーなどが医療事務の基礎が身につきます。

業務の幅を広げたいなら「医療事務技能審査試験」を取得すれば、病棟クラークとしてナースステーションで業務を行うなど一般的な医療事務よりもできる仕事が多いです。そして、医療事務の最高峰と言われているのが「診療報酬請求事務能力認定試験」です。高いスキルが証明されますので、資格手当を支給している企業もあります。

医療事務に関する資格の種類や難易度については、「医療事務のおすすめ通信講座7社を徹底比較!資格ごとの難易度・費用まとめ」で詳しく解説していますので、参考にしてください。

ファイナンシャルプランナー

資格の種類 国家資格
合格率・難易度 合格率:3級70~80%、2級学科40~55%・実技55~70%、1級7~18%
難易度: 3級易しい、2級普通、1級やや難しい
受験資格 3級:なし
2級:3級合格
1級:2級合格や5年以上の実務経験など
受験料 3級:8,000円(学科4,000円、実技4,000円)
2級:11,700円(学科5,700円、実技6,000円)
1級:20,000円 ※日本FP協会の場合
試験実施回数 年3回(1月・5月・9月の日曜日)
取得のために必要な勉強時間 3級:80~150時間程度
2級:150~300時間程度
1級:400~600時間程度
平均年収 600万~950万
資格を活かせる職業・就職先 ・金融業界(銀行)
・保険業界(保険会社)

ファイナンシャルプランナー(FP)とは、税金や保険・年金・住宅ローン、不動産、教育資金などのお金に関わる幅広い分野についてアドバイスやサポートを行う専門家です。

FPには3級~1級までありますが、将来的に長く安定した収入を得たいなら2級以上の取得がおすすめです。FP2級を取得していると、金融業界や保険業界、不動産への就職に有利となり、活躍の場を広げることができます。

比較的取得しやすい国家資格で、一度取得すると更新の必要がなく、一生使える資格なのもおすすめポイントです。お金の知識が身につくので、仕事だけでなくプライベートでも役立ちます。FP試験について詳しく知りたい方は「FPの通信講座おすすめ8社を徹底比較! FP2級・3級を目指す方向け」で解説しています。

宅建士

資格の種類 国家資格
合格率・難易度 合格率:15%~17%
難易度:やや難しい
受験資格 なし
受験料 8,200円
試験実施回数 年1回(例年10月の第3日曜日)
取得のために必要な勉強時間 200~500時間
平均年収 約423万円

※厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査
資格を活かせる職業・就職先 ・不動産業界(不動産会社・ハウスメーカーなど)
・金融業界(銀行など)
・建築業界(建設会社など)

宅地建物取引士(宅建士)は不動産取引における重要事項の説明や契約書の作成・交付、取引の法的手続きのサポートを行う国家資格です。受験資格がないので誰でも受験することができます。不動産業界は将来性がありますし、設置義務や独占業務があるので宅建士の需要は高いです。

合格率15~17%と決して簡単な資格ではありませんが、持っているだけで就職や転職に有利になりますし、出産や子育てなどで一度職を離れても再就職しやすいです。キャリアアップや開業・独立を視野に入れている女性にもおすすめ資格です。

宅建士試験の詳細や難易度については「宅建の通信講座おすすめランキング5選|費用が安くて、一発合格を狙う方向け」で詳しく解説しています。

行政書士

資格の種類 国家資格
合格率・難易度 合格率:11~15%
難易度:難しい
受験資格 なし
受験料 10,400円
試験実施回数 年1回(11月の第2日曜日)
取得のために必要な勉強時間 800~1,000時間
平均年収 550~600万円
資格を活かせる職業・就職先 ・法務事務所
・弁護士事務所
・一般企業

行政書士は官公署に提出する書類の作成や提出手続きの代行、相談業務を行うなど法律の専門家です。年齢や学歴など特別な受験資格はなく、誰でも受験を受けることができます。難関資格なので取得までに数年かかることもありますが、将来的に安定して稼げる仕事であるため、取得して損はありません。

就職先としては一般企業の法務部や総務部や法務事務所、弁護士事務所などがあります。また、将来的には独立や開業も目指せます。独学合格は無理ではありませんが、勉強時間が長く、モチベーション維持も難しいので、短期間で効率よく取得したいなら通信講座がおすすめです。

行政書士のおすすめ通信講座については「行政書士の通信講座おすすめランキング!10社の費用・合格実績も徹底比較」で紹介しています。

社会保険労務士(社労士)

資格の種類 国家資格
合格率・難易度 合格率:6~7%程度
難易度:とても難しい
受験資格 あり
受験料 15,000円
試験実施回数 年1回(8月の第4日曜)
取得のために必要な勉強時間 800~1000時間
平均年収 500万~700万
資格を活かせる職業・就職先 ・社会保険労務士事務所、社会保険労務士法人
・会計事務所、税理士法人
・弁護士事務所、弁護士法人
・一般企業

社労士とは労働や社会保険に関する法律と人事・労務管理の専門家です。社労士試験には受験資格がありますが、幅広い学歴が認められているため比較的クリアしやすい受験資格となっています。合格率6~7%とかなり難しい試験なので、1年程度の勉強期間が必要ですし、一発合格する人は少ないのが現状です。

ただ、取得できれば転職や就職に非常に有利な資格で、平均年収500~700万円と稼げる職種と言えるでしょう。需要が高く、出産・育児で一度職を離れても再就職しやすいというメリットもあります。

社労士の試験概要や難易度については「社労士の通信講座おすすめランキング|人気10社の費用・合格実績を徹底比較」で詳しく解説しています。

保育士

資格の種類 国家資格
合格率・難易度 合格率:20%前後
難易度:難しい
受験資格 あり

※受験資格の詳細は「全国保育士養成協議会」を参照
受験料 コンビニ決済:12,975円
クレジットカード:13,050円
郵送:13,853円
試験実施回数 年2回
取得のために必要な勉強時間 100~180時間
平均年収 約382万円
年齢とともに少しずつ増加
資格を活かせる職業・就職先 ・保育園
・企業や病院内の託児所
・児童養護施設など

保育士の資格を取得するためには受験資格を得る必要があります。保育士の受験資格は最終学歴ごとに決まっていて、保育士と関係がない学部や学科であっても大学・短大・専門学校を卒業していれば受験資格を得ることができます。高卒でも卒業した年度によっては受験できる場合もありますよ。

保育士の試験は難易度が高いですが、人手不足であるため就職先には困りません。共働き世帯の増加により保育園の利用者も増えているので将来的に需要がなくなるということもないでしょう。保育園の他にも、病院内や企業内の託児所、児童養護施設などの就職先もあります。

介護福祉士

資格の種類 国家資格
合格率・難易度 合格率:約70%
難易度:比較的易しい
受験資格 あり
受験料 18,380円
試験実施回数 年1回
取得のために必要な勉強時間 約250時間
平均年収 約400万円
資格を活かせる職業・就職先 ・高齢者施設(特別養護老人ホーム・・介護老人保健施設・訪問介護事業所など)
・病院

介護福祉士は介護の資格の中でも唯一の国家資格です。介護福祉士試験には受験資格があり、受験資格を得る方法には養成施設ルート・実務経験ルート・福祉系高校ルート・EPAルートの4つがあります。その中でも人気なのが実務経験ルートで、介護職として働きながら最短3年で介護福祉士の資格を取得することができます。学歴による受験資格がない方でも介護福祉士を目指すことができますよ。

高齢化社会が進み、介護施設や高齢者施設は増えているものの、介護業界は慢性的な人手不足です。今後も介護業界の需要はますます高まってくると思いますので、安定して働ける職種と言えるでしょう。

介護福祉士の受験資格や試験概要については「介護福祉士のおすすめ通信講座10社を徹底比較!費用や受験資格、難易度まとめ」を参考にしてみて下さい。

看護師

資格の種類 国家資格
合格率・難易度 合格率:90%前後
難易度:それほど難しくない
受験資格 看護師養成課程のある学校で3年間以上学ぶ
受験料 5,400円
試験実施回数 年1回(例年2月頃)
平均年収 約508万円
資格を活かせる職業・就職先 ・医療機関(病院・クリニック)
・保育園や幼稚園
・一般企業

看護師として働くためには4年制の大学または短大、専門学校などを卒業し、国家資格に合格する必要があります。国家試験自体は合格率90%前後とそこまで難しくはありませんが、在学中の勉強や実習はやや大変です。

看護師は他の職種に比べて高収入で、資格手当や夜勤手当などもつくので稼げる仕事と言えます。医療機関や保育施設など働き口も多く、人手不足ですのでブランクがあっても再就職しやすいのがメリットです。

60代でも現役看護師として働いている方は多くいますので、長く安定的に働けるでしょう。病院勤務のイメージが強い看護師ですが、美容に興味がある人は美容クリニックでも看護師として勤務できますよ。

看護助手

資格の種類 民間資格
合格率・難易度 【看護助手実務能力認定試験】60~80%程度
【メディカルケアワーカー検定試験】65~70%程度
受験資格 【看護助手実務能力認定試験】なし
【メディカルケアワーカー検定試験】あり
2級は看護助手の実務経験1年以上、1級は2級合格者
受験料 【看護助手実務能力認定試験】5,000円
【メディカルケアワーカー検定試験】
2級:7,700円、1級:8,700円
試験実施回数 【看護助手実務能力認定試験】年4回(3・6・9・12月)
【メディカルケアワーカー検定試験】
2級:年4回、1級:年2回
取得のために必要な勉強時間 4~6ヶ月程度
平均年収 約318万円

※厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査
資格を活かせる職業・就職先 ・医療機関(病院・クリニック・介護施設など)

看護助手は看護師をサポートする資格です。ナースエイドとも呼ばれて、病院やクリニック、介護施設などで活躍します。看護師のような医療行為を行うことはなく、看護師の指示を受けて医療器具の洗浄や備品の管理、病室の清掃など看護師の手が足りない部分を補うのが看護助手の役目です。

資格がなくても看護助手として仕事に就くことはできますが、「看護助手実務能力認定試験」や「メディカルケアワーカー検定試験」の資格を取得しておけば、即戦力として就職や転職で有利になるでしょう。40代や50代でも看護助手として働いている女性は多いです。

介護事務

資格の種類 民間資格
合格率・難易度 ケアクラーク技能認定試験:非公開
介護事務管理士技能認定試験:約70%
受験資格 ケアクラーク技能認定試験:なし
介護事務管理士技能認定試験:なし
受験料 ケアクラーク技能認定試験:6,900円
介護事務管理士技能認定試験:5,500円
試験実施回数 ケアクラーク技能認定試験:年3回(5月・9月・1月)
介護事務管理士技能認定試験:毎月実施
取得のために必要な勉強時間 60~200時間
平均年収 約370万円
資格を活かせる職業・就職先 ・介護施設(介護老人保健施設・グループホーム・訪問看護ステーションなど)

介護事務とは、介護施設の受付やレセプト作成を行う事務職です。具体的には、介護報酬請求業務(レセプト作成)やケアマネージャーのサポートなどを行います。資格がなくても介護事務として働けますが、取得している方が業務の幅が広がりますし、就職・転職でもスキルがあると評価され、有利になるでしょう。

介護事務のおすすめ資格は、ケアクラーク技能認定試験と介護事務管理士技能認定試験です。ケアクラーク技能認定試験は受験者が最も多い資格で、信頼性も高く、介護施設から高い評価を得ることができます。

介護事務管理士技能認定試験は介護サービスに要する費用請求やケアマネージャーのサポートを行えるため、業務の幅が広がり、就職や転職で有利に働く可能性が高いです。

調剤薬局事務

資格の種類 民間資格
合格率・難易度 調剤事務管理士:約78%
調剤報酬請求事務専門士:3級が約60%、2級が約35?45%、1級が約15?25%
受験資格 調剤事務管理士:なし
調剤報酬請求事務専門士:なし
受験料 調剤事務管理士:6,500円
調剤報酬請求事務専門士:3・2級5,280円、1級6,380円
試験実施回数 調剤事務管理士:毎月実施
調剤報酬請求事務専門士:年2回
取得のために必要な勉強時間 50時間~150時間
平均年収 300万円前後
資格を活かせる職業・就職先 薬局・調剤薬局

調剤薬局事務は、保険薬局や窓口で受付や会計などを行うのが主な仕事です。

レセプトの作成など事務的な業務も行います。必ずしも必要な資格はありませんが、調剤事務管理士や調剤情報実務能力認定試験、調剤報酬請求事務専門士、医療保険調剤報酬事務士の資格を取得しておけばスキルの証明になるため、就職時に有利になります。

就職先が多いので、再就職でも困らないのが調剤薬局事務のおすすめポイントです。体力に自信がない女性でも長く働けるでしょう。

くいっぱぐれない女性向け資格の選び方

女性が長く安定して働くための資格選びは慎重に行う必要があります。せっかく取得したのに役に立たなくては意味がありませんので、以下のポイントに注意して資格を選びましょう。

  • 人手不足や安定した需要が続く分野・業種を狙う
  • 独占業務がある資格
  • 自分の興味や関心のある分野・資格を選ぶ
  • 独立や開業に役立つ資格を選ぶ

人手不足や安定した需要が続く分野・業種を狙う

医療や介護、保育といった分野は慢性的な人手不足と言われているため、今後も需要が高まるとされています。常に人材が求められているので、資格を取得することで職を失うリスクが少なく、長期的に安定した収入を得やすいです。

日常生活や業務のIT化が進んで、AIやロボットを導入する企業も増えています。例えば、スーパーのレジはセルフレジが増えていますし、お掃除ロボットも多いですよね。AIに代替できる職種よりも、看護師や介護師、保育士のようなAIでは代替できない職種のほうがくいっぱぐれない資格と言えるでしょう。

独占業務がある資格

独占業務とは、特定の資格を持つ人だけが行える業務のことです。資格を持った人にしか行えない業務ですので、業界内での希少性が高く、信頼性や収入面でも有利です。

独占業務がある資格には社労士、宅建士、看護師などがあります。例えば、宅建士は独占業務があるだけでなく、従業員5人につき1人以上の設置義務があるため、大変需要のある資格と言えます。

自分の興味や関心のある分野・資格を選ぶ

長期的に続けられる仕事を選ぶためには、自分の興味や関心のある分野の資格を選ぶことが大切です。極端な話、子どもが苦手なのに保育士を目指す、血が苦手なのに看護師を目指すのはおすすめしないということです。

情熱を持てる仕事であれば、スキルアップやキャリア成長にも繋がりやすく、結果的に「くいっぱぐれない」働き方ができると思います。

独立や開業に役立つ資格を選ぶ

将来的に独立や開業も視野に入れている方は、それに役立つ資格を取得するのも有効です。例えば、社会保険労務士やファイナンシャルプランナーなどの資格は、個人事業としても活用しやすく、経済的な自立を目指しやすい資格です。

女性が資格を取得するメリットとは?

女性が資格を取得するメリットについて解説します。資格がなくても働ける場所はありますが、資格を取得するメリットは多くあります。一生安定して稼いでいきたいなら資格の取得がおすすめです。

  • 転職に有利になる
  • 結婚・出産後にも再就職しやすい
  • 給与アップや資格手当がもらえる
  • キャリアアップや独立や開業に繋がる

転職に有利になる

資格も持っていることで、その分野におけるスキルや知識の証明となり、就職や転職の際に大きなアピールポイントとなります。特に専門職や技術職では、資格保有者が優遇されることが多いです。

また、資格を取得することで、他の応募者と差をつけることができるので、持っていないよりも持っていた方が有利に働くでしょう。

結婚・出産後にも再就職しやすい

女性は男性に比べて、結婚や出産、子育てなどのライフイベントで一時的に仕事を離れる方も多いです。資格を持っていれば、再就職しやすいというメリットがあります。特に、医療業界や介護業界、保育士など常に人手不足が続く業界では、多少ブランクがあっても再就職しやすい傾向にあります。

給与アップや資格手当がもらえる

資格を取得することで、給与アップや資格手当がもらえるケースが多くあります。特に、企業が認定する資格や専門性の高い資格を取得すると、評価が上がり、昇進や昇給のチャンスも広がります。

キャリアアップや独立や開業に繋がる

資格取得は専門的なスキルを身につけるだけでなく、独立や開業への道を開くチャンスにもなります。例えば、ファイナンシャルプランナーや社会保険労務士などは資格を取得することでフリーランスとして働くことも可能です。自分のペースで働ける選択肢が増えるため、長期的なキャリア形成にも役立ちます。