幼児向け(0歳~6歳)のおすすめ通信教育9選|幼児教育のメリットも解説
2024.12.03 幼児教育PR
3歳から習い事を始める家庭が多く、小学校入学前の5歳では約半数の子どもが何らかの習い事をしています。幼児教育を行っている家庭は多く、その中でも自宅で手軽に始められる通信教育はとても人気があります。
幼児向け通信教育は会社によって、学習内容や難易度、学習方法がさまざまで、どの通信教育を選んだらよいのか判断が難しいです。この記事では、0歳~6歳を対象とした幼児向けおすすめ通信教育や、幼児教育を始めるメリット、特徴についてわかりやすく解説します。
幼児向けの通信教育で学べることやメリット
幼児向けの通信教育は、家庭で手軽に質の高い教育を受けられることで多くの親御さんに支持されています。0歳~6歳の幼児期は子どもの成長と発達にとても大切な時期で、たくさんの知識やスキル、物事を吸収します。
早期に幼児教育を始めることのメリットや、幼児通信教育でどんなことが学べるのか知っておきましょう。
脳がもっとも発達する時期に多くのことを学べる
子どもの脳は0~6歳までで、大人の脳の約90%にまで成長し、12歳でほぼ完成すると言われています。そのため、脳が大きく発達する幼児期こそ学習の始め時と言えます。いつから幼児教育を始めようかなと迷っているなら、さっそく検討してみることをおすすめします。
スキマ時間で学べるため、子供に負担が少ない
通信教育の大きなメリットはスキマ時間を利用して学べる点です。幼児は集中できる時間が短いですし、その日の気分や体調にも左右されます。幼稚園が終わった後の幼児教室は疲れで集中力が持たず効率が悪いこともありますし、保育園に通っている子は保護者が共働きであるため、送迎が難しい、時間の確保が難しいといった問題があります。
その点、通信教育は時間に縛りがありません。お子さまの気分に合わせたり、スキマ時間を利用して取り組むことができるため、保護者も子供もお互いに負担が少なく、続けやすいというメリットがあります。
費用が比較的安く抑えられる
通信教育は通学タイプの幼児教育に比べて、費用が比較的安く抑えられるというメリットがあります。通学タイプは平均して月6,000円~8,000円かかりますが、通信教育は月々1,000円~3,000円ほどで始めることができ、送迎も必要ないため、交通費もかかりません。
通信教育は年齢や成長に合った適切な教材が定期的に送られてくるので、教材選びや購入の手間も省けますし、経済的な負担が少ないため、長期的に継続しやすい点も魅力です。
小学校入学前に基礎学力や学習習慣が身につく
通信教育を利用することで、小学校入学前に基礎学力や学習習慣を身につけることができます。幼児期に基礎学力を身につけておくことで勉強についていけない、学校や勉強が嫌いになってしまうといった事態も避けられます。
特に小学1年生は新しい環境で気持ちの変化や不安が大きいもの。少しでも学校生活や勉強が楽しいと思ってもらえるための準備段階として、通信教育を始めてみるのもよいでしょう。また、自主的に学習する習慣が身について、帰宅後の宿題も声掛けなしで取り組んでくれれば親としても嬉しいですよね。
人気の通信教育9社を比較!何が学べて、どんな子向け?
人気の幼児通信教育9社を比較しました。学べる教科が違えば、難易度も異なります。お子様に合ったベストな通信教育を見つけましょう。
学習方法 | 学習内容 | 学習の難易度 | 対象年齢 | 月額費用 | 最低受講期間 | 無料体験 | |
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こどもちゃれんじ | タブレット・紙ワーク・知育玩具・絵本 | 国語・算数・科学・英語など | ★★★ | 0歳~6歳 | 1,990円~ | 2ヶ月 | あり お試し教材 |
スマイルゼミ | タブレット | 国語・算数・英語・生活など | ★★★ | 3歳~ | 3,278円~ | 12ヶ月 | あり 2週間お試し |
Z会 | 紙ワーク | 国語・算数・思考力・体験型教材など | ★★★★★ | 3歳~6歳 | 2,465円~ | 1ヶ月 | あり お試し教材 |
幼児ポピー | 紙ワーク・タブレット | 国語・算数・思考力など | ★★★ | 2歳~6歳 | 1,425円 | なし | あり お試し教材 |
モコモコゼミ | 紙ワーク・パズル・絵本・カードなど | 国語・算数・思考力・表現力など | ★★★★★ | 1歳~6歳 | 1,738円~ | なし | なし |
天神 | タブレット | 国語・算数・思考力・生活など | ★★★ | 0歳~6歳 | 371,580円 | なし | あり 4日間お試し |
がんばる舎 | 紙ワーク(白黒) | 国語・算数・生活など | ★★★★ | 2歳~ | 990円 | なし | あり 初回1ヶ月無料 |
ワンダーボックス | タブレット・紙ワーク・キット | STEAM教育(化学・技術・工学・芸術・数学) | ★★★ | 4歳~ | 3,700円 | 2ヶ月 | あり 体験アプリ |
七田式(通信) | 知育玩具、紙ワーク、カードなど | 国語・算数・社会、英語、理科など | ★★★★★★ | 0歳~6歳 | 55,000円~ | なし | あり おためし教材セット |
通信教育によって大きく違うこと
- タブレットなのか紙ワークなのか学習方法が違う
- 学習の難易度がやさしいものから高いものまである
(私立小学校のお受験向けは学習の難易度が高い) - 英語の教材が含まれているものがある
通信教育は講座によって大きく違いがあります。まず学習方法(教材)については、タブレット中心のタブレット学習と紙ワークや絵本、知育玩具などを中心とした方法があります。
タブレット学習はものが増えない、どこでも学習できるというメリットがあります。紙ワークは手先の発達、形として達成感を味わえるといったメリットがありますし、小学校は紙ワークが中心ですので鉛筆に慣れておくことができます。
また、難易度にも差があります。一般的な小学校入学準備としての基礎学習を目的とした通信教育もあれば、小学校受験を視野に入れた難易度の高い通信教育もあります。その他にも英語の教材が含まれているものや、STEAM教育(化学・技術・工学・芸術・数学)などがあります。
お子さまが継続して取り組めそうなもの、家庭のニーズに合った通信教育を選びましょう。
幼児向けの通信教育おすすめランキング9選
幼児向けのおすすめ通信教育9社を紹介します。実際に利用された親御さんからの口コミ・評判や、費用対効果がいいものを順に解説していきます。
こどもちゃれんじ
月額料金 | 1,990円~ |
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学習方法 | タブレット・紙ワーク・知育玩具・絵本など |
学習の難易度 | ★★★ |
対象年齢 | 0~6歳 |
無料体験の教材 | 資料請求でおためし教材とプレゼントがもらえる |
- 0歳~6歳まで月齢に合った教材が毎月自宅に届く
- しまじろうの教材が子どもたちに大人気
- 年中(4~5歳)向けからはタブレット学習コースも選べる
- 難易度が高すぎず、継続的に学習しやすい
- 知育以外にも生活習慣や社会のルールやマナーなども学べる
しまじろうのキャラクターでお馴染みのこどもちゃれんじは、エデュトイ(知育玩具)や絵本、映像など遊びを通じて楽しく学習ができる幼児通信教育です。長年研究されたエデュトイは子どもの知的好奇心をくすぐる仕様になっており、子どもが主体的に取り組めると保護者からも好評です。
こどもちゃれんじは生後3ヶ月から始めることができ、0歳の赤ちゃんには五感を刺激する教材が用意されています。また、年齢が上がると試行錯誤しながら遊べるおもちゃで思考力を育てたり、基礎学力だけでなく、社会性や集団生活のマナーやルール、生活習慣などを学ぶこともできます。
楽しく取り組めることが重視されているため、難易度は高くありません。難易度をあげたい方は1つ上のコースを受講することも可能。市販の知育おもちゃを購入するなら、月々1,990円~で始められるこどもちゃれんじのほうがコスパが良く、教材のクオリティも高くておすすめです。
スマイルゼミ
月額料金 | 3,278円~ |
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学習方法 | タブレット |
学習の難易度 | ★★★ |
対象年齢 | 3歳~6歳 |
無料体験の教材 | 2週間無料お試し |
- 教材はタブレット1台で完結だから教材が増えない
- スキマ時間に取り組みやすい
- 文章読み上げ機能つきなので、文字が読めない子どもでも1人で学習できる
- 鉛筆のように書けるペンで、紙ワークと同じように学習できる
スマイルゼミはタブレット1つで総合的に学習ができる幼児通信教育です。幼児コースは国語や算数の基礎知識に加え、生活習慣や英語の学習もできます。
子ども1人でもできる簡単なタブレット操作と、ちょうどいい学習量で飽きることなく継続しやすいカリキュラムになっています。3~4歳はゲーム感覚で取り組める課題が多く、5~6歳は小学校入学準備として基礎学力や時間行動が学べます。
紙ワークでの勉強が好きではないお子さん、毎月教材が届くタイプは収納に困るから避けたいという方におすすめです。初回は月額料金に加えて、タブレット端末代10,978円が必要となります。12ヶ月未満での解約はタブレット代金が請求されますので注意しましょう。
Z会
月額料金 | 2,465円~2,975円 |
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学習方法 | 紙ワーク、タブレット |
学習の難易度 | ★★★★★ |
対象年齢 | 3歳~6歳 |
無料体験の教材 | お試し教材 |
- 親子で一緒に取り組める体験型教材が豊富
- 受験対策として1学年先取り学習も可能
- タブレット学習と紙ワークのどちらも導入
- 難易度がやや高めであるため、付き添いが必要
Z会の幼児コースは他の幼児通信教育に比べて、問題レベルが高いのが特徴です。実体験とワーク学習から構成されており、「あと伸び力」を身につけることを目的としたカリキュラムとなっています。
問題レベルが高く難しすぎて解けないというわけではなく、挑戦する力や思考力が身につくような問題で構成されており、実体験は小学校受験対策にもなります。
小学・中学受験を考えているなら、思考力が伸ばせるZ会はおすすめで、受験に備えて1学年先取りすることも可能。親子で一緒に取り組む教材や課題の難易度的にも保護者のサポートが必要となるため、1人で勉強に取り組んでほしいという家庭には不向きです。
幼児ポピー
月額料金 | 1,425円 |
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学習方法 | 紙ワーク・アプリ・絵本など |
学習の難易度 | ★★★ |
対象年齢 | 2歳~6歳 |
無料体験の教材 | お試し教材 |
- 月々1,424円と低価格で始めやすい
- 難易度が高くないから、楽しく学べる
- 小学校で使用されているドリル「株式会社新学社」による教材
- 公式アプリで外出先などすきま時間にゲーム感覚で学べる
幼児ポピーはとにかく価格が安く、気軽に幼児教育が始められるのが魅力の1つです。月あたりの料金は1,425円とコスパが良く、費用を抑えることができます。
低価格でも、年齢や発達段階に応じた多彩な教材が用意されていますし、0歳から6歳までの子どもたちが楽しく学べる内容がそろっています。教材は文字、数、図形、自然、生活習慣など幅広い分野をカバーしており、4歳からは文字や数の基礎、就学前には国語や算数などの基礎だけでなく、共同生活に必要なルールや技能が身につけられるようカリキュラムが組まれています。
紙ワークが中心ですが、ポピー公式アプリではゲームを通して学習することができるので、外出先などすきま時間にピッタリです。費用を抑えて幼児教育を継続していきたい、難しすぎず楽しく勉強に取り組みたい方に幼児ポピーはおすすめです。
モコモコゼミ
月額料金 | 1,738円~ |
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学習方法 | 紙ワーク・パズル・絵本・カードなど |
学習の難易度 | ★★★★★ |
対象年齢 | 1歳~6歳 |
無料体験の教材 | なし |
- こぐま会の教材を使った幼児通信教育
- 課題の難易度が高く、小学校受験も視野に入れた本格的なカリキュラム
- エデュトイやタブレットはなく、紙ワークが中心
- 就学前には読み書き、割り算の基礎まで身につく
もこもこゼミは幼児教育のパイオニア「こぐま会」の教材による幼児通信教育です。こぐま会の螺旋型カリキュラムをそのまま採用しており、月ごとに細かいカリキュラムが組まれています。少しずつ難易度をあげながら繰り返し行うことで着実にスキルアップをはかります。
4歳までは思考力や表現力の基礎を身につけ、就学前には文字や数字の読み書きはもちろん、わり算の基礎にまで達する学力が自然と身につけられるようになっています。
教材は紙ワークが中心で、エデュトイはありません。かわいらしい見た目のテキストではありますが、内容はなかなかハイレベル。楽しく遊び感覚で取り組みたいというよりは、小学校受験に必要な能力を身につけたいという方向けと言えます。難易度はかなり高めですので、学習の際は保護者の付き添いが必要でしょう。
天神
料金 | 教材買い切りで371,580円 |
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学習方法 | タブレット学習 |
学習の難易度 | ★★★ |
対象年齢 | 0歳~6歳 |
無料体験の教材 | 専用タブレットで4日間お試しできる |
- 教材は一括買い切り型であるため、初期費用がかかる
- 0歳~6歳までの教材が収録されているから兄弟でも使用可能
- 小学校受験に対応した高難度問題も学習できる
- 自動読み上げ機能、丸つけ機能搭載だから、子ども1人でも課題に取り組める
- インターネットの接続が不要
天神は月齢や年齢に合わせたカリキュラムではなく、0歳~6歳までの教材を一括購入する買い切り型の幼児通信教育です。幼児期の発達状況は人それぞれ。学習制限を設けることで、興味や関心、才能の伸びにストップをかけてしまうという考えから、1ヶ月ごとのカリキュラムはありません。好きなように進めていく学習スタイルとなります。
タブレット学習なので、場所を選ばずいつでもどこでも課題に取り組むことができますし、読み上げ機能や自動丸つけ機能もあるので、幼児1人でも学習が可能です。
知識・数量・言葉・記憶・思考の5系統62ジャンル、約10,000問と豊富な学習ボリュームなので飽きることもありません。初期費用はかかりますが、兄弟がいる場合には同じタブレットを使って学習ができるのでお得です。ただ、教材が合わない場合もあるので初めて幼児教育を始める方にはあまりおすすめしません。
がんばる舎
月額料金 | 990円 |
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学習方法 | 紙ワーク |
学習の難易度 | ★★★★ |
対象年齢 | 2歳~6歳 |
無料体験の教材 | 1ヶ月のお試し期間あり |
- 月々990円と低価格で続けやすい
- 白黒印刷のプリント学習に特化した幼児通信教育
- シンプルな内容で、反復学習を基本としている
- 6段階から子どもに合ったレベルを選べる
がんばる舎はプリント課題が主体の幼児通信教育です。すてっぷ1~すてっぷ6まで難易度が設定されており、子どものレベルに合ったプリント教材を届けてくれます。
親子で楽しみながら学ぶ習慣をつけることを目的としており、言葉や数・量、図形、記憶、知識、作業のさまざまな分野を学ぶことができます。
月額990円とコスパが良く、気軽に始められるのががんばる舎の大きな特徴です。タブレット学習やエデュトイにもメリットはありますが、机に向かって行うプリント学習は小学校での基礎となります。その習慣を幼児期からつけるという意味では小学校入学準備におすすめの通信教育でしょう。
WONDERBOX(ワンダーボックス)
月額料金 | 3,700円~ |
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学習方法 | アプリ・紙ワーク・キット |
学習の難易度 | ★★★ |
対象年齢 | 4歳~ |
無料体験の教材 | 体験アプリ |
- STEAM教育を基盤とした幼児通信教育
- ペーパークラフトやパズルなど思考力や創造力を育てる教材が豊富
- 親子で一緒に楽しく課題に取り組める
- 国語や算数などの基礎学力のカリキュラムはなし
- アプリは制限時間機能付きだから安心
ワンダーボックスはSTEAM教育を基盤とした幼児向けの教育です。STEAM教育とは「科学(Science)」「技術(Technology)」「工学(Engineering)」「芸術・リベラルアーツ(Art)」「数学(Mathematics)」の5つの分野を総合的に学ぶ新しい教育法です。
従来の知識詰め込み型の学習ではなく、発想力や創造力を育て、問題を解決する力をつけるのがSTEAM教育です。毎月届く教材は科学実験キットやアートプロジェクト、プログラミング教材など、家庭ではなかなか難しい分野を学習することができます。
月々3,700円~と費用は少し高めですが、工作やアートが好き、創造力や挑戦する力をつけたいと考えている方にワンダーボックスはピッタリでしょう。一般的な幼児教育のような基礎学力メインの通信教育ではないので、他の幼児通信教育と併用するのもおすすめです。
七田式(通信)
料金 | 55,000円~ |
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学習方法 | エデュトイ、紙ワーク、カードなど |
学習の難易度 | ★★★★★★ |
対象年齢 | 0歳~6歳 |
無料体験の教材 | なし |
- 「七田式右脳記憶法」で記憶力・イメージ力・思考力を育む
- 教材買い切り型であるため、初期費用がかかる
- 基礎学力以外にも、俳句や歴史、理科など幅広い分野を学習できる
- 難易度はかなり高く、小学1年生の内容を先取り学習
七田式の幼児教育は知識を与えるのではなく、子どもが本来持つ能力を引き出し高める教育です。幼児期は1ヶ月ごとの発達スピードが速いため、プログラムはすべて「〇歳〇ヶ月」のように月齢まで細かく区切って構成されており、月齢にピッタリ合った教材が届きます。
七田式では幼児期に見つけておくべき力として、「色・形・大小・数・量・空間認識・比較・順序・時・お金」の10の基礎概念を大切にしています。また、記憶力や直感力を引き出すことを目的とした右脳教育なども取り入れていたり、小学校入学までにかけ算や100マス計算が5分以内にできるようになるなど難易度はかなり高めに設定されています。
教材は1日30分で取り組めるように構成されていますので、子どもへの負担も少なく、忙しくて時間がなかなか取れない家庭でも続けやすいでしょう。教材買い切り型ですので初期費用として55,000円~110,000円が必要となります。
幼児向け通信教育の選び方
幼児向けの通信教育は会社によって難易度や方針、学べる科目などが異なります。以下の点に注意して、お子さまに合った通信教育を選びましょう。
①:学習の難易度は子供に合っているか
幼児通信教育を選ぶときは、お子さまの難易度に合わせて選ぶのがとても大切です。難しすぎると学習意欲が低下してしまいますし、簡単すぎても興味関心が続かなくなります。
難易度は楽しく学習できるよう低めで設定されている教材もあれば、小学受験向けにかなり高めに設定されている教材もあります。
各通信教育では無料体験や資料請求で教材サンプルをもらうことができるので、難易度が合っているか実際に試してみるのがおすすめ。教材によっては成長速度に合わせて教材を調整してくれるところもあります。
②:タブレットと紙ワークの教材がある
幼児通信教育では、学習教材として紙ワークを中心としたタイプとタブレット学習が中心のタイプがあります。また、最近ではタブレットと紙ワークの両方を活用する会社も増えています。
紙ワークは手先の発達や形として達成感を味わえるといった魅力がありますし、タブレット学習はゲーム感覚で楽しく学べる、場所を問わずすきま時間に学習できるというメリットがあります。
どちらにもメリットがあるので、どちらか一方だけでなく、両方の教材が揃っているプログラムを選ぶことで総合的な学力の向上を目指すことができます。例えば、こどもちゃれんじは年中クラスからタブレットと紙ワークを併用することができるので、効率よく勉強ができるでしょう。
③:料金は無理なく支払える範囲に収まっているか
幼児教育は継続的に行う必要があるため、費用面もしっかり考えなくてはいけません。毎月幼児教育にあてられる予算を計算して、無理なく支払える範囲内で選びましょう。なかには月額払いではなく、何十万もする教材買い切り型の幼児教育もあります。
子どもは新しいものに興味を示すので、初めのうちは楽しく取り組んでいてもだんだんと飽きてやらなくなったというケースもよくあります。教材買い切り型は初めて幼児教育をスタートする方にはあまりオススメできません。
月々の支払いの負担が少なく、解約金なしでいつでも辞められる幼児通信教育を選ぶと安心でしょう。
幼児向けの通信教育に関するよくある質問
幼児向けの通信教育でよくある質問をまとめました。
Q.通学する幼児教室とは何が違うの?
通学タイプと通信教育の大きな違いは、学習場所と時間の縛りです。通学タイプの幼児教室は決まった時間に指定の場所で学ぶのに対し、通信教育は自宅で好きな時間に学習できます。
通学タイプは送迎が必要ですし、費用も高め。一方で、通信教育は空いた時間に家庭で学習できるのでもちろん送迎の必要はありませんし、子どもの負担も少ないです。
学習内容は通う教室によって異なりますが、通学タイプは国語や算数など1教科ごとに料金設定されていることが多いです。通信教育は基礎学力以外にも生活習慣や社会性などさまざまな分野を総合的に学習することができます。
Q.1日あたりどれくらいの学習時間が必要?
必ずしも1日〇分といった明確な決まりはありませんが、幼児向けの通信教育では1日あたりの学習時間は20分~30分程度が推奨されていています。
例えばこどもちゃれんじの年中向け「すてっぷ」では1回3~4分・1日3回で約10分、年長向け「じゃんぷ」では1回5分・1日3回で約15分が目安とされています。
この時間設定は、幼児の集中力や興味を持続させるために最適な長さとされています。幼児はまだ長時間集中することが難しいため、1回の学習時間は短く、1日に何度か取り組むことで効率よく学習できます。
無理なく楽しく続けられるように、毎日少しずつ取り組むことが大切です。子供の体調や気分に合わせて柔軟に時間を調整し、学習を負担に感じさせないように心がけながら取り組みましょう。
Q.退会は希望したときにすぐ辞められる?
多くの幼児向け通信教育は、契約期間内であればいつでも退会が可能です。会社ごとに「次回お届け日の何日前まで」と締切日が決まっていて、締め切り日までに連絡すれば翌月分から教材も請求もストップ会社が多いです。
例えば、こどもちゃれんじやZ会は2ヶ月目以降はいつでも解約ができて、解約金も一切かかりません。しかし、なかには解約金がかかったり、タブレット端末代が請求される会社もありますので事前に確認しておきましょう。
Q.成長が遅いタイプだけど教材のレベルは下げられる?
子どもの成長は個人差がありますし、幼児期は数か月でも成長に差がでますので、お子さまに合った教材を選んであげることが大切です。基本的には2~3歳向け、年中向けなど1年単位で教材が用意されていますが、教材のレベルを選べたり、1つ下のコースを受講できる会社もあります。
例えば、こどもちゃれんじは年齢ごとにコースが設けられていますが、1つ上や1つ下のコースを選択することもできます。また、月齢によって成長に差が出やすい0歳~1歳は月齢ごと(6ヶ月、1歳4か月など)に教材を調整してくれます。
Q.幼児教育は何歳から始めるべき?
幼児教育を始める時期は3歳頃までがおすすめと言われています。その理由は「人間の脳は3歳までに80%、6歳までに90%、12歳でほぼ完成する」とされてるからです。
Q .タブレット学習は視力が低下しない?
タブレット学習はタブレットのみで教材が完結するため、場所も取らず、いつでも手軽に勉強できるというメリットがありますが、視力の低下を気にする保護者の方も多くいらっしゃいます。
目が悪くなる一番の原因は、近くのもの(30㎝以内)を長時間見続けることです。それはタブレットであろうが、紙ワークであろうが、テレビであろうが同じです。視力にとって大事なのは「目と対象物との距離」で、長時間近距離での作業が続くとピントが合いやすいように眼球の形を変えてしまいます。一度形の変わった眼球は元には戻りません。これが近視の状態です。
- タブレットと目の距離は30㎝以上あける
- 30分毎に休憩を挟み、遠くを見るようにする
子どもは集中すると徐々に顔を近づけて見てしまいますし、時間の管理をすることはまだ難しいです。幼児通信教育は基本的に1回10分~15分程度で取り組めるように構成されていますが、タブレット学習を導入する際は保護者の方がしっかりと管理してあげましょう。