小学生の通信教育おすすめランキング7選|教材の特徴・費用で徹底比較

2024.07.09 小学生教育PR

小学生の通信教育おすすめランキング7選|教材の特徴・費用で徹底比較

塾通いしながら中学受験までは考えていないけれど、子供の地頭がよくなったり、学校の成績が上がったりしたらいいなという考えのもとで、通信教育を選ばれる親御さんはとても多いです。

勉強が苦手な子どももいれば、積極的に勉強していきたい子どももいるなど、勉強に対する考え方は個人差があります。通信教育では「学ぶ習慣」を作り、その子の個性を伸ばしていくことができます。

この記事では小学生におすすめの通信教育を7選ピックアップしてご紹介しています。それぞれの通信教育がもつメリットや学べることなどを参考に、どこの通信教育を選ぶか参考にしてください。

小学生の通信教育おすすめランキング7選

まずは、小学生におすすめの通信教育サービスを7つ紹介していきます。それぞれ対象となる教科や強みが異なりますので、自分の子どもに合っているものを選んであげましょう。

スマイルゼミ

月額料金 3,278円~
入会金 10,978円(専用タブレット代)
対象教科 国語・算数・英語・理科・社会
プログラミング
教材の特徴 タブレット学習
無料体験 2週間の無料体験あり

特徴

  • タブレット学習でさまざまな教科を学べる
  • 月額は比較的安めだが初期費用としてタブレット代がかかる
  • その子に合った学習リズムを大切にしている
  • 2週間の無料体験がある(全額返金保証キャンペーンあり)

スマイルゼミは、5教科+プログラミングをタブレット学習で学べる通信教育サービスです。タブレットはスマイルゼミから支給され、カバーを6色から選ぶことができます。入会金の代わりにタブレット代10,978円が請求されますが、月額料金は他のサービスと比較して安めです。

コンセプトは「その子に合った学習リズムを提案する」です。毎朝勉強するタイプの子もいれば、週末にまとめて勉強するタイプの子もいます。それぞれがストレスなく勉強できるように、勉強内容からスケジュールまでしっかりと管理してくれるため親も安心です。

タブレット1つですべての教科を学べるのも嬉しいポイントです。最近では標準科目である英語も小学1年生から学ぶことができますし、漢検ドリルや計算ドリルも使うことができます。教材が溜まっていくことはありませんし、保証サービスに加入していれば故障しても安心です。

無料体験が2週間と長いのも特徴と言えるでしょう。タブレットの使用感や勉強内容の確認を十分にできますし、2週間経過すれば追加手続きなしで継続可能です。2週間以内であれば、全額返金保証キャンペーンを適用させることもできますよ。

進研ゼミ

月額料金 【新1年生】3,250円~
【1年生】3,250円~
【2年生】3,490円~
※それ以降の学年もあり
入会金 8,300円(タブレット代)
※無料キャンペーンあり
対象教科 国語・算数・社会・理科・英語
プログラミング
教材の特徴 タブレット学習
テキスト教材
無料体験 無料体験教材あり
WEB体験あり

特徴

  • 圧倒的な知名度を誇る通信教育サービス
  • タブレット学習、テキスト教材どちらでも勉強可能
  • 赤ペン先生によるコメントでモチベーションアップ
  • オンライン授業や質問など勉強しやすい環境
  • キャンペーンを使うことで安く契約できることも

通信教育サービスの中では圧倒的な知名度を誇るのが進研ゼミです。昔はテキスト教材のみでしたが、現在はタブレット学習も選択できるようになりました。タブレット1つで勉強からオンライン授業、質問機能、漢検・英検対策などさまざまな機能に対応しています。

進研ゼミのメリットは、「赤ペン先生による添削とコメント」です。回答の成否だけでなく、どの部分がしっかりと理解しているのか、何がどう間違っているのかといったところをコメントしてくれます。このコメントが楽しみで勉強のモチベーションにつながっている子も多いです。

入会金がない代わりタブレット代として8,300円が請求されます。月額料金は相場より少し安いくらいで、期間限定キャンペーンを活用すると2,000円以下になる月もあります。契約する際には、必ずキャンペーン情報を確認しておきましょう。

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東進オンライン学校 小学部

月額料金 【1~2年生】2,178円~
【3~6年】3,278円~
入会金 無料
対象教科 国語・算数・理科・社会
教材の特徴 タブレット学習
無料体験 10日間のお試し可能

特徴

  • タブレット学習メインで学習内容が豊富
  • 入会金がなく月額料金が安めなので始めやすい
  • カレンダーですべての学習スケジュールが確認できる
  • 10日以内であれば全額返金保証制度を使える

東進オンライン学校は、タブレット学習メインで学習習慣・知識を身に着けられる通信教育サービスです。入会金は無料で、月額料金も2,178円から始めることができます。相場よりもかなり安いため、コスパ重視の人にもおすすめと言えるでしょう。

学習習慣が作れるようにスケジュール管理も徹底していますが、それよりも「本格的に知識を増やしたり、応用問題を解いたりしていきたい人」に向いています。それだけ学習内容や試験問題が充実しており、経験豊富な講師が徹底してサポートしてくれますよ。

学習内容もカレンダーに記載されていますので、次に学ぶ内容を予習できたいり、テストに向けて余裕を持って勉強もできるでしょう。無料体験として、10日間のお試し期間が設定されています。

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Z会

月額料金 【小学生コース1・2年生】
1年:4,505円~
2年:4,845円~
【小学タブレットコース1・2年】
1年:3,570円~
2年:4,165円~
※3~6年コース、中学受験コースもあり
入会金 無料
対象教科 国語・算数・経験学習・英語
プログラミングなど
教材の特徴 タブレット学習
テキスト教材
無料体験 お試し教材あり

特徴

  • 通信教育小学生の部最優秀賞を獲得した実績がある
  • 経験豊富な講師が多くて口コミでも評価が高い
  • テキスト教材とタブレット学習を選ぶことができる
  • 提供しているコースが豊富で、自分の目的に合ったものが見つかる
  • お試し教材を使って事前に体験できる

Z会は、『イード・アワード2023「通信教育」小学生の部最優秀賞』を獲得した実績の高い通信教育サービスです。口コミでは講師の対応の良さに評価が集まっており、とくに添削とコメントが子どもの勉強意欲につながっているという意見が多く観られました。

教材はテキスト教材コースとタブレット学習コースに分かれています。入会金は無料ですが、月額料金は他のサービスと比較すると少し高めの設定です。それに見合っただけの内容が詰まっており、学習習慣を身に着けることだけでなく、将来のために知識を付けたい子にもおすすめです。

Z会オリジナル教科として「経験学習」と呼ばれるものがあります。自然や社会に関心を持たせることを重視しており、座学ではなく家庭にある道具を使って実体験します。親と一緒に実験することで、勉強すること、体験することの面白さを倍増させることも狙いです。

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小学ポピー

月額料金 【小学1年生】2,980円~
【小学2年生】3,300円~
【小学3年生】3,700円~
※これ以降の学年コースもあり
入会金 無料
対象教科 国語・算数・理科・社会・英語
教材の特徴 テキスト教材
無料体験 「おためし見本」で体験可能

特徴

  • テキスト教材メインで小学1年生から英語を学べる
  • 勉強を習慣化させるためのサービス『デジ・サポ』がおすすめ
  • 受講費は各学年に相場付近なので負担は少ない
  • 2024年に新しいオンラインサービスが開始されている

小学ポピーは、テキスト教材メインで学習習慣を身に着ける通信教育サービスです。各学年でカリキュラムが用意されており、小学1年生からでも英語を学ぶこともできます。その子が通っている学校で使う教科書に合わせて編集された教材ですので、予習・復習を効率良く行えるのが特徴です。

テキスト教材のため「書くこと」が中心となっており、タブレット学習よりも深く理解することを目指しています。さらに、新しく始まったデジタルサポート『デジ・サポ』を活用すれば、スケジュール管理がしやすく学習を習慣化させられるため、より勉強が楽しくなるでしょう。

学年が上がるごとに受講料も上がっていきますが、全体的に相場付近のため大きな負担になることはありません。入会金はありませんし、タブレット代を請求されることもないです。子どもが続けられるか不安な人は、まず「おためし見本」にて子どもに体験してもらいましょう。

2024年4月には新サービスとして『オンライン自習室ともがく』が始まっています。別途料金はかかってしまいますが、オンライン上で他の子たちと一緒に勉強することが可能です。もしもの場合は画面ぼかし+無音にもできるなど、プライバシー保護機能も充実しているため安心ですよ。

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すらら

月額料金 【小中コース3教科】8,228円~
【小学コース4教科】8,228円~
【小中コース5教科】10,428円~
入会金 小中・中高5教科コース:7,700円
小中・中高3教科コース・小学4教科コース:11,000円
対象教科 国語・算数・理科・社会・英語
教材の特徴 タブレット学習(トークンエコノミー方式を採用)
無料体験 すらら特別無料体験あり

特徴

  • さまざまな賞を受賞し、学習継続率89.1%と実績も高い
  • 無学年方式なので学年ごとの概念がない
  • 他の通信教育にはない『トークンエコノミー方式』を採用
  • 子どもだけでなく親へのサポートも充実している
  • 入会金、受講費は高めだがキャンペーンで無料になることも

すららは、『2021年e-ラーニング大賞文部科学大臣賞』や『2017年世界発信コンペティション優秀賞』など数々の賞を受賞した通信教育サービスです。その功績が認められ、経済産業省が進めている「未来の教室実証事業」に採用されているほどです。学習継続率89.1%という高い数字も納得でしょう。

各学年で学ぶことを縛らない、学習スピードを変えない無学年方式を取っており、その子が今学びたいことを選ぶことができます。低学年の知識を復習するも良し、高学年の知識を予習するも良しです。学びたい教科も3~5教科のコースから選べます。

「頑張ることで良いことが起きる」というトークンエコノミー方式も特徴的です。課題をクリアすることでトークンを貰い、そのトークンを報酬に変えることができます。目標をクリアすると報酬があるという体験を積むことで、学習習慣を効率良く身に着けることができるのです。

サポート制度も充実しており、とくに質問&アナウンス機能がおすすめです。分からない部分を質問機能にてコーチに質問し、それに対してレスポンスを貰えます。さらに、家庭学習で不安な保護者に対してもしっかりとしたサポートを行っているのが、すららの強みです。

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ことばパーク

月額料金 【グループレッスン】5,940円
【マンツーマンレッスン】10,780円
入会金 3,300円
対象教科 国語(聞く・話す・読む)
1年生=レベル1
2年生=レベル2
3年生=レベル3
4年生=レベル4
5・6年生=レベル5
教材の特徴 タブレット学習(聞き取り・文章の解読・ことば)
無料体験 1回25分の無料レッスンあり

特徴

  • 「聞く・話す・読む」など国語に絞った通信教育
  • グループレッスンとマンツーマンレッスンを選べる
  • 講師の評価が高く、授業も25分と集中しやすい
  • 月替わりの学習イベントに参加できる(参加料無料)
  • 1回25分の無量レッスンを体験できる

ことばパークは、「聞く・話す・読む」の国語ジャンルに特化した通信教育です。講師とパソコンなどのデバイス上でコミュニケーションを交わしながら、「自分の言葉でどのように相手に伝えるのか」という力を育てていきます。経験豊富な講師が多く、子どものモチベーション維持に秀でていると評判です。

1回あたり25分間となっており、「聞き取り8分・文章の解読12分・ことば5分」と子どもが飽きないように決められています。その子の年齢・学年に合ったレベルで設定されているため、ストレスなく学んでいくことが可能です。

特徴的なのが、グループレッスンかマンツーマンレッスンかを選べる点です。コスパ重視ならグループレッスン、質重視ならマンツーマンレッスンがおすすめです。人見知りで多くの子どもがいると話せない子なども、マンツーマンレッスンであれば安心してコミュニケーション能力を伸ばせます。

受講料はマンツーマンレッスンの方が約2倍高いですが、入会金はどちらも3,300円の一律となっています。1回25分の無料体験レッスンもありますので、気になった人はまずこちらを申し込んでみると良いでしょう。

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小学生向けの通信教育を選ぶポイント

ここからは、小学生向けの通信教育サービスを選ぶ際に気を付けるべきポイントを解説していきます。子どもによって勉強する目的や個性が異なりますので、評判だけで契約するのはおすすめできませんよ。

①:目的に合ったカリキュラムを提供しているか

小学生向けの通信教育は非常に多く、コースごとの内容が大きく異なります。目的に合ったコース・カリキュラムを提供しているコースと契約しないと、「せっかく契約したのに、子供が全然取り組んでくれない…」ということになってしまう可能性もあります。

例えば、学校のテスト対策が目的としたなら、その教科書の内容に合ったカリキュラムを選ぶ必要があるでしょう。そうでなければ、予習はおろか復習もままならないです。逆に、中学試験を目的としたカリキュラムなら、学校のテスト対策以上に幅広い範囲をカバーしていなくてはいけません。

まずは、子どもと一緒に「何が目的で通信教育を取り入れたいのか」という点を確認しましょう。それを共有したうえで各通信教育の公式ホームページなどで内容・料金を確認し、問題なければ契約を検討してみると良いでしょう。公式ホームページだけで不安な人は、無料資料請求も忘れないのが大事です。

②:対象年齢や難易度が子どものレベルとかけ離れていないか

通信教育の各コース・プランには、大まかな対象年齢や難易度が設定されています。

対象年齢と離れていると、まったく勉強が進まなかったり、基礎が固まらなかったりする可能性があるのです。子どもの勉強意欲を低下させないためにも、対象年齢や難易度を高く設定し過ぎないようにしましょう。

③:子どもが興味を持てる・勉強意欲を維持できるのか

勉強するのは大人ではなく小学生の子どもです。文字だけで難しいことが書かれている教材だと、どうしても興味を持てなかったり、勉強意欲を維持することが難しかったりします。

そのため、提供している教材が子どもにとって「興味を持てるような工夫がされているか」という点を確認してみましょう。

紙テキストの場合
  • 自由に書き込みができるため自分だけの教材を作れる
  • 自分がどのくらい勉強してきたのかが一目で分かる
  • 絵やカラーが多いと楽しみながら勉強できる
  • 自分のペースでじっくりと勉強できる

紙テキストの教材を提供している場合、メリットは「自由に書き込みができ、自分が勉強してきた事実を確認しやすい」という点です。それにより勉強してきた自信も身に着きますし、表現力や記述力といった知識以外の部分も育てることができます。

タブレットの場合
  • ゲーム感覚で気軽に勉強できる
  • 動画や音声教材を使えば直観的に覚えられる
  • 教材などで部屋がかさばることがない
  • タブレットで学習管理ができる

近年ではタブレットによる通信教育も増えています。タブレットのメリットは、やはり「動画や音声が流れるため直観的に覚えやすく、ゲーム感覚なのでストレスを感じにくい」という点です。机に向かって教科書やノートを開くのが苦手という子どもにおすすめと言えるでしょう。

どっちを選ぶかは子どもと相談

どちらの方法でもメリット・デメリットがあり、絶対にコッチが良い!ということはありません。大事なのは、「子どもがどちらの方が勉強意欲を維持できるか」です。事前に子どもと相談することが重要で、場合によっては併用することも考えると良いでしょう。

④:無理せず続けられる受講料なのか

受講料に関しても必ず確認しましょう。小学生の通信教育とは言え、1年続けると考えればそれなりの受講料となってしまいます。何年間続けるのか、その場合いくらくらいの受講料になるのか、家計の負担にならないのかなど、さまざまな角度から検討してみましょう。

もし少しでも金額を抑えたい人は、各通信教育で提供されている割引制度やキャンペーンを使うことも忘れないようにしましょう。それぞれ割引金額や適用条件などが異なりますので、しっかりと確認して最もお得なものを提供させることが大事です。

通信教育で学ばせるメリット・デメリット

「そもそも通信教育を使って学ばせることにどんなメリットがあるの?逆にデメリットはないの?」という疑問をここで解決しておきましょう。

デメリット

まずは、通信教育を使うデメリットからです。

  • 親がサポートしないといけない
  • 気軽に質疑応答ができない
  • 勉強への意欲によっては学習量が少ないこともある
  • 簡単に解約することができない
  • 視力が低下してしまう危険性もある

通信教育をするのは子どもですが、それをサポートするのは先生ではなく親です。スケジュール管理はもちろんのこと、勉強できる環境作りや体調管理も必要になります。

子供が自ら進んで勉強をしてくれたらいいのですが、小学生ですから、そうでない事の方が多いです。親が勉強の時間を作ってあげることが、大切かなと思います。

また、教師の直接指導がないため、理解が難しい部分や疑問点の解消に時間がかかることがあります。これらの点を踏まえ、通信教育を利用する際には、子どもの性格や学習スタイルに合った方法を選ぶことが重要です。

メリット

続いては、通信教育を受けるメリットについてです。ここまでデメリットについて見てきましたが、個人的にはメリットの方が大きいと感じています。

  • 勉強意欲が上がるような工夫が多く盛り込まれている
  • 学習時間が短めなのでストレスに感じにくい
  • タブレットで気軽に勉強できるケースもあり
  • 自宅で勉強できるため送り迎えの手間や不安が少ない
  • 自分一人の空間で黙々と勉強できる
  • 家庭教師や塾と比較すると安価で済むことが多い

小学校で提供されている教科書とは異なり、通信教育で提供されている教材やテキストは「子どもが読んでも分かりやすく、楽しめるような工夫」がされています。

絵や漫画、動画、音声など、子どもの勉強意欲を上昇させられるのが、通信教育最大のメリットと言えるでしょう。1日あたりの学習時間も短めなので、長時間集中できない子どもでも安心です。

そして、「送り迎えの必要がない」というのも大きいです。家事の時間を確保しやすいというのもありますが、何より事故や誘拐などの不安がないという点が大きなメリットと言えるでしょう。

料金面に関しても、家庭教師を依頼したり塾に通わせたりすることと比較すると、通信教育の方が安価になりやすいですね。

こんな方には通信教育は向かないかも…?

通信教育はすべての子どもに向いているわけではありません。ここからは、通信教育に向かない子の特徴について解説していきます。もし自分の子どもに当てはまる場合、無理に通信教育を受けさせないようにしっかりと話し合いましょう。

元から自主的に学習習慣が作られている

通信教育を受ける目的はいくつかありますが、「自宅学習の手助け」という側面が強いです。宿題以外の学習時間を効率的に作るのが目的なのであれば、すでに自主的に学習習慣が作られている子には通信教育はあまり向かない可能性があります。

さらに、自分に合った教材をすでに見つけている可能性も高いです。せっかく自分の学習環境、学習ペースが作られているのに、通信教育にて強制するのは逆効果になりかねません。

普段の学習ペースを確認し、必要ないと判断すれば無理に継続するのは、やめておきましょう。

中学受験を見据えて勉強させたい

もし通信教育の目的が「中学受験」の場合、少し考えた方が良いかもしれません。

なぜなら、小学校の問題と中学受験の問題はまったく異なるものだからです。小学校の問題が完璧に解けたとしても、中学受験の問題が解けるわけではありません。つまり、勉強方法もまったく異なるのです。

ただ勘違いしてほしくないのは、「通信教育だけで中学受験を合格することはできない」というわけではありません。通信教育の中には中学受験に特化したコースもありますし、基礎は通信教育で学んで中学受験対策は進学塾などで学ぶという方法もあります。

もし中学受験対策も通信教育で行いたい場合は、『Z会』をおすすめします。Z会であれば中学受験対策もできますし、全体的に高品質な学習環境が揃っています。ただ、難関中学受験を目指す場合は、進学塾や家庭教師を検討した方が良いです。

我が子が家で勉強するイメージが浮かばない

学習環境の合う・合わないというのは、子どもによって千差万別です。家で黙々と勉強するのが得意な子もいれば、大人数で刺激を受けながら勉強したい子もあります。先生に直接質問できる環境が好きという子もいるでしょう。

そのため、もし「この子が家で黙々と勉強している姿が想像できない…」という場合は、学習塾をメインに検討した方が良いかもしれません。通信教育は親以外の強制力はありませんので、集中力を欠いてしまう子も学習塾のような先生のいる環境の方が向いています。

小学生の通信教育に関するよくある質問

最後に、小学生の通信教育に関してよく挙げられる質問をQ&Aという形で解説していきます。

Q.通信教育はいつから始めるべきか?

もし小学生から通信教育を始める場合、おすすめは小学1年生です。学ぶということを意識付けるには、本格的に勉強というものに触れる小学1年生が良いのです。

しかし、すでに1年生は過ぎている場合は、「通信教育を検討したその瞬間が最もおすすめのタイミング」です。早ければ早いほど効果的であり、子どもも通信教育に違和感なく始めることができます。

Q.テキスト教材とタブレット学習どちらがおすすめ?

それぞれにメリット・デメリットがありますが、個人的にはテキスト教材の方がおすすめです。

教材 テキスト教材 タブレット学習
メリット ・自由に書き込むことができる
・勉強したという自信が付きやすい
・絵や漫画など楽しく勉強できる工夫がされている
・じっくりと学ぶには最適
・ゲーム感覚で楽しく勉強ができる
・採点も自動化されているため効率は良い
・教材などかさばらない
デメリット ・教材が溜まると邪魔になる
・自己採点が必要なので親のサポートが必須
・勉強机などが必要
・受講費が高くなりがち
・書きにくいこともある
・機器依存になる可能性
・視力低下を招くリスクがある
・タブレットが故障すると何もできない

基本的に、「勉強する」という観点で考えればタブレットは不要です。ただ、「ゲーム感覚で勉強を楽しむ」という観点で考えればタブレットの方が上と言えるでしょう。しかし、将来のことを考えるとテキスト教材の方がおすすめと言えます。

なぜなら、「楽しく勉強する以外の点でデメリットが多いから」です。視力の低下リスクもありますが、個人的に一番懸念しているのは機器依存です。現代人はスマホ依存と言われるほど、スマホがないと生活できないほど浸透しています。タブレット学習は、これと同じことになるリスクがあるのです。

例えば、「タブレットがないと勉強できない」というリスクがあります。タブレットで動画を観る、タップする、文字を書くということに慣れすぎると、教科書のようなテキスト媒体での勉強が辛くなることがあるのです。

もちろん、プログラミングのようにタブレット学習だからこそできるジャンルもありますが、通信教育の場ではテキスト教材でもまったく問題ないと言えるでしょう。

タブレット学習が増えた原因

  • パソコンよりも安価で導入しやすく操作もシンプルで子どもでも使いやすいから
  • タブレット学習が最先端というイメージが付いているから
  • 文部科学省がタブレット学習を推奨しているから
  • 毎月教材を送るよりもコストダウンだから
  • タブレット学習の方が勉強してくれるのでは?というイメージがあるからなど

このように、教育効果よりも営業効果によってタブレット学習が流行っているという側面もあるのです。

Q.毎月どれくらいの費用がかかる?

毎月の受講料に関しては、対象年齢や勉強スタイルによって多少異なります。

小学生向け通信教育の受講費相場(5教科)

学年 テキスト教材 タブレット学習 料金相場(平均)
小学1年生 3,600円 3,900円 3,700円
小学2年生 3,900円 4,200円 4,000円
小学3年生 4,300円 4,800円 4,500円
小学4年生 4,300円 5,100円 4,700円
小学5年生 5,000円 5,600円 5,200円
小学6年生 5,200円 5,900円 5,500円
中学受験対策 8,700円 9,100円 9,000円

小学生向け通信教育の受講費相場は、全体で3,700~9,000円ほどとなります。中学受験対策を考えないのであれば、毎月6,000円あれば受講できると言えるでしょう。1年間で考えれば、約72,000円と考えておくと良いです。では、テキスト教材とタブレット学習でも少し見ていきましょう。

【テキスト教材】
テキスト教材の場合、相場は3,600~5,200円ほどです。入会金がないサービスであれば、1年間で約60,000円あればどの学年でも学ぶことができるでしょう。紙媒体で送られてくるため溜まってしまうリスクはありますが、実際に書くという行為を挟むため覚えやすいというメリットがあります。

【タブレット学習】
タブレット学習の場合、相場は4,000~6,000円ほどとなります。すべてオンラインで完結するなど時間効率が良く、教材が溜まらないというメリットがあります。受講料自体はテキスト教材よりも少し高い設定ですが、テキスト教材との大きな違いは「タブレット代の有無」です。

所有しているタブレットやパソコンで利用できれば良いですが、通信教育サービス側で用意したタブレットを購入しないといけないケースもあります。10,000円前後が初期費用として請求されることが多く、もし故障した場合は40,000円近い料金が請求されることもあるため注意が必要です。

Q.不登校の小学生向けの通信教育はある?

不登校向けの通信教育を提供しているサービスはいくつかあります。その中でもおすすめなのが、今回の記事でも紹介している『すらら』です。実は、ある条件を満たすことで「ITなどを活用した学習活動が出席扱いになる」という制度があります。すららでは、その制度を活用できる可能性が高いのです。

すららでは、実際にこれまで1,700人以上の不登校生が出席扱いになったという実績があります。勉強はもちろんのこと、出席と認められるための条件をクリアできるようにしっかりと管理してくれる徹底ぶりです。子どもが不登校で不安な人は、一度すららを検討してみましょう。

不登校を出席扱いにする場合や、とにかく勉強する環境を作りたい場合はタブレット学習がおすすめですが、「不登校そのものの解決」を目指している場合はテキスト教材がおすすめです。なぜなら、タブレット学習だとデジタル依存になってしまって余計に外に出なくなる可能性があるからです。

Q.学習習慣を身に着けるにはどうしたらいいですか?

親という立場からすると、ついつい「勉強しなさい!」と言ってしまいがちです。それで上手くいく子どももいますが、「言われるのが嫌だ」や「怒られるのが嫌だから勉強している」と感じている子どもも多くいます。そのため、理想は「言わなくても勉強する習慣を付ける」ということでしょう。

①:学習時間を適切なものに設定してあげる
「勉強は長時間やることが大事」ではありません。自分の集中力に合った時間を見極めて勉強することが大事なのです。あまりに長い時間椅子に座らせて勉強していると、そもそも椅子に座ることすら嫌になってしまいます。そのため、少しでも嫌な印象を減らすためにも適切な学習時間を設定してあげましょう。

各学年の適切な学習時間
  • 小学1年生:10分
  • 小学2年生:20分
  • 小学3年生:30分

このように、「学年×10分」が家庭における適切な学習時間とされています。まずは、この学習時間を目安に見守ってみてください。朝起きてからでも良いですし、夜ごはんを食べた後でも構いません。とにかく設定した学習時間をクリアできるよう導いてあげましょう。

②:一緒に勉強してあげる
子どもによっては「親と一緒に勉強したい、教えてもらいたい」という願望を盛っている子もいます。一緒に勉強することで、「勉強って楽しいことなんだ!」と思わせてあげましょう。例えば、理科の実験なんかは実際にやってあげることで大きな刺激になりますよ。

③:勉強したことを褒めてあげる
「怒られるのが嫌だから勉強する」というのは好ましくありません。親に対して萎縮してしまい、いずれ勉強そのものが嫌い・怖いという対象になってしまうからです。そのため、勉強したことや問題を解いて正解したときは、しっかりと褒めてあげましょう。「勉強したら褒めてくれる」というのは、大きなモチベーションにつながります。

Q.教材が毎月届くが、もし溜まってしまったらどうしたらいい?

テキスト教材の場合、毎月送られてくるケースもあります。スケジュール管理がしっかりしている家庭であれば問題ありませんが、「集中できない期間があった」「子どもが体調を崩してしまった」といった場合は、どうしても教材が溜まっていってしまいます。その場合、以下のような対策をしてみましょう。

①:なぜ教材が溜まってしまったのか原因を究明する
まずは、なぜ教材が溜まってしまったのか考えてみましょう。それを理解することで、同じミスを繰り返さないようにできます。

  • 子どもの勉強意欲が低下している
  • 子どもが体調を崩してしまった
  • 学習スピードが早くて追いつけていない
  • 教材のレベルが合っていないなど…

②:子どもに合った学習スピードを把握する
子どもというのは、始める前まではやる気に満ちているものです。親も自分の子どもには期待してしまいます。そのため、本来の学習スピードを見誤る可能性があります。まずは、普段の勉強スピードや子どもの性格のことを冷静に判断し、その子にあった学習スピードを把握しましょう。

③:学習スピードを徐々に戻せるよう管理する
もし教材が溜まって消化したい場合、子どもと一緒に優先順位を付けてみましょう。溜まってしまった教材から消化したいところですが、おすすめは「学習スピードを戻すようにすること」です。届いた新しい教材から進め、それが終わり次第溜まった教材を消化していくと良いでしょう。

④:タブレット教育への移行も考える
もしテキスト教材だと難しいと判断した場合は、データでのやり取りができるタブレット学習への移行も検討してみましょう。タブレット学習であれば、教材が溜まっていく心配はありません。ただし、視力低下のことなどを考えて使い方のレクチャーはしっかりとしておきましょう。