法務の転職におすすめ!法務に強い転職サイト・転職エージェント8選

2024.12.25 一般転職PR

法務の転職におすすめ!法務に強い転職サイト・転職エージェント8選

専門性が高くやりがいを感じられる法務の仕事。一方で、法務の求人は少ない傾向にあり転職の難易度が高いと言われることも多いです。

そこでおすすめなのが、法務の転職に強い転職サイト・転職エージェントを利用した転職活動です。

特に法務領域に精通したキャリアアドバイザーが在籍する転職エージェントに登録すれば、転職活動をフルサポートしてもらえます。

自分ひとりで転職活動するよりも効率的に進められるのはもちろん、法務の転職ノウハウを熟知しているキャリアアドバイザーのサポートやアドバイスを上手に取り入れることで、成功率のアップも期待できるでしょう。

この記事では、法務の転職におすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介していきます。合わせて、法務の転職事情や法務向けの転職エージェントを利用するメリット・デメリットについてもお伝えします。

法務職の転職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

法務職の転職におすすめの転職サイト・転職エージェント8選!

早速、法務職の転職に強いおすすめの転職サイトや転職エージェントを8社紹介していきます。それぞれの特徴を理解しながら、自分に合うサービスがあるかぜひチェックしてみましょう。

なお、8選は「求人数」「転職支援実績」「サービスの利便性」「サポートの充実度や専門性」「利用者満足度」を基準に独自に選定しています。
  • MS Agent
  • doda
  • リクルートダイレクトスカウト
  • NO-LIMIT(ノーリミット)
  • ビズリーチ
  • 弁護士ドットコムCAREER
  • 法務求人.jp
  • JAC Recrutment(ジェイエイシーリクルートメント)

MS Agent

【MS Agentの基本情報】

運営会社 株式会社MS-Japan
求人数(2024年11月時点) ■公開求人数:10,600件
・「法務」;約1,200件
■非公開求人数:非公開
拠点 東京(東京本社)、神奈川(横浜支社)、愛知(名古屋支社)、大阪(大阪支社)
求人対応エリア 全国
【おすすめポイント】

  • 管理部門・士業に特化した創業30年超の老舗の転職エージェント/li>
  • 保有求人の90%が非公開求人で大手上場企業の求人も多数取り扱っている
  • 法務人材向けの個別相談会を行っていて専門性の高いアドバイスがもらえる

MS Agentは、管理部門・士業に特化した転職エージェントです。

特化型の転職エージェントとして30年以上に渡って転職支援を行ってきた実績があり、利用者数は26,000名以上。利用者満足度も90%以上と評判も良く、実績・評価ともに申し分のない転職支援サービスと言えるでしょう。

MS Agentの特徴としてあげられるのが、業界屈指の豊富な求人情報です。

創業30年超の老舗エージェントのだけあって、MS Agentでは関東・東海・関西の主要都市を中心に大手上場企業、外資系企業、ベンチャー企業、会計事務所、監査法人、金融機関といった幅広いフィールドの求人情報を取り揃えています。

上場企業の90%をカバーするなど、大手の求人も多数保有。

非公開求人の割合は全体の90%と、MS Agentだけのネットワークを活かした求人紹介が可能なので、管理部門や士業への転職を希望する方はもちろん、より好条件・高待遇の求人を求める方にもおすすめです。

専門性と質の高いサポートを受けられることも、MS Agentの特徴です。

MS Agentには管理部門、会計業界、法律領域に高い専門性を持つキャリアアドバイザーが在籍していて、求職者にとって最適なキャリアプランを提案してくれます。

特に、登録後のキャリアカウンセリングは手厚く、1時間という時間をかけてヒアリングを実施。その後も、応募書類の添削や面接対策、条件交渉と転職をフルサポートしてもらえます。

さらに、MS Agentでは個別相談会やセミナーも行っています。

「30・40代の法務人材向け」「中長期的なキャリアが不安な法務職の方向け」といった個別相談会では、法務人材の転職事情に詳しいアドバイザーによるアドバイスが受けられます。

希望条件や悩みに合わせて選ぶことで転職やキャリアの方向性も定まりやすくなるので、気になる方はぜひ申し込んでみましょう。

doda

【dodaの基本情報】

運営会社 パーソルキャリア株式会社
求人数(2024年11月時点) ■公開求人数:約260,200件
・「法務」:2,000件
■非公開求人数:非公開
拠点 東京(丸の内本社)、北海道(北海道第二オフィス)、宮城(東北オフィス)、神奈川(横浜第二オフィス)、静岡(静岡オフィス)、愛知(中部オフィス)、大阪(関西オフィス)、京都(京都オフィス)、兵庫(神戸オフィス)、岡山(岡山オフィス)、広島(広島オフィス)、福岡(九州オフィス)、鹿児島(南九州オフィス)
求人対応エリア 全国、海外
【おすすめポイント】

  • 業界最多級の求人情報を掲載する総合型の転職サイト
  • 求人検索機能が充実していてさまざまな条件から求人を絞り込める
  • 3つのサービスを提供していて自分に合うやり方で転職活動ができる

dodaは、業界最多級の求人数を誇る求人情報・転職サイトです。

幅広い職種・業種の求人情報を取り扱う「総合型」のサービスで、公式ホームページには260,000件以上の求人情報が掲載されています。

「法務」で検索したところ約2,000件の求人情報がヒットし、上場企業や1,000名以上の従業員を抱える大手企業の求人も多数ありました。(2024年11月時点)

「新着求人」「求人特集」「詳細条件」から求人を探せるなど、dodaは求人検索機能が充実しているので、求人探しもスムーズに行えるでしょう。

より多くの求人に触れたい方、好条件・高待遇の求人を探している方には、dodaの「エージェントサービス」への登録がおすすめです。

エージェントサービスでは、転職市場や業界・職種への知見が豊富なキャリアアドバイザーが多数の案件のなかから求職者に合う求人を厳選して紹介してくれます。

一般には公開されない「非公開求人」からの紹介も受けられるので、魅力的な求人に出会える可能性も上がるでしょう。

また、企業の情報提供、応募書類の添削、面接対策などエージェントサービスはサポート内容も充実しています。

担当者とは電話やメールに加えてLINEでもやりとり可能なので、転職活動中の疑問や不安も気軽に相談できます。

エージェントサービスの他にも、企業から直接スカウトを受け取れる「スカウトサービス」、国内の転職エージェントやキャリアアドバイザーからスカウトメールが届く「パートナーエージェントサービス」もあります。

多彩なサービスを提供しているdodaなら、自分に合うやり方で転職活動を進めることができるでしょう。

リクルートダイレクトスカウト

【リクルートダイレクトスカウトの基本情報】

運営会社 株式会社リクルート
求人数(2024年11月時点) ■公開求人数:約428,400件(職種別に集計した求人数)
・「法務」:約10,000件
■非公開求人数:非公開
拠点 東京
求人対応エリア 全国
【おすすめポイント】

  • ハイクラスに強く年収800~2,000万円の求人を多数取り扱っている
  • 「レジュメ」を登録しておくと企業やエージェントからスカウトが届く
  • スカウト後はチャット機能を使って企業と気兼ねなくやりとりができる

リクルートダイレクトスカウトは大手リクルートグループが運営する、ハイクラスに特化した転職支援サービスです。

年収800~2,000万円の高年収求人が多数掲載されているので、転職で年収アップを目指すなら優先して利用したいサービスと言えるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトの特徴は、希望に合うスカウトが届く転職スカウトサービスであることです。

スカウトを受けるには、まず公開するプロフィールを作成しなければなりませんが、リクルートダイレクトの場合、「レジュメ」と呼ばれるプロフィールは経験や能力、希望条件を選択していくだけで完成します。

「AI要約」という機能を活用すれば、ワンタッチで職務要約の自動生成も可能です。

その後、リクルートダイレクトスカウトがレジュメや求人情報を分析し企業やエージェントに求職者をおすすめしてくれるので、マッチング度の高いスカウトが実現する可能性が高いでしょう。

スカウトを受け取った後も、リクルートダイレクトスカウトのチャット機能を使って企業やエージェントと気軽にやりとりできます。

このようにスカウト機能が充実しているリクルートダイレクトスカウトを利用すれば、在職中で求人を探す時間がない方でも無理なく転職活動を進められるでしょう。

NO-LIMIT(ノーリミット)

【NO-LIMIT(ノーリミット)の基本情報】

運営会社 株式会社アシロ
求人数(2024年11月時点) ■公開求人数:約300件
・「法務」:約100件
■非公開求人数:600件以上
拠点 東京
求人対応エリア 東京、埼玉、千葉、神奈川、長野、愛知、滋賀、京都、大阪、兵庫、愛媛、福岡、宮崎
【おすすめポイント】

  • 弁護士特化の転職支援サービス
  • 高年収求人や企業法務未経験者向けの求人も多数取り扱っている
  • アドバイザーは全員が弁護士業界出身で専門性の高いサポートを受けられる

NO-LIMIT(ノーリミット)は、弁護士・法務人材に強い「特化型」の転職支援サービスです。

業界専門でありながら年間1,000名以上の登録実績があり、実際に面談をした方の満足度も90%以上と非常に高くなっています。

そのため、転職支援サービスに実績や評判を求めるなら、NO-LIMIT(ノーリミット)は優先的に利用したいサービスと言えるでしょう。

NO-LIMIT(ノーリミット)の保有求人の9割は非公開求人です。

求人内容は、上場企業や大手法律事務所のほか、企業法務・インハウス求人とさまざま。年収2,000万円を超えるハイクラス求人や企業法務未経験者の採用に前向きな事務所の求人の用意もあります。

実際に、NO-LIMIT(ノーリミット)を介して転職した方の8割以上が転職で年収アップに成功しています。

業界専門としているだけあって、専門性の高いサポートを受けられるのも、NO-LIMIT(ノーリミット)の魅力です。

NO-LIMIT(ノーリミット)のアドバイザーは全員が弁護士業界出身。自己分析から選考対策まで、法曹業界転職のプロが転職活動をサポートしてくれるので、成功率もぐっと高まります。

なかでも、書類通過率は90%と高水準を誇っているので、書類選考に自信がない方はぜひNO-LIMIT(ノーリミット)のサポートを取り入れてみましょう。

NO-LIMIT(ノーリミット)では自己分析も丁寧に行ってくれるので、自分では気付けなかった強みやアピールポイントが見つかるかもしれません。

ビズリーチ

【ビズリーチの基本情報】

運営会社 株式会社ビズリーチ
求人数(2024年11月時点) ■求人数:139,500件
・「法務・コンプライアンス」:約2,900件
■非公開求人数:非公開
拠点 東京(本社・首都圏拠点)、大阪(関西オフィス)、愛知(名古屋オフィス)、福岡(福岡オフィス)、静岡(静岡オフィス)、広島(中四国オフィス)
求人対応エリア 全国、海外
【おすすめポイント】

  • 国内最大級のハイクラス転職サイト
  • 保有求人の3分の1以上が年収1,000万円以上の高年収求人
  • 優良企業や優秀なヘッドハンターからのスカウトが届く

ビズリーチは、国内最大級のハイクラス転職サイトです。

管理職やスペシャリスト、グローバル人材向けの求人を中心に取り扱っていて、保有求人の3分の1以上が年収1,000万円以上の高年収求人。法務職を目指す方はもちろん、転職で年収アップやキャリアアップを狙う方は積極的に利用してみることをおすすめします。

「スカウト型」の転職支援サービスであるということもビズリーチの大きな特徴です。

ビズリーチでは31,700社以上の優良企業、7,800名以上の優秀なヘッドハンターと取引を行っていて、登録したプロフィールに興味を持った企業やヘッドハンターから直接スカウトが届きます。

企業の採用担当者と直接コンタクトが取れるので、効率的かつ主体的に転職活動を進められます。

意外な企業からスカウトが届くこともあり、転職先の選択肢やキャリアの可能性もぐっと広がるでしょう。

ビズリーチは無料でも利用できますが、有料の「プレミアムステージ」に登録すればすべてのサービスが利用可能になります。

プレミアムステージ 30日間コース:5,478円(税込)
※Web版からアップグレードする場合

1週間無料で利用できる無料体験も行っているので、まずはお試しから始めてみてはいかがでしょうか。

弁護士ドットコムCAREER

【弁護士ドットコムCAREERの基本情報】

運営会社 弁護士ドットコム株式会社
求人数(2024年11月時点) ■公開求人数:非公開
■非公開求人数:非公開
拠点 東京
求人対応エリア 全国
【おすすめポイント】

  • 弁護士や法務職の転職に強い転職エージェント
  • 独自のネットワークを活かした非公開求人を多数保有している
  • 法律事務所や企業の情報に詳しく求人票からはわからない情報も提供してもらえる

弁護士ドットコムCAREERは、その名の通り弁護士向けの転職エージェントです。

登録弁護士数20,000名以上の弁護士ドットコムを運営してきただけあって、弁護士ドットコムCAREERでは弁護士業界や法律事務所との間に独自のネットワークを有しています。

求人の傾向は、大手法律事務所から地元密着型の法律事務所、インハウスロイヤーとさまざま。

弁護士ドットコムCAREERならではの弁護士・法務部ネットワークを活かした非公開求人や特別な案件を多数保有しているので、他サービスにはない好条件の求人に出会える可能性があるでしょう。

サポート体制も整っており、弁護士ドットコムCAREERなら専門のコンサルタントが理想の転職を実現するために転職活動を徹底サポートしてくれます。

特に弁護士ドットコムCAREERのコンサルタントは事務所や企業とのつながりも深いので、業界の転職事情はもちろん、職場情報もしっかり把握しています。

代表弁護士の人柄や法律事務所の特徴など、詳しい職場情報を提供してもらうことで自分にとっての働きやすい職場かどうか見極めやすくなるはずです。

事前に確認できる情報が多ければ転職後のミスマッチや後悔も防げます。

サイト内のコンテンツやコラムが充実していることも、弁護士ドットコムCAREERの特徴です。

サイト内には弁護士や法務職への転職を目指す方向けのガイドやコラムが掲載されています。法務の転職や働き方について参考になる情報が発信されているので、ぜひ参考にしてみてください。

法務求人.jp

【法務求人.jpの基本情報】

運営会社 株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社
求人数(2024年11月時点) 約700件
※非公開求人含む
拠点 東京
きゅうじn対応エリア 全国、海外
【おすすめポイント】

  • 法務人材・知財人材向けの転職エージェント
  • 求人は「エージェント求人」「直接応募の求人」の2通りがある
  • 「エージェント求人」に申し込むと、法務領域に特化したエージェントによるサポートを受けられる

法務求人.jpは、法務人材・知財人材向けの転職エージェントです。

「法務部員」「法律事務職員」「知財部員」の求人情報が掲載されており、公式ホームページの「簡単求人検索」では、「年収1,000万円以上」「上場企業」「フルリモート」などさまざまな条件から求人を探せます。

法務求人.jpでの転職活動は主に2通りあり、「エージェント求人」「直接応募の求人」から選びます。

「エージェント求人」はその名の通り、法務求人.jpのエージェントと転職活動を進めていくというものです。

公式ホームページに掲載されている「エージェント求人」の「応募相談する」ボタンから申し込むと、エージェントへ応募の意思が伝わります。その後、運営側で求人へ応募可能かどうかの審査が入り、審査に通過した場合、正式な応募へと手順を進めていきます。

エージェント求人では、応募先への連絡、応募書類の添削、面接の日程調整、面接対策、条件の交渉など、エージェントが転職活動をフルサポート。

今後のキャリアプランを一緒に考えてくれたり、応募を希望した求人以外の案件を提案してくれたりと、状況に応じて対応してくれるので、転職の方向性に悩んでいる方でも安心でしょう。

また、法務領域を専門としているだけあって、法務求人.jpでは豊富かつ良質な情報を有しています。

最新の転職事情や求人動向など、転職に役立つ情報を提供してもらえればミスマッチも防げます。

一方、「直接求人の応募」から応募した場合は、エージェントが仲介することはありません。

求人元と直接コンタクトを取りながら転職活動を進めていくため、主体的な転職活動をしたい方におすすめです。

JAC Recrutment(ジェイエイシーリクルートメント)

【JAC Recrutment(ジェイエイシーリクルートメント)の基本情報】

運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
求人数(2024年11月時点) ■公開求人数:非公開
・「法務・知財」:約400件
■非公開求人数:非公開
拠点 【国内】東京(東京本社)、宮城(東北支店)、埼玉(北関東支店)、神奈川(横浜支店)、静岡(静岡支店、浜松支店)、愛知(名古屋支店)、京都(京都支店)、大阪(大阪支店)、兵庫(神戸支店)、広島(中国支店)、福岡(福岡支店)
【海外】シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、韓国、ベトナム、インド、イギリス、ドイツ、アメリカ
求人対応エリア 全国、海外
【おすすめポイント】

  • ハイクラス・エグゼクティブに強い転職エージェント
  • 保有求人75%が非公開求人で日系大手や外資系企業の求人も多数取り扱っている
  • 各業界・職種に精通したコンサルタントが1,400名以上在籍している

JAC Recrutment(ジェイエイシーリクルートメント)は、ミドルクラス・ハイクラスの管理職・エグゼクティブ・専門職に特化した転職エージェントです。

約43万人もの転職支援を行ってきた実績があり、利用者満足度も高水準。

「オリコン顧客満足度ハイクラス・ミドルクラス転職」では2019年から2024年まで6年連続で№1を獲得しています。

法務に特化してはいませんが、公開求人としての「法務・知財」の求人は約400件ありました。(2024年11月時点)

JAC Recrutmentでは全国の日系・外資系・グローバル企業、大手・中小・ベンチャー企業と取引を行っており、非公開求人も全体の75%と豊富なので、登録することで比較検討できる求人の幅もぐっと広がるでしょう。

特にイギリスで創業したJAC Recrutmentは、外資系企業や海外進出企業などへのグローバル転職にも多数の実績があるので、英語を活かして法務職への転職を目指すなら積極的に利用してみることをおすすめします。

また、専門性が高く良質な転職支援を中長期的に受けられることも、JAC Recrutmentを利用するメリットです。

JAC Recrutmentには各業界・職種に精通したコンサルタントが1,400名以上在籍していて、求職者のスキルと経験を最大限発揮できる求人を紹介してくれます。

求人の紹介/応募書類の手配/レジュメ添削/面接日程の調整/面接対策/条件交渉/入社スケジュールの調整/円満退社に向けたアドバイス/転職後のキャリアの相談

上記からわかるように、その後のサポートも非常に手厚く、転職後のキャリアの相談まで可能です。

これらのことから、JAC Recrutmentは「管理職を目指したい」「中長期的にサポートをしてほしい」という方にとっては、特におすすめの転職エージェントと言えます。

JAC Recrutmentの利用者は40代以上の方も多いので、40代や50代の転職希望者もぜひJAC Recrutmentをチェックしてみてください。

転職前に知っておきたい法務の転職事情!転職に役立つ資格も紹介

「法務の転職市場の動向は?」
「法務の転職は他の職種に比べて難しい?」
「法務の転職で持っていると有利になる資格はある?」

法務の転職にあたって、このような疑問をお持ちの方もいるでしょう。

ここでは法務の転職事情についてみていきます。具体的な転職活動を始める前に、法務職の転職市場について知っておきましょう。

近年、法務職のニーズは高まっている

法治国家である日本が社会の秩序を維持するには法律が必要不可欠で、法律に関する専門的な知識やスキルを有する法務の人材の需要は他職種に比べて高い傾向にあります。

特に近年、法務のニーズは急速に増加していると言われています。

その要因のひとつとしてあげられるのが、社会全体のコンプライアンスへの意識が高まったことです。

インターネットが普及しSNSが生活の一部となった現在では、ネット上の法的トラブルが後を絶ちません。

例えば、誤った情報をSNSで発信したり法令違反を行ったりと、自社の社員が法的トラブルを起こしたとなれば、企業に法的責任が問われる可能性も生じます。

企業がこうしたトラブルを未然に防ぐには、社員ひとりひとりのコンプライアンス意識を高める取り組みを行わなければならず、法律の専門知識を持ちコンプライアンス意識を高める役割を担う法務部門が必要です。

コンプライアンスの遵守や強化を重要な経営課題と捉える企業や実際にコーポレートガバナンスの強化に取り組む企業は増えており、こうした変化が法務の需要拡大につながっているのです。

また、会社のスリム化のために事業の再編を行う企業やM&Aで事業の拡大を図る企業も増加しています。

これらもまた、法務職のニーズが高まっている要因と言えるでしょう。

法務職の転職が難しいと言われる理由

需要がある一方で、管理部門のなかでも特に法務は転職が難しいと言われています。

その理由としては、以下の要素があげられます。

【法務の転職が難しいと言われる理由】

  • 専門的な知識が必要
  • 業務内容が広い
  • 業界によって必要な知識や経験が異なる
  • 都度判断が求められる
  • 倍率が高い

法務の業務内容は「契約書等の確認」「社内規定の整備」「法的手続き」「法律に関する相談」「トラブル対応」など多岐に渡ります。

そのため、法律の知識はもちろん、各業務に対する専門的な知識を身に付けていく必要があり、難易度が高いとされています。

加えて、法務業務で扱う法令は業種や事業内容によっても異なります。同じ法務職でも志望する業界での法務知識を持っていなければ、転職で不利になる可能性があるでしょう。

また、法務の業務は突発的な案件に対応するというものが多く、ルーティンワークではありません。

臨機応変に対応しなければならないので、迅速な問題解決能力や高い柔軟性が求められます。

法務に限ったことではありませんが、管理部門の職種は求人数が少ない傾向にあることも、法務の転職が難しいとされる要因のひとつです。

大手企業であれば「法務部」として比較的多くの募集を行っていることもありますが、中小企業の場合は1名から数名程度で募集しているケースも少なくありません。

法務職未経験でも法学部出身者なら採用されやすい

専門性の高い知識が求められる法務の仕事では、未経験からの転職を成功させるのは簡単ではありません。

ただ、未経験だからと言って絶対に転職できないというわけではなく、法務部や法科大学院の出身者であれば採用される可能性があります。

特に、第二新卒や20代前半など比較的早いタイミングでの転職なら、ポテンシャル採用のチャンスもあるので、採用されやすいでしょう。

法務の転職で役立つ資格

法務職として転職する際に必須の資格というものはありませんが、法務の業務内容に関連する資格を取得していると、転職を有利に進められる可能性があります。

例えば、「弁護士」「行政書士」「司法書士」といった資格は、取得していれば法務の転職では強力な武器になってくれるでしょう。

ただ、資格取得のハードルは高く、相当な努力が必要なのも事実です。

以下に、法務の転職で比較的取得しやすく、アピールしやすい資格について紹介します。

資格 実施機関
ビジネス実務法務検定 東京商工会議所
ビジネスコンプライアンス検定 サーティファイ コンプライアンス検定委員会
法学検定 法学検定試験委員会

「ビジネス実務法務検定」は、法務関連資格のなかでも比較的知名度が高めです。1級・2級・3級があり、2級以上に合格していると評価につながりやすいでしょう。

「ビジネスコンプライアンス検定」は、コンプライアンスへの深い理解と活用能力の証明に役立つ検定です。初級と上級の2つのレベルで実施されていて、「リモートWebテスト」による在宅受験形式を取っています。

「法学検定」は、法学に関する学力を客観的に評価する検定です。「ベーシック(基礎)コース」「スタンダード(中級)コース」「アドバンスト(上級)コース」の3コースがあり、大学での単位認定や企業の入社・配属などの場面で利用されることが多く、学生の受験者も多い傾向にあります。

資格を持っているだけで転職が有利になるわけではありませんが、資格の取得によって意欲や熱意を示すことは可能です。

転職後も役立てられるよう、志望する業界や企業の法務業務に活かせる資格かどうかを事前に確認したうえで資格の取得を目指しましょう。

転職活動で法務職に強い転職エージェントを利用するメリット5つ

転職活動で法務に強い転職エージェントを利用することには、さまざまなメリットがあります。

自分に合う法務の求人を紹介してもらえる

転職エージェントを利用する大きなメリットは、希望条件やキャリアプランに合う求人を紹介してもらえることです。

法務に強い転職エージェントに登録した後は、法務領域の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーと面談を行います。

面談で希望条件や転職理由、キャリアプランなどを伝えると、その後、キャリアアドバイザーは膨大な求人情報のなかから求職者にとって最適な案件を厳選して提案してくれます。

転職のプロが客観的な視点で多数の候補から求人をピックアップして紹介してくれるので、自分で探すよりも効率良く求人情報を比較検討できるでしょう。

これまでの経験や培ってきたスキルを活かせる職場が意外な業界で見つかったり、自分では考えてもみなかった企業が転職先の有力候補になったりと、キャリアアドバイザーからの提案によって転職先の選択肢が増える可能性もあります。

また、一般には公開されない「非公開求人」を選択肢に入れられることも、転職エージェントに登録する大きなメリットです。

非公開求人には、大手企業や人気企業など、一般に公開すると応募が殺到してしまうような魅力的な求人も多いです。

中小企業やベンチャー企業などの法務部を持たない企業が転職エージェントを通じて新規で募集を行うケースもあります。

「転職先の選択肢を増やしたい」「自分で探してもなかなか良い求人が見つからない」という方は、ぜひ転職エージェントへ登録して非公開求人からの紹介を受けられるか相談してみましょう。

専門的なサポートやアドバイスを受けられる

法務職の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーに転職活動をフルサポートしてもらえることも、法務に強い転職エージェントを利用するメリットです。

法務に強い転職エージェントには、法務をはじめ管理部門や弁護士などの法務領域に精通したキャリアアドバイザーが在籍しています。

例えば、弁護士・法務人材に強い「NO-LIMIT(ノーリミット)」は弁護士業界に精通したアドバイザーのみが対応し、法務領域に特化した「法務求人.jp」では、法務専任のエージェントがフォローを行います。

総合型の転職エージェントでも、各業界や職種に精通したキャリアアドバイザーが在籍していれば、法務の転職に必要なサポートやアドバイスを受けられるでしょう。

具体的なサポート内容は転職エージェントによっても異なりますが、転職エージェントでは一般的に以下のようなサポートを提供しています。

  • 求人の紹介
  • 応募先企業との連絡・調整
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 面接対策(面接へのアドバイスや模擬面接)
応募書類の添削や面接対策といった選考を突破するためのサポートやアドバイスがあれば、ひとりで転職活動を行うより書類通過率や内定獲得率もぐっと向上するでしょう。

企業や事務所の詳細な職場情報を提供してもらえる

法務に強い転職エージェントに登録すると、応募先の詳しい職場情報も提供してもらえます。

法務に強い転職エージェントでは、求人元である企業や事務所の採用担当者を直接訪れて密にコミュニケーションを取っています。

以下のような求人票だけではわからない情報を提供してもらえれば、自分に合う企業・職場かどうかを判断するのに役立つでしょう。

  • 実際の忙しさや働きやすさ
  • 具体的な仕事内容
  • 職場の雰囲気
  • 募集背景

ミスマッチや後悔のない転職を実現するには、徹底的な情報収集が欠かせません。

あらかじめ職場の内部情報を確認できれば、「こんなはずじゃなかった」「イメージと違っていた」といった転職後のミスマッチも防げるでしょう。

転職活動の負担を軽減できる

転職エージェントに登録すると、転職活動の負担を大幅に軽減できます。

転職活動でやるべきことは、応募書類の作成や面接練習といった選考対策だけではありません。

具体的には、以下のような細かいやりとりや対応が必要です。

  • 応募先との連絡
  • 面接日程の調整
  • 条件の確認・交渉
  • 入社手続き

転職エージェントなら、上記のような対応をキャリアアドバイザーが代行してくれます。

働きながらの転職活動で多くの時間を割けない方でも、効率的な転職活動ができるでしょう。

キャリアカウンセリングで転職の方向性を明確にできる

転職エージェントなら、サービスへの登録後に専門的なキャリアカウンセリングを受けられます。

「転職によって何を実現したいか」「転職先でどのようなキャリアを形成していきたいか」など、転職活動を始める際には転職の方向性を明らかにする作業が必要です。

転職エージェントのキャリアカウンセリングを受ければ、法務領域に精通したキャリアアドバイザーが最新の転職市場の動向、求人情報、求職者の適性や強みを踏まえたうえでキャリアプランを提案してくれます。

転職活動に入る前に、今後のキャリア形成や自分自身のキャリア観を見直すことで、有意義な転職へとつなげられるでしょう。

また、転職エージェントなら、転職活動期間中に疑問や不安が生じた際にもキャリアアドバイザーに気軽に相談できます。

自分ひとりの転職活動では、転職サイトに掲載されている転職ノウハウを参考にするなどして自力で問題を解決しなければなりませんが、法務の転職支援実績が豊富なキャリアアドバイザーなら最適なアドバイスをしてもらえるでしょう。

疑問や不安をスムーズに解消できれば、転職活動にも前向きな気持ちで臨めます。

転職活動で法務職に強い転職エージェントを利用するデメリット3つ

紹介したように、法務に強い転職エージェントを転職活動で利用するのには多数のメリットがありますが、注意すべき点があるのも事実です。

ここからは、法務に強い転職エージェントを利用するデメリットをお伝えしていくので、後悔しないためにもぜひ事前に理解しておきましょう。

経歴やスキルによっては応募できない場合がある

法務に強い転職エージェントを利用した転職活動では、経歴やスキルによって求人に応募できない場合があります。

転職市場では、一般的に即戦力が求められる傾向にあります。

そのため、求職者が応募したいと伝えても、求職者の経験やスキルが基準を満たしていないと転職エージェント側が判断すれば、キャリアアドバイザーに断られることもあるでしょう。

特に法務は専門性の高い職種で、求人情報のなかには経歴やスキルに応募条件を設けている案件も少なくありません。

また、法務の場合、業界や企業で業務内容が異なります。

例えば大企業であれば、法務部門のなかでさらに業務が分かれていることがあり、そうした環境ではより高い専門性が求められるでしょう。

一方、中小企業では法務に加えて他業務にも対応しなければならないこともあり、専門性よりも総合的なスキルが必要な職場も多いです。

法務の経験があっても、企業のニーズとマッチしていなければ求人の紹介は受けられないでしょう。

法務に特化した転職エージェントの場合、求人の選択肢が限られる

法務に特化した転職エージェントを利用する懸念点として、求人数が少ないということがあげられます。

法務に特化した転職エージェントは職種を絞り込んでいるだけあって、総合型に比べて求人数が非常に少ないです。

特定の領域に絞り込んでいるので、案件の幅が狭まってしまうのは仕方ありませんが、「法務を含めてさまざまな職種の求人を見てみたい」「法務で良い条件の求人がなければ、他職種も検討したい」という方の場合、法務特化の転職エージェントだけでは転職先の選択肢が限られてしまうでしょう。

また、一般的に特化型の転職エージェントの場合、大手企業よりも中小企業やベンチャー企業の求人が多い傾向にあります。

こうした法務に特化した転職エージェントのデメリットを補って転職先の選択肢を増やすには、総合型と特化型を併用した転職活動がおすすめです。

総合型の求人数の多さと特化型の専門性の高さというそれぞれのメリットを上手く取り入れられれば、法務以外の職種にも興味がある方、大手企業への転職を希望している方でも選択肢を狭めずに済むでしょう。

担当キャリアアドバイザーと相性が悪いと転職活動を進めづらい

相性の悪い担当者が付く可能性があることも、転職エージェントを利用するデメリットのひとつです。

法務に強い転職エージェントにはさまざまなキャリアアドバイザーが在籍していて、基本的には担当者の指名はできません。

お互い人間なのでどうしても相性の良し悪しはあるものです。場合によっては、以下のように相性が悪いと感じることもあるでしょう。

  • 法務の転職事情には詳しいが、話が一方的で悩みを相談できない
  • 新人のキャリアアドバイザーで業界の理解度が低く頼りない
  • 人柄は良いが、当たり障りのないアドバイスばかりで物足りない

担当のキャリアアドバイザーとの相性が良くないと、コミュニケーションが上手く取れなかったり、余計なストレスを感じたりと、転職活動にも支障をきたします。

担当者と合わないと感じたら、なるべく早く担当変更を申し出ましょう。

また、複数の転職エージェントを併用して、キャリアアドバイザーとの相性を比較するのもおすすめです。

最終的に相性の良いキャリアアドバイザーがいる転職エージェントを選ぶことで、転職活動もスムーズに進められます。

難易度が高めの法務の転職には転職エージェントのサポートがおすすめ

専門的な知識や能力が求められる法務の転職は、経験やスキルによっては難易度が高くなりやすいです。

そんな厳しい転職を納得のいくものにしたいなら、法務の転職に強い転職エージェントを積極的に利用することをおすすめします。

法務に強い転職エージェントでは、応募書類の添削や面接対策など選考を突破するためのサポートを行っています。

法務領域に精通したキャリアアドバイザーのサポートやアドバイスを上手に取り入れることで、書類選考の突破率や内定獲得率もアップするでしょう。

また、情報収集の面でも法務に強い転職エージェントは役立ちます。独自に入手している企業の内部情報を応募前に提供してもらえれば、転職後のミスマッチも避けられるはずです。

転職エージェントのサポートを積極的に活用して、ぜひ法務の転職を成功させましょう。