島根・鳥取の高校生の新卒採用、ネットとリアルの支援提供開始 メリット×ジンジブ、島根の高卒採用サービスの代理店契約のお知らせ

2024.08.01 ニュースリリース

高校生の就職を支援している「ジンジブ」(大阪市)と、島根で求人情報や地域情報のメディアを運営する株式会社メリット(本社:島根県松江市・代表取締役 柏井 光 以下「メリット」)は、「ジョブドラフト」の販売に関する代理店契約を結びました。
島根と鳥取の企業に新たな高卒採用活動の手法を提供し、高校新卒の求人情報アプリ「ジョブドラフトNavi」への掲載企業エリアを増やします。島根と鳥取の高校生へ自分で求人情報に出会う新しい就活文化を提供します。

 

 

 

 

 

代理店契約に至った背景

 

厚労省の発表で、島根県の2024年3月卒の高卒求人倍率は「3.26倍」と、中国地方では広島県の次に高まっています(※1)。県内には高い技術の製品やサービスを持つ企業を中心に3,000以上の求人が出ており採用気運は高まっています。しかし、島根県の15~24歳は、「進学」や「就職」を理由に県外へ転出し、全体の転出人数の約3割を占めています。企業自体を「知らない」まま、若年層が県外へ出るとUターンの選択肢もなくなりかねません。

 

ジンジブでは、高校生のための求人情報アプリ「ジョブドラフトNavi」や合同企業説明会を運営しており、高校生の将来の選択肢を広げるため、掲載エリアを全国に向けて増やし、地元の優良企業の求人情報の掲載を進めています。
メリットでも、求人広告メディアや山陰の魅力を伝える情報誌をつくる活動の中、進学・就職での若年労働者の県外流出や、地元企業の高卒採用の意欲の高まりと採用課題の声を間近に接してきました。

 

「ジョブドラフト」を活用することで、地域の活性化につながると両社の想いが一致し、この度の代理店契約にいたりました。
これにより、島根と鳥取の高卒求人の掲載と、地元企業へ新たな採用方法の提案を行います。より多くの高校生に自分で求人情報と出会う文化を広め、山陰地方の活性化を目指します。
島根と鳥取の企業への営業活動はメリットが、サービスの商品提供(Navi掲載・カスタマーサポート)や高校への活用促進活動はジンジブが担います。初年度は、主に「ジョブドラフトNavi」への求人掲載と採用活動サポートを中心に進め、今後は体験ができるリアルイベントの「ジョブドラフトFes」の早期開催を目指します。

 

※1 厚生労働省『令和5年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(令和6年3月末現在)』
※2 島根県政策企画局統計調査課『令和5年 島根の人口移動と推計人口』 

 

 

 

<本代理店契約に関するコメント>

 

株式会社メリット 代表取締役 柏井 光

 

創業時の事業が求人広告、採用支援事業であった当社は、求職者・企業・そして私たち三者にとって「MERIT」のある状態をメディア、コミュニケーションによって生み出していくという理念を掲げ、当社の社名に込めています。しかし、近年は山陰における進学・就職での人口流出を要因とした若年労働者の減少により、当社の掲げる「MERIT」ある状況になっていないのではと考えてきました。
今回ご縁を頂き、ジンジブ様が持つ採用における高卒生への多様なサービスとノウハウを地元企業様にご案内できる機会が持てることとなりました。従来の当社の持つ企画や編集のノウハウやネットワークも加味することで、様々な立場の方々に「MERIT」のあるコミュニケーションを確立し、地域に貢献していきたく考えています。

 

 

 

<ジョブドラフトNaviとは>

 

 

 

ジョブドラフトNavi

 

高卒採用に文字情報のみを用いていた企業の「求人票」の情報を、Webサイトやアプリに掲載した高校生のための求人情報メディアです。高校生は学校の進路指導室以外でも、スマホなどからいつでも情報にアクセスできます。
・ジョブドラフトNavi:https://job-draft.com/

 

 

 高校生への価値提供

 

(1)「会社の特徴」「職種」「地域」など自分が大切にしたい軸で、学校に届かない求人も検索ができます
(2)高校生が一番気になる職場の雰囲気、働く社員の様子や、先輩社員インタビューを、動画や写真を使って紹介
(3)企業ページには人事担当者への質問や、職場見学にいった感想も書き込めます
(4)自分に合う仕事に迷うとき、進路の悩みはジョブドラフトの就職アドバイザーに相談ができます
(5)先生向け求人管理システム「ジョブドラフトTeacher」を使うと、学校に届く求人情報も一緒に検索ができます

 

 

企業への価値提供

 

全国の高校で支援を行い利用する高校生を増やしています。キャリア教育授業「ジョブドラフトCareer」は、や求人管理システム「ジョブドラフトTeacher」を提供し、全国の約3分の1の高校へ接点(※)がございます。
また、高卒採用のポイントである「先生」と「高校生」に知ってもらう、選ばれる活動を効果的に実践するためのサポートを行います。

 

スタンダードプラン:高卒採用が初めてでやり方が分からない場合や、高卒採用に必要な戦略立てが必要な企業に向けて、最新の高校情報やジンジブがこれまで培ったノウハウを基に、専任チームで高卒採用をサポートするプランです。

 

高卒採用オプション: 企業の状況に応じて追加で採用支援を行います。
「ジョブドラフトNavi」原稿作成/合同企業説明会「ジョブドラフトFes」出展
採用ツール制作(採用ブランディング動画・採用ホームページ・採用パンフレット制作・SNS運用)
採用活動代行(先生との交流会「先生Fes」出展・高校訪問代行・求人票発送)
面接支援「ジョブドラフトSurvey」/入社1年目の高卒の新卒研修「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」

 

※3「ジョブドラフトCareer」は、2023年12月「第13回キャリア教育アワード」(主催:経済産業省主催)にて「優秀賞」を受賞しました。
※4 2023年4月~24年3月高校訪問数1,776校/2022年度全国高校数(含む通信制高校)5,098校(参照:文部科学省「学校基本調査」)

 

 

 

<高校生の就職活動について>

 

2024年3月卒の高卒求人倍率は「3.98倍」と統計を開始した1985年以降、過去最高の水準となりました(※1)。アフターコロナによる経済活動の回復や、団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題が迫る人手不足を背景に、高卒採用の競争はますます激化しています。
一方で、高校生の就活では高校の紹介が多く、求人情報公開から応募まで約2ヶ月という短い期間や、地域により応募開始から一定期間は一人一社ずつの応募など特有の仕組みがあります。

 

 

●高卒採用2025年3月卒のスケジュール
6月1日 ハローワークによる求人申込書の受付開始
7月1日 企業による学校への求人申込及び学校訪問開始
9月5日 学校から企業への生徒の応募書類提出開始(沖縄県は8月30日)
9月16日 企業による選考開始及び採用内定開始

 

 

応募前の情報不足が要因で、ミスマッチ入社することでの早期離職は、高校生・企業の双方にとっての課題です。
そこでジョブドラフトでは、高校生が自分で求人情報に出会う新しい就活方法となる、求人情報アプリ「ジョブドラフトNavi」を始め、高校生が “働きたい”と思える会社に出会うきっかけをつくるサービスづくりをしています。

 

 

 

■ 株式会社メリットについて

会社名:株式会社メリット
代表取締役:柏井光(かしわい ひかる)
本社所在地:島根県松江市古志原5丁目13-7
設立: 1991年3月
HP:https://www.merit-inc.co/

 

メリットは、1991年の創業以来、求人広告情報を扱うメディアを運営してきました。創業時の新聞折込による求人広告合同チラシに始まり、フリーペーパー、ポスティング、WEBメディアと、手段を変えながら求職者と求人企業のご縁を結んでまいりました。地元山陰の魅力を伝える『タウン情報誌 Lazuda』や、『日刊WEB Lazuda』の発行や運営をしています。大学生の就活生向けに、山陰の個性ある企業の情報を伝える『鳥取・島根のリーディング企業』、高校生に向けにキャリアガイド『My stage』(2024年8月末発行予定)の発行も行っています。楽しく・働きやすく・暮らしやすい、豊かな山陰へコミュニケーションを通じて貢献します。

 

 

 

■ 株式会社ジンジブについて

 

会社名:株式会社ジンジブ
代表取締役:佐々木 満秀(ささき みつひで)
本社所在地:大阪府大阪市中央区南本町2-6-12 サンマリオンタワー14階
拠点:大阪本社・東京・福岡・名古屋・仙台・広島・新潟・岡山・熊本・静岡
設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)
株式情報:東京証券取引所 グロース市場(証券コード:142A)
HP:https://jinjib.co.jp/

 

ジンジブは「高卒」の若者のための社会課題解決企業です。同じく「高卒社長」である佐々木が、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げて事業をはじめました。高校生のキャリア教育や、就活の情報提供、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。
初めて社会に出る高校生は、将来に対する漠然とした不安をいだきながら、社会に出ることを決意しています。ジンジブでは、かかわる若者や会社に対して、不安な時には真剣に向き合い、自己理解・社会理解・マインド・スキルなど社会で生き抜くための力を高めるサポートを行い、自分の意思で未来を選択できる機会をつくります。
たとえ失敗してもすぐに手を差し伸べ、その人生にずっと寄り添い、これからを生きる人の夢を増やしてまいります。

 

 

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【本件に関するお問い合わせ】

株式会社ジンジブ 広報:佐藤(TEL 070-1686-0594)・杉尾(TEL 090-6568-5707)

E-mail:pr@jinjib.co.jp