企業と高校生が直接会える合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を開催しました!主体的に就活を行う予定の高校生は半数以上。「サポートがあれば複数社受けたい」41.6%。

2024.09.13 ニュースリリース

企業と高校生が直接会える合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を開催しました

主体的に就活を行う予定の高校生は半数以上。「サポートがあれば複数社受けたい」41.6%。

 

 

 

<ジョブドラフトFesについて>

高校生の就職活動では、学校からの紹介で就職先を決めるのが一般的です。

7月1日の求人情報の公開から、9月5日の応募開始までおよそ2ヶ月の間に応募する企業を決めます。多くの都道府県では、一定の期間は1社応募と決まっており、限られた環境の中で就職活動が行われます。高校新卒の求人倍率は3.98倍と、企業からは熱い注目が集まっています。(※1)

「ジョブドラフトFes」は、高校生が企業の社員と直接会い、話を聞き、おしごと体験ができる、高校生のための合同企業説明会です。求人情報が公開される7月に合わせ、7月4日~19日に全国15会場(熊本・福岡・北九州・岡山・立川・埼玉・仙台・千葉・名古屋・広島・新潟・堺・大阪・横浜・東京)にて開催しました。

高校生は働く社員の話を聞き、おしごと体験をして、応募したい企業や具体的に目指す業界の理解を深めることができます。また企業は直接高校生に自社や業界の魅力をPRすることができます。

開催6年目となる2024年7月は、のべ571社の企業が出展し、高校生3,229名、教員375名に参加いただきました。

今回は、卒業学年で就職希望の高校生791人に「就職に関するアンケート」を回答いただきましたので、結果から今の高校生の就職活動について考えます。

 

※1 出典:厚生労働省『令和5年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(令和6年3月末現在)』

 

 

<アンケートサマリー>

● 就職活動では「先生から紹介」ではなく「自分で探す・調べる」と回答した高校生は半数以上。

● 職場見学「2社以上行く」の回答が5%と昨年と比べ約3割の増加。

● 5%の高校生が、複数応募ができるとしたら「複数社応募したい」と回答。

● 就職先を選ぶポイントは1位「給与」、2位「休日日数」、3位「仕事内容」、4位「人間関係」

 

 

 

■参加高校生のアンケート結果  ※対象:卒業学年・就職希望者 791名

1.就職活動はどのように行う予定ですか? ※複数回答可 (n=791 卒業年度・就職希望)

 

 

就職活動の仕方では「学校に届く求人票の中から自分で探す」(54.7%)と回答した人がもっとも多くいました。「自分で探す」「学校に届く求人票以外にも調べる予定」も含めていずれかを回答し、かつ「先生からの紹介」を選択しなかった高校生は54.9%と、半数以上の結果となり、「自分で主体的に就職活動をしたい」という意欲を持った高校生が多数派と言えます。一方で、「先生から紹介してもらう予定」も30.9%いることから、自身で動いて知れる情報源と、学校からのサポートの両面が高校生には必要であると考えられます。

 

 

 

2.求人票は何枚見たいと思いますか?(n=791 卒業年度・就職希望)

 

 

 

3.職場見学には何社いきたいですか?(n=791 卒業年度・就職希望) 

 

 

高校生の半数(53.5%)は2~9枚程度の求人票を見たいと考えています。また、職場見学には2~3社に行きたいと考える高校生が多いようです(63.0%)。

「2社以上行く」と回答は84.5%にのぼり、昨年の同時期アンケートの結果と比較すると、29.4%増加しました。

 

 

 

4.企業選びでどんなことを重視しますか? ※複数回答可 (n=791 卒業年度・就職希望)

 

 

企業選びでの重視するポイントは、1位「給与」、2位「休日日数」、3位「仕事内容」、4位「人間関係の良さ」でした。上位4位までの項目を、半数以上の高校生が重視していることが伺えます。

その他には「やりたいことができる環境」(20.5%)、「成長できる環境」(14%)、「経営者や人事担当者の人柄」(13.9%)、「先輩社員の声」(11.9%)、「会社の将来性」(9.2%)、「会社の事業・理念」(7.6%)、「資本金・会社の規模」(4.6%)という回答が集まりました。

 

 

 

5.就職活動での情報収集はどのように行いますか? ※複数回答可 (n=791 卒業年度・就職希望) 

 

多くの高校生が就職活動をする上で情報源としているのは、圧倒的に「求人票」(74.3%)であることがわかります。また、先生からの紹介や授業で参加する「就活イベント」以外にも、「就職ナビサイト」「自分で参加する就活イベント」「採用ホームページ」「SNS」など自発的な情報収集の仕方も広がりを見せています。

 

 

 

6.応募開始の時点で複数の企業へ応募できるとしたら、複数社受けたいと思いますか? (n=791 卒業年度・就職希望)

 

 

近年、都道府県により9月の応募開始の時点で複数社に応募できるように変化がおきています。

高校生に複数への企業の応募について聞いたところ、「複数社受けたい」という回答が45.5%と、「1社ずつ受けたい」(40.2%)の回答を上回る結果となりました。

しかしながら「サポートがあれば複数社受けたい」の回答が最も多く(41.6%)、意欲はありながら、複数社の応募は自力では難しいと感じており、学校や、学校外の団体や民間企業のサポートが必要だと推察できます。

 

 

 

アンケート結果を通して分かること

高校生にアンケートで聞いた就職活動のやり方の中で、「先生からの紹介予定」を選ばずに、「学校に届く求人票の中から自分で探す」「自分で探す」「学校に届く求人票以外にも調べる」と回答した高校生は全体の半数以上(54.9%)でした。また、職場見学を希望する社数について「2社以上」と回答した高校生は84.5%(昨年の同アンケート比較で29.4%増加)でした。また、応募開始の時点で複数社応募できるとしたら、複数社受けたいかについては、「サポートがあれば複数社受けたい」(41.6%)が「1社ずつ受けたい」(40.2%)の回答が上回りました。このことから、今年の、とりわけイベントに参加した高校生は、主体性を持って就職活動を行っていることがうかがえます。

 

一方で「先生からの紹介」で就職活動をしたいと考える高校生が30.9%いることや、複数社受けたい希望はあっても「サポートがあれば」という条件が付くことから、学校や、学校外の団体や民間企業のサポートを受けられるようにすることも重要だと考えられます。

より多くの情報を比較しながら納得して就職活動を進めたい高校生にとっては、自分で主体的に情報収集ができる「ジョブドラフトFes」のような合同企業説明会への参加は、前向きな後押しにつながると考えられます。また、情報収集源に関しては、「求人票」が最も高い回答であったことや、インターネットやSNSの回答もあることから、自分で探しやすい求人情報が掲載されているサイトなども主体的に活動したい高校生には有効だと考えられます。

以上のことから、はじめて就職活動をする高校生にとっては、本人の意思や自立心を尊重することと、周りがサポートすることのどちらも重要であると言えます。

 

 

■アンケートの概要

【調査期間】 2024年7月4日~7月19日

【調査対象】 「ジョブドラフトFes2024」に参加した高校生

【調査会場】 熊本・福岡・北九州・立川・仙台・埼玉・千葉・名古屋・広島・新潟・岡山・堺・大阪・神奈川・東京

【有効回答】 N=791人(25年卒業予定・就職希望者に絞って集計)

 

 

<ジョブドラフトFes 2024の当日の様子>

ジョブドラフトFesは、7月に全国15会場で実施し、企業にのべ571社、来場者数では、高校生3,229名、教員375名にお集まりいただきました。

企業には主に、製造・建設・飲食宿泊・サービス・物流・医療介護・IT業などの企業にご参加いただきました。それぞれの企業ブースでは、高校生が「商品の陳列体験」や「VRを使用した足場歩行体験」などを始め、業界の様々なおしごと体験を通して、働くことへの具体的なイメージをしていました。高校生は、自らキャリアアップや入社後の働き方などについて質問するなど、職場見学や応募を視野に入れて積極的に参加していました。

 

▲企業の説明を真剣に聞く様子(大阪会場・スーパー) ▲運転シミュレーション体験(神奈川会場・運送)   ▲VRを使用して足場の高さを体感(仙台会場・建設)

 

 

<「ジョブドラフトFes 2024」7月実績>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000048030.html

 

■「ジョブドラフトFes2024」開催概要

  • 出展企業数:のべ571社
  • 来場者数:高校生3,229名、教員375名
  • 開催場所:全国15会場
  • 開催日時・会場:13:30~17:00

7月4日(木)  熊本 / 7月5日(金)福岡 / 7月8日(月) 北九州

7月9日(火)  立川 / 7月10日(水)埼玉・仙台

7月11日(木)  千葉 / 7月12日(金)広島・名古屋

7月16日(火)  岡山・新潟 ・ 堺(大阪)

7月17日(水)  大阪 / 7月18日(木)神奈川 / 7月19日(金)東京

 

 

■「ジョブドラフトFes2024」参加者の声

● 高校生(男性)・ジョブドラフトFes神奈川

介護のお仕事に興味があり、福祉関係の会社を中心に回りました。実際に話を聞いてみて今までイメージしていた通りに動けそうなので安心しました。就職のイメージが湧き自信がつきました。

 

● 高校生(女性)・ジョブドラフトFes立川

就職希望ですが、動き方が分からなかったのでイベントに参加しました。これまで見てこなかった業界を中心にいろんな企業の話を聞いたり体験してみて、新しい発見がありました。これからの企業選びの参考にしたいと思います。

 

● 教員・ジョブドラフトFes福岡

就職人数が多い高校のため、それぞれに合った進め方で多くの企業に会って知ることができるのでとてもいい機会でした。年々企業さんのブースの装飾や体験に力が入っており、福利厚生なども充実している会社も多く、就職を考える生徒にとってもきっかけの1日になったと思います。

 

● 教員・ジョブドラフトFes立川

イベントに参加する前は、どんな職種があるのかのイメージができていない生徒も多くいましたが、実際の説明やブースのパネルなどで興味を持ったり、仕事の内容も理解できていて良かったです。

 

● 出展企業(物流)・ジョブドラフトFes神奈川

ブースでは、大型バスの運転体験を用意しました。説明だけでなく実際に体験していただくことでイメージがわいたのではないかと思います。高校生の熱気や活気を直に感じることができ、明るい雰囲気でとてもよかったです。

 

● 出展企業(建設)・ジョブドラフト仙台

建設現場にはなかなか見学に入っていただくことができないため、意外と身近にあっても働くイメージがしづらいと思います。ブースでは、VRを使用して実際の現場の様子を体験していただきました。高校生も楽しみながら働くことの大変さや業界の魅力をお伝え出来て良い機会になりました。

 

 

株式会社ジンジブ 

ジンジブは「高卒」の若者のための社会課題解決企業です。

同じく「高卒社長」である佐々木が、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げて事業をはじめました。高校生のキャリア教育や、就活の情報提供、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。

初めて社会に出る高校生は、将来に対する漠然とした不安をいだきながら、社会に出ることを決意しています。ジンジブでは、関わる若者や会社に対して、不安な時には真剣に向き合い、自己理解・社会理解・マインド・スキルなど社会で生き抜くための力を高めるサポートを行い、自分の意思で未来を選択できる機会をつくります。

たとえ失敗してもすぐに手を差し伸べ、その人生にずっと寄り添い、これからを生きる人の夢を増やしてまいります。

 

 

● 高卒就活採用支援サービス 「ジョブドラフト」

高卒新卒で就職する高校生は、限られた情報や期間の中で、社会経験や自己理解の機会、やりたいことや向いていることを考える時間が少ない中、就職先を選んでおり、将来に対して漠然とした不安を抱えています。

情報不足、理解不足などで納得できる企業選択ができずに就職し、入社後にギャップを感じてしまうことが、入社1年目の「超早期離職」の要因の一つといえます。

将来について考えるきっかけを与えるキャリア教育支援「ジョブドラフトCareer」や、これまでは文字情報のみの求人票でしか収集できなかった求人情報を、高校生に発信をする就職情報アプリ「ジョブドラフトNavi」や、高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を運営し高校生が自分の意思で未来を形作るためのサービスを展開しております。

また、卒業後の生徒には、高卒第二新卒や既卒者へのリスキリングと就職・転職を支援する「ジョブドラフトSchool」「ジョブドラフトNext」を運営し、社会に出た後にも寄り添っております。

 

2023年12月「第13回キャリア教育アワード※」(主催:経済産業省主催)にて「優秀賞」を受賞。
※ジンジブ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000048030.html

 

 

ジョブドラフトNavi:https://job-draft.com/  

 

 

● 人材育成サービス

社会人として必要となる基礎スキルやマインド、DXを始めとしたこれからの社会で必要になるスキルの学びの講座を開発し、高校生や高卒社会人が人生100年時代の中、キャリアアップを実現するためのサポートを運営しております。

Z世代の採用育成を行う企業向けには、入社後の定着のための研修「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」では社外の同期もつくれます。デジタルマーケティング講座「DMU」などのスキルアップ講座も提供し、企業発展を促す若手人財の育成を支援してまいります。

 

 

<会社概要>

◆株式会社ジンジブ

代表取締役社長:佐々木 満秀(ささき みつひで)

本社所在地:大阪府大阪市中央区南本町2-6-12 サンマリオンタワー14階

拠点:大阪本社・東京・福岡・名古屋・仙台・広島・新潟・岡山・熊本・静岡

設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)

株式情報:東京証券取引所 グロース市場(証券コード:142A)

HP:https://jinjib.co.jp/

 

2023年3月「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」認証。

2023年「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」(経済産業省)に採択。

2023年12月「第13回キャリア教育アワード」(主催:経済産業省主催)にて「優秀賞」を受賞。

 

 

 

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【本件に関するお問い合わせ】

株式会社ジンジブ 広報:佐藤(TEL 070-1686-0594)・杉尾(TEL 090-6568-5707)

E-mail:pr@jinjib.co.jp