宅建の通信講座おすすめランキング5選|費用が安くて、一発合格を狙う方向け
2024.11.11 通信講座の比較PR
宅地建物取引士(宅建)の資格取得を目指す方々にとって、通信講座の選択は重要なステップです。忙しい日常の中で効率よく学習し、一発合格を狙うためには、費用対効果の高い講座を選ぶことが鍵となります。
この記事では、数ある宅建の通信講座の中から、特にコストパフォーマンスが高く、初めて挑戦する方でも安心して学べるおすすめの講座を厳選してご紹介します。
それぞれの講座の特徴や強み、学習スタイルに合わせた選び方など、詳細な情報をお届けしますので、自分に最適な講座を見つけ、効率的に合格を目指しましょう。宅建資格取得をサポートするための第一歩として、ぜひ参考にしてください。
目次
宅建の通信講座選びで失敗しないためのポイント
まずは、宅建の通信講座選びで失敗しないために押さえておきたいポイントを解説していきます。
- 無料体験講座をいくつか受講してみる
- 体験講座では教材のわかりやすさ、理解しやすさを確認する
- フォロー体制が強く、合格特典があると尚良し
- 合格率や受講生の満足度にも注目する
- キャンペーンや割引制度が多いとコスパが良くなる
どれだけ自分にやる気があっても、教材と講師との相性が悪ければ宅建合格は遠回りになってしまいます。契約後のギャップを少しでも減らすために、できるだけ無料体験の講座を受けたうえで、どうするか検討してください。
そして、自分のレベルに合った講座があるのかにも注目です。事前知識・基礎知識がないのに、中級者以上・応用コースしかない通信講座は意味がありません。知識がないなら初心者コース、知識がある場合は中級者コース以上がある通信講座を選ぶのがおすすめです。
宅建は平均して300時間ほどの勉強時間を確保します。難易度は国家資格の中でも「中レベル程度」ですが、それでも難しいことに変わりまありません。モチベーションが低下しないように、しっかりとしたフォロー体制を用意しているかの確認も重要です。
合格率や受講生の満足度は高いに越したことはありませんが、算出方法が各通信講座で異なるため「合格率が一番高いところが一番良いはず!」と思い込まないようにしましょう。宅建の受講料は比較的安いですが、キャンペーンや割引制度が多ければ多いほどコスパが良くなりますよ。
宅建の通信講座のおすすめランキング5選
ここからは、宅建試験を受けるならおすすめの通信講座を5社ご紹介していきます。
宅建の初学者向けのプランと、過去に勉強経験がある方向けのプラン料金をそれぞれ掲載していますので、自分に合う方の価格を参考にしてください。
スタディング
料金目安 | スタンダード:19,800円 コンプリート:24,800円 |
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受講期間の目安 | 6ヵ月 |
サポート体制 | ・ AI問題復習機能 ・学習Q&Aチケット ・直前対策講座 |
合格実績 | 2023年度試験合格:1085名 |
特典・キャンペーン | ・10%OFFクーポンプレゼント ・Wライセンス応援割 ・更新割引 ・合格お祝い制度(ギフト券贈呈) |
【特徴】
- 多くの合格者を輩出するなど高い実績を誇る
- 宅建の通信講座の中でも圧倒的なコストパフォーマンス
- マルチデバイス対応済みなのでスマホがあればどこでも勉強可能
- AIが弱点などを解析してさまざまなサポートをしてくれる
- キャンペーンや割引制度が豊富でさらにコスパが良くなる
スタディングは、2023年度試験合格者数1085名という実績を誇る通信講座です。合格率の公表はしていませんが、口コミなどでも「自分に合ったカリキュラムで合格できました!」や「充実したサポート体制でモチベーションが保てました。」といった評価が多かったです。
スタディング最大のメリットは、圧倒的なコストパフォーマンスです。基本的な内容は全て入っているスタンダードプランは19,800円からスタートできますし、全ての教材が入ったプランでも24,800円からとなっています。他の通信講座と比較しても半分ほどの料金で宅建の試験勉強ができるのです。
テキストや講義動画などもマルチデバイス対応済みですので、外出先や移動中でも気軽に勉強することができます。復習を中心にしたい人、問題集をみっちりと解きたい人、本番想定で問題を解きたい人など、その人の状況に合った勉強法をその場で選択できるのは嬉しいポイントでしょう。
キャンペーンや割引制度も充実しています。期間限定キャンペーンや合格時にはお祝い制度を使ってギフト券も受け取れます。通常でもコスパの良いスタディングですが、キャンペーンが行われている今なら、もっとお得にお申込みできます。
アガルート
料金目安 | 初心者向けコース:54,780円~ 学習経験者向けコース:76,780円~ |
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受講期間の目安 | 3ヵ月~ |
サポート体制 | ・オンライン質問サービスKIKERUKUN ・オンライン演習サービスTOKERUKUN ・学習導入オリエンテーション ・毎月1回のホームルーム ・バーチャル校舎 ・学習サポーター |
合格実績 | 【令和5年度】 合格率:64.8%(全国平均の3.77倍) |
特典・キャンペーン | 【20%OFF】 ・他校乗換割引 ・再受講割引 ・ステップアップ割引 【10%OFF】 ・再受験割引 ・家族割引 【合格特典】 ・お祝い金1万円分 ・全額返金 ※上記のどちらかを選択
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【特徴】
- 合格率が全国平均の3.77倍という高い実績
- サポート体制が充実しているため初心者でも安心
- 過去10年分の過去問を分析、圧倒的な演習量
- 重要度に分かれているため、効率的に勉強できる
- 合格特典もあるためモチベーションを維持しやすい
- 割引制度が豊富で、コスパに優れる
アガルートは、全国平均の3.77倍の合格率64.8%を誇る実績の高い通信講座です。合格率を公表している通信講座の中ではトップクラスの値であり、本格的に合格を目指したい人は選択肢に入れるべきとも言えるでしょう。期間も最短3ヶ月で合格を狙えるため、試験まで日数がない状況でスタートされる方にもおすすめです。
講義動画はオンラインで配信されていますので、スマホなどのデバイスがあれば時間や場所を気にせず勉強できます。音声のダウンロードや進捗率の保存、8段階の倍速再生など便利な機能も搭載されていますので、ストレスなく効率の良い学習環境を得ることができますね。
サポート体制の充実度にも注目です。とくにおすすめなのが、分からない部分を気軽に質問できる『オンライン質問サービスKIKERUKUN』です。オリエンテーションやホームルームなどは、勉強のモチベーションを保つために活用できるでしょう。
受講料は、学習経験者向けのコースが76,780円となっており、合格後には祝い金や全額返金を受けられますので、モチベーションを保ちながら勉強できるのも強みです。
- 何の知識もなく宅建試験の勉強を始めたい人
- 高い合格率など実績のある通信講座を受けたい人
- サポート体制の充実さを重視している人
フォーサイト
料金目安 | 初心者向けコース:59,800円~ 学習経験者向けコース:69,800円~ |
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受講期間の目安 | 最短3ヵ月 |
サポート体制 | ・合格スタッフによる質問受付 ・個別カウンセリング ・フォローメルマガ |
合格実績 | 【2023年度】 合格率:76.1%(全国平均の4.42倍) |
特典・キャンペーン | ・全額返金制度あり ・教育訓練給付制度 |
【特徴】
- 2023年度の合格率76.1%という実績を誇っている
- 最短3ヶ月で合格できるカリキュラムを提供
- スタッフによるフォローもしっかりしている
- 受講料は少し高めだが割引クーポンがある
- 対象講座であれば「全額返金保証制度」を適用できる
フォーサイトは、2023年度合格率76.1%という実績がある通信講座です。満点や高い点数を目指すのではなく、狙うのはあくまで合格点という「合格点主義」なところが最大の特徴と言えるでしょう。忙しい人向けのカリキュラムが作られており、最短3ヶ月での合格も目指せます。
対象となる講座は限られますが、万が一合格できなかった場合は「全額返金保証制度」を利用することもできます。細かい条件はありますが、保険があるのは試験本番でも気持ちが楽になります。もし合格できるか不安という人は、対象となる講座での申し込みを検討してみると良いでしょう。
テキストは紙ベースとデジタルがあります。デジタルテキストは記憶に残りにくいというデメリットがありますが、それをカバーするためにフルカラーを採用しています。動画の講義データはダウンロードも可能で、ネット環境がない場所でも気軽に視聴可能です。動画は15分以内に区切っているため、ちょっとしたスキマ時間にピッタリですね。
- 最短3ヶ月での宅建合格を目指している人
- 紙テキストとデジタルテキストを両立させたい人
LEC
料金目安 | 初心者向けコース:107,250円~(早期割引適用価格)※11月末まで 学習経験者向けコース:後日販売開始予定 |
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受講期間の目安 | 初学者:5-8ヶ月 |
サポート体制 | ・Webフォロー、DVDフォロー ・教えてチューター(質問) |
合格実績 | 【2023年度】 合格率:74.4%(一般合格率の4.3倍) |
特典・キャンペーン | ・早得キャンペーン ・受験生応援キャンペーン ・おためしWebキャンペーン ・割引クーポン ・退職者・離職者応援割引 |
【特徴】
- 2023年度の合格率74.4%というトップクラスの実績
- 通学講座と通信講座を選ぶことができる
- 教材もその人に合ったレベルのものを厳選してくれる
- 受講料は高いがそれに見合ったサービスを提供
LECは、2023年度の宅建試験合格率74.4%を記録した通信講座です。全国平均の約4.3倍という高い合格率を誇っています。通えるのであれば通学講座、家で集中したい人は通信講座など、自分のライフスタイルに合った勉強法を選べるのも嬉しいポイントです。
講義の質も非常に高いと評判で、多くの合格者を出してきた優秀な講師陣も口コミで高い評価を得ています。教材も「講座テキスト・問題集・オリジナルレジュメ」の中からその人のコースに合ったものを厳選してくれますので、「自分の知識じゃ理解できない」ということが起こりにくいです。
そんなLECの気になる点は、やはり受講料の高さです。割引制度やキャンペーンは豊富ですが、それでも通常154,000円~というのは宅建試験の中でもトップクラスに高いと言えます。ただ、それに見合った以上の講義内容・合格率・サポート体制が揃っています。
- 通学講座も視野に入れておきたい人
- コスパよりも合格率にこだわりたい人
ユーキャン
料金目安 | 63,000円~ |
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受講期間の目安 | 6ヵ月 |
サポート体制 | ・添削あり(7回) ・質問あり(1日3回まで) ・その他オプションサービスあり |
合格実績 | 合格者数:14,861名(過去10年) |
特典・キャンペーン | ・教育訓練給付制度 ・早期予約キャンペーン |
【特徴】
- 過去10年間で合格者数14,861名という実績
- 効率を求めた短期合格カリキュラム
- 受講料は比較的高めだが教育訓練給付制度が使える
- 添削や質問できるなどサポート面も問題なし
- 自分で勉強スケジュールを管理しないといけない
ユーキャンの宅建講座は、過去10年間で14,861名の合格者を生み出した実績があります。通常は6ヶ月前後で合格を目指しますが、スケジュール管理さえしっかりできれば最短3ヶ月前後で合格することも可能です。それだけ無駄を省いたカリキュラムが強みです。
ユーキャンは、紙ベースのテキストとデジタルテキストの2種類があり、移動中や仕事の休憩中などでも気軽に勉強することができます。ネット環境が整っていれば、講座動画を見返すことも可能です。動画自体も1本あたり5分ですので、ストレスもまったく感じないでしょう。
基本的には自分でスケジュール管理を徹底しないといけませんが、現状の進捗状況を解析して「今週やらないといけない課題」を自動表示してくれる機能もあります。それを駆使しながら進めればスケジュールの目安も分かりやすいですし、モチベーションも維持しやすいでしょう。
受講料は一括63,000円と高めですが、分割払いにも対応しています。すぐに現金を用意できない人でも安心して申し込み可能です。教育訓練給付制度や、早期予約キャンペーンを活用すればさらにお得に契約することもできますね。
- 短期間で宅建試験に合格したい人
- 自分である程度のスケジュール管理ができる人
宅建試験の合格率や難易度を解説
ここからは、宅建試験の日程・合格率・難易度について詳しく解説していきます。宅建試験は年に1回しかありませんので、願書受付など忘れないようにしましょう。
2024年の宅建試験日程
宅建の試験日程 | 2024年10月20日(日) |
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試験申し込み期間 | 郵送:2024年7月1日(月)~7月16日(火)まで インターネット:2024年7月1日(月)9時30分~7月31日(水)23時59分まで |
合格発表 | 2024年11月26日(火) |
宅建試験スケジュール
来年受験される方にも参考にして頂けるよう、例年のスケジュールをご紹介します。
①:試験日が公表される:6月上旬
一般財団法人 不動産適正取引推進機構のホームページ、もしくは官報公告にて公表されます。
②:試験案内・申込書の配布と申込み:7月上旬
6月に試験日が公表された場合、7月には試験案内と申込書が配布されます。申し込み方法は2種類あり、それぞれで申込み期間が異なる点に注意してください。
・インターネット申込み
インターネットで申し込む場合は、『一般財団法人不動産適正取引推進機構』のホームページにある申し込みフォームから申請を行います。おおよそ1ヵ月で締め切りがくると覚えておきましょう。24時間申し込みができます。
・郵送申込み
郵送で申し込む場合は、7月に配布される試験案内・申込書を受け取る必要があります。2024年度の申込み期限は7月1日~7月16日で、インターネット申込と比べて約2週間と短くなっているため、注意してください。
郵送には簡易書留であること、申込み期限内の消印であることなど条件もあるため、事前に確認しておきましょう。
③:受験票の発送:9月下旬~10月初頭
受験票は9月下旬ごろに発送され、2023年度は9月27日が発送日となっています。こちらも試験日指定通知と同じように、届かない場合は問い合わせなくてはいけません。
④:試験日当日:10月20日
例年通りであれば、2024年10月20日の13:00~15:00に試験が行われます。
⑤:合格発表:11月下旬
合格発表は11月の最終週、もしくは12月上旬に行っています。合格者は一般財団法人不動産適正取引推進機構のホームページで確認できます。もし合格した場合は、合格証書や資格登録手続きに必要な書類が送られてきますので、忘れずに手続きするようにしましょう。
過去試験の合格率・難易度
続いて、宅建の合格率や難易度について見ていきましょう。
宅建試験の合格率推移(過去10年間)
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和5年度 | 233,276人 | 40,025人 | 17.2% |
令和4年度 | 226,048人 | 38,525人 | 17.0% |
令和3年度(12月試験) | 24,965人 | 3,892人 | 15.6% |
令和3年度(10月試験) | 209,749人 | 37,579人 | 17.9% |
令和2年度(12月試験) | 35,261人 | 4,610人 | 13.1% |
令和2年度(10月試験) | 168,989人 | 29,728人 | 17.6% |
令和元年 | 220,797人 | 37,481人 | 17.0% |
平成30年度 | 213,993人 | 33,360人 | 15.6% |
平成29年度 | 209,354人 | 32,644人 | 15.6% |
平成28年度 | 198,463人 | 30,589人 | 15.4% |
平成27年度 | 194,926人 | 30,028人 | 15.4% |
平成26年度 | 192,029人 | 33,670人 | 17.5% |
平成25年度 | 186,304人 | 28,470人 | 15.3% |
令和になってから少しずつ合格率は上昇傾向にありますが、それでも20%を超えている年はありません。それだけ難しい試験ということでしょう。受験者数も平成28年度までは20万人未満でしたが、それ以降は毎年20万人を超す人気資格となっています。今後も増えていくかもしれませんね。
難易度について
宅地建物取引士(宅建)の資格は、日本で不動産取引に関わる重要な資格の一つです。その難易度は中レベル程度から高めと言われています。
よく比較されるのは、ファイナンシャルプランナー(FP)2級の「合格率20~30%、勉強時間300時間〜400時間程度」
日商簿記2級の「合格率10%〜20%、勉強時間300時間〜500時間程度」ではないでしょうか。
宅建の資格は、不動産業界でのキャリアアップに大いに役立つだけでなく、法律や税金についての幅広い知識を身につけることができるため、挑戦する価値のある資格です。
宅建の通信講座選びでよくある質問
最後に、宅建の通信講座選びで多く寄せられる質問について回答していきます。
Q.市販テキストのみで宅建に合格は難しい?
市販テキストのみで合格することは不可能ではありませんが、例年の合格率や難易度から考えると難しいと言えるでしょう。
テキストのみでは難しい理由
- テキストだけではどうやって勉強すべきか分からない
- どのテキストが自分のレベルに合っているか分からない
- きちんと理解しているのか判断しにくい
- スケジュール管理を自分でしないといけない
法律の知識がある人ならまだしも、これから始める人にはテキストに書いていることがほとんど分からないでしょう。基礎知識なのか、それとも宅建の専門知識なのかも分からないと思います。そんな状態だと、間違った知識や勉強法で無駄な時間を使ってしまうかもしれません。
それと同時に、今の自分のレベルに合ったテキストを見つけ出すのも難しいです。同じ「宅建試験の基礎知識」というタイトルだったとしても、中身はまったくの別物ということも珍しくありません。自分と相性の良いテキストを見つける頃には、試験日が目前まで迫っているなんてこともあります。
宅建の勉強時間は他の人気国家資格と比較して短いとは言え、それでも試験範囲自体は広めです。その中でも自分の強みを見つけて伸ばしたり、弱点を見つけて克服する必要があります。しかし、自分一人だと、強みも弱点も見つけられないまま時が進んでしまう可能性があるのです。
人間は集中し続けることができません。適度に休憩を挟む必要があります。しかし、一度休憩を取ってしまうと「また明日でいいや」という気持ちになってしまい、そのままズルズルと勉強時間が短くなるケースもあります。こういったスケジュール管理やモチベーション管理を自分でやらないといけないのも、市販テキストのデメリットと言えるでしょう。
Q.独学ではなく通信講座を選ぶメリットは?
通信講座を選ぶことによって、以下のようなメリットが生まれます。
- 細かいところまで解説を聞くことができる
- 分からないところを質問して解決できる
- 自分の強み、弱点を明確にできる
- スケジュール管理を自分でしなくて良い
- 純粋に合格率を上げられる
通信講座の最も大きなメリットは、分からない部分でも講師に質問できるという点でしょう。独学では「ここが分からないけど、何が分からないのか分からない」という状態になることが多いです。なぜなら、それに答えてくれる人がいないからです。しかし、通信講座であれば明確に回答してくれる人がいます。
そして、スマホがあればどこでも予習・復習ができるというのも大きなメリットでしょう。電車に乗っている時間や、湯舟に浸かっている時間でも気軽に勉強することができます。過去のアーカイブから何度でも講義動画を見返せるのも強みと言えるでしょう。
サポート体制がしっかりしているのも通信講座ならではです。講師への質疑応答、個別カウンセリング、AIを使ったサポートなど、会社によってさまざまなサポートを受けられます。こういったサポートが充実していれば、モチベーションを保ったまま勉強を進められるでしょう。
そして、スケジュール管理をしてくれるのも地味に助かります。学習計画や進捗状態を管理してくれるため、次に自分がすべき内容が理解しやすいです。「本当にこのペースで大丈夫なのかな…」という、独学ならではの不安がないためストレスを感じにくくなりますよ。
Q.費用が安い宅建の通信講座はどこ?
今回紹介した通信講座の受講料をまとめてみました。
講座名 | 受講料(初心者コース) | キャンペーン・割引 |
---|---|---|
アガルート | 54,780円~ | 【20%OFF】 ・他校乗換割引 ・再受講割引 ・ステップアップ割引など |
フォーサイト | 59,800円~ | ・10,000円割引クーポン |
スタディング | 14,960円~29,800円 | ・Wライセンス応援割 |
LEC | 107,250円~ | ・早得キャンペーン ・再受講割引 ・他社のりかえ割引 |
ユーキャン | 63,000円~ | なし |
純粋な受講料だけを考えれば、『スタディング』が頭一つ抜けて安いです。割引制度などを使わずとも、19,800円となっており、次に安いアガルートが54,780円~なので1/3程度の料金となっています。
割引制度やキャンペーンを適用させればそれぞれもう少し安くなると思いますが、コスパだけを考えるならスタディングを最優先で検討したいところです。
Q.どれくらいの勉強時間を確保すればいい?
宅建の勉強時間は、独学であれば「300時間~400時間」、通信講座であれば「300時間」を確保するのが良いとされています。300時間と聞くと長く感じますが、1日3時間勉強すれば100日、つまり約3ヶ月弱の勉強時間ということです。では、他の人気国家資格の勉強時間と比較してみましょう。
人気国家資格の推奨勉強時間
- 宅建:300~400時間
- 行政書士:500~800時間
- 社労士:1,000時間
- 中小企業診断士:1,000時間
行政書士や社労士などと比べると、半分以下の勉強時間で合格できる可能性があるのです。そのため、人気国家資格の中では難易度中くらいと言えるかもしれません。しかし、宅建の需要は高いとされていますし、コストパフォーマンスの面で考えれば上位と言えるでしょう。
勉強時間で気を付けてほしいのは、宅建の出題範囲はいくつかに分かれていることです。その中でも『宅建業法』と『民法』の科目は勉強時間が長めに取る傾向にあります。
宅建の出題範囲と推奨勉強時間
- 宅建業法:120時間~
- 民法関連:100時間~
- 法令上の制限:40時間~
- 税やその他:30時間~
宅建業法や民法関連をメインで勉強し、その他の範囲は休憩中や移動中に勉強するなど工夫するのもおすすめです。とくに宅建業法は試験で最も多く出題される科目であり、ここで如何に点数を落とさないかが重要になります。暗記が中心というのも、長い勉強時間になる原因ですね。