看護師におすすめの転職サイト・転職エージェント!利用のコツも解説
2024.10.15 医療系転職PR
「求人数が豊富な看護師向け転職サイトが知りたい」
「看護師に特化した転職サイトが多すぎてどのように選んだらいいか分からない」
転職したいと考えている看護師の方のなかには、このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
たしかに、転職支援サービスは数多く存在しているので、どのサービスにどんな特徴があるのか、登録前にはよく知っておきたいですよね。
そこでこの記事では、看護師の転職に強みを持つ転職サイト・転職エージェントを紹介します。ランキング形式で紹介するほか、状況や年齢に合わせたおすすめの転職支援サービスについても解説します。
さらに、看護師が転職支援サービスを選ぶ際にチェックすべきポイントや転職支援サービスを利用するコツなどもたっぷりお伝えするので、転職を考えている看護師の方はぜひ最後まで読んでみてください。
目次
看護師転職に強みを持つ転職サイト・転職エージェント7選!
まずは、看護師向けの転職支援サービスのなかでも特に人気の高い転職サイト・転職エージェントをランキング形式で紹介していきます。
それぞれの特徴も合わせて解説していくので、気になるサービスがあるかぜひチェックしてみてください。
※ランキングは「求人数」「サポート内容」「検索機能の充実度」を元に作成しています。
以下は、今回紹介する看護師におすすめの転職サイト・転職エージェント7社の求人票の比較表です。サービス選びの参考にしてください。
【求人数 比較表】
サービス名 | 求人数 |
---|---|
レバウェル看護 | 約15万件 |
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク) | 20万件以上 |
マイナビ看護師 | 約8万件 |
看護roo!転職サポート | 約19万件 |
看護師ワーカー | 約6万件 |
ナースではたらこ | 約9万件 |
看護プロ | 約9,000件 |
(2024年7月時点)
看護師におすすめの転職サイト【1位】レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
特徴
- 累計利用者数40万人以上
- 業界トップクラスの求人数
- 職場の内部情報に詳しい
レバウェル看護(旧看護のお仕事)は、「レバレジーズメディカルケア株式会社」が運営する、看護師専門の転職支援サービスです。
正社員求人だけでなくパートや派遣の求人も取り扱っていて、求人数は15万件以上と業界トップクラスとなっています。
公式ホームページでは雇用形態・エリア、職種、勤務形態、施設形態などに加えて、「高給与」「土日祝休み」「研修充実」といったこだわり条件からの求人検索も可能です。
レバウェル看護の強みと言えるのが、職場の内部情報に精通していることです。
レバウェル看護では年間4,000回を超える職場訪問を行っていて、実際の雰囲気や上司の人柄など求人票には掲載されないリアルな情報を掴んでいます。
また、レバウェル看護では転職を成功させた方へ入職後のアンケートを実施していて、それらをもとにした「働く看護師の声」を集めています。
応募や入職を決める前に詳しい職場情報と看護師の生の声を提供してもらうことで、本当に自分に合った職場かどうかが分かります。これによって、ミスマッチの少ない転職が実現するでしょう。
また、担当のアドバイザーとLINEでやりとりできるのもレバウェル看護を利用するメリットです。
担当者とLINEで気軽にやりとりができれば、転職活動もぐっとスムーズになるはずです。
看護師におすすめの転職サイト【2位】ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)
特徴
- 年間利用者数10万人以上
- 2024年オリコン顧客満足度調査看護師転職第1位
- 都道府県ごとに担当キャリアパートナーが在籍
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)は、「株式会社エス・エム・エス」が運営する、国内最大級の看護師専門の転職支援サービスです。
ナース専科 転職は2005年のサービス開始以降、多くの看護師転職をサポートしてきた実績があり、現在は年間利用者数10万人を超える看護師人気の高い転職支援サービスとなっています。
公式ホームページでは約8万件もの求人情報が公開されており、登録すれば一般には公開していない非公開求人の紹介を受けることができます。
また、ナース専科 転職ではキャリアパートナーを地域担当制で配置しています。
各エリアの求人元について常に最新情報を入手するよう努めているので、求人紹介の際には求人元に関するさまざまな情報を提供してもらえるでしょう。
さらに、ナース専科 転職のキャリアパートナーは医療・介護業界の特性や専門知識についても研修を受けています。「看護師としてのキャリアの積み方で迷っている」「看護師ならではの悩みを相談したい」という場合でも、専門性の高いアドバイスが期待できます。
ナース専科 転職の拠点は全国にあるので、地方で転職したい看護師の方にもおすすめです。
【事業所一覧】
札幌/仙台/大宮/東京(本社)/千葉/横浜/名古屋/京都/大阪/神戸/広島/福岡
看護師におすすめの転職サイト【3位】マイナビ看護師
特徴
- 80,000件以上の求人情報を保有
- 最新の求人募集情報や職場情報を把握
- 看護師のための転職セミナーを開催
マイナビ看護師は、「株式会社マイナビ」が運営する看護師向けの求人・転職サイトです。
非公開・独占求人を含む80,000件以上の求人情報を保有していて、正社員求人に加えてパート・アルバイトの求人も取り扱っています。
求人元である職場には病院、クリニック・診療所、施設の他、看護師の資格を活かせる一般企業も含まれています。
求人の種類が多岐に渡るので、「看護師を辞めて他の職種に転職したい」「看護師の経験を病院以外の現場で活かしたい」という方でも、幅広い選択肢のなかから転職先を探せるでしょう。
また、毎日のように求人先を訪れているマイナビ看護師では、院内の雰囲気、看護師長の人柄、休暇の取りやすさなど、職場環境を丁寧に確認しています。
提供してもらえる職場情報が多いので、自分に合った職場かどうかを見極める際にも大いに役立つでしょう。
さらに、「WEB相談会」「はじめて転職相談会」「美容クリニックへの転職相談会」など、さまざまな転職セミナーを開催している点もマイナビ看護師の特徴です。
オンラインで参加可能なものもあるので、転職についてじっくり相談したい方はぜひ参加を検討してみてください。
相談会場は全国に設置されているので、地方に住んでいる方でも利用しやすいでしょう。
【相談会場】
銀座会場/新宿会場/大阪会場/札幌会場/名古屋会場/仙台会場/横浜会場/さいたま会場/群馬会場/静岡会場/新潟会場/京都会場/神戸会場/岡山会場/広島会場/福岡会場/鹿児島会場
看護師におすすめの転職サイト【4位】看護roo!転職サポート
特徴
- メールアドレスを登録すると希望の求人がメールで届く
- キャリアアドバイザーのサポート内容が手厚い
- 転職サポートへの申し込み方法が簡単
看護roo!転職サポートは、看護学生や若手看護師向けメディア「看護roo!」が提供する、看護師のための求人・転職サイトです。
求人情報の職種としては「正看護師」「准看護師」「保険師」「助産師」があり、雇用形態は常勤・パート(非常勤)・契約社員の3種類となっています。
対応エリアは日本全国で、求人検索では地域、職種、雇用形態、勤務形態に加えて月給や時給など希望の給与を絞って検索することも可能です。
また、看護roo!転職サポートにメールアドレスを登録して「エリア」「こだわり条件」を指定しておけば、希望に合う求人がメールで届きます。
「転職するかどうか分からないけどまずは情報収集がしたい」「希望の求人が通勤可能な範囲内にどのくらいあるか知りたい」という方でも利用しやすいでしょう。
良い求人がなかなか見つからない場合や手厚いサポートを受けたい方には、転職サポートへの申し込みがおすすめです。
登録すると、以下のように幅広いサポートを受けることができます。
【サポート内容】
求人紹介/職場の情報提供/履歴書作成のサポート/面接対策/面接で聞かれる質問の共有/面接日程の調整/職場見学/条件の交渉/内定を辞退する場合の代行/円満に退職するためのアドバイス
申し込み方法は好きな時間に電話で条件を伝えるだけでOK!求人紹介後の連絡もメールやLINEで気軽にやりとりできるので、忙しい方でもスムーズに転職活動が進められるでしょう。
看護師におすすめの転職サイト【5位】看護師ワーカー
特徴
- 好条件の非公開求人を多数保有
- 出張面談や面接への同行を実施
- 入職後の相談も可能
看護師ワーカーは、「株式会社トライトキャリア」が運営する、看護師専門の転職・就職支援サービスです。
これまでに医療業界との間に強いネットワークを構築してきており、全国各地の病院、クリニック、介護関連施設、訪問看護、企業などの求人情報を取り扱っています。
好条件・好待遇の非公開求人も多数用意しているので、他のサービスで良い案件に出会えなかった方でも希望の求人が見つかる可能性も高いでしょう。
また、医療ワーカーには常勤の仕事はもちろん、以下のように、非常勤を含むさまざまな求人があるので、希望する働き方に合わせて求人を探すことも可能です。
【働き方】
常勤(夜勤あり)/常勤(日勤のみ)/常勤(夜勤のみ)/夜勤バイト・夜勤専従/パート・アルバイト・派遣/トラベルナース
さらに、「親身な応援・誠実な対応」を大切にしている医療ワーカーでは、書類作成に関するアドバイスや面接対策の他、出張面談や面接同行など求職者に寄り添ったサポートを提供しています。
転職先で「聞いていた条件と違った」「人間関係で悩んでいる」といったトラブルや悩みを抱えた場合も専任コンサルタントが対応してくれるので、新たな職場でも不安なく仕事が始められるでしょう。
看護師におすすめの転職サイト【6位】ナースではたらこ
特徴
- クリニックの求人情報が豊富
- 2022年オリコン顧客満足度調査看護師転職第1位
- 転職後の相談もできる「あんしんサポート窓口」を設置
ナースではたらこは、「はたらこねっと」「バイトル」で知られている「ディップ株式会社」による看護師専門の転職・求人サービスです。
2009年のサービス開始以来、多数の看護師転職を成功に導いてきた実績があり、90,000件を超える豊富な求人情報を取り扱っています。
病院、介護施設、訪問看護などの求人もありますが、公開求人のうち80,000件近くが「クリニック」の求人なので、クリニックへの転職を希望している方ならぜひチェックしておきましょう。
また、専任のキャリアアドバイザーによる質の高いサポートが受けられるのも、ナースではたらこを利用するメリットです。
「スキルアップがしたい」「子育てと両立しながら働きたい」「ブランクから復職したい」など、求職者ひとりひとりに合わせて丁寧かつスピーディーなサポートを提供しているので、納得のいく転職先が見つけられるでしょう。
さらに、ナースではたらこでは「あんしんサポート窓口」を設置しています。
「担当のキャリアアドバイザーを変えてほしい」「転職先での悩みを相談したい」という場合にも、窓口があれば安心して問い合わせができます。
実際に、ナースではたらこは「2022年オリコン顧客満足度調査看護師転職」において第1位を獲得しています。
ひとりきりの転職活動に自信がない方でも安心して利用できるのではないでしょうか。
看護師におすすめの転職サイト【7位】看護プロ
特徴
- 関東・東海エリアの看護師転職に強い
- 友人にも紹介したい率97.6%
- 職場の内部情報や口コミ情報を多数把握
看護プロは、「株式会社ローザス」が運営する、看護師専門の求人・転職サービスです。
関東・東海エリアの看護師転職に強みがあり、多数の病院、クリニック、介護施設の求人情報を用意しています。
看護プロが特に力を入れているのが、職場の内部情報や口コミ情報の収集です。
短期間のうちに退職や転職を繰り返してしまうのは入職前後のギャップに原因があると捉えている看護プロ。そのため、このギャップを埋めるための徹底的な情報収集を実施しているのです。
特に口コミ情報については、該当の病院や施設で実際に働いていた看護師・准看護師の方からデータを取るなどしてよりリアルな声を集めています。
そうした情報を応募前・入職前に入手することができれば、自分に合った職場かどうかを見極めたうえで転職先を決められます。
また、365日24時間登録が可能で、以下のように電話相談の対応可能な時間帯が幅広いのも看護プロの魅力です。
【電話相談】
平日9:00~23:00/祝祭日11:00~19:00
こうしたことから看護プロは、シフト制で変則勤務が多い看護師でも利用しやすいサービスと言えるでしょう。
状況・年齢別におすすめの看護師向け転職サイト・転職エージェント
看護師転職と言っても、転職をする理由や求める条件は人によって違います。
そこでここからは、状況や年齢に合わせておすすめの看護師向け転職サイト・転職エージェントを紹介していきます。
キャリアアップしたい人におすすめの看護師転職サイト【ジョブメドレー】
特徴
- 直接応募の求人サイト
- 事業所からのスカウトが届く場合がある
- 「勤続支援金」がもらえる(条件あり)
ジョブメドレーは医療介護従事経験者が運営する、医療介護職向けの求人サイトです。
ジョブメドレーの大きな特徴は、求人元である事業所の担当者と直接やりとりできる点です。
ジョブメドレーからの応募方法は名前・住所・保有資格を入力するだけ。応募内容はそのまま事業所へと届き、その後の連絡は担当者と応募者との間で直接行います。
仲介役がいない分、選考や連絡がスピーディーに進むので自分のペースで転職先が探せるでしょう。
また、ジョブメドレーに会員登録しておくと、希望に合った求人だけでなく事業所からのスカウトも届きます。
スカウトをきっかけに新たな職場と出会える可能性もあるので、キャリアアップを図りたい方や自分の市場価値を知りたい方にもおすすめです。
さらに、ジョブメドレーでは「勤続支援金」の贈呈も行っています。
「ジョブメドレーで応募・入職した方」「60日以上勤務した方」など条件はありますが、新たな生活を始める際には何かと費用もかかるので嬉しいポイントと言えるでしょう。
時短勤務したい方・子育て中の方におすすめの看護師転職サイト【MCナースネット】
特徴
- 常勤だけでなく一日単位で働ける仕事もある
- サポート内容が幅広い
- 利用者満足度95%
MCナースネットは、「株式会社メディカル・コンシェルジュ」が運営する、看護職の求人・転職サイトです。
紹介可能な仕事は、病院、クリニック、介護施設、治験関係、コールセンター、検診センター、デイサービス、旅行天井、イベント時の救護待機などとさまざま。
職場の選択肢が豊富なので、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方が探せるでしょう。
常勤、非常勤(パート・アルバイト)、派遣の仕事に加えて、単発やスポットなど一日単位で働ける仕事も取り扱っています。
そのため、常勤でしっかり働きたい方はもちろん、「子育てと両立できる仕事がしたい」「フルタイムではなく時短で働きたい」という方にもおすすめです。
以下のように、サポート内容が幅広いのも、MCナースネットを利用するメリットです。
【サポート内容】
履歴書・職務経歴書の作成に関するアドバイス/面接に関するアドバイス/面接への同行/求人先への就業条件の交渉/就職や職場での悩み相談/税金・保険に関する相談/転居に関する相談/職場までの地図や路線図の案内(単発・短期派遣の場合)/初回勤務後の電話フォロー
面接への同行や勤務を始めた後のフォローなど親身なサポートがあれば、新たな環境でも安心して働けます。
また、職場の悩みだけでなく税金や転居などの相談もできるので、これまで時短で働いたことのない方にとっては頼もしく感じられるでしょう。
ブランクのある人におすすめの看護師転職サイト【パソナメディカル】
特徴
- 直接雇用だけでなく派遣の仕事も豊富に取り扱っている
- ライフスタイルに合わせた提案が可能
- 職場見学・面接同行などサポートが手厚い
パソナメディカルはパソナグループによる、医療福祉分野に特化した転職支援サービスです。
正社員や契約社員など直接雇用の仕事はもちろん、派遣社員や紹介予定派遣の仕事も取り扱っているので、ライフスタイルに合わせた働き方が選べるでしょう。
また、医療の現場から一度離れて復職したい方のサポートに力を入れている点もパソナメディカルの特徴です。
「通勤しやすい職場に転職したい」「子供がいるから夜勤はできない」「ブランクがあるので週3で働ける仕事から復帰したい」というように、求職者のライフスタイルに合わせた提案が可能なので、パソナメディカルを利用すれば希望の転職にぐっと近づけるでしょう。
また、パソナメディカでは仕事の紹介だけでなく、職場見学や面接への同行も行っています。
サポートが手厚いので、復職や転職に不安を感じている方でも安心して仕事探しができます。
20代で転職したい看護師におすすめのサイト【ナースパワー】
特徴
- 採用率91.3%
- 応援ナースの転職サポートに強い
- 個別相談が可能な出張登録相談会を開催
ナースパワーは、「株式会社メディカル・コンシェルジュ」が運営する、看護師向け求人・転職サイトです。
これまでに150,000名の看護師が利用してきた豊富な実績を有するサービスで、全国の病院、クリニック、介護施設、訪問介護ステーション、企業などの求人情報を掲載しています。
ナースパワーの大きな特徴は、91.3%という非常に高い採用率です。
ナースパワーは、看護師紹介を専門に38年間と長きにわたって実績を上げてきた歴史があり、そのなかで求人先との間に強い信頼関係も構築してきました。そのため、ナースパワーからの後押しがあれば転職成功率もぐっと向上するでしょう。
求人の契約形態も「正社員」「パート」「派遣」とさまざまですが、特に強いのが「応援ナース」への転職サポートです。
応援ナースの説明会・相談会は全国10会場で開催しているので、興味のある方はナースパワー開催の相談会に参加してみてはいかがでしょうか。
また、ナースパワーでは無料で参加できる「出張登録相談会」も開催しています。
看護師専門のコーディネーターとマンツーマンで話ができるので、転職活動に不安がある方や看護師としての働き方に悩んでいる方でもリラックスして相談できるでしょう。
30代で転職したい看護師におすすめのサイト【スーパーナース】
特徴
- 年間のマッチング数20万件以上
- 全体の求人の60%以上が非公開求人
- 利用者の年間稼働リピート率は79%
スーパーナースは、「株式会社スーパーナース」が運営する、看護師専門の就職・転職支援サービスです。
これまでに求人元である病院・施設との間に強い信頼関係を構築してきており、年間で20万件以上のマッチングを成功させています。
スーパーナースが保有する求人のうち、60%以上は非公開求人です。登録すると、キャリアや経験に合った最適な非公開求人を優先的に紹介してもらえます。
また、スーパーナースでは、専任のコーディネーターと二人三脚で転職活動を進めます。
転職先に求める条件やこれまでの経験をもとに将来のキャリアプランを一緒に考えてくれるので、30代で初めて転職する方やキャリアの積み方に悩んでいる方はぜひ積極的に相談してみてください。
さらに、スーパーナースの利用者の年間稼働リピート率は79%と非常に高くなっています。
単発の仕事や派遣期間を終了した後も、継続してサービスを利用している方が多いことから、ミスマッチの少ない紹介や良質なサポートを求める方も満足のいく仕事探しができるでしょう。
看護師が転職サイト・転職エージェントを選ぶ時のチェックポイント
看護師向けの転職支援サービスと一口に言っても世の中にはたくさんのサービスが存在しているので、「どのサービスが自分に合っているのか分からない」「何を基準にして選んだらいいの?」と迷う人も多いでしょう。
そこでここからは、看護師が転職サイト・転職エージェントを選ぶ際にチェックすべきポイントを5つ紹介します。
チェックポイント1、看護師転職サイトは総合型か特化型か
転職サイト・転職エージェントを選ぶ際、まずは「総合型」「特化型」のどちらを利用するか決めましょう。
転職サイト・転職エージェントは、主に以下の2種類に分類されます。
- 総合型…幅広い職種・業種の求人情報を扱うサービス
- 特化型…特定の職種・業界の求人情報を扱うサービス
「看護師を辞めて他の職種に転職したい」「看護師以外の仕事にも興味がある」というように、キャリアの選択肢を広げたいなら総合型を選ぶと良いでしょう。医療業界以外のさまざまな職種・業界を検討できます。
「看護師としてさらなるキャリアを積みたい」「看護師の資格・経験を活かして病院以外の職場で働きたい」という場合は、医療業界や看護師の転職支援に特化したサービスを選ぶことをおすすめします。
特化型サービスのキャリアアドバイザーには業界出身者が多いので、業界特有の事情に配慮したサポートを提供してもらえるでしょう。
また、そのサービスが医療業界との間に独自のネットワークを持っていれば、一般には公開されない募集案件が見つかる可能性も高いです。
求人情報には掲載されない職場に関するリアルな情報を掴んでいることも多いので、確認できる職場の情報量もぐっと増えます。
チェックポイント2、転職サイトで希望の求人を取り扱っているか
医療業界に特化している点が同じでも、「正社員や契約社員の仕事はあるが、単発バイトの求人は取り扱いがない」「病院やクリニックだけでなく看護師の資格が活かせる一般企業の求人もある」など、サービスによって特徴や強みは異なります。
そのため、サービスに登録する前に「そのサービスがどんな求人を保有しているのか」「自分の希望条件にマッチした求人を取り扱っているか」ということを確認しておくことが大切です。
どんなに人気がある転職支援サービスであっても、自分が求める求人情報を取り扱っていなければ転職活動は進みません。
取り扱い求人について、以下のような項目をチェックしたうえで利用するサービスを決めましょう。
チェックすべきポイント
- 希望の職種の求人があるか
- 希望の雇用形態の求人があるか
- 希望の勤務形態の求人があるか
- 希望の施設の求人があるか
- 希望の勤務地の求人があるか
チェックポイント3、転職サイト全体の求人数はどのくらいあるか
取り扱い求人の数が多ければ多いほど、豊富な選択肢のなかから転職先を選ぶことができるので、保有している求人数がどのくらいあるのかも必ずチェックしておきましょう。
転職サイト・転職エージェントの多くが、公式ホームページで公開している「公開求人」の他に、サイト上には公開していない「非公開求人」やそのサービスだけが紹介可能な「独占求人」を用意しています。
特に、非公開求人には一般公開してしまうと応募が殺到するような好条件・好待遇の求人が多い傾向にあります。
そのため、公開求人の内容に物足りなさを感じる時やより魅力的な求人が見たいという方は、非公開求人が多い転職支援サービスに登録するのがおすすめです。
登録すれば、一般には公開していない求人からの紹介も受けられるので、希望にマッチした案件も見つかりやすくなるでしょう。
チェックポイント4、転職サイトで必要なサービスやサポートを受けられるか
転職支援サービスでは、提供しているサービス・サポート内容が異なります。
そもそも、転職サイトと転職エージェントには以下のような違いがあります。
転職サイト | WEB上に多数の求人情報が掲載されていて、自由に検索・閲覧・応募ができます。転職活動の開始時期、応募のタイミングなどすべて自分自身で決められるので、マイペースな転職活動が可能です。 |
---|---|
転職エージェント | サービス登録後、キャリアアドバイザーから求人の紹介を受けます。書類選考や応募に関するサポート、転職やキャリアについての相談も可能です。 |
さらに、転職エージェントにおいても具体的なサポート内容はサービスによって異なります。
そのため、自分に合ったサービスを選ぶには、転職活動前に「どんなサポートを受けたいか」ということを明確にしておくことが大切です。
例えば以下のような内容です。
事例
- 自分のペースで自由に求人を見たり応募したりしたい
- 面接が苦手だからキャリアアドバイザーに同行してもらいたい
- 内定獲得後や転職後も引き続きキャリアアドバイザーにフォローしてほしい
「転職活動をひとりで進めたいか、誰かにサポートしてもらいたいか」「転職活動に対してどんな不安を感じているか」というように、転職活動について具体的にイメージしてみると、自分にとって必要なサービスやサポートが見えてくるでしょう。
チェックポイント5.看護師転職サイトにプライバシーマークがあるか
「プライバシーマーク」を取得しているかどうかも、転職サイト・転職エージェントを選ぶ際にはぜひ確認しておきたいポイントです。
プライバシーマーク制度は、日本産業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に準拠した「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針」に基づいて、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を評価して、その旨を示すプライバシーマークを付与し、事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度です。
転職サイトや転職エージェントを利用する際には、以下のような個人情報の登録が求められます。
サービス側へ提出が必要な個人情報
- 名前
- 生年月日
- 居住地
- 電話番号やメールアドレスなどの連絡先
- 保有資格
サービス側が個人情報の重要性を十分に理解したうえで適切に取り扱わなければ、個人情報の流出などの事故によって求職者側が大きな不利益を被る恐れもあるのです。
プライバシーマークを取得するには、厳正な審査を通過しなければなりません。プライバシーマークを持っているサービスなら、セキュリティ面において安心して利用できると考えて良いでしょう。
看護師転職の成功率を上げる転職サイト・転職エージェント活用のコツ
転職サイト・転職エージェントを使うなら、コツを抑えた利用方法をして転職の成功率を高めましょう。
転職サイト活用のコツ1、転職の目的を明確にする
転職で成功するか失敗するかを大きく分けるのが、転職の目的がはっきりしているかどうかです。
「転職によって何を実現したいのか」「どんな仕事や働き方がしたくて転職をするのか」ということを明確にしたうえで転職活動に臨めば、希望を叶えるための職場を見つけやすくなります。
転職の目的とは、例えば以下のようなものです。
事例
- 今の職場は給料が安すぎるから転職をして年収をアップさせたい
- キャリアアップやスキルアップのために専門性の高い看護現場で働きたい
- 体力が持たないから夜勤のない病院・クリニックに移りたい
- 仕事と育児の両立のために常勤から非常勤に切り替えて働きたい
漠然としたイメージのまま転職活動を始めてしまうと、求人情報を比較・検討する際の基準がないので、本来の希望とマッチしていない職場を選んでしまう恐れがあります。
「入職したもののイメージと違っていた」「前の職場のほうが働きやすかった」などといった失敗を防ぐためにも、あらかじめ転職の目的は明確にしておきましょう。
転職サイト活用のコツ2、看護師キャリアの棚卸しをする
就職活動の際に自己分析を行った経験のある方は多いと思いますが、転職活動では加えて「キャリアの棚卸し」も丁寧に行いましょう。
キャリアの棚卸しとは、社会人としての経験を振り返り、これまで行ってきた仕事の内容、積み上げてきた実績、培ってきたスキルなどを整理する作業です。
キャリアの棚卸しを行うことには、以下のようなメリットがあります。
キャリアの棚卸しのメリット
- 自分の経験・スキルを活かせる職場が見つけやすくなる→転職のミスマッチが防げる
- 自分の強みや得意分野が明確になる→応募書類の作成や面接でアピールしやすくなる
- 自分自身を客観視できる→新たな気づきを得ることで転職先の選択肢が増える
以下に、キャリアの棚卸しのやり方を解説するのでぜひ参考にしてください。
手順 | ポイント |
---|---|
(1)一日の業務を時系列に書き出す | 突発的に発生する仕事や細かい業務なども書き出しましょう。 |
(2)1の内容に「工夫したこと」や「実績」を書き足す | ポイントは手順1の内容を深掘りすることです。実績としては、上司に褒められたことや達成感を味わったことなども書きましょう。 |
(3)1~2をこれまでのキャリアごとに書き出す | 最初に就職した時まで遡って手順1~2を繰り返します。部署異動、昇進、転職など節目で分けながら進めましょう。 |
(4)一覧表にまとめる | ここまで書き出した内容をエクセルなどで一覧表にします。縦軸を時系列とし、横軸には「所属部署」「仕事内容」「資格」「実績」「姿勢」「やりがい」「反省」「不満」などの項目を作成しましょう。 |
(5)一覧表を見て自分自身の強みを見つける | 自己アピールにつながる自分の特徴や強みを書き出します。それらの元になるエピソードと紐づけることで自己アピールに具体性を持たせることができます。 |
参照元:type 転職ノウハウ
転職サイト活用のコツ3、キャリアアドバイザーに転職意欲の高さを伝える
転職支援サービスでキャリアアドバイザーのサポートを受ける際には、ぜひ「転職したい」という意思や熱意を積極的に伝えてください。
転職支援サービスのキャリアアドバイザーは、複数の求職者を同時に担当していることがほとんどです。
アドバイザーも人間なので、「なんとなく転職したい」という人や受け身の姿勢の人よりも、転職意識の高い人や転職活動に積極的な人のほうがキャリアアドバイザーの記憶にも残りやすくなります。
良い求人が出た際にも「〇〇さんの希望に合うのでは?」「すぐにお知らせしよう」というようにスピード感を持ってサポートしてもらえるでしょう。
キャリアアドバイザーにしっかりアピールするためにも、事前に転職の目的や転職先に求める条件などを明らかにしておくことは欠かせません。
以下の項目をキャリアアドバイザーとの初回面談までの間に考えておけば、当日もスムーズに話が進められます。
面談までに考えておくべき項目
- 希望の業界・職種
- 希望の転職時期
- 転職先に求める条件(残業時間や福利厚生など)
- 興味を持っている施設や施設形態
合わせて、転職に関する質問も用意しておきましょう。熱意のアピールになるだけでなく、転職を有利に進めるための情報が得られる可能性もあります。
転職サイト活用のコツ4、複数の看護師転職サイト・転職エージェントを併用する
転職活動を効率良く進めるには、転職サイト・転職エージェントに複数登録するのがおすすめです。
利用する転職サイトがひとつだけでは確認できる求人情報に限りがありますが、複数のサービスに登録しておけばより多くの求人情報を見ることができます。
また、キャリアアドバイザーにもさまざまな人がいるので、より自分と相性の良い担当者に出会える可能性も上がるでしょう。
ただし、複数の転職サイト・転職エージェントを利用する際には、面談や面接の日程が被らないようスケジュールを調整する必要があります。
また、異なる転職支援サービスから同一の職場に応募してしまった、なんてことがないように注意してください。どの職場にいつ応募したかなど、応募先や応募状況についてもきちんと把握・管理するよう心がけましょう。
看護師が転職サイト・転職エージェントを利用する際によくある質問
初めて転職するとなると、転職サイトや転職エージェントの利用に関しても何かと疑問や不安を感じるものです。
そこで、看護師が転職支援サービスを利用する時によくある質問を3つピックアップしてみました。分からないことや気になることは利用前に解決しておきましょう。
看護師転職の質問1、転職支援サービスを無料で受けられるのはなぜ?
転職支援サービスは、登録している医療機関や企業から支払われる「紹介手数料」によって運営されています。
この仕組みによって、利用者は登録から転職に至るまで利用料や登録費といった一切お金を払うことなくサポートを受けることができるのです。
もちろん、転職後に費用を請求されることもありません。
看護師転職の質問2、紹介されたら必ず応募・入職しなければいけない?
応募や入職を決めるのは利用者自身です。そのため、希望と異なる求人を紹介されたり条件が合わなかったりした場合には、担当のキャリアアドバイザーに正直にその旨を伝えて断りましょう。
断り方としては、以下のように断る理由と合わせて再度希望条件を伝えるのがおすすめです。
- 「年収は魅力的ですが通勤するには遠いので、〇〇市内の病院やクリニックの求人を紹介してもらえませんか」
- 「今回は病院の求人を紹介していただきましたが、どうしても産業看護師の仕事に就きたいので再度探してもらえませんか」
単に断るだけでなく、転職したいという意思が伝わるような言い方をすれば、担当者を不快にさせることもないでしょう。
看護師転職の質問3、使わない方がいい転職支援サービスとは?
転職支援のプロによるサポートやアドバイスが受けられるのが転職エージェントのメリットですが、「相性の良くない担当者に当たる可能性がある」というデメリットもあります。
キャリアアドバイザーにもいろいろな人がいるので、時には「なんとなく相談しづらい」「業界知識が少なくて不安を感じる」ということもあるでしょう。
その場合には担当者の変更をお願いすることもできます。
しかし、以下のような対応を受けた場合には、そのサービスの利用自体を止めるという判断をしても良いでしょう。
- こちらの話を一切聞かずに一方的に求人を紹介された
- 希望と違うと断っているのに応募を迫られた
- 威圧的な態度を取られて嫌な思いをした
実際に、転職エージェントの口コミを見ると、担当者の態度や対応に不満を感じて利用を止めたという人も少なくありません。
「信用できない」「利用しづらい」と感じたら別の転職支援サービスを利用しましょう。
転職サイト・転職エージェントを使わずに看護師が転職する方法
転職サイトや転職エージェント以外でも、看護師が転職する方法はあります。ここでは4つの方法を紹介します。
看護師が転職する方法1、ホームページから直接応募する
直接応募はその名の通り、公式ホームページの採用情報を確認して直接応募するという方法です。
直接応募のメリットは熱意が伝わりやすいという点です。「ここで働きたい」という気持ちが伝われば、採用担当者に好印象を抱いてもらいやすくなります。
一方で、面接日程の調整や条件の交渉など、応募先とのやりとりをすべて自分自身で行わなければならないというデメリットもあります。
このようなことから、直接応募は転職したい病院や施設があらかじめ決まっている方や転職活動を自分のペースで進めたい方におすすめの方法と言えるでしょう。
やり方としては、まず公式ホームページにアクセスして、「求人案内」「採用情報」などのページを確認します。募集をかけていれば、応募方法についての説明があったり応募フォームが設定されていたりするので、指示に従って応募手順を進めてください。
募集について記載がない場合には、電話で求人募集があるかどうか確認してみても良いでしょう。
看護師が転職する方法2、ハローワーク・ナースセンターを利用する
「公的機関を通じて転職活動がしたい」という方には、ハローワークやナースセンターを利用する方法がおすすめです。
ハローワーク(公共職業安定所)は、仕事をお探しの方や求人事業主の方に対して、さまざまなサービスを無償で提供する、国(こうせい労働省)が運営する総合的雇用サービス機関です。
引用元:厚生労働省 ハローワーク
ナースセンターとは
1992年に制定された「看護師等の人材確保の促進に関する法律(以下、人確法)に基づき設置。中央ナースセンターは日本看護協会が厚生労働省から、都道府県ナースセンターは都道府県の看護協会が都道府県から指定を受けて運営しています。47都道府県に必ず1つの都道府県ナースセンターがあり、看護職確保に向けた取り組みを行っています。引用元:日本看護協会 ナースセンターとは
民間企業ではなく公的機関が提供しているサービスなので安心して利用できるでしょう。
ただし、転職エージェントに比べるとサポートが薄いので、初めて転職する看護師の方などは不安を感じるかもしれません。
看護師が転職する方法3、知り合いに紹介してもらう
看護学校で出会った友人、職場の同期や先輩など知り合いに紹介してもらうという転職方法もあります。
身近な人が働いている職場であれば、「実際の現場の忙しさ」「日々の仕事内容」「院内の雰囲気」「看護師長の人柄」など、よりリアルな職場情報を知ることができます。
また、「これから募集をかけるらしい」「近々産休に入る人がいる」といった欠員状況をいち早く入手できる可能性もあります。
ネットに投稿されている匿名の口コミ情報に比べて、信ぴょう性の高い情報が入手できるでしょう。
デメリットは、採用活動を進めるなかでどうしても合わない条件を提示されたり、やむを得ない事情で退職しなければならなくなったりと、何かあった場合に紹介してくれた人に対して配慮する必要があるという点です。
また、職場の良し悪しの感じ方には個人差があるので、知人と自分自身の印象が異なる場合があることも理解しておいたほうが良いでしょう。
忙しい看護師にこそ転職サイト・転職エージェントの利用がおすすめ
転職したいという気持ちがあっても、毎日看護師として忙しく過ごしていると転職活動のための時間を確保するのにも苦労します。
そうやって過ごしていくうちに職場に対する不満やストレスがどんどん溜まってしまっては、仕事への意欲も低下してしまうでしょう。
そんな忙しい看護師にこそ転職サイト・転職エージェントの利用がおすすめです。
転職サイトには豊富な求人情報が掲載されていて、さまざまな条件を設定して求人を探すことができます。また、転職エージェントならキャリアアドバイザーが求人紹介だけでなく応募先との連絡も代行してくれるので、仕事と転職活動の両立もしやすいでしょう。
転職サイトや転職エージェントを上手く活用して、ぜひ看護師転職を成功させてください。