フリーター就職におすすめの転職サイト・転職エージェント9選!

2025.01.06 一般転職PR

フリーター就職におすすめの転職サイト・転職エージェント9選!

フリーターからの就職におすすめの転職サイトや転職エージェントを、厳選して9社紹介します。

ニート・無職の方向けの転職サイト、転職エージェントでもあるので、「ニートでどの就職エージェントを使えばよいのかわからない」という方も参考にしてみてください。

また、フリーターやニートで正社員として働いたことがなく、「そもそも就活のやり方がわからない」「就活するにはどうすればよいのかわからない」という方もいるでしょう。

フリーターやニートが就職・就活するときの仕事探しの手順、就活の流れについても、わかりやすくお伝えします。

フリーターからなれる職業、フリーターから正社員に転職する割合も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

目次

フリーターからの就職におすすめの転職サイト・転職エージェント9選

フリーター就職を成功させるには、転職サイト・転職エージェントを利用することが重要です。

おすすめの転職サイト・転職エージェントを9社紹介するので、気になるものがあれば、ぜひ利用してみてください。

9社はニートの方向けでもあるので、「無職でも使える転職エージェントを知りたい」という方にもおすすめです。

「ハタラクティブ」は20代のフリーター・ニートの就職に強い

【ハタラクティブがおすすめの理由】

  • フリーター・ニートが対象
  • LINEで連絡できる
  • 就職後もフォローしている

ハタラクティブは20代のフリーター、ニート、既卒や第二新卒、大学中退者を対象とした、転職エージェントです。

LINEでも連絡ができ、長い文章を書くのが苦手な方におすすめします。未経験者で20代の就職サポートを強みとしているため、フリーターから正社員を目指す方も安心です。

キャリアアドバイザーが相談にのり、あなたに合う求人を紹介してくれます。履歴書の添削、面接対策の他、就職した後のフォローも行っているので、より心強いでしょう。

若年層の求人が多いものの、利用にあたって基本的に年齢制限はないため、30代のフリーター・無職の方もぜひ利用してみてください。

「DYM就職」は研修が充実している求人を紹介できるため安心

【DYM就職がおすすめの理由】

  • 研修が充実している求人を所有
  • エージェントが就活をサポート
  • 大手企業の求人も紹介できる

DYM就職は、未経験者の就職に強みがある転職エージェントです。フリーターやニートの方をはじめ、既卒や大学を中退した方の就職・就活もサポートしています。

研修が充実している求人を紹介できるので、就職に不安があるフリーターやニートの方に特におすすめです。

無事に就職できるよう、エージェントがあなたをサポートします。求人の紹介はもちろん、面接対策、入社日の調整など、就職における幅広いサポートが可能です。

中には大手企業の求人もあるため、正社員を希望するフリーターの方は一度相談してみると良いでしょう。就職経験がなく、「どんな仕事が合うかわからない」という相談も可能です。

「UZUZ」はオーダーメイド型で一人ひとりの就職をサポート

【UZUZがおすすめの理由】

  • 仕事で挫折した経験がある方が相談にのる
  • オーダーメイド型でサポート
  • 入社して3ヶ月後の定着率が96%

UZUZはフリーターや第二新卒、既卒に特化して就活をサポートしている転職エージェントです。

キャリアアドバイザーは、就活や仕事で挫折した経験があるため、親身に相談にのってくれるでしょう。相談者の目線に立って、サポートしてくれます。

大企業やベンチャー企業など、UZUZの求人の規模はさまざまです。キャリアカウンセリングで就職の希望条件の整理、業種の解説をしたうえで、求人を紹介しています。

また、一人ひとりに合わせて、オーダーメイド型でサポートする点が大きな特徴です。2024年度5月までにおける実績では、入社して3ヶ月後の定着率が96%と高く、適した求人を紹介しているといえます。

「キャリアスタート」は面接に自信がないフリーターにおすすめ

【キャリアスタートがおすすめの理由】

  • 定着率は92%以上
  • 面接トレーニングを徹底
  • 内定率は86%

キャリアスタートはフリーター、既卒・新卒や第二新卒向けの転職エージェントです。

マッチング分析に力を入れており、入社した後の定着率が92%以上と高いため、自分に合う仕事を見つけられるか不安な方におすすめします。

また、面接トレーニングを徹底していることもポイントです。求職者や面接する企業に合わせて面接対策を行い、内定率は86%を誇ります。

高待遇の求人も保有しており、就職・転職で年収アップ率83%を実現した点も魅力です。フリーターで仕事探しや面接に不安を抱えているなら、ぜひ利用してみてください。

ジェイック(JAIC)は正社員を目指すフリーターにおすすめ

【ジェイック(JAIC)がおすすめの理由】

  • フリーターの就職を19年以上サポート
  • 未経験者の正社員就職サポートが可能
  • 書類選考なしで最大20社と面接

ジェイック(JAIC)はフリーター、中退者などの就職サポートを19年以上手がけている転職エージェントです。

第二新卒や無職、ニートなど、経験やスキルに自信がない方への、正社員就職サポートも行っています。未経験者歓迎の求人が豊富なため、ニートやフリーターから正社員を目指す方の強い味方です。

ジェイック(JAIC)の就職支援サービス「就職カレッジ」を利用すると、書類選考なしで最大20社と面接できます。スキルも経験も不安で、履歴書の内容に自信がない方は利用するのがおすすめです。

また、「就活のやり方がわからない」「就職までにどうすればいいかわからない」という悩みも気軽に相談できます。

「第二新卒エージェントneo」は仕事探しが不安な方におすすめ

【第二新卒エージェントneoがおすすめの理由】

  • 応募書類の書き方や面接対策をサポート
  • おすすめの企業だけを紹介
  • 内定後には研修があるため安心

第二新卒エージェントneoは、20代に特化している就職エージェントです。第二新卒をはじめ、高卒や中卒、フリーターの就職支援を行っています。

アドバイザーが、就職に成功しやすい履歴書や職務経歴書の書き方を教えてくれます。面接対策も丁寧にサポートするので、書類選考に通った後も安心です。

訪問しておすすめできると判断した企業だけを紹介しているため、仕事探しに自信がない方は利用してみると良いでしょう。

内定した後には研修があり、フリーターやニートで社会人経験が浅い方も安心できます。条件や入社日についての交渉も可能です。

「マイナビジョブ20’s」はスカウトサービスの利用が可能

【マイナビジョブ20’sがおすすめの理由】

  • 企業から直接スカウトが届く
  • 未経験者OKの求人が豊富
  • 全国6ヶ所にオフィスがある

マイナビジョブ20’sは、20代を対象にした転職エージェントです。

スカウトサービスに登録すると、企業の採用担当者からスカウトが直接届きます。中には、書類選考の免除といった、特典付きのオファーもあるようです。

未経験者OKの求人は78%以上を占め、初めて転職するフリーターの方が応募できる求人も多いでしょう。

「すぐに転職したいわけではないが相談したい」「フリーターで在職中だけど、正社員への転職を考えている」といった相談も可能です。新宿や横浜、大阪など、全国6ヶ所にオフィスを構えています。

「doda」はスカウトサービスもエージェントも利用できる

【dodaがおすすめの理由】

  • スカウトサービスで企業からスカウトが届く
  • 職種・業種未経験歓迎の求人を探せる
  • 転職セミナーを開催

dodaは、知名度の高い転職・就職サイトです。

「職種未経験歓迎」「業種未経験歓迎」「学歴不問」など、ニートやフリーターにもおすすめの求人が多数あり、2024年12月7日時点では、約25万件の求人が公開されています。

スカウトサービスを使うと、企業からスカウトが届きます。名前は公開されず、今働いている職場を非公開にすることも可能です。

また、転職エージェントとしても利用できます。キャリアアドバイザーが相談にのり、就職できるように応募書類の添削、模擬面接などを行います。

電話やメールだけではなく、LINEでコミュニケーションを取ることも可能です。イベントや転職セミナーも開催しています。

「リクルートエージェント」は所有している求人が豊富

【リクルートエージェントがおすすめの理由】

  • 求人数が豊富
  • 「未経験でも可」で検索が可能
  • イベントやセミナーを開催

リクルートエージェントは大手の転職エージェントで、2024年12月7日時点の公開求人数は約50万件、非公開求人数は約41万件にのぼります。

求人数が豊富なため、希望とする条件に合う求人を見つけやすいでしょう。

「未経験でも可」で検索できる他、キーワードを入力しての検索も可能です。たとえば、「フリーター」で検索すると、フリーター歓迎といった求人をチェックできます。

なお、リクルートエージェントは、全国20ヶ所に拠点を設けています。転職に関するイベントやセミナーも開催しているため、気になる内容があれば、応募してみましょう。

フリーターやニートが就職・就活するときの仕事探しの手順

就職を考えていても、「どうすればいいのかわからない」「就活のやり方がわからない」というフリーターやニートの方は少なくありません。

そこでここからは、フリーターやニートの方が就職・就活するときの、仕事探しの手順を紹介します。

転職サイト・転職エージェントを使った仕事探しの手順を紹介するので、利用予定の方はぜひ参考にしてみてください。

転職サイト・転職エージェントに登録する

まずは、転職サイトや転職エージェントに登録しましょう。

公式サイトの登録フォームに、名前や転職したい時期などを入力するだけなので、とても簡単です。早ければ、1分ほどで登録が完了します。

転職エージェントの中には、登録した後に担当者から電話やメールが来るケースもあります。担当者との面談の日時を調整する場合もあるので、連絡があったら、きちんと対応しましょう。

なお、転職サイトも転職エージェントも無料で利用可能です。

面談で希望を伝える

転職エージェントを利用する場合、面談の日時が決まったら、キャリアアドバイザーと面談をします。

多くのキャリアアドバイザーは対面で面談していますが、電話やオンラインツールでの面談を行っているところもあります。

面談で話すのは、以下のような内容です。

  • 直近の状況
  • 転職したい時期や場所
  • 職場に求める条件

キャリアドバイザーは登録情報や、面談で聞いた話をもとに求人を紹介します。嘘はつかず、正しい情報を伝えましょう。

なお、転職サイトでは基本的に、面談はありません。登録が終わったら、すぐにサイトを使えるケースがほとんどです。

求人を確認する

転職エージェントを利用すると、担当のキャリアアドバイザーから求人を紹介されます。

スキルや経歴、適性、希望に合った求人を紹介され、中には非公開求人を紹介される場合もあります。非公開求人は、応募が殺到するのを防ぐといった理由で公開されていません。

非公開求人を含め、求人を探してくれるため、転職エージェントに頼ると良いでしょう。中には、書類選考なし、面接なしといった企業に推薦してくれることもあります。

転職サイトの場合、自分で求人を検索します。勤務地や年収、条件などを設定して求人を検索できるため、初めて就職するフリーターやニートの方も簡単に求人を確認可能です。

理想的な求人が見つかったら、応募します。

応募書類を作成する

応募した後は履歴書や職務経歴書を提出し、書類選考に通れば、面接をするのが基本的な就活の流れです。

履歴書には名前や住所といった個人情報の他、学歴や職歴、持っている資格などを記載します。履歴書はコンビニで購入可能です。

職務経歴書にはこれまでの仕事内容や実績、自分の強みなどを記載します。具体的な内容を記載するのが重要です。職務経歴書のフォーマットはあまり決まっていないものの、A4用紙で1〜2枚でまとめるのが一般的です。

転職エージェントを利用すると、履歴書や職務経歴書を添削してくれます。企業や業界の情報に詳しく、書類選考に通りやすいようにアドバイスをもらえます。

転職サイトでは、履歴書や職務経歴書を自分で作成するのが一般的です。サイトによっては、入力するだけで簡単に書類を作成できるサービスを提供しています。

面接を受ける

書類選考に通過したら、面接があります。

面接では主に以下を聞かれるため、うまく答えられるように準備しておきましょう。

  • 自己紹介
  • 転職を決めた理由
  • 志望動機
  • 転職して活かせるスキルや経験
  • 面接官への質問

転職エージェントを利用すると、面接へのアドバイスをしてくれます。中には、対面やオンラインツールで模擬面接をしてくれるところもあるので、面接が不安なら、可能か聞いておきましょう。

また、転職エージェントは、企業との連絡を代わりに行います。面接日の調整も代行するので、「企業ときちんとやり取りできるか不安」というフリーターやニートの方も安心です。

内定を経て入社・就職する

企業から内定をもらったら、入社・就職が決まります。

しかし、内定をもらった後に、辞退することも可能です。転職エージェントを利用中なら、内定辞退の連絡も担当者が行ってくれます。

内定後は基本的に、求職者自身が企業と連絡を取ります。業務内容や条件が合っているか、今一度確認しましょう。

条件交渉や入社日の調整も、転職エージェントが行います。自分で対応する自信がない方は、頼んでみましょう。

フリーター就職を成功させるための仕事探しのポイント

フリーター就職を叶えるには、重要なポイントがあります。

以下で大きく2つお伝えするので、スムーズに就職・転職するためにも、忘れずに対応しましょう。

より多くの求人を見る

フリーターやニートの方が就職を成功させるには、より多くの求人を見ることが重要です。

希望する条件を全部満たす求人を見つけるのは、簡単ではありません。全部の条件を満たす求人だけを見ようとすると、就職が決まるまで何ヶ月もかかります。

条件には優先順位を付けて、優先度の高い条件に合う求人からチェックしましょう。求人を幅広く見ておくと、思わぬ求人に応募できるかもしれません。

複数の転職サイト・転職エージェントを利用する

転職サイトや転職エージェントを複数利用することが、フリーターやニートの就職を成功させる上でとても大切です。

たとえば、1つだけ転職サイトを使っても、チェックできる求人数は限られます。また、転職エージェント1つだけでは、担当者1人のアドバイスしかわからず、意見が偏ってしまいます。

転職サイトも転職エージェントも無料で利用でき、どちらも複数登録して問題ありません。しかし、利用する数が多すぎると管理が難しいため、2〜3社がおすすめです。

ただし、同じ求人に、複数の転職サイト・転職エージェントから応募しないでください。もし複数応募が企業に知られると、内定を取り消される恐れがあります。

フリーター・ニート・無職の方が転職エージェントを使うべき理由

フリーターやニート、無職の方が就職するには、転職エージェント(就職エージェント)を使うことが大きなポイントです。

なぜ使う方が良いのか、ここでは使うべき理由を掘り下げてお伝えします。

応募書類作成や面接のサポートを受けられる

転職エージェントを利用すると、応募書類作成のサポートを受けられます。

  • 履歴書の自己PRに何を書けばいいのかわからない
  • 職務経歴書を作ったことがない

こういった不安を抱えているフリーターやニートの方は、ぜひ転職エージェントを頼りましょう。履歴書も職務経歴書も、どのように書けば良いのかアドバイスしてくれます。

また、転職エージェントでは、面接対策のサポートも可能です。応募先の企業、業界に詳しく、どんな受け答えをすれば良いのか、丁寧に教えてくれます。

転職エージェントによっては、「書類選考なし」「面接なし」といった求人を紹介できる点も魅力です。

適性に合う求人を紹介してくれる

初めてフリーターから就職するため、どのように求人を探すべきかわからない方もいるかもしれません。

転職エージェントに登録すると、適性に合う求人を紹介してくれます。就職における希望条件をはじめ、強みや経験なども考慮して、担当者が求人を探し、紹介します。

転職エージェントは、非公開求人を保有しているのもポイントです。公開求人に加え、非公開求人も確認した上で求人を紹介するため、一人で探したときには見つからなかった求人を紹介される可能性もあります。

企業との連絡を代行してくれる

転職エージェントは、企業との連絡を代行してくれるのもおすすめポイントです。

  • 面接の申し出
  • 面接の日程調整
  • 入社条件の交渉
  • 内定の辞退

こういった企業への連絡を、代わりに転職エージェントが行ってくれます。

フリーターで、働いたり退職手続きをしたりしながら企業と連絡を取るのは、困難な方もいるでしょう。転職エージェントなら代わりに企業へ連絡してくれるので、転職活動の手間を省けます。

なお、転職エージェントの利用は無料です。就職が決まったら、企業から転職エージェントへ料金が支払われるため、求職者はすべてのサービスを無料で受けられます。

フリーター就職時に転職サイト・転職エージェントを選ぶコツ

フリーター就職では、転職サイトや転職エージェントを複数利用することが重要です。

複数利用する際にどのように選べば良いのか、コツを紹介します。

求人数が多いか確認する

転職サイトや転職エージェントを利用するときに、まずは求人数が多いかチェックしましょう。

もし就職したい業界や職種が決まっているなら、その業界・職種の求人数が多いか確認します。

特に決まっていなければ、dodaやリクルートエージェントといった求人数の多い転職エージェントがおすすめです。

より多くの求人を確認した方が、就職先を見つけやすくなります。転職サイト・転職エージェントを選ぶときは、求人数をしっかりと確認しておきましょう。

フリーターの就活・転職がサポート対象か確認する

転職サイト・転職エージェントによっては、特定の対象者に特化したところもあります。たとえば、「IT業界に特化」「女性の転職に特化」などが挙げられます。

フリーターやニートの方が就職を目指すなら、フリーター・ニートに特化した転職サイトや転職エージェントがおすすめです。

これまで、フリーターやニートの就職・転職を成功させてきた実績があるため、フリーターやニートの方を適切にサポートしてくれます。

また、求人数を多く確認することが大切ですが、どのような職場が自分に合っているのかわからないフリーターの方もいるでしょう。フリーター向けの転職エージェントなら、どんな職場が合うのかもアドバイスします。

サポートが充実しているのか確認する

転職エージェントを選ぶときは、サポートが充実しているかも確認しましょう。

一般的に、転職エージェントでは以下のサポートを行っています。

  • 就職や転職の相談
  • 求人の紹介
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 面接日の調整
  • 条件交渉

上記以外にも、転職エージェントによっては模擬面接、面接の同行、入社後のフォローなどを行っているところもあります。

フリーターやニートで就職・転職の経験がほとんどない場合、相談から入社後まで、丁寧にサポートする転職エージェントがおすすめです。

内定率や入社後の定着率を確認すると、きちんとしたサポートを受けられるかの判断材料になるでしょう。

フリーターからなれる職業・おすすめの仕事

ここからは、フリーターからなれる職業について紹介します。

フリーターの方におすすめの職業、仕事をお伝えするので、就職に自信がない方は仕事探しの参考にしてみてください。

営業職

営業職は、会社や個人へサービスを提案し、契約につなげる仕事です。

これまで培ったスキルや経験よりも、人柄やコミュニケーション力で評価されやすいため、フリーターの方におすすめです。

これまで販売職や飲食店などのサービス業を経験した方へ、営業職は特におすすめします。学歴や職歴を問わず、未経験者歓迎で応募している求人が豊富です。

きちんとコミュニケーションを取れることをアピールすると、フリーターから正社員に就職することも難しくはないでしょう。

販売職

販売職は、家電量販店や携帯ショップ、アパレルショップなどで働きます。接客をはじめ、品出しやレジ打ちといった業務を行う仕事です。

興味のある商品や分野なら、販売しやすく、知識を身につけやすいでしょう。未経験者歓迎、学歴不問の求人が多いため、フリーターの方も就職しやすい職業です。

しかし、立ち仕事が多く、商品によっては品出しなどで肉体的に大変な場合もあります。クレームの対応をしなければならない可能性にも、注意が必要です。

何か販売した経験があるなら、就職先の一つとして検討してみてください。

IT業界

IT業界は慢性的に人手不足のため、フリーターの方も就職のチャンスがあります。

フリーターにおすすめの職種は、以下の2つです。

  • プログラマー
  • インフラエンジニア

プログラマーは、システムエンジニアの設計書をもとに、プログラミング言語を用いてシステムを作成します。

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークの設計・構築などを行う仕事です。未経験の場合、保守や運用から担当し、少しずつ知識や経験を身につけます。

プログラマーもインフラエンジニアも、未経験者を募集している企業が多くあります。まずは研修からスタートする企業も多いため、「新しい知識や技術を学ぶのが苦にならない」という姿勢をアピールしましょう。

フリーター就職で正社員への転職における現状

フリーター就職で、正社員を目指す方も多いでしょう。

ここでは、フリーターから正社員になれた人はどれくらいいるか、正社員になるにはどんな資格がおすすめかなど、現状をお伝えします。

フリーターから正社員に転職する割合

独立行政法人の労働政策研究・研修機構による資料「大都市の若者の就業行動と意識の変容」に、フリーターから正社員になれた人の割合が紹介されています。以下に割合をまとめました。

年齢 正社員になった割合
男性:25〜29歳 66.7%
女性:25〜29歳 61.2%
男性:30〜34歳 75.2%
女性:30〜34歳 63.0%

30〜34歳の男性を除くと、60〜65%前後の方が、転職によりフリーターから正社員になれたようです。資料を見る限りでは、過半数以上が正社員に転職できています。

また、同じ資料では、高卒でフリーターから正社員になった割合は男性で59.6%、女性で40.0%でした。女性の方が割合が低いですが、正社員になれる可能性は0ではありません。

「フリーターから正社員になるのは難しい」「高卒の30代女性が正社員になるなんて無理だろう」と思わず、前向きに転職活動を始め、求人をチェックしてみましょう。

フリーター就職・転職で正社員を目指す方におすすめの資格

資格を取得していると、フリーターから正社員に転職する際に、有利になりやすいです。

履歴書や面接でアピールしやすいので、転職までに時間の余裕がある方は、資格取得を目指すのも良いでしょう。

就職・転職したい職業や業界にはよりますが、以下の資格は正社員就職に有利といえます。

  • 日商簿記検定試験
  • 秘書検定
  • TOEIC
  • MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
  • FP技能検定

日商簿記検定は営業職や販売職をはじめ、多くの業界に役立つ資格です。秘書検定はビジネスマナーを身につけていることを証明しやすいでしょう。

英語が得意ならTOEIC、パソコンスキルを示すならMOSがおすすめです。FP技能検定のFPはファイナンシャルプランナーのことで、お金に関する知識を持っていると証明できます。

いずれも幅広い職業に役立つ資格なので、フリーターから正社員を目指すなら、取得しても損はないでしょう。

転職サイト・転職エージェントの利用でフリーター就職を成功させよう

フリーターの方におすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介しました。

フリーターから就職しようと思っても、「難しいのでは?」と考えてしまい、一歩踏み出せない人もいるかもしれません。

転職エージェントを利用すれば、担当者からのアドバイスを受けられ、フリーター就職が成功しやすくなります。フリーターから正社員になれる可能性も十分にあるため、一人で悩まず気軽に相談してみましょう。

なお、転職サイトも転職エージェントも無料で利用できます。3社ほど利用し、より多くの求人を確認しておきましょう。

フリーターやニートで就職する際、さまざまな不安を抱えている方が少なくありません。しかし、転職サイト・転職エージェントを使って就職できた方も多くいるので、諦めずに、就職活動を進めてみてください。