司法書士の通信講座おすすめランキング!人気10社の費用・合格率を徹底比較

2024.09.19 通信講座の比較PR

司法書士の通信講座おすすめランキング!人気10社の費用・合格率を徹底比較

司法書士を目指す方にとって、適切な通信講座を選ぶことは合格への重要なステップです。出題範囲も広く、膨大な知識量が必要になるのが法律関係の国家資格です。合格率も低くて難易度も高いですが、その分だけ取得できれば転職などにも有利になります。

本記事では数ある通信講座の中から特におすすめの10社をピックアップし、費用や合格率、特徴を徹底的に比較しました。どのような対策がベストなのか、それぞれの教材が持つ特徴やメリットを詳しく解説していますので、自分に合った最適な通信講座選びの参考にしてみて下さい。

司法書士の通信講座おすすめランキング10選

まずは、司法書士試験合格に向けておすすめの通信講座をランキング形式で10サービス紹介していきます。上位だから良いというわけでなく、ストレスなく勉強していくためにも自分の目的や環境に合った通信講座を選ぶようにしましょう。

アガルート

料金目安 【2025年合格目標初学者向けコース】
入門総合講義:140,800円~

【2026年合格目標初学者向けコース】
入門総合講義:162,800円~

※その他にもコースがあります
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・導入オリエンテーション
・オンライン質問サービス
・月1回のホームルーム制度
・学習カウンセリングチューター
・短答セルフチェックWebテスト
合格率・実績 合格率:15.4%(令和5年度)
特典・キャンペーン ・各種割引制度
・合格特典あり
※料金は2024年9月時点

特徴

  • 難易度の高い司法書士試験で合格率15.4%を記録
  • 各分野に特化した合格実績抜群の講師陣
  • 初学者でも分かりやすいオリジナルテキスト
  • 質問制度や定期カウンセリングなどサポート体制も充実
  • 各種割引制度で受講料を安くできる

アガルートは、2024年度の司法書士試験合格率15.4%を誇るオンライン完結の通信講座です。この高い合格率には、合格実績が豊富な講師陣の存在があります。口コミを確認してみても、各分野に特化した講師陣の講義は分かりやすく理解しやすいと評判でした。

司法書士試験は科目が多く、覚えるべき知識量も非常に多いです。そこで大事なのが、どういった順番で学習していくかです。アガルートの教材は講師陣が作成したオリジナルテキストで、適切な学習順番を守ったまま進めていくことができます。フルカラー仕様なのも見やすいですね。

講義動画自体は1講義30分程度となっていますので、最後まで集中したまま勉強しやすいです。音声ダウンロードや倍速再生機能も搭載していますので、どこでも予習・復習ができます。仕事しながら合格を目指したい人でも安心ですね。

そして、サポート体制の充実度もアガルートの強みです。いつでも質問できる質問サービス、不安な部分を解消できるカウンセリング制度など、合格へのモチベーション維持に役立ちます。合格特典には全額返金制度も付いていますので、最終的なコスパは上位陣に食い込むでしょう。

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スタディング

料金目安 【2025年・2026年 司法書士合格コース】
ミニマム:49,500円
ベーシック:69,300円
スタンダード:89,100円
コンプリート:99,000円
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・課題添削
・AIサポート
・勉強仲間機能など…
合格率・実績 非公表
特典・キャンペーン ・10%OFFクーポンプレゼント
・各種割引制度
・合格お祝い金制度など…
※料金は2024年9月時点

特徴

  • 受講者からの満足度が高い通信講座
  • コスパに関しては業界トップクラスの安さ
  • AIを駆使したサポートも強み
  • 課題添削で苦手な分野を知ることができる

スタディングは、司法書士試験対策講義の受講者から多くの支持を得ている通信講座です。公式ホームページ上には「顧客満足度91.1%」「続けやすさの実感度91.6%」「コスパ満足度96.0%」という記録が並んでおり、いかに高品質なサービスなのか分かります。

とくにコスパ面では数ある通信講座の中でもトップクラスです。100,000円以上になることが多い司法書士試験対策講座の中でも、最安値コースは49,500円から始めることができます。すべてのサービスが利用できるコンプリートコースでも99,000円ですので、自分の予算に合わせたコースを選択可能です。

講義は効率を重視しており、ちょっとしたスキマ時間でも勉強できるようにスマホで動画講義を視聴したり、演習問題を解くことができます。過去問を分析して作成された演習問題を解くことで、インプットした知識を定着しやすい環境を作れるのが大きなポイントです。

そして、AIを駆使したサポートも大きな強みと言えるでしょう。演習などを解くことで理解度をAIが分析し、どういった分野が苦手なのか教えてくれます。それに合わせた復習問題の提示や、学習スケジュールを提案してくれるなど便利な機能も搭載されていますよ。

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フォーサイト

料金目安 基礎講座/過去問講座:76,800円
バリューセット(基礎+過去問講座):107,800円
受講期間の目安 6ヵ月~
サポート体制 ・eラーニング
・質問制度(24時間可能)
・メルマガの配信サービス
合格率・実績 合格率:15.4%
特典・キャンペーン ・5,000円割引クーポンプレゼント
・合格特典(Amazonギフトコード最大2,000円分プレゼント/グッズ)
※料金は2024年9月時点

特徴

  • 累計受講者数40万人以上、合格率15.4%という実績
  • 基礎講義であれば76,800円から始められるなどリーズナブル
  • 合格することを第一に考えた「合格点主義」
  • 「ManaBun」を使ったサポート体制も強み

フォーサイトは、累計受講者数40万人以上、司法書士試験合格率15.4%という実績のある通信講座です。受講料76,800円から始められるなど比較的リーズナブルで、クーポン利用や合格特典でさらにコスパは良くなります。最短6ヶ月で試験に挑めるスピード感も良いですね。

教材はフォーサイトのオリジナルテキストで、過去問を徹底分析して作られたものとなっています。そのため、無駄な知識を省いた「合格点主義」のテキストです。フルカラーテキストに加えてイラストや図解などが豊富ですので、初学者でも法律のことが理解しやすいよう工夫されています。

効率的に学習できるように「ManaBun」と呼ばれるe-ラーニングシステムの提供も行っています。スマホ上でテキストを確認したり、気軽に講義動画の視聴が可能です。その他にも自分の学習スピードに合わせたスケジュール作成、理解できたかを確認するチェックテストなど、多くの機能を利用できます。

サポート面では、専任スタッフが答えてくれる質問サービス、勉強法や試験に関する不安を解消してくれる個別カウンセリング制度などがあります。定期的にフォローメルマガの配信も行っており、受講生の助けになる情報が多く掲載されています。

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クレアール

料金目安 【初学者向け】
2026年合格目標合格ルート:237,500円

【中級者向け】
2025年合格目標 中級パーフェクトコース:188,000円

【中上級者向け】
2025年合格目標 上級パーフェクトコース:108,100円

受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・質問制度
・安心保証プランあり
・受講料返金制度
合格率・実績 非公表
特典・キャンペーン ・期間限定割引
・合格お祝い金制度
・受験料クレアール負担など…
※料金は2024年9月時点

特徴

  • 54年以上の指導歴を持つ歴史ある通信講座サービス
  • 知識量よりも合格することを優先した「非常識合格法」
  • 「Vラーニングシステム」で学習を効率化できる
  • 安心保証プランで1年間の延長も可能
  • 受講料は高いが割引制度や合格お祝い金制度がある

クレアールは、54年以上もの資格指導歴を誇る通信講座です。合格率などは公表されていませんが、多くの受講者がいることが分かります。すべての知識を身に着けることよりも合格することを第一に考えた「非常識合格法」という独自メソッドを用いることで、効率的に合格を目指すことができます。

基本的には「単元別講義」、「復習講義」、「テスト演習」のサイクルで着実に知識を身に着けていきますが、その人の理解度を分析することで効率的に学習を進めていく「Vラーニングシステム」もクレアールならではの強みです。「CROSS STUDY」と呼ばれる問題演習ツールも役立ちますよ。

サポート面では、定番の質問制度や添削サービスがあります。学習ナビを活用すれば、試験に関する情報を集めることも可能です。とくにおすすめなのが「安心保証プラン」と呼ばれるもので、仮に不合格だった場合でも1年間の延長ができます。そして、合格した際には保証料金の返金とお祝い金まで受け取れるのです。

受講料はどのコースと契約するかによって大きく異なりますが、100,000~250,000円くらいが相場になります。余裕を持って合格を目指すなら1.5年コース、すぐにでも合格を目指したいなら1年コースなど、自分の状況に合ったものを選ぶと良いでしょう。

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伊藤塾

料金目安 2025年合格目標司法書士入門講座スタンダードコース:499,000円
2025年合格目標司法書士入門講座本科生スリーステップコース:528,000円
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・質問制度
・個別カウンセリング制度
・スケジューリング制度
合格率・実績 合格者の56%が伊藤塾卒業生
特典・キャンペーン ・早得キャンペーン
・司法書士入門講座 学生割引(学割)制度
※料金は2024年9月時点

特徴

  • 合格者の56%が伊藤塾卒業生という圧倒的な合格実績
  • コースが豊富で自分の状況に合わせて選択できる
  • 質問制度やカウンセリングなどサポート面も優秀
  • 「伊藤メソッド」と呼ばれる独自カリキュラムを提供
  • 通信講座は2種類の配信方式から選択可能

伊藤塾は、1995年に開校した歴史あるスクールです。2023年度の司法書士試験合格者数は695人ですが、その中の419人(約56%)が伊藤塾の試験対策講座を受けていたとされています。28年以上の指導実績とノウハウがあるからこそ、品質の高い講義を提供できているのです。

入門講座から中上級者コース、試験直前講座など、その人の状況に合ったコースを選択できます。受講料は決して安くありませんが、それだけ高品質な講義を受けられるのです。質問制度や個別カウンセリング制度、スケジューリング制度などサポート面も優秀で、通学講座と同様の受講環境で学習できます。

学習カリキュラムは「伊藤メソッド」と呼ばれるものをベースに組み立てられています。法律の単純な知識を学びながら、それぞれの関係性を理解していきます。テキストで学ぶインプットと、問題集を解くアウトプットを繰り返すことで、答えを導き出すための頭の使い方も学べるのが強みです。

通信講座では、オンラインライブ講義とオンデマンド講義の2種類があります。時間がある人はライブ講義、社会人など忙しい人はオンデマンド講義がおすすめです。テキストもデバイス上で確認できますし、ふせん機能を使えば自分が間違えたポイントをすぐに復習できますよ。

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LEC

料金目安 初学者向けコース:438,000円~
経験者向けコース:454,000円~
受講期間の目安 15ヵ月~
サポート体制 ・質問・受講相談[教えてチューター]
・受講生相互の交流[教えてメイト]など…
合格率・実績 ・合格者の5人中3人がLEC受講生
・一発合格者数:190名
特典・キャンペーン ・おためし受講キャンペーン
・早得キャンペーンなど…
※料金は2024年9月時点

特徴

  • 司法書士試験合格者の5人中3人がLEC受講生
  • 合格者向けのコースもあるなど徹底した学習環境
  • Web講義であればスキマ時間でも勉強可能でおすすめ
  • 「Online Study SP」を活用した学習サポート
  • キャンペーンも充実しているため受講料を抑えられる

LECは、一発合格者190名などの合格実績のある通信講座です。司法書士試験合格者の5人に3人がLEC受講生という強みもあり、安心感と実績は申し分ありません。受講期間15ヶ月といった充実した勉強期間も合格率の高さにつながっているのでしょう。

コースは「初学者向け」「経験者向け」の他に「合格者向け」まであります。経験者向けでも基礎からしっかりと学べるコースもあれば、択一式問題に絞ったコース、模擬試験に絞ったコースなど内容も多岐にわたります。自分のレベルと目的に合ったものを選べるのは大きな強みです。

通信講座ではWebとDVDを選択できますが、仕事しながら資格取得を目指したい人はWebがおすすめです。受講料もDVDの方が高いですし、Webであればちょっとしたスキマ時間でも勉強できます。もちろんWebとDVDの両方を用いて学習するのもおすすめです。

「Online Study SP」というWeb講座学習システムを活用すれば、「教えてチューター」のような質問サポートや、「教えてメイト」のような他の人の学習状況を確認することができます。モチベーション維持のために多くの機能が搭載されていますので、ぜひ活用してみてください。

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ユーキャン

料金目安 169,000円
受講期間の目安 15ヵ月~
サポート体制 ・課題添削
・質問サービス
合格率・実績 非公表
特典・キャンペーン ・【Web限定】クオカードが当たるキャンペーン
※料金は2024年9月時点

特徴

  • 受講者の約86%以上が初学者という安心感
  • 15ヶ月かかけてじっくりと学べる学習カリキュラム
  • 受講料は169,000円だが分割払いも可能
  • 添削課題や質問サービスなどのサポート体制あり

ユーキャンは、通信講座業界でトップクラスの知名度を誇るサービスです。その知名度の高さから多くの受講者がいますが、その中の約86%以上が初学者とされています。つまり、法律知識がまったくない人でも司法書士試験学習を始めたいと感じるほどの安心感・信頼性があるということです。

提供している学習カリキュラムは、すべての知識を身に着けるよりも「合格に的を絞ること」を重要視しています。とくに全体の7割以上を占める主要4科目に力を入れており、合格するために覚えておくポイントを分かりやすくテキストにまとめてくれているため理解しやすいのが特徴です。

ユーキャンのサポート面で優秀なのが、全11回行われる添削課題です。自分が身に着けた知識の確認と、どの分野・問題形式が苦手なのかを知ることができます。講師がしっかりとアドバイスしてくれますので、その後の学習カリキュラムの見直しもしやすいです。

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資格の学校TAC

料金目安 【入門総合本科生】Web通信講座:484,000円
【上級本科生】 Web通信講座:253,000
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・オンラインフォローや個別相談
・質問制度
・自習室利用
・スクーリング制度など…
合格率・実績 非公表
特典・キャンペーン ・早割キャンペーン
・各種割引制度
・教育訓練給付金制度
※料金は2024年9月時点

特徴

  • 初学者向け、経験者向けでコースが用意されている
  • 本試験出題網羅率95%以上のオリジナル教材
  • サポート体制が充実しているため初学者でも安心
  • 早得キャンペーンなどで受講料が安くなる

TACには複数のコースがあり、初学者向けであれば「入門総合本科生」がおすすめです。経験者向けになると、基礎から応用まで幅広く学べる「上級本科生」も良いですが、ひたすら演習や答練を繰り返して知識を定着させる「答練本科生」などもおすすめします。

講義内容で特出すべき点は、「本試験出題網羅率95%以上」を誇るオリジナル教材の存在です。司法書士試験は、テキストの知識だけでは合格するのは難しいです。そこでTACでは過去問だけでなく、これから出題される可能性がある「未出問」まで提供してくれます。

サポート体制も充実しています。コースによって回数制限のある質問制度や、ちょっとした悩み事を相談できるオンラインフォロー・個別相談などがあります。もし近くに通える校舎があれば、スクーリング制度を活用したり、自習室を使って同じ資格取得を狙う受講者と話し合うことも可能です。

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東京法経学院

料金目安 初学者向けコース:227,700円~
経験者向けコース:66,000円~
受講期間の目安 12ヵ月~
サポート体制 ・質問制度
・合格者全額返金お祝い制度
合格率・実績 直近14年間の平均合格率:25.45%
特典・キャンペーン ・合格者特典
・期間限定割引キャンペーン
※料金は2024年9月時点

特徴

  • 合格率が約25%と他の通信講座と比較しても高い
  • コースが豊富で自分に合ったものを選びやすい
  • 映像、音声ダウンロードで気軽に勉強できる
  • 紙ベーステキストで書き込みも可能
  • 合格者全額返金お祝い制度がある

東京法経学院は、司法書士試験合格へ向けた多くのコースが用意されている通信講座です。とくに経験者向けコースは「択一式講義」「総合答練」「本試験予想答練」など、自分の状況に合ったものを選択できます。それぞれ受講料が大きく異なりますので、予算とも相談しながら選ぶと良いでしょう。

とくにおすすめなのが、初学者向けコースである「簗瀬徳宏の司法書士 新・最短合格講座」です。直近14年間の受講者合格率が25.45%と安定しており、初学者からでも現実的に合格を目指せる実績があります。「映像ダウンロード」「音声ダウンロード」「DVD」などがあり、それぞれ受講料が異なります。

テキストは紙ベースとなっており、直接書き込みもできるタイプとなっています。初学者でも理解しやすいように細かい部分まで解説されており、講義内容が頭に入りやすいのが特徴です。分からない部分があっても、講師に質問できるため安心感があります。

サポート面でおすすめしたいのが、「合格者全額返金お祝い制度」です。その名の通り、条件をクリアすれば合格者に受講費が全額返金される制度のことで、合格へのモチベーションが高まります。その他にも質問フォームを活用した質問制度など、合格するための手厚いサポートが期待できるでしょう。

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辰巳法律研究所

料金目安 リアリスティック一発合格松本基礎講座(2025年向け):544,592円~
中上級講座択一リマスター:168,000円~
受講期間の目安 8ヵ月~
サポート体制 ・講座専用ブログの閲覧
・メール相談受付システム
・講座専用クラスマネージャー
合格率・実績 非公表
特典・キャンペーン ・フリーパック割引
・リピーター割引
・デュアル資格割引
※料金は2024年9月時点

特徴

  • インプットとアウトプットの効率が良い学習カリキュラム
  • 受講期間は8ヶ月~20ヶ月と範囲が広い
  • サポート面が充実しているため安心感がある
  • 割引制度を使うことで安く受講できる可能性あり

辰巳法律研究所は、自分のライフスタイルを崩さずに効率的な勉強ができる通信講座です。学習期間も最短8ヶ月から合格を目指せますし、じっくりと学びたい人は20ヶ月といった長期間コースもあります。講師陣の講義は分かりやすく、初学者でも安心して始められると口コミなどでも評判です。

テキストも講師陣が作成しており、無駄な部分を極力省いた内容となっています。過去問をしっかりと分析したうえで作成していますので、中上級でも時間を有効活用しながらアウトプットを進めることができるでしょう。もちろん、試験対策講座でみっちりと学ぶことも可能ですよ。

サポート面も充実しており、特徴的なのが「講座専用クラスマネージャー」と「講座専用ブログ」です。受講生だけが閲覧できるブログではさまざまな情報交換ができます。勉強以外の悩みもクラスマネージャーに気軽に相談できるため、不安の解消・モチベーションの維持にも役立つでしょう。

コースは複数あり、1年で合格を目指すスピードコースもあれば、2年かけてじっくりと合格を目指すコースもあります。中上級コースであれば比較的コスパが良いですが、その他だと500,000円を超すコースもあります。少しでも安く受講できるよう、割引制度の活用もおすすめです。

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司法書士の人気通信講座10社を徹底比較

※この表はスクロールできます。
通信講座名 初心者向けコースの受講料 経験者向けコースの受講料 合格率・実績 サポート体制 返金制度 特典
キャンペーン
講義スタイル 受講期間
アガルート 【2025年合格目標初学者向けコース】
入門総合講義:140,800円~
【2025年合格目標 学習経験者向けコース】
演習総合講義:129,800円~
合格率:15.4%(令和5年度) ・導入オリエンテーション
・オンライン質問サービス
・月1回のホームルーム制度
など…
あり ・各種割引制度
・合格特典あり
など…
・通学講義
・通信講義
12ヵ月~
スタディング ミニマム:49,500円
ベーシック:69,300円
など…
司法書士 記述式対策講座[2024年度試験対応]※添削課題付:44,000円 非公表 ・課題添削
・AIサポート
・勉強仲間機能
など…
なし ・10%OFFクーポンプレゼント
・各種割引制度
・合格お祝い金制度
など…
・通信講義 12ヵ月~
フォーサイト バリューセット(基礎+過去問講座):107,800円 基礎講座/過去問講座:76,800円 15.4% ・eラーニング
・質問制度(24時間可能)
・メルマガの配信サービス
あり ・5,000円割引クーポンプレゼント
・合格特典(Amazonギフトコード最大2,000円分プレゼント/グッズ)
・通信講義 6ヶ月~
伊藤塾 2025年合格目標司法書士入門講座本科生スリーステップコース:528,000円 2025年合格目標司法書士入門講座スタンダードコース:499,000円 合格者の56%が伊藤塾卒業生 ・質問制度
・個別カウンセリング制度
・スケジューリング制度
なし ・早得キャンペーン
・司法書士入門講座 学生割引(学割)制度
・通学講義
・通信講義
12ヵ月~
クレアール 2026年合格目標合格ルート:237,500円 2025年合格目標 中級パーフェクトコース:188,000円 非公表 ・質問制度
・安心保証プランあり
・受講料返金制度
あり ・期間限定割引
・合格お祝い金制度
・受験料クレアール負担
など…
・Web講義 12ヵ月~
LEC 438,000円~ 454,000円~ ・合格者の5人中3人がLEC受講生
・一発合格者数:190名
・質問・受講相談[教えてチューター]
・受講生相互の交流[教えてメイト]
など…
なし ・おためし受講キャンペーン
・早得キャンペーン
など…
・通学講義
・通信講義
15ヶ月~
資格の学校TAC 【入門総合本科生】Web通信講座:484,000円 【上級本科生】 Web通信講座:253,000 非公表 ・オンラインフォローや個別相談
・質問制度
・自習室利用
・スクーリング制度
など…
なし ・早割キャンペーン
・各種割引制度
・教育訓練給付金制度
・通学講義
・通信講義
12ヵ月~
ユーキャン 169,000円 169,000円 非公表 ・課題添削
・質問サービス
なし ・【Web限定】クオカードが当たるキャンペーン ・通信講義 15ヶ月~
東京法経学院 227,700円~ 66,000円~ 直近14年間の平均合格率:25.45% ・質問制度
・合格者全額返金お祝い制度
あり ・合格者特典
・期間限定割引キャンペーン
・通学講義
・通信講義
12ヵ月~
辰巳法律研究所 リアリスティック一発合格松本基礎講座(2025年向け):544,592円~ 中上級講座択一リマスター:168,000円~ 非公表 ・講座専用ブログの閲覧
・メール相談受付システム
・講座専用クラスマネージャー
なし ・フリーパック割引
・リピーター割引
・デュアル資格割引
・通学講義
・通信講義
8ヶ月~

失敗しない司法書士の通信講座の選び方

ここからは、司法書士試験の通信講座を選ぶ際に注目すべきポイントを紹介していきます。

①:無料体験をいくつか受講してみる

通信講座の中には、無料で講義を体験できるケースもあります。そうすることで、以下のようなことが分かります。

①:講義の内容
最も分かりやすいのは、やはり「どのような講義を行っているか」という点です。テキスト中心で進めていくのか、黒板やホワイトボードを用いて進めていくのかなど、自分が理解しやすい講義なのかが分かります。

②:講師との相性
もし講義動画などが無料体験できる場合、講師の声や話し方、講義のスピード感を知ることもできます。意外と勉強のモチベーションにつながる要素ですので、できるだけ確認しておきたい部分です。

③:テキスト教材の内容
文字メインのテキスト、イラストや図解の多いテキスト、フルカラーテキストなど、教材でも多種多様です。とくに初学者の場合、まったく法律知識がないこともあります。そのため、イラストや図解、フルカラーテキストの方が頭に入りやすいことも多いです。

②:サポート体制が充実している通信講座を選ぶ

講義内容も重要ですが、それ以外で助けてくれるサポート面に関しても注目してみましょう。

    • 質問制度(何回できるのか/いつでも対応してくれるのか/担当講師が対応してくれるのか)
    • 添削指導(何回できるのか/指導時間はどのくらいあるのか)
    • カウンセリング(何回できるのか/マンツーマンなのか/担当制なのか)
    • 就職サポート(企業紹介/エントリーシートや履歴書の書き方/面接指導)

など…

司法書士試験は範囲が非常に広いので、できるだけ質問できる回数が多かったり、添削指導が充実している通信講座がおすすめです。長期間になることも多いので、カウンセリングがあった方がモチベーション維持などに役立ちます。

③:自分のレベルに合ったコースがあるか確認する

司法書士は法律関連の国家資格です。法律関連の資格は複数ありますが、司法書士は多くの法律を取り扱います。そのため、まったく法律関連の知識に触れたことのない初学者と、大学などである程度の知識を持っている経験者とではスタートラインが違います。

初学者がいきなり応用問題から入ったとしても、基礎知識がないとまったく理解することができないでしょう。つまり、自分のレベルに合った知識から学ばないと意味がないのです。すぐにでも合格したい気持ちは分かりますが、大事なのは自分の実力の把握と、そこから効率良くレベルアップするのに必要なコースを見つけ出すことだと覚えておきましょう。

④:返金制度があると安心

司法書士試験に関する通信講座は、他の資格と比較して受講料が非常に高く設定されています。コースの内容次第では100万円を超すこともあり、予算的に厳しい人もいるでしょう。仮に支払えたとしても合格する保証がないことから、「もったいない…」と感じる人もいます。

そこでおすすめなのが、「返金制度」を用意している通信講座です。各通信講座で内容は異なり、「合格したら全額返金される」というケースもあれば、「仮に不合格だった場合でも全額返金される」といったケースもあります。返金される可能性があるだけでも、合格へのモチベーションに繋がるでしょう。

注意点としては、返金制度があったとしても「対象となる講座が限られている」という点です。つまり、対象外のコースと契約してしまうと返金されないということです。意外と勘違いしている人もいますので、契約前に必ず確認するようにしましょう。

司法書士の試験内容と合格率・難易度

司法書士試験と聞くと非常に難しいイメージがあると思いますが、実際にどのくらいの合格率・難易度なのか少し確認していきましょう。

司法書士の試験内容

まずは、実際に司法書士試験の内容について見ていきましょう。各科目について細かく解説すると膨大な量になりますので、ここでは「試験科目」と「科目別の重要度」を中心に解説していきます。

司法書士試験の試験科目一覧
  • 民法
  • 商法・社会法
  • 不動産登記法
  • 商業登記法
  • 民事執行法
  • 民事訴訟法
  • 民事保全法
  • 司法書士法
  • 刑法
  • 憲法
  • 供託法

司法書士試験の試験科目は全部で11種類あり、それぞれ出題形式や点数配分が異なっています。とくに注意したいのが記述式の配点で、令和6年度より「2問で70点満点→2問で140点満点」と大きく変更されているのです。

【主要科目について】
上記では11科目と書きましたが、実際は出題数の多い主要科目と出題数の少ないマイナー科目で分けられることが多いです。主要科目は「民法、商法・会社法、商業登記法、不動産登記法」の4科目で、配点割合は350点中299点となっています。全体の8割以上を占めていることから、非常に重要な科目であることが分かりますね。

【マイナー科目について】
上記以外の科目は配点も350点中51点と、全体の約15%ほどしか占めていません。とくに民事執行法や民事保全法に関しては、それぞれ全体の約0.9%しか占めておらず、集中して勉強するには少しもったいない気もします。もちろん正解する方が良いですが、そこまでこだわる必要はないかもしれませんね。

【主要科目を中心に勉強するのがおすすめ】
マイナー科目も51点あるため大切ですが、配点バランスを考えると圧倒的に主要科目の方が重要になります。そのため、勉強時間の割合は主要科目を中心に考えた方が効率的です。ただし、司法書士試験の合格最低点数が例年通して8割以上となっているため、マイナー科目を捨て科目にするのはNGです。あくまで「主要科目の方を優先して勉強していく」というスタンスで進めていくと良いでしょう。

司法書士の合格率・難易度

続いて、司法書士試験の合格率と難易度についてです。まずは合格率の推移から確認してみましょう。

受験年度 受験者数 合格者数 合格率
2023年 13,372人 695人 5.2%
2022年 12,727人 660人 5.2%
2021年 11,925人 613人 5.1%
2020年 11,494人 593人 5.2%
2019年 13,683人 601人 4.4%

他の国家資格試験と比較して面白いと感じたのが、全体的にどの年でも大きな差がないという点です。受験者数は12,000~13,000人、合格者は600人前後、そして合格率は5%前後となっています。どこを取ってもここまで大きなブレがないというのも珍しいかもしれませんね。

逆に考えれば、司法書士試験は毎年600人前後しか合格者を出さないような方針が立てられている可能性も考えられます。上位5%に入らないといけないため、司法書士試験がいかに狭き門な資格なのか分かりますね。今後も合格率自体はほぼ変わらないでしょう。

ちなみに、司法書士試験合格者の約2/3は30~40代となっています。20代の合格者に至っては1割程度しかなく、社会人になってから勉強を始めたという人が多いという証拠です。男女比は男性が約7割強を占めています。

司法書士試験の難易度について

上記の合格率から考えても分かる通り、司法書士試験の難易度は「非常に難しい」です。仮に1,000人受験しても40人前後しか合格しない、逆に言えば960人近くは不合格になるということです。法律関連の国家資格の中でも屈指の高難易度と言えるでしょう。

では、なぜ司法書士試験の難易度がここまで高いのかも少し確認していきましょう。理由を知れば対策もできますし、モチベーションを維持など合格への手助けになるからです。

①:合格点が相対評価だから
司法書士試験には、明確な合格点が設定されているわけではありません。全受験者の中で上位5%前後に入ることが合格基準となっているのです。前者を「絶対評価」、後者を「相対評価」と呼び、相対評価は絶対評価と比較して合格率が低くなる傾向があります。

つまり、毎年合格点は変化しますし、試験終了後の自己採点で「この点数なら合格だ!」となりにくいのが相対評価の特徴でもあります。「去年の合格点は35点だったのに、今年は40点取らないと合格できなかった…」ということも珍しくありません。

②:他の法律系資格とは異なる科目があるから
法律系の資格試験といえば、行政書士試験や司法試験などがあります。基本的には共通する科目も多いですが、司法書士試験ならではの科目に「商業登記法」と「不動産登記法」があります。記述方式・択一式方式どちらの問題もあり、暗記だけでなく深い理解が必要になるのです。

③:捨て科目がないから
例えば税理士試験の場合、11科目の中から5科目合格すれば良いです。つまり、6科目は勉強せずに5科目に集中できます。しかし、司法書士試験の場合は課される11科目すべてから出題され、それらを解かなくてはいけません。つまり、捨て科目が一切ないのです。

司法書士の通信講座についてよくある質問

最後に、司法書士の通信講座に対してよく挙げられる質問をQ&Aという形で解説していきます。

Q.司法書士試験の勉強はいつから始めるべき?

法律に関する幅広い知識と理解、並びに応用能力が求められるため、合格するには相当な努力と勉強が必要です。試験合格に必要な勉強時間の目安は3000時間と言われています。そのため、「司法書士試験を受けたい!」と思ったその日から勉強の準備を始めるのがおすすめです。

Q.司法書士は独学でも合格できる?

上記で司法書士試験の合格率や難易度を紹介しましたが、国家資格の中でも難しい部類に入るのが司法書士試験です。それを踏まえたうえで、司法書士試験を独学で合格できる可能性はあります。もちろん簡単なことではありませんが、勉強方法などを工夫すれば独学で合格した人もいるのです。

①:仕事をしながら3年かけて合格
仕事の合間を使って勉強し、3年かけて司法書士試験合格を目指していた人がいます。1年目はテキスト中心で勉強していたようですが、2年目からは過去問を中心に勉強法を改善したようです。3年目にはさらに勉強量を増やすことで合格しました。

②:過去問を繰り返し解くことで2年で合格
テキストなどを購入せず、ひたすら過去問を解き続けて合格した人もいます。法学部出身というわけでもなく、基礎知識なども無い状態です。1回目は不合格だったようですが、その後に宅建や行政書士試験を受けながら知識を身に着け、2回目に合格しています。

このように、独学でも司法書士試験に合格した人はいます。しかし、予算をかけてでも合格率を上げたいなら通信講座の受講がおすすめです。徹底した学習スケジュール、厳選されたテキストと講義動画、質問や添削などのサポート面が充実しているからです。

Q.通信講座と独学ってどっちがいいの?

自分が司法書士試験合格を目指す際の「重要視している部分」によってどっちが優れているか変わります。

通信講座がおすすめの人

  • 効率良く司法書士試験に合格したい人
  • 試験勉強に集中できる時間がある人
  • 法律関連にまったく触れたことのない初学者
  • 予算にある程度の余裕がある人

通信講座は、とにかく「効率的に勉強できる」のが大きな強みです。テキストも講師が選んでくれますし、合格実績の高い講師陣が要点を抑えた講義を行ってくれます。何か分からない部分があったとしても、気軽に相談できるなどサポート面に関しても通信講座の強みと言えるでしょう。

そのため、まったく法律関連の知識がない初学者でも安心して勉強を始められます。基礎知識からしっかりと勉強できますし、応用問題など難しい分野になってもサポートしてくれるからです。分からない部分を分からないままにしておかないことが、司法書士試験合格への近道ですよ。

独学がおすすめの人

  • 合格を目指すまでに時間的余裕がある人
  • 費用をできるだけ抑えたい人
  • 自分でスケジュール管理ができる人

独学の大きなメリットは、やはり費用の少なさです。契約するコースにもよりますが、通信講座だと100,000円を超すのがほとんどです。2年近いコースだと400,000円以上することもあります。一方独学であれば、参考書や演習問題、過去問を購入するだけです。

そして、仕事をしながらゆっくりと合格を目指したい人にも独学がおすすめです。通信講座はスケジュールが決められていることが多く、仕事しながらだと難しいケースがあります。独学だと自分のペースで勉強できますよ。

Q.費用が安い司法書士の通信講座はどこ?

以下の通信講座はコスパに優れています。

講座名 受講料 割引制度・キャンペーン
スタディング 【司法書士合格コース】
ミニマム:49,500円
ベーシック:69,300円
・10%OFFクーポンプレゼント
・各種割引制度
・合格お祝い金制度
フォーサイト 基礎講座/過去問講座:76,800円
バリューセット(基礎+過去問講座):107,800円
・5,000円割引クーポンプレゼント
・合格特典(Amazonギフトコード最大2,000円分プレゼント/グッズ)
アガルート 【2025年合格目標初学者向けコース】
入門総合講義:140,800円~

【2026年合格目標初学者向けコース】
入門総合講義:162,800円~

・各種割引制度
・合格特典あり

純粋な受講料であれば、スタディングが圧倒的な安さを誇っています。コースにもよりますが、最も高いコースでも99,000円です。割引制度やキャンペーンなどを活用しなくても圧倒的なコスパを誇っていると言えるでしょう。

フォーサイト、アガルートも400,000円を超すことも珍しくない司法書士試験講座の中ではリーズナブルと言えます。この2サービスにあってスタディングにないのが、「返金制度」です。もし合格した場合、全額返金できる可能性があるため、合格することを前提に考えたらフォーサイト、アガルートの方がコスパが良いとも言えるかもしれません。