FP2級の難易度や実技試験の選び方、勉強時間を解説!独学合格するための勉強法
2024.11.06 資格に関するコラムPR
金融関連の資格として高い知名度と人気を誇るのが、FP(ファイナンシャルプランナー)です。階級は1~3級まであり、就職や転職目的で取得するなら「2級」がおすすめとされています。簡単なイメージのあるFP試験ですが、果たして本当の取得難易度はどのくらいなのでしょうか。
この記事を読めば、FP2級試験の合格率から分かる難易度や合格に必要な勉強時間の目安を知ることができます。試験概要に関しても触れており、迷う方が多い技能試験についても解説しています。独学合格を目指す方向けのコツについてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
FP(ファイナンシャルプランナー)2級はどんな資格?
FP2級とは、年金や保険、税金、不動産などの「お金に関するスペシャリスト」を証明する資格のことです。国家資格のため信頼性も高く、知名度や人気の高さも相まって毎年多くの方が受験している資格でもあります。仕事として活用できるだけでなく、日常生活の節税対策にも活用することが可能です。
下の階級には3級あり、上の階級には1級があります。2級は真ん中に位置していますが、お金に関する幅広い知識が必要です。では、FP2級の特徴について詳しく見ていきましょう。3級との大まかな違いも解説していきます。
主な就職先
FP2級の知識を活かせる就職先としては、以下のような場所が挙げられます。
- 金融機関
- 保険会社
- 不動産業界
- 証券会社など…
FP2級では、顧客のライフプランを提案や金融商品や保険を勧めることができるため、金融機関や保険会社へ入社することが多いです。資産状況を把握して適切なアドバイスを伝えなくてはいけないため、企業でも重宝する存在でもあります。そのため、FP2級資格に対して資格手当を受給していることも多いです。
金融・保険業の平均給与
国税庁が公表している2021年分民間給与実態統計調査の結果によると、FPの資格を活かせる金融業・保険業の平均年収は「677万円」でした。FP2級に限定したデータはありませんが、FP資格を活かせる業界であれば高めの収入を得られる可能性があります。
就職・転職に有利なのは2級から
FPには3級・2級・1級があると解説しましたが、実際に仕事で活かせるのは2級からと言われています。3級でも履歴書に記載することはできますが、3級だと「お金に関する基礎知識を身に着けたレベル」ですので、アピールポイントになるかは企業次第ということです。
しかし、2級になると「お金のスペシャリスト」として国から認められています。企業としても雇用しやすく、さまざまな業務を任せやすいです。そのため、求人の募集要項に「FP2級以上」と記載している会社もありますよ。
2級と3級の大まかな違い
FP2級と3級には、以下のような違いがあります。
受験資格
FP3級には受験資格はありません。FP業務に従事したい方であれば、誰でも受験することができます。しかし、FP2級試験には受験資格が必要です。
- FP3級試験に合格した者
- AFP認定研修の受講を修了した者
- FPとしての実務経験が2年以上ある者
おすすめは、FP3級に合格することです。3級試験対策でお金に関する基礎知識を身に着けることができますし、通信講座などでも3級と2級がセットになっているコースがあります。
試験科目
試験科目に関しても、FP2級試験の方が多くなっています。FP3級試験の出題範囲に加えて、法人に対するファイナンシャルプランニングの分野が追加されるのです。3級試験が個人に対しての業務、2級試験が中小企業などの法人に対する業務を学ぶというイメージですね。
FP3級試験の出題範囲を網羅していると書きましたが、内容は3級試験よりも実務的な知識を問われます。そのため、「3級で基礎知識は身に着けたし、2級試験はその知識を活かして合格を目指そう!」というのは危険です。しっかりと復習した上で、さらに深い知識や実務能力を身に着けていきましょう。
合格率や試験難易度
FP3級試験の合格率は80~85%と高い水準で推移していますが、FP2級試験は50~60%前後で推移しています。
2級試験でも比較的高めの合格率ですが、3級試験と比較すると低く感じてしまいますね。日本FP協会の試験なのか、きんざいによる試験なのかでまた変わってきますが、これに関しては後ほど解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
FP2級の難易度と合格率
ここからは、FP2級試験の合格率とそこから分かる試験難易度について解説していきます。
FP2級の合格率
まずは、FP2級試験の合格率推移を見てみましょう。
FP協会 | ||
---|---|---|
試験実施日 | 学科試験合格率 | 技能試験合格率 |
2024年5月 | 59.29% | 54.87% |
2024年1月 | 39.00% | 61.12% |
2023年9月 | 53.54% | 52.02% |
2023年5月 | 48.82% | 58.61% |
2023年1月 | 56.12% | 59.53% |
きんざい | ||
2024年5月 | 29.70% | 45.17% |
2024年1月 | 13.27% | 41.52% |
2023年9月 | 22.75% | 40.80% |
2023年5月 | 17.51% | 39.49% |
2023年1月 | 29.07% | 35.14% |
FP試験は日本FP協会ときんざいが実施しており、それぞれで合格率に大きな差が存在しています。日本FP協会であれば、学科試験が約50~60%前後、技能試験が60%前後という合格率です。一方のきんざいの場合、学科試験が20~30%前後、技能試験が40%前後という合格率になっています。
ここまで差があるのは試験の難易度が違うからではありません。きんざいは団体受験のことが多く、FP2級試験に対するモチベーションが低い方も多いです。そのため、日本FP協会の受験者よりもレベルが低いとされています。それが合格率の低さにつながっているのです。
FP2級試験の難易度は高くない
合格率という面だけで考えれば、FP2級試験はそこまで難しい試験でないことが分かります。日本FP2級試験であれば約半分は合格するからです。勉強のモチベーションは比較的維持しやすい試験だと言えるでしょう。
必要な勉強時間
FP2級試験の合格に必要な勉強時間は、150~300時間前後とされています。1日2時間勉強すれば2ヶ月半~5ヶ月ほどで合格できるだけの知識を身に着けることができるのです。本格的に勉強時間を確保できる方であれば、1ヶ月での短期合格を目指すこともできるでしょう。
FP2級試験には受験資格が必要になるため、ある程度の知識を有したまま試験勉強に移れるのも強みです。それでも150時間以上勉強しないといけないと感じると、どうしてもモチベーションが落ちてしまうこともあります。勉強・仕事・休憩のバランスをしっかりと考えながら学習スケジュールを組み立ててみましょう。
他の資格との難易度比較
国家資格 | 勉強時間(目安) | 合格率 |
---|---|---|
FP2級 | 150~300時間 | 50~60% |
公認会計士 | 3,000~4,000時間 | 10% |
司法書士 | 3,000~4,000時間 | 4~5% |
税理士 | 2,000~3,000時間 | 20% |
行政書士 | 600~1,000時間 | 10~15% |
社労士 | 800~1,000時間 | 6~7% |
他の資格の勉強時間を比較した場合、とても大きな差があることが分かります。最も近い行政書士の1/4の勉強時間が目安と考えると、そこまで勉強に対するモチベーションは下がらないかもしれません。公認会計士や司法書士に至っては、FP2級の20倍近い勉強時間が必要になるくらいです。
合格率に関しても、FP2級と他の資格とでは大きな差があります。FP2級試験が合格基準点さえ満たせば合格となる絶対評価ということもありますが、10%未満の合格率が並んでいると簡単な試験なのかと錯覚してしまいますね。
FP2級の試験概要
ここからは、FP2級試験の概要について解説していきます。FP試験を実施している団体は2種類あり、「日本FP協会」と「一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)」です。大きな違いは、技能試験の試験内容となっています。
学科試験
出題形式 | マークシート式(四肢択一60問) |
---|---|
試験科目 | ・ライフプランニングと資金計画 ・金融資産運用 ・リスク管理 ・不動産 ・タックスプランニング ・相続・事業承継 |
合格基準 | 60点満点中36点以上 |
試験日 | ・2025年1月26日 |
試験時間 | 120分 |
学科試験は、マークシート方式で実施されます。問題数は60問で各1点の60点満点となっています。問題数は多いように感じますが、試験時間は120分あるため模擬試験などで慣れていれば問題なく解ききることができるでしょう。マークシート方式ですので、消去法で解答することも可能です。
試験科目は6科目あり、これは日本FP協会もきんざいも変わりません。60点満点中36点が合格基準点となっていますので、正答率に置き換えると60%以上となります。試験は年に3回実施されていますが、2024年9月時点で予定されている試験日は2025年1月26日です。
技能試験
実施団体 | 日本FP協会 | きんざい(金融財政事情研究会) |
---|---|---|
出題形式 | ・記述式(60問) | ・記述式(事例形式5題) |
試験科目 | ・資産設計提案業務 | ・個人資産相談業務 ・生保顧客資産相談業務 ・中小事業主資産相談業務 ・損保顧客資産相談業務 の1つを選択 |
合格基準 | 100点満点中60点以上 | 50点満点中30点以上 |
試験日 | ・2025年1月26日 | ・2025年1月26日 |
試験時間 | 90分 | 90分 |
技能試験は日本FP協会ときんざいで内容が変わってきます。出題形式はどちらも記述式となっていますが、問題数に違いがあるため対策方法も異なるでしょう。そして、最も大きな違いは試験科目の多さです。日本FP協会は1科目しかありませんが、きんざいは4科目の中から自分で1科目選ぶことができます。
合格基準点も正答率自体は同じ6割ですが、100点満点と50点満点という違いがあるため混乱しないように注意しましょう。試験日・試験時間に関してはどちらも同じです。午前に学科試験を受け、午後に技能試験を受けるような形になります。
受験資格
FP2級試験を受けるためには、指定された受験資格を取得する必要があります。つまり、まったく知識のない初学者がいきなりFP2級試験を受けることはできません。
- FP3級試験に合格した方
- 2年以上の実務経験を積んだ方
- AFP認定研修を受講して修了した方
上記3つの中から1つでも満たせば、FP2級試験の受験資格として認められます。最も簡単かつ多いのは「FP3級試験に合格する」です。FP3級試験は独学でも合格が狙えるほどの難易度であり、通信講座を活用すれば90%以上の確率で合格することができます。
実務経験を積む場合は、働きながら受験資格を得られるものの最低でも2年かかるためあまりおすすめできません。AFP認定研修は少しの時間と費用はかかりますが、FPの勉強をしながら受験資格を得られるためおすすめです。
技能試験は日本FP協会ときんざい、どっちを受けるべき?
FP2級試験の技能試験は、日本FP協会ときんざいでどういった違いがあるのか何となく分かったと思います。では、実際に試験を受ける際にはどちらを選んだ方が良いのか解説していきます。
合格率だけで判断してはいけない
資産設計提案業務 (FP) |
中小事業主資産相談業務 (きんざい) |
生保顧客資産相談業務 (きんざい) |
個人資産相談業務 (きんざい) |
損保顧客資産相談業務 (きんざい) |
|
---|---|---|---|---|---|
2024年5月 | 54.87% | – | 53.18% | 38.77% | – |
2024年1月 | 61.12% | 53.58% | 45.28% | 37.12% | – |
2023年9月 | 52.02% | 35.92% | 40.17% | 41.37% | 60.07% |
合格率は、資格試験において大事な指標です。しかし、「合格率が高い=自分でも合格しやすい」というわけではありません。例えば、合格率90%の数学試験があったとします。それをまったく知識のない文系が受験したとして、合格する可能性は高くないでしょう。
それと同じように、合格率は高いからといってまったく知識がない分野や苦手分野を選んでしまうと、不合格になってしまうリスクが高まります。合格率は参考になるデータの一つと考え、これ以降に解説する方法を駆使して決めていくと良いでしょう。
試験内容を比較
それぞれ試験内容が異なりますので、純粋に「自分が理解しやすい内容」から選ぶのが最も分かりやすいです。試験内容を比較する場合は、何となく…や、パッと見で決めるのはおすすめできません。
ある程度内容を確認し、そこから細かい部分まで比較してみましょう。最初は良く分からなかったけど、読み進めていく内に理解できるような内容もあるからです。
試験回数で選ぶ
技能試験は、科目によって実施される試験回数が異なります。
【年に3回】
・資産設計提案業務(FP協会)
・個人資産相談業務(きんざい)
・生保顧客資産相談業務(きんざい)
【年に2回】
・中小事業主資産相談業務(きんざい)
【年に1回】
・損保顧客資産相談業務(きんざい)
合格する自信がない方は、年に3回チャンスのある科目を選ぶのがおすすめです。年に1回しか実施されない「損保顧客資産相談業務」にこだわってしまうと、不合格後にまた1年待たなくてはいけません。
結論:得意分野やFPとして携わりたい分野を選ぼう
最も分かりやすいのは、「自分の得意科目を選ぶ」という方法です。点数を取りやすいだけでなく、勉強のモチベーションも維持しやすいでしょう。もし得意分野が見つからなかった場合は、「将来的にFPとして携わりたい分野」を選んでみましょう。
試験範囲 | こういう方におすすめ |
---|---|
生保顧客資産相談業務 | 生命保険や医療保険などを取り扱いたい方 |
損保顧客資産相談業務 | 自動車保険や火災保険、地震保険などを取り扱いたい方 |
資産設計提案業務 | 個人に対して資産運用や年金、不動産、保険、相続などの相談に乗りたい方 |
個人資産相談業務 | |
中小企業主資産相談業務 | 企業年金や法人税の申告書などを取り扱いたい方 |
それでも決まらない方は、「資産設計提案業務(FP協会)」をおすすめします。年に3回チャンスがありますし、試験内容もイメージしやすいものとなっています。合格率も50%以上を推移していますし、実際に資産設計提案業務を選ぶ方が多いです。
FP2級は独学でも合格は狙える!
FP2級試験は、勉強時間もそこまでかからず合格率も50%以上あるため独学での合格も充分に狙える資格です。ただ、やみくもに勉強するのは効率的とは言えません。以下のようなことに注意して勉強してみましょう。
FP2級を独学で挑むときのコツと注意点
- 3級合格後、できるだけ期間をあけずに挑戦する
- 受検資格を確認する
- 自分のレベルに合ったテキストを見つける
- 技能試験の科目をしっかり考える
2級試験の範囲は、3級試験の範囲を網羅しています。つまり、3級に合格しただけでも2級の問題をある程度解けるだけの知識があるのです。しかし、人というのは記憶がどんどん無くなっていきます。3級の知識が残っている内に、2級試験の勉強を始めれば効率良く勉強を勧めることができるでしょう。
そして、FP2級試験には受験資格が必要です。自分に受験資格があるのかを確認し、もし無かった場合は受験資格の取得から始めるようにしましょう。購入するテキストは、自分のレベルに合ったもの、読みやすく理解しやすいものを選ぶのが大事です。
上記でも解説しましたが、技能試験は自分で選択しなくてはいけません。自分が最も点数が取れる分野を見つけておきましょう。学科試験にも合格基準点はありますので、技能試験とのバランスも考えなくてはいけませんね。
FP3級を受けなくても2級から受検できる
FP2級試験には受験資格が設定されていますが、FP3級試験合格者以外にも受験資格として認められているものがあります。それが、日本FP協会が認定している「AFP認定研修」を修了することです。
AFP認定研修
AFP認定研修とは、AFP資格を取得するために必要な研修のことです。この研修で学べる内容はFP2級で学ぶ範囲と同じであり、FP2の級試験勉強になる方もいます。基本的にはAFP資格の取得目的で受講する方がほとんどですが、実はFP2級試験の受験資格として認められることがあるのです。
AFP認定研修の種類
逆に、技術者課程になると「FP2級に合格している方が対象」となります。基本課程を提供している団体もあれば、技術者課程しか提供していない団体もあります。2級試験の受験資格を取得したい方は、基本課程を提供している団体を利用するようにしましょう。
ファイナンシャルプランナー2級試験におすすめの通信講座
FP2級試験は独学でも合格することができますが、短期間で合格を目指したい方は通信講座の利用がおすすめです。FP2級試験対策講座を提供している通信講座は多いですが、その中からおすすめのサービスを3つ紹介します。
中にはAFP認定研修を提供しているサービスもありますので、受験資格を得ていない方はそちらを活用するのもおすすめです。
フォーサイト【AFP認定研修あり】
料金目安 | バリューセット1(基礎講座+過去問講座):60,800円 バリューセット2(基礎講座+過去問講座+直前対策講座+過去問一問一答演習):65,800円~ |
---|---|
受講期間の目安 | 2ヵ月~ |
サポート体制 | ・eラーニング質問箱 ・フォローメルマガなど |
合格実績 | 2023年度FP2級合格率:90.5% |
特典・キャンペーン | ・資料請求割引 ・各種割引制度 ・教育訓練給付金制度など |
- 日本FP協会認定教育機関として認められている
- FP2級の合格率が5%と業界トップクラスの実績
- バリューセット2が内容も濃くてコスパも良い
- 最短2ヶ月でFP2級試験合格を目指せる
- AFP認定研修対象講座が複数用意されている
フォーサイトは、2023年度FP2級の合格率が90.5%と非常に高い通信講座です。FP2級試験の平均合格率が50~60%前後なのを考えると、その実績の高さが良く分かると思います。利用している教材は、講師陣が厳選していますので、合格点を効率良く狙える内容となっています。
コースは複数ありますが、おすすめは「バリューセット2」です。3級試験対策もできますので、FP試験の初学者でも安心して勉強を始めることができます。受講料は少し高めになっていますが、資料請求や割引制度を使うことで安く抑えることも可能です。
フォーサイトは日本FP協会認定教育機関に認定されているため、AFP認定研修が含まれている対象講座が複数用意されています。フォーサイトのAFP認定研修は「基礎課程」となっていますので、FP2級試験に合格していない人が対象です。
AFP認定研修の対象講座になっているのが「2級対策基礎講座」「バリューセット1」「バリューセット2」です。いずれかのコースを修了することによって認定され、FP2級試験の受験資格を得ることができます。直前対策講座・過去問講座は対象外なので注意しましょう。
ユーキャン
料金目安 | ファイナンシャルプランナー(FP)講座:64,000円 |
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受講期間の目安 | 6ヶ月~ |
サポート体制 | ・質問サポート(1日3回) ・添削サポート(8回)など |
合格実績 | 過去10年間での合格者:16,523名 |
特典・キャンペーン | ・各種割引制度 ・教育訓練給付金制度など |
- 過去10年間に16,000名以上の合格者を輩出
- 知名度と信頼性の高さは業界トップクラス
- 添削指導で自分の弱点を知ることができる
- フルカラーテキストで初学者でも理解しやすい
- AFP認定研修を受けることはできない
ユーキャンは、過去10年間で16,523名の合格者を輩出した実績の高い通信講座です。知名度の高さは頭一つ抜けており、「ユーキャンだから安心して入会することができた」という口コミも多く見かけました。日本FP協会が認定している教育機関ですので、FPを目指している方は安心して入会できるでしょう。
ユーキャンは添削指導が強みで、苦手分野や細かいミスなどを分かりやすく添削・アドバイスしてくれます。添削回数は全8回ありますので、実力がどんどん付いていくことが実感できるでしょう。スマホ学習を活用することで、効率良く勉強することができます。
受講料は64,000円ですが、分割払いにも対応しています。教育訓練給付金の対象講座ですので、合格後にはハローワークから受講料の一部が返還されます。教材や講義の品質も高いですし、サポート制度の充実度のことも加味するとコスパは悪くないと言えるでしょう。
資格の学校TAC【AFP認定研修あり】
料金目安 | 2級本科生:101,000円~ 3・2級本科生:108,000円~ Webで学習FP2級合格講座:48,000円 AFP認定研修講座(技能士課程):8,800円~ |
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受講期間の目安 | 最短1ヵ月~ |
サポート体制 | ・質問制度(電話・メール) ・Webフォロー ・学習進捗変更サポートなど |
合格実績 | 非公開 |
特典・キャンペーン | ・教育訓練給付金制度 ・各種割引制度など… |
- 日本FP協会に認定されている教育機関
- 経験豊富なベテラン講師陣がサポートしてくれる
- 受講料は高めなので講義内容重視の人におすすめ
- AFP認定研修はあるが2級合格者が対象
資格の学校TACは、日本FP協会に認定されている教育機関です。FP試験対策講座の品質が非常に高く、口コミでも初学者・学習経験者問わず高い評価を得ています。2級試験対策に関しては、「2級本科生コース」か「3・2級本科生コース」がおすすめです。
サポート面も充実しており、質問制度やWEBフォローなども導入しています。分からない部分はすぐに解決できますし、学習進捗を確認しながら学習方法の変更も可能です。効率的な学習に期待できますので、最短1ヶ月という短期間での合格も目指せます。
受講料は2級本科生コースで101,000円~となっており、他の通信講座と比較しても高めの料金設定です。各種割引制度を活用や、教育訓練給付金制度を活用することでコスパを抑えることもできます。それでも、料金より品質を優先したい方向けの通信講座です。
AFP認定研修にも対応していますので、フォーサイトと違って「技能士課程」しかありません。つまり、FP2級・1級合格者でないと受講できない研修となります。2級試験の受験資格目的では活用できませんので、注意してください。