無知は武器。高卒採用1年目で成果を出すコツとは?【ニューノーマル時代の高卒採用 福岡ロジテム株式会社】

2021.02.25 ジョブドラフト

福岡ロジテム株式会社

〈企業情報〉
住所:福岡県糟屋郡宇美町大字井野369-8
設立:2005年
代表:小林 専司

〈事業内容〉
貨物利用運送事業 / 倉庫業 / 産業廃棄物収集運搬事業

高卒新卒採用・ジョブドラフトを選んだ理由

ー高卒採用を始めたきっかけを教えてください。

社内では予てから社員の高齢化が問題視され、今後の物流業界に関して技術革新が進んでいる中、若い方の力や発想力が必要であると考えておりました。高齢化を阻止するためには、高校生の新卒者の採用が必須であることは理解していましたが、これまでに高校生の採用経験がなかったため、高校生は物流という業種すら分からないでしょうし、本当に興味を持っていただいて弊社にご応募していただけるのか、募集成功のイメージが全く湧かず、「具体的にどうすれば?」という答えが見つからずにおりました。

そんな時、ジンジブさんにお会いしました。ちょうど昨年の冬頃です。
ジンジブさんの方向性に共感が持てたので、ジョブドラフトを利用させてもらうことが決まりました。結果から申し上げますと、選考前の10月の段階で募集している人員を上回る応募が来ています。
2職種で募集をしておりますが、どちらの職種でも定員を超えるご応募を頂き、うち1職種については競争率が6倍程の応募を頂けました。

ー高卒採用1年目にして、なぜここまで応募数が伸びのたのでしょうか?

これまで積極的に高校生の採用をしていなかったため、採用のノウハウが全く分かりませんでした。しかし、何も知らない「無知」だったということが、逆に強みになったと感じています。
何もわからなかったので、とりあえず素人考えでいろいろ動くより、実績のあるジンジブさんがすすめる方法のうち、やれることはやってみようと部署内で話し合いました。
学校訪問のアポイントの取り方から実際の訪問のやり方、学校訪問で滞在する理想的な時間、学校訪問での話し方、学校訪問で話す内容、高校の進路指導の先生方がどんな情報を必要としているのか、世間話の内容まで、すべてジンジブさんのご助言どおり行いました。ジンジブさん主催の勉強会ウェビナーにも都度参加しましたし、そこで知ったノウハウを全て吸収し実行しました。何も知らなかった分ジンジブさんの言われたとおりにすることで、無駄な迷いもなく行動に移せたことから、短時間で効率的に募集活動を行うことができました。

ジョブドラフトを通しての採用活動

ージョブドラフトを通しての採用活動はどう行いましたか?

まず、求人票とは別に生徒や進路指導部の先生向けのリーフレットや90秒の動画等の弊社の知名度を上げるためのツールを作成しました。作成したリーフレットと求人票は約600校の高校に郵送しました。学校訪問に関しては、ジンジブの担当者さんに相談して、アプローチする高校を選定してもらったうえで、アプローチする高校に大体20校ほど訪問しました。
訪問の際には、これもジンジブさんのご指導どおりにパワーポイントで作成した資料をお見せしながら会社の良いところ、課題のあるところを包み隠さずお伝えしました。
弊社ではもともと「何事も丁寧に行うと、気持ちが伝わる。」という文化があり、資料作成については、見ていただく方の立場になって、なるべく手間をかけ、こだわって丁寧に作成しました。
学校に訪問をさせて頂いたときに、先生方がお尋ねいただいたこと、興味を持っていただいたことについては、すぐに資料を更新し、訪問させていただくごとに資料もバージョンアップいしていきました。
また、高校へ訪問した後は、手書きでお礼のお手紙を書きました。訪問時のお話の中であったその高校の素敵なエピソードや感動したことを1つずつお伝えするようにしました。
正直、弊社は今年が1年目の採用活動だったので、そんなに簡単には成果は出ないと思っていました。1年目は高校を訪問する上で、弊社のノベルティを置いて帰ったり、お礼のお手紙を手書きで書くという関係づくりに気を使い、2年目にはしっかり顔を覚えていただいて、3年目くらいから覚えてもらった結果が返ってくるのではないかなという予想をしていました。

コロナ禍での採用活動に関して

ー採用活動でどんなことが1番大変でしたか?

福岡県は8月に感染者が急増したこともあり、高校へお伺いする際に非常に気を使いました。
また、高校生にとって弊社のような中小企業の知名度は低く、物流業界は不人気業界です。中途半端な募集をしても絶対に応募は来ないとはなから自覚をしていましたので、まずは改めて自分たちで自社のことを冷静に見ることから始めました。様々な分析をした結果、福岡の高校生は有名な企業に行くため、福岡の高校をメインターゲットにすることを諦め、近隣の佐賀県や熊本県、大分県、長崎県を中心にアプローチをしていました。高校の半分以上が他県へのアプローチでした。

ーオンラインでの取り組みは実施されましたか?

しっかり準備は行いましたが、実際にオンラインでの職場見学を実施したのは1回のみでした。
やはり高校生にとっては大事な就職活動であり、第一次募集期間は高校生にとって1社の選択しかできないため、基本的には実際に職場を見学していただきたいと思っており、学校訪問の際に「職場見学に関して「No」は絶対に言いません。」ということを先生にお伝えしていました。もちろん先生に弊社のコロナ感染予防対策を全てお話しし、少しでもご心配が拭えるよう努力しました。
その上で、「それでも感染がご心配であれば、Webでの職場見学や面接も可能です。」とお伝えし、WEBを使ったLiveでの職場見学が行えるように準備を徹底しました。事業所が広く移動に時間がかかってしまうため、カメラを3台、ロケハンを2組つくりリレー放送が出来るようにリハーサルを行いました。
しかし実際には、先生のなるべく実際の職場見学が望ましいというお考えと、先ほどの弊社の考えが一致し、ほとんどの生徒さんをリアルで職場見学にお招きすることができました。

入社する高校生への想い

ー入社される高校生にどんなことを期待しますか?

私たちが期待するということより、入社してくれる高校生の期待にどれだけ私達が応えられるかが先だと感じます。高校生の新卒の方を募集しているのは、助けて頂きたいから募集しています。高校生の柔軟な考え方を是非ここで披露して頂きたいと感じています。期待をするというよりも、逆にどうしたら高校生が十分な能力を発揮してもらえるのか、高校生の期待にどう応えられるのかを考えているところです。
弊社は設立してまだ15年の地方の中小企業ですので、たくさんの人の手助けが必要なのです。
ご入社いただく高校生についても同じで、私たちが高校生に手助けをお願いするつもりです。
なので、高校生が弊社に入社されたら、「何も知らないので、遠慮して何も言わない」ではなく、何も知らないからこそ常識にとらわれず何でもどんどん言って頂きたいです。

まだまだ弊社は高卒採用初心者で、高校生や進路指導の先生が何を望んでいるのかなど、知らないことや知りたいことがたくさんあります。採用は信頼だと思いますので、弊社としても、ジンジブさんにはより一層のご指導を頂きながら、今年よりも来年にはもっともっと改善し、具体的かつ適切な案内ができるように努力し、この2,3年で「あの会社は安心だよ」って口コミが広がるくらいの募集活動ができるようになることが目標です。

ーありがとうございました。

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