ジンジブ、認定NPO法人D×Pと協業開始 孤立した若者の新たなスタートを自立・就職支援でサポート
2022.11.22 ニュースリリース
「夢は、18才からはじまる。」をスローガンに、高校生の就職とキャリア教育、採用育成の支援を行う株式会社ジンジブ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:佐々木満秀 以下「ジンジブ」)は、全国の13〜19歳(コロナ禍では25歳まで)の9,000名の登録者を抱えるLINE相談「ユキサキチャット」を運営する認定NPO法人D×P(ディーピー)(本社:⼤阪府⼤阪市、理事長:今井紀明 以下「D×P」)と、10代に対しての学び直しから就労支援に関する業務提携を2022年11月より開始いたしました。
D×Pでサポートを行う不登校・中退・経済的困難など、さまざまな境遇にある10代~20代前半までの相談者に対して、ジンジブでは、就職希望の若者を対象に学び直しの機会の創出と就職支援を実施します。またD×Pでは、就職が決まったものの、収入が安定するまでの食事や生活に困っている方に向け、食糧・現金給付支援を行って参ります。この度の協業を通じて、若者のセーフティネットとなり希望を持って新たなチャレンジができる選択肢を広げるとともに、若手人材不足の企業での新たな可能性を広げて参ります。
<協業の背景>
日本の10代を取り巻く社会課題として様々な問題がありますが、家庭環境による不登校や高校中退による教育格差も大きな課題の1つです。近年の高校不登校者は約5万人、高校中退は約3.8万人に上り、(※1)進路未決定のまま卒業する進路未決定者は毎年約6万人に上ります。(※2)経済的に困難なほど誰かとつながりづらく、10代は社会のセーフティネットをから抜け落ちやすい存在です。D×Pでは兼ねてより、不登校・高校中退などの様々な困難を抱えた10代の孤立を防ぐためのセーフティネットとして、オフラインとオンラインでサポートをしておりました。様々な課題を抱える相談者より就職に関する悩みや不安の相談を多く受けていましたが、全国から来る相談に対して、地域での情報の偏りによる適切な情報提供に課題を感じていました。
ジンジブでは、2022年10月より、高卒の22歳くらいまでの早期離職者である高卒第二新卒者や既卒者を対象に就職・転職のリチャレンジを支援する「ジョブドラフトNext」をスタートいたしました。D×Pの、“様々な困難を抱える10代のセーフティネットとなり、「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」を実現したい”という想いと、当社の再度社会人として挑戦したい若者に対して「これからを生きる人の夢を増やす」サービスへの想いが重なり、D×Pでは若者の自立支援、ジンジブでは学び直しと就職支援を行い、10代~20代前半の若者が新たなスタートが切れるよう協力することを決めました。
※1 「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」文部科学省
※2 「令和2年度学校基本調査 高等学校卒業後の進路」文部科学省データより算出
<今後の展望>
今後は、ジンジブとD×Pが本社拠点を置く大阪を中心に10代のセーフティネットとして、D×Pが運営するLINE相談システム「ユキサキチャット」などを通して進路・就職に関する相談に来る若者に対して、ジンジブでは就職希望者に向けて、社会人になるにあたり必要な社会人基礎力やDXリテラシーを学べる講座および、出口となる就職活動から内定までサポートを行って参ります。若者の学び直しの機会を創出し、就職へのリチャレンジを促すことで、若年者の社会活躍を支援してまいります。また、D×Pでは就職や転職が決まったものの、収入が安定するまでの食事や生活に困っている方に向け食糧・現金給付支援を行って参ります。
<ジョブドラフトNextとは>
ジョブドラフトNextは、就職を希望する高卒の第二新卒者と既卒者に対して、社会人としてのマインドや面接対策などの社会人基礎力や専門スキルの講座を実施し、就職や転職を支援するサービスです。
会員登録後全ての方にキャリアコンサルタントが面談を実施いたします。その後、社会人基礎講座や専門スキル講座、面接対策サポートを受講していただき、自信とスキルを身に付けた上で第二新卒者を希望する企業を紹介いたします。登録から内定まで最短1カ月で進むことも可能です。
第二新卒の採用を希望する企業へジョブドラフトNextで基礎的な社会人スキルやITスキル(任意講座)を身につけた人材をご紹介することで、早期離職者や非正規雇用者などの若者の学び直しと就職へのリチャレンジの後押してまいります。
<認定NPO法人D×Pについて>
認定NPO法人D×P(ディーピー)は、不登校・中退・経済的困難など、さまざまな境遇にある10代の孤立を解決するNPO。学校とLINE相談で10代と出会い、困った時に頼れる人とのつながりをつくります。定時制高校では、高校生と社会人が対話する授業や校内居場所事業を実施。LINE相談事業「ユキサキチャット」は全国から相談を受け付けています。コロナ禍では、困窮する10代へ食糧支援・現金給付を実施しています。
公式WEBサイト:https://www.dreampossibility.com/supporter/
● 不登校・中退など、いろいろある10代の進路・就職相談 「ユキサキチャット」
不登校・中退などいろいろある10代の進路・就職相談。 不登校・高校中退などの困難を抱えた10代がLINEで相談することができる窓口です。 ひとりひとりに合ったつながりと仕事をつくり、つなげていきます。コロナ禍では、保護者に頼れず困窮する10代から相談も受け取っています。支出が収入を上回る「赤字」状態にあるなど支援が必要な場合、食糧支援や現金給付も実施しています。食糧や現金での支援とユキサキチャットでの継続した相談サポートを行ない、就労、福祉や医療などにつないでいきます。
ユキサキチャット:https://www.dreampossibility.com/yukisakichat/
◆認定NPO法人D×P(https://www.dreampossibility.com/)
本社所在地:大阪府大阪市中央区天満橋京町1-27 ファラン天満橋33号室
理事長:今井 紀明
設立:2010年3月9日
<株式会社ジンジブについて>
ジンジブは「高卒」の若者が自己決定の上、社会で活躍できる機会や、仕事や人生に夢を持てる世界にするためのサービスを提供する社会課題解決企業です。高校在学中のキャリア観育成や、就職時の情報提供やサポート、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。
初めて社会に出る高校生は、将来に対する漠然とした不安を持ちながら社会に出ることを決意します。ジンジブは不安な時には真剣に向き合い、自己理解・社会理解・マインド・スキルなど社会で生き抜く力を高めるサポートを行い、自分の意思で未来を選択できる機会をつくります。たとえ失敗してもすぐに手を差し伸べ、その人生にずっと寄り添い、これからの生きる人の夢を増やしてまいります。
● 高卒就活採用支援サービス 「ジョブドラフト」
「ジョブドラフト」では、進路決定前から将来について考えるきっかけを与えるキャリア教育支援「ジョブドラフトCareer」、従来文字情報のみの求人票でしか収集できなかった求人情報を高校生が主体的に見られる就職情報アプリ「ジョブドラフトNavi」、企業と1日で多く出会い直接話を聞ける高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を運営し、高校生の未来を自分の意思で形作るためのサービスを運営しております。
ジョブドラフトNavi:https://job-draft.com/
<会社概要>
◆株式会社ジンジブ (https://jinjib.co.jp/)
本社所在地:大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル14階
代表取締役:佐々木 満秀
設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)
資本金:9,800万円
【本件に関する取材の問い合わせ先】
株式会社ジンジブ 広報:佐藤・杉尾
E-mail:pr@jinjib.co.jp