直接企業や仕事に触れて企業理解を深める! 高校生の合同企業説明会「ジョブドラフトFes」【開催レポート】 10月東京・大阪・名古屋・福岡でも開催

2022.09.02 ニュースリリース

高校生の就職活動やキャリア教育支援と企業の高卒採用育成支援を行う株式会社ジンジブ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:佐々木 満秀 以下「ジンジブ」)は、仙台・茨城・栃木・東京・立川・千葉・埼玉・神奈川・静岡・名古屋・大阪・兵庫・奈良・広島・北九州・福岡・久留米・熊本にて、高校生の合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を開催し、累計参加企業533社、のべ参加者数2,272名を動員しました。当日の様子をレポートさせていただきます。
また今年度は10月の二次募集向けに、東京・大阪・名古屋・福岡の4開場にて開催を予定しております。
URL: https://job-draft.com/fes2022

 

<ジョブドラフトFes2022大阪会場の様子>

 

<ジョブドラフトFesとは>

高校生向けの合同企業説明会「ジョブドラフトFes」では、求人を出す企業の人事担当などの社員と直接会い、話を聞くことができます。求人票だけでは得られない会社の雰囲気や働く人や情報を知ることができ、業界・企業理解や就職活動へのモチベーションの向上、就職希望先の企業の発見、進路指導教員の負担軽減、そして何より就職活動における高校生の自己選択意識の醸成のサポートを行います。

 

<2022年度開催実績>

今年度で4年目の開催となる今イベントでは、7月に埼玉、千葉、久留米、立川、名古屋、熊本、茨城、兵庫、仙台、北九州、東京、栃木、神奈川、奈良、静岡、大阪、広島、福岡の順に全18会場にて開催し、うち7都市(久留米、立川、熊本、茨城、栃木、奈良、静岡)が初開催となりました。当日は、新型コロナウイルス第七波に伴い、会場での検温・消毒の実施、マスク着用の徹底、各ブースにアクリル板の設置を行い、感染拡大防止対策をして開催いたしました。
2022年7月の開催では、累計参加企業533社、のべ参加者数2,272名を動員しました。

今年は、特に「仕事体験もできる会社説明会」をコンセプトに、出展企業には各企業ブースにて実際の仕事体験ができる道具や環境をご準備いただきました。高校生は体験しながら真剣に話を聞いており、時に楽しそうに笑顔が溢れていました。実際の業務を体験した高校生からは「興味のなかった分野も実際に体験することでイメージが変わり視野が広がった」「就職に対する不安もあったが、直接企業の方と話して、詳しく仕事のことを聞いて安心できた」などの声が挙がりました。

 

■企業ブースの様子
企業ブースでは、会社概要や仕事内容、働き方、職場の雰囲気などの企業の説明を高校生がメモを取りながら熱心に話を聞きました。数多くの企業に実際の業務内容が体験できるようにご準備いただきました。

 

■職業体験の様子

職業体験では、業務内容の一部を実際に高校生が体験したり、VRで作業風景を見てみたり、実物の作業着や道具を着用・装備したりしました。写真では、工事現場で使用するショベルカーの一種「バックホウ」のラジコンを操作することで実際の業務イメージを体験していただいています。

 

■個別相談ブース

個別相談ブースでは、「希望する職種がわからない」「どこを見ればいいか迷って困ってしまった」など、様々な悩みを抱えた高校生にジンジブのスタッフが寄り添い、相談できるスペースです。今年も高校生の多様な困りごとに一人一人向き合い、理想の進路の実現へ向け一緒に模索しました。

 

<参加した高校生の声>

名古屋・高校生(男性)
「自分が行きたい業種ではありませんでしたが、クラブ活動に目が行き話を聞いてみました。自動車関係の企業でしたが、免許がなくても応募できることを知ることが出来ました。免許がないと出来ないと思っていた仕事だったので驚きました。そちらに応募しようかと思っています。」

茨城・高校生(女性)
「進学校に通っているため、求人票があまり届かず先生も詳しくない状態でした。学校に届いたチラシを見て参加を決めましたが、どの企業も分かりやすいチラシや説明や体験を用意してくれて嬉しかったです。不安だった就職活動が、かなり一歩進んだ気がします。」

埼玉・高校生(女性)
「話を聞けば聞くほど、会社の印象がどんどん変わっていきました。こういう場がないと企業と話すきっかけがないので、参加して良かったです。」

 

 <参加した教員の声>

埼玉・教員
生徒から「進路について何も決まっていませんでしたが、このイベントに参加して、進路が少し明らかになりました。今までで一番ためになったイベントでした。」と言われました。生徒が企業の方と直接お話することができるのでどういう職場でどのような人達と働くのか、イメージしやすいので良い機会だと思いました。

 

東京・教員
初めて参加しましたが、生徒が企業の方と直接お話することができるので、どういう職場でどのような人たちと働くのか、イメージがしやすかったので良かったです。生徒だけでなく、自分の指導力も磨けるので、教員も一緒に参加することはとても良い効果があると思います。もっと生徒を呼びたいです。

 

<出展企業の声>

名古屋・出展企業(清掃・クリーニング)株式会社A-one様
「自身も10年ほど前に高卒で就職して求人票だけで就職先を決めて失敗したうちの1人なので、実際に高校生に会ってお仕事の内容や会社を知ってもらってから入社してほしいと考えました。若手が多いと自社にも活気が出ますし、お客さんからも「元気いいね」と印象も良いです。将来会社を担っていく若手を育てていきたいと思います。」

 

埼玉・出展企業(建設)株式会社覺組 様
「これからを担う若手人材を育成したいと思い、出展しました。今回が初めてでしたが、高校生が積極的に来てくれて、いろんな生徒と話せたので良かったです。また来年も参加したいと思います。」

 

東京・出展企業(警備)セントラル警備保障株式会社 様
「高校生と対面で話せる機会はとても貴重です。こういう場でないとお互いにとってチャンスがないので、少しでも仕事のことを知っていただいてミスマッチを減らしていきたいと思います。」

 

▲株式会社千葉パワーテクノ様 体験の様子

 

▲株式会社ソフトサービス様 デモンストレーションの様子

 

▲株式会社藤政工業様 VR体験の様子

 

<ジョブドラフトFesに参加した高校生向けアンケート>

1.就職活動で情報収集する際活用しているものはありますか?【複数回答可】(n=1014)

 

2.ジョブドラフトFesに参加して良い変化はありましたか?(n=1017)

<今後の開催日程>

開催時間:全会場13:30~17:30

➀10月1日(土)福岡会場 出展40社予定

・会場:博多国際展示場(福岡県福岡市博多区東光2丁目22番15号)

 

 ②10月3日(月)大阪会場 出展40社予定

・会場:グランキューブ大阪(大阪府大阪市北区中之島5丁目3-51)

 

 ③10月4日(火)名古屋会場 出展40社予定

・会場:ウインクあいち(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)

 

 ④10月5日(水)東京会場 出展40社予定

・会場:アキバ・スクエア(東京都千代田区外神田4-14-1)

 

■当日のブースについて

10月開催のジョブドラフトFesでは、7月以上に企業ブースでのお仕事体験の実施を増やし、新たに適職診断を行い、まだ自分の生きたい企業や向いている職業が決まっていない高校生へもサポートを行います。また、先生引率のある高校向け限定で、職場見学の日程調整も可能です。

 

<10月開催ジョブドラフトFesとは>

 一次応募で不合格になってしまった生徒や、一次応募の時期に応募先を決められなかった生徒は、10月以降の二次募集を受けるため、改めてこのタイミングで自分が就職したい企業を探します。しかし、二次応募の時期には、一次応募で採用人数が充足する企業もあるため、進路指導の先生は二次募集をしている企業の情報収集が困難となります。
 そこでジンジブでは、高校生の自己選択意識醸成と同時に、学校側の情報不足という課題を解決することを目的に、10月の二次応募の時期に合わせて、10月1日(土)の福岡会場での開催より、大阪、名古屋、東京の全4会場にて高校生と積極的に高校生を採用したい企業との接点を設ける「ジョブドラフトFes」10月の開催をいたします。高校生と企業の出会いを通して、高校生の業界・企業理解や就職活動へのモチベーションの向上、就職希望先の企業の発見、進路指導教員の負担軽減に繋げます。

 

<ジョブドラフトFes開催の背景>

高校生の就職活動は高校から就職先を紹介する「学校斡旋」が一般的です。応募開始から一定期間は1人1社ずつ応募を行う「1人1社制」を導入している都道府県が多く、高校生は学校に届く求人票の中から、希望する企業を数校選び、1~2校職場見学に行き応募先の1社を決めています。大学生のように同時に多くの企業に出会い話を聞いて、複数に応募する流れは一般的ではありません。
また高校求人は全国で約39万件あり、ハローワークの運営するサイトで調べることができますが、多くの高校生は学校に届く求人票の情報の中から応募先を選んでいます(※1)。求人票には文字情報のみの求人情報が記載されており、高校生にとって入社してからどんな仕事をするのか、どんな社員とどんな職場で働くのか、会社はどんな想いやビジョンを持って運営しているのかなどをイメージすることは困難です。
また、求人票が学校に届くのは情報解禁の7月1日以降で、進路指導教員は求人票の整理を行い生徒に開示し、高校生は夏休みの期間を使って職場見学に行きます。応募先を選定する期間は実質1ヶ月半程度です。

こうした就職活動の仕組みは高い内定率を誇る一方で、半数以上が 1 社だけを見て就職活動をしている状況につながっています(※2)。高校生の就職活動での情報不足が引き起こすミスマッチや入社後のフォロー不足が、入社1年目の「超早期離職」の課題につながっていると言われています。
厚生労働省の発表によると高校新卒は3年以内に約4割の方が早期離職しており、特に1年以内の離職率を比較すると大卒は11.6%、高卒は16.9%と大きく差が開いている状況です(※3)。
高校生が就職先選びで大事にしていることは、「給与」「勤務地」「年間休日」などの求人条件の次に、「仕事の内容」や「職場の雰囲気」、「人間関係」等の文字では読み取れない情報です(※4)。

 

※1 令和4年3月「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」 厚生労働省

※2 「高校生の就職とキャリア」リクルートワークス研究所

※3「新規学卒就職者の離職状況(平成30年3月卒業者の状況)」 厚生労働省

※4 高校生の就職活動に関するアンケート調査2021年(7月)ジンジブ調べ

 

<ジョブドラフトFesに関する問合せ先>

株式会社ジンジブ ジョブドラフトFes運営事務局:06-7777-7779

大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル14階

 

<株式会社ジンジブについて>

株式会社ジンジブは「高卒」の若者が自己決定の上、社会で活躍できる機会や、仕事や人生に夢を持てる世界にするためのサービスを提供する社会課題解決企業です。高校在学中のキャリア観育成や、就職時の情報提供やサポート、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。
初めて社会に出る高校生は将来に対する漠然とした不安を持ちながら、社会に出ることを決意します。ジンジブは不安な時には真剣に向き合い、自己理解・社会理解・マインド・スキルなど社会で生き抜く力を高めるサポートを行い、自分の意思で未来を選択できる機会をつくります。たとえ失敗してもすぐに手を差し伸べ、その人生にずっと寄り添い、これからの生きる人の夢を増やしてまいります。

 

● 高卒就活採用支援サービス 「ジョブドラフト」

高卒新卒で就職する高校生は、限られた情報や期間の中で、社会経験や自己理解が乏しい中、やりたいことや向いていることを考えきれないまま就職先を選んでおり、将来に対して漠然とした不安を抱えています。自己納得のないまま就職し、入社後にギャップを感じることが、入社1年目の超早期離職の要因の一つとなり得ています。
そこで「ジョブドラフト」では、進路決定前から将来について考えるきっかけを与えるキャリア教育支援「ジョブドラフトCareer」、従来文字情報のみの求人票でしか収集できなかった求人情報を高校生が主体的に見られる就職情報アプリ「ジョブドラフトNavi」、企業と1日で多く出会い直接話を聞ける高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を運営し、高校生の未来を自分の意思で形作るためのサービスを運営しております。
ジョブドラフトNavi:https://job-draft.com/

ジョブドラフトFes

 

● 人財育成サービス

社会人として必要となる基礎スキルやマインド、DXを始めとしたこれからの社会で必要になるスキルの学びの講座を開発し、高校生や高卒社会人が人生100年時代の中、キャリアアップを実現するためのサポートを運営しております。

Z世代の採用育成を行う企業向けには、入社後の育成・定着支援 「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」や入社2・3年目向けのマネージャー候補育成プログラム「LEADER’S CLUB(リーダーズクラブ)」やデジタルマーケティング講座「DMU」などのスキルアップ講座を提供し、企業発展を促す若手人財の育成を支援してまいります。

 

● 人事支援サービス

高卒採用を始めとした若手人財の採用する企業に向けた定着や育成、評価を行うための人事支援をWebツールを用いて行います。入社後の会社の印象の悪化や、人間関係が合わなかった、仕事が合わなかったなど入社後に感じるミスマッチを、入社前、入社後に軽減し、定着率をあげるための支援を行っています。

 

<会社概要>

◆株式会社ジンジブ (https://jinjib.co.jp/ )
本社所在地:大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル14階
代表取締役:佐々木 満秀
設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)
資本金:9,800万円
2016年「革新ビジネスアワード2016」(主催:イノベーションズアイ、フジサンケイビジネスアイ[日本工業新聞社])にて「よい仕事おこし賞」、2017年「第106回かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」(主催:公益財団法人 川崎市産業振興財団)にて「かわさき起業家優秀賞」を受賞。

 

 

【本件に関する取材の問い合わせ先】

株式会社ジンジブ 広報:佐藤・杉尾

E-mail:pr@jinjib.co.jp