2月14日 岡山県立笠岡工業高校の職業体験特別授業 運営協力のお知らせ 【山陽新聞社 × ジンジブ】岡山県の高校生のきっかけ創りを応援
2024.02.13 ニュースリリース
2月14日 岡山県立笠岡工業高校の職業体験特別授業 運営協力のお知らせ
【山陽新聞社 × ジンジブ】岡山県の高校生のきっかけ創りを応援
高校生の就職を支援している「ジンジブ」(本社・大阪府大阪市)と株式会社山陽新聞社(本社・岡山県岡山市)は 、2024年2月14日(水)に、岡山県立笠岡工業高等学校(岡山県笠岡市・校長:佐々木 隆)で実施する、2年生向けの職業体験特別授業の運営をさせていただきます。地元の製造・建設業界の企業を中心に企業24社が参加します。
本授業を通して、早期から働く人や仕事内容に触れることで、業界理解や自己理解のきっかけを創ります。7月より本格的にスタートする就職活動に向けて、生徒の主体的な進路選択を後押しいたします。
<開催概要>
開催日時:2月14日(水)13:30~15:20
開催場所:岡山県立笠岡工業高等学校 体育館内(1階)
〒714-0043 岡山県笠岡市横島808番地
参加生徒:2年生 約90名 ※電子機械科、電気情報科、環境土木科
参加企業:24社予定
<開催の経緯>
2023年度の岡山県の高校新卒採用では、高校生の求人倍率は9月時点で2.45倍と過去最高の水準なっています。(※1)人手不足や企業の高齢化を背景に採用数を増やす企業が多く、高校生の就職人数が中国地方で最も多い岡山県でも高校生の新卒採用競争が激化しています。
岡山県立笠岡工業高等学校では、毎年3年生の約8割以上の生徒が就職する中で、長年、早期からのインターンシップや職場見学を行ってきました。今回は来年度7月に就職活動本番を迎える2年生向けて、生徒自身が高校卒業後の社会に出てからのイメージを持ち、主体的に進路を切り開いてほしいという想いから、特別授業の開催が決まりました。
山陽新聞社は兼ねてより、県内で大学新卒向けの採用イベントを主催するなど、県内企業の若手採用の課題に寄り添い、イベント企画や広告運営を行ってきました。
また、ジンジブでは、全国の高校に向けて、進学や就職など進路決定の前に自己理解や社会理解、職業観の育成をするキャリア教育授業「ジョブドラフトCareer」やおしごと体験ができる「おしごとフェア」を提供しています。山陽新聞社とジンジブの運営経験を活かし、この度の特別授業の運営を共同でさせていただくこととなりました。高校生に将来のことを自分で考える「きっかけ」創りと、岡山県全体の活性化に向けて想いを共に運営してまいります。
<工業高校とものづくり業界の現状>
日本全体の就業者数は2002年の6,330万人に対して、2021年には6,713万人に増加しましたが、製造業の就業者数は1,202万人(就業者全体の19.0%)から1,045万人(同15.6%)へ20年間で約157万人減少しています。(※2)
高卒者の約4割が製造業、約1割が建設業に就く中で、特に工業高校の高校生は、日本のものづくりを支え、技術革新を推し進めるための貴重な未来の人材として、今後ますます注目が高まると考えられます。(※3)
現状、工業高校へは、日本を代表するメーカーから、インフラを支える技術会社、独自のものづくり技術を持つ中小企業からの人気も高く、毎年多くの求人票が届きます。技術を持って活躍するメカニックやエンジニアになるには、工業高校で資格や技術を習得することが、近道となる可能性もあります。進路も多様で、幅広い求人が届くことや、専門分野を学ぶ進学も選べることも特長です。
ジンジブでは今後もこのような特別授業を通して、工業高校の生徒のキャリアを広げるご支援を行ってまいります。
※1 厚生労働省「令和5年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ(令和5年9月末現在)」
※2 経済産業省「2022年版ものづくり白書」(ものづくり基盤技術振興基本法第8条に基づく年次報告)
※3 文部科学省『令和4年度学校基本調査(卒業後の状況調査:産業別就職者数)』
<関係者コメント>
■ 岡山県立笠岡工業高等学校 進路課長 松田千春 様
本校は岡山県南西部に位置する唯一の公立工業高校であり、約8割の生徒が就職を希望します。そこで、早い段階から工場見学や講演会、インターンシップ等、企業の方のご協力を仰ぎながらキャリア教育を行っています。実際に働いている方の生の声を聞くことで生徒たちは、「働くとはどういうことか」「自分はどのように進路を選択していけばよいか」といった主体的な問いかけを自らに課していきます。
今回の特別授業には多くの企業の方が参加して下さいます。生徒が自らへの問いかけをより深めていってくれることを期待します。
■ 山陽新聞社 営業局広告本部 業務推進部 清水將一郎 様
「優れた若い人材」は郷土発展に不可欠―。という想いの下、弊社では地元・岡山県を中心に、学校や地域企業との連携を深め、地域雇用支援に努めてまいりました。この度、岡山県立笠岡工業高等学校で初めての取り組みとして、地域企業を招いた「職業体験特別授業」を運営させていただきます。高校生には、地域企業の「社風」や「事業内容」そしてその企業で「働いている社員」を知り、今後の視野や選択肢など将来への可能性を広げる契機となれば幸いです。これからも同様の取り組みを支援し、地域の雇用発展に一層貢献していきたいと考えております。
■ 株式会社ジンジブ 専務取締役 森 隆史
今回の特別授業の実施にあたり、笠岡工業高等学校の関係者の皆様には多大なるご協力をいただきまして感謝申し上げます。
当社が掲げるパーパス「これからを生きる人の夢を増やす」実現に向けて、高校生が自分で将来の夢や目標を定めて人生を歩んでいくためのきっかけ創りへの貢献として今回のような特別授業の運営支援を行うこととなりました。
笠岡工業高等学校様はキャリア教育に積極的に力を入れられており、当社としましても特別授業に参加される高校生の皆さんがより主体的に企業と交流をおこない、たくさんの気付きや学びを得ていただけることを願っております。これからも、一人でも多くの高校生が主体的に自身のキャリアについて考えられる機会の提供ができるように努めて参ります。
<岡山県立笠岡工業高等学校について>
本校は,昭和19年4月に笠岡商業学校から笠岡工業学校への転換にともない開校し,昭和36年4月に現在の笠岡市横島の地に移りました。79年の伝統を誇る県下西南部唯一の工業高校です。
また,卒業生は1万3千名を超え,各界で活躍しています。あいさつが飛び交う明るい学校で,電子機械科,電気情報科,環境土木科の3科の生徒が,専門の知識・技術の習得とともに,資格取得や部活動に情熱を注いでいます。
校訓「誠実」の下,生徒一人一人を大切にし,個性を伸ばし,思いやりの心や工業人としての知識・技術を身に付けさせ,希望に満ちた明るい学校を目指しています。
学校名:岡山県立笠岡工業高等学校
所在地:〒714-0043 岡山県笠岡市横島808番地
校長:佐々木 隆(ささき たかし)
設立:1944年
HP:https://www.kasako.okayama-c.ed.jp/
■ 株式会社ジンジブについて
ジンジブは「高卒」の若者のための社会課題解決企業です。
同じく「高卒社長」である佐々木が、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げて事業をはじめました。高校生のキャリア教育や、就活の情報提供、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。
初めて社会に出る高校生は、将来に対する漠然とした不安をいだきながら、社会に出ることを決意しています。ジンジブでは、かかわる若者や会社に対して、不安な時には真剣に向き合い、自己理解・社会理解・マインド・スキルなど社会で生き抜くための力を高めるサポートを行い、自分の意思で未来を選択できる機会をつくります。
たとえ失敗してもすぐに手を差し伸べ、その人生にずっと寄り添い、これからを生きる人の夢を増やしてまいります。
● 高卒就活採用支援サービス 「ジョブドラフト」
高卒新卒で就職する高校生は、限られた情報や期間の中で、社会経験や自己理解の機会や、やりたいことや向いていることを考える期間が少ない中、就職先を選んでおり、将来に対して漠然とした不安を抱えています。
情報不足、理解不足などで納得できる企業選択ができず就職し、入社後にギャップを感じてしまうことが、入社1年目の「超早期離職」の要因の一つといえます。
そこで「ジョブドラフト」では、進路決定前から将来について考えるきっかけを与えるキャリア教育支援「ジョブドラフトCareer」や、これまでは文字情報のみの求人票でしか収集できなかった求人情報を、高校生に向けた発信をする就職情報アプリ「ジョブドラフトNavi」や、1日で多くの企業に直接話を聞ける高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を運営し高校生が未来を自分の意思で形作るためのサービスを展開しております。
また、卒業後の生徒には、高卒第二新卒や既卒者へのリスキリングと就職・転職を支援する「ジョブドラフトSchool」「ジョブドラフトNext」を運営し、社会に出た後にも寄り添ってまいります。
● 人財育成サービス
社会人として必要となる基礎スキルやマインド、DXを始めとしたこれからの社会で必要になるスキルの学びの講座を開発し、高校生や高卒社会人が人生100年時代の中、キャリアアップを実現するためのサポートを運営しております。
Z世代の採用育成を行う企業向けには、入社後の定着のための研修「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」では社外の同期もつくります。デジタルマーケティング講座「DMU」などのスキルアップ講座も提供し、企業発展を促す若手人財の育成を支援してまいります。
<会社概要>
◆株式会社ジンジブ (https://jinjib.co.jp/ )
本社所在地:大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル14階
代表取締役:佐々木 満秀
設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)
資本金:9,800万円
2023年3月「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」認証。
2023年「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」(経済産業省)に採択。
2023年12月「第13回キャリア教育アワード」(主催:経済産業省主催)にてジョブドラフトCareerが「優秀賞」を受賞。