高校生にキャリアの“きっかけ”を創る、体験型キャリア教育支援プログラム「ジョブドラフトCareer」が2024年度の募集開始

2023.12.12 ニュースリリース

2023年は全国313校に導入・満足度92.9%

高校生の就職を支援している「ジンジブ」(本社・大阪府大阪市)が運営する、高校でサポートする進路決定前に将来について考える体験型キャリア教育支援プログラム「ジョブドラフトCareer(キャリア)」では、2024年度からの導入高校の募集を開始いたしました。

 

 

<ジョブドラフトCareerとは>
1年生から進学や就職などの進路希望に隔たりなく、自己理解や社会理解、進路、社会人基礎力などの授業を通して、高校生にキャリアの「きっかけ」を創るキャリア教育プログラムです。
2024年度は、全38個のプログラムをご用意しました。高校では1コマから実施可能で、主催する「おしごとフェア」と「ジョブドラフトFes」にご参加いただくことで、5コマまで無償で実施させていただきます。

 

<キャリア教育の重要性とジンジブのキャリア教育について>
高等学校では、一人一人の社会的・職業的自立に向けて、キャリア発達を促す教育、すなわちキャリア教育を行い、「社会の変化に対応する力」「生涯にわたるキャリア発達を支援する力」「幸せな人生を送るための基礎を築く力」を養うため指針が設けられています。

 

しかし学校現場では、コストや時間や教員の負担の大きさなどの障壁があり、高校だけでのキャリア教育には手法に限りがあるといったお声が多くありました。また高卒で社会人になった方へのアンケート(※1)では「高校の進路指導や就職活動の時に教えて欲しかったこと」に対して、「自分がどんな職業に向いているか」「社会にどんな仕事があるか」「就職後のこと」が上位回答でした。

 

ジンジブでは、これまで就職希望の生徒に対して、社会人講話や就職ガイダンスや個別相談などのご依頼を受けてまいりました。生徒が自分で納得の行く就職先を見つけるためには、進路を決める前のキャリア教育が大事だと感じておりました。
そこで、1年から3年生の生徒に、高校と共にキャリア教育を行うプログラム「ジョブドラフトCareer」を始めました。

 

2022年から成人年齢も18歳となりました。将来の選択をする上で、自分のキャリアを考えることや、さまざまな職業の社会人と触れ合う機会を持ちや、主体的に学ぶ意欲を育てるためにも、多くのきっかけや体験が必要です。
進学や就職など進路希望に隔たりなく、自己理解や社会理解、進路、社会人基礎力などのプログラムを実施することで、高校生が将来のことを自分で考える「きっかけ」を創ります。

 

※参照:文部科学省「高等学校におけるキャリア教育の強化について」

※1「高卒早期離職者向けアンケート(21年12月)」ジンジブ調べ(2021年12月)

 

<ジョブドラフトCareer2024年度導入のポイント>
1.全てで38個のプログラムがあり、1コマから実施可能です。
2.主催イベントに参加いただくことで、5コマまで無料でご提供します。
3.合わせて高卒求人管理システム「ジョブドラフトTeacher」が使用可能になります。

 

※「ジョブドラフトTeacher」の詳細は、2023年6月19日発表「高校生の就職に向けて、先生たちの仕事と情報を管理するシステム」を参照ください

モニターになってくださる高校を募集します!高校生の就職に向けて、先生たちの仕事と情報を管理するシステム


 

■2024年度のプログラム一覧

 

■プログラムの特徴

・ワーク主体の体験型授業形式
授業内容はワーク主体のため楽しみながら学ぶことができます。スライドとワーク資料をご用意します。

 

・高校に応じてカスタマイズ
学校の課題に応じて独自のプランをご提案することが可能です。

 

・魅力は講師の個性!第3者の大人が出張授業
ジンジブの高校担当のキャリアアドバイザーが高校に出向いて授業を実施いたします。
高卒で就職した人・大卒で年齢の近い人・キャリアコンサルタント資格保持者など、様々なバックグラウンドを持った身近な大人として、経験のシェアなど生徒に向き合い授業を行います。

 

・企業とのネットワークを生かした授業
社会人講話や職業体験会など、企業に参加いただく授業を実施することも可能です。ジンジブは、2,000社を超える企業とのネットワークを生かしてご提案いたします。

 

▲自己理解 働く目的について考える授業の様子

 

▲仕事体験の様子 屋根の取り付け工事を体験しています

 

<導入実績について>
2022年度は27校の高校に、2023年度には313校の高校にて実施いたしました。
(2023年度は4月~11月末の期間中の実施。キャンパスごとに実施した通信制高校はキャンパス単位でのカウント)

当社の集計によれば、主にキャリア教育やロングホームルーム、就職希望者への授業として活用いただいています。一部、2022年から必修になった「総合的な探求の時間」や東京都の「社会的・職業的自立支援教育プログラム」としても導入がされています。

多くの高校が、進路決定の際での選択肢の提供や学校外の大人とのコミュニケーションなど、将来の進路を考える上での「きっかけ」創りをしたいという想いを持って導入されていることが分かります。

 

■2023年導入高校の先生に聞く
2023年度にジョブドラフトCareerをご導入いただいた高校の先生211名に、授業実施に関するアンケートへのご回答をいただきました。
(調査期間:2023年11月3日~11月30日 調査方法:アンケートフォームにて回収)

 

(1)満足度

プログラムに対しては92.9%の先生に満足とご回答いただきました。また、多くの感想をいただきました。

 

  • 「長所は?」と聞かれても自分で答えが見えていない生徒も多く、グループで長所を言い合うアクティビティワークを通して、少し自信がついた子も多かったと思います。
  • 高校2年生の2月から6月にかけて全体講義を行い、個人の生徒のキャリアに対してのマインドや意識が高くなりました。学校選択や職場見学への時期が早くなった。
  • 教員からでは伝えられない内容を伝えていただき、生徒にとって有益な時間となったと感じました。
  • 資料がとてもわかりやすく丁寧。明るく親しみやすい雰囲気で、生徒も緊張しすぎず楽しんで参加ができたと思います。
  • ペアワークを交えたのが良かったです。社会に出る準備を本気で始めるきっかけになりました。
  • 就職希望者のために、志望理由や試験時のマナーなど細かいご指導をしていただきました。このことが、生徒にとって就職活動に向き合うきっかけになりました。

 

他に、「生徒が楽しそうに参加していた」「講師が明るく元気」「進路選択の早めの準備のきっかけにつながっている」「講師や企業の話で職業理解が深まった」などの声が多くありました。

 

(2)生徒のマインドの変化

 

実施後の生徒のマインドの変化では、「ジョブドラフトFes」への参加をすることで仕事のイメージを持つことができたこと、希望業界が定まっていない生徒も向き不向きを考えるきっかけにつながったこと、就職に向けて前向きな意識に変化したという声が多くありました。

また、ジョブドラフトFesの事前にガイダンスを実施した高校では、当日主体的に行動ができたことで例年より早く就職活動に動き出せたという声もありました。

 

(3)好評だったプログラム

プログラムでは、「自己理解」「ジョブドラフトFes」「就職ガイダンス」の順に好評でした。それぞれ感想をいただきました。

 

「自己理解」

  • 聞くだけではなくワークシートを用意していただき、生徒が興味関心を持って授業を受けられました。適職診断をゲーム感覚で行い生徒自身が楽しく取り組んでいました。
  • 進路に悩む生徒にとって自己理解を深める機会が大変貴重でした。

「ジョブドラフトFes」

  • 実際の企業担当者の方から話が聞けて、仕事の具体的なイメージがわいたという声が上がりました。
  • 行くまでは緊張していた様子でしたが、帰ってきて生徒に感想を聞くと「楽しかった」「行って良かった」「あの会社に見学に行きたい」など前向きな発言が多くありました。

「就職」

  • 外部講師からの指導は生徒にとって効果的だと感じます。
  • 個人面接、グループ面接へのアドバイスが好評でした。フランクな雰囲気で相談に乗っていただき色々と話しやすかったそうです。

 

 

<参照データ ※1>
高卒早期離職に関するアンケート調査(21年12月)
(調査期間:2021年12月8日~9日、有効回答数:472人、うち初職を継続中の方は227人、3年以内離職者は245人)

 

 

<ジョブドラフトCareerに関するお問合せ>
株式会社ジンジブ キャリア教育開発部
弊社担当または、以下フォームよりお問合せください。
https://jinjib.co.jp/contact/student

 

■ 株式会社ジンジブについて
ジンジブは「高卒」の若者のための社会課題解決企業です。
同じく「高卒社長」である佐々木が、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げて事業をはじめました。高校生のキャリア教育や、就活の情報提供、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。
初めて社会に出る高校生は、将来に対する漠然とした不安をいだきながら、社会に出ることを決意しています。ジンジブでは、かかわる若者や会社に対して、不安な時には真剣に向き合い、自己理解・社会理解・マインド・スキルなど社会で生き抜くための力を高めるサポートを行い、自分の意思で未来を選択できる機会をつくります。
たとえ失敗してもすぐに手を差し伸べ、その人生にずっと寄り添い、これからの生きる人の夢を増やしてまいります。

 

● 高卒就活採用支援サービス 「ジョブドラフト」
高卒新卒で就職する高校生は、限られた情報や期間の中で、社会経験や自己理解の機会や、やりたいことや向いていることを考える期間が少ない中、就職先を選んでおり、将来に対して漠然とした不安を抱えています。
情報不足、理解不足などで納得できる企業選択ができず就職し、入社後にギャップを感じてしまうことが、入社1年目の「超早期離職」の要因の一つといえます。
そこで「ジョブドラフト」では、進路決定前から将来について考えるきっかけを与えるキャリア教育支援「ジョブドラフトCareer」や、これまでは文字情報のみの求人票でしか収集できなかった求人情報を、高校生に向けた発信をする就職情報アプリ「ジョブドラフトNavi」や、1日で多くの企業に直接話を聞ける高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を運営し高校生が未来を自分の意思で形作るためのサービスを展開しております。
また、卒業後の生徒には、高卒第二新卒や既卒者へのリスキリングと就職・転職を支援する「ジョブドラフトSchool」「ジョブドラフトNext」を運営し、社会に出た後にも寄り添ってまいります。

 

 

●人財育成サービス
社会人として必要となる基礎スキルやマインド、DXを始めとしたこれからの社会で必要になるスキルの学びの講座を開発し、高校生や高卒社会人が人生100年時代の中、キャリアアップを実現するためのサポートを運営しております。
Z世代の採用育成を行う企業向けには、入社後の定着のための研修「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」では社外の同期もつくります。デジタルマーケティング講座「DMU」などのスキルアップ講座も提供し、企業発展を促す若手人財の育成を支援してまいります。

<会社概要>
◆株式会社ジンジブ (https://jinjib.co.jp/ )
本社所在地:大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル14階
代表取締役:佐々木 満秀
設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)
資本金:9,800万円

2016年「革新ビジネスアワード2016」(主催:イノベーションズアイ、フジサンケイビジネスアイ[日本工業新聞社])にて「よい仕事おこし賞」、2017年「第106回かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」(主催:公益財団法人 川崎市産業振興財団)にて「かわさき起業家優秀賞」を受賞。
2023年3月「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」認証。

 

 

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