資格の学校TACの評判はどう?利用者の口コミとTACで取得できる資格一覧
2024.12.04 通信講座の口コミPR
資格の学校TACは年間20万人以上、40年以上の実績を持つ大手通信講座です。もともとは資格予備校として活動していましたが、現在は通信講座にも力を入れており、通学・通信の柔軟な学習スタイルを選ぶことができるのが特徴です。
資格予備校として有名ですが、通信講座としての口コミや評判が気になっている方も多いでしょう。この記事では、通信講座を受講された方のリアルな口コミや講座の特徴、受講料について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
目次
資格の学校TACの基本情報
運営会社 | TAC株式会社 |
---|---|
講座数 | 71講座 |
主なジャンル | 会計・法律・公務員・経営・労務・不動産・金融など… |
講義スタイル | ・通学講座 ・通信講座(WEB講座・DVD講座) |
無料体験 | 無料体験あり |
資格の学校TACは、「TAC株式会社」が運営している資格予備校です。資格指導歴は30年以上となっており、数多くの合格者を排出してきた実績があります。各資格に特化した講師陣が集まっていますので、講義の品質だけでなくサポート制度にも期待できる通信講座です。
提供している講座数は71講座となっており、比較的多い部類に入ります。公認会計士や司法書士、税理士といった高難易度資格講座だけでなく、FPや簿記検定など就職・転職のために取得したい資格講座も多いです。語学スキル講座もありますので、将来的に海外勤務を考えている方にもおすすめできますね。
もともと資格予備校ということもあり、講義スタイルは「通学講座」と「通信講座」の2種類となっています。通学講座であれば無料体験入学、通信講座であれば動画講義を視聴できる無料体験授業がありますので、気になった方は一度利用してみるのも良いでしょう。
資格の学校TACを受講した方の口コミ
ここからは、実際に資格の学校TACを受講した方のリアルな評判について解説していきます。
悪い口コミ
まずは、悪い口コミから確認していきましょう。
TACの問題集が難しい間違いだらけだし見慣れない論点ある
問題の出され方が少し違うだけでこんなに手が止まるなんて
え?難易度A?これTAC生さん解けるんだ…
焦るし凹むしヤバいヤバい、どうしよう??
引用:x.com
TACやっぱり難易度高いね(´;ω;`)懸念された労一社一はどちらも4点確保。でも割れちゃいけない科目が割れた。やばすぎたのでしっかり復習します。
引用:x.com
悪い口コミで多かったのが、「TACの問題集が難しい」や「難易度が高い」というものでした。初学者・学習経験者で感じ方は異なると思いますが、過去問答練に進んだ際には少し難しさを感じてしまうかもしれません。
良い口コミ
続いて、良い口コミについても確認していきましょう。
簿記3級のときもTACさんにお世話になってめちゃくちゃ分かりやすかったから2級も講義受けてるけど、ほんと高橋先生拝み倒してるくらい分かりやすい。独学で力尽きてた部分の理解が深まって安定していく。
引用:x.com
たくさんの科目がある中で、TACのカリキュラムは時間をかけるべき科目から講義が組まれ、それに対応した答練も設定されている点が良かったです。TACの効率的なカリキュラムの通りに学習に取り組めば、それが最短の合格につながると感じました。
引用:資格の学校TAC
質問電話をよく利用しました。疑問点があっさり解消され、すっきりした気持ちで学習に臨むことができました。これにより、本試験では落ち着いて解答することができました。
引用:資格の学校TAC
分からない点やもう少し詳しく知りたいことを質問すると、こちらが腑に落ちるまで懇切丁寧に向き合ってくださる講師ばかりだったので、とても安心感がありました。また、学以外での受験生ならではの悩みや不安も理解してくださり、一緒に合格を目指して伴走してくれている心強い味方のような存在でもありました。
引用:資格の学校TAC
良い口コミをまとめると、「講師の質が高くて寄り添ってくれた」「効率的なカリキュラムに従えば最短で合格できる」といった、講義そのものの品質に関するものが多かったです。勉強のモチベーションを維持するためにも、分かりやすく続けやすい講義というのは大きな強みでしょう。
そして、「質問や自習室などのサポート制度」に関しても良い口コミが多い印象です。回数制限のない質問制度で疑問をすぐに解決できますし、勉強以外のことでも親身にアドバイスを貰えます。近くに教室があれば、自習室を使って集中して勉強できるのも嬉しいポイントでしょう。
資格の学校TACの特徴
ここからは、資格の学校TACの特徴について解説していきます。
①:最新のオリジナル教材とカリキュラム
TACが提供している教材は、すべてTACにて作成されたオリジナル教材となっています。オリジナル教材のメリットは、やはり「覚えきれる適正量の知識が掲載されている」という点でしょう。無駄な知識を省くことによって、効率良く知識を身に着けることができます。
それに加えて、TACの講師陣が監修しているため、内容も非常に高品質となっています。毎年講師陣が議論を重ね、新しい内容へとアップデートしているのも強みです。過去問を入念にチェックしていますので、試験本番でも合格基準点をクリアしやすいでしょう。
デジタル教材を使えば、スマホからでも気軽に勉強することも可能です。学習カリキュラムも効率化を重視しており、初学者でも合格へ着実に進んでいくことができます。学習経験者であれば、試験前の復習として活用することができるでしょう。
②:学習レベルに合わせて最適なコースが選べる
TACの講義スタイルは「通学講座」と「通信講座」の2種類があります。近くに学校があれば高品質な講義を直接受けられますし、通信講座であればライブ講義を受けられるチャンスがあります。もちろん、WEB配信講義を受けることもできるため、ちょっとしたスキマ時間も活用できるでしょう。
そして、各資格講座には複数のコースが用意されています。初学者向けコースもあれば、学習経験者向けコース、上級者向けコースなど豊富です。初学者向けコースの中でも細かく分類されており、合格目標に合わせてコースを選ぶことができます。
③:充実したサポート体制
TACでは、勉強を効率良く進めていくために多くのサポート制度を用意しています。とくに質問制度に関しては、他の通信講座とは比較にならないほど充実していますよ。サポート体制を一覧にまとめました。
サポート内容 | |
---|---|
質問メール | 「TAC WEB SCHOOL」から質問事項を入力し、メールを送るだけで簡単に質問することができます。24時間いつでも送ることが可能です。 |
LINEオープンチャット | テキストの内容や問題集の解法などに関して、LINEから質問することができます。匿名で質問を送ることができ、他の受講生も内容を確認することが可能です。メールよりも気軽に質問することができるのが最大の特徴です。 |
質問・相談コーナー | 合格者講師がアドバイスしてくれます。直接講師に質問・相談できますので、伝えたいこと・伝えてくれることが明確で分かりやすいです。基本的には各校舎にて行うサポート制度ですが、Zoomを用いたオンライン形式にも対応しています。 |
オンライン質問・相談ルーム(自習室) | Zoomを使ったオンライン自習室利用時に、合格者講師や合格者チューターに質問できるサポート制度です。人数制限はなく、匿名で参加できるため「見学のみ」という使い方もできます。画面共有による相談も可能です。 |
合格者チューター | 試験合格者が疑問や相談に乗ってくれるサポート制度です。例えば、公認会計士のような高難易度資格の場合、合格者のリアルな話を聞けるのは非常に有効です。勉強内容やスケジュール、試験本番で緊張しないための方法など、どんなことでも親身にサポートしてくれます。 |
【[個別】成績・学習方法相談 | 過去の実績データや合格者の傾向、不合格者の傾向を分析し、受験生1人1人に合った学習法を提案してくれます。無理な提案はせず、その人のレベルや学習進捗に合った指導なので安心です。全国各地区で実施していますので、気になった方は利用してみると良いでしょう。 |
④:ベテラン講師の質の高い講義と指導力
TACは指導歴が30年を超す大手資格予備校です。そのため、これまでに多くの受講者を教え、合格に導いてきた講師陣が集まっています。講義の質はもちろんのこと、テキストも毎年のように改訂を重ねているのです。最新情報が満載ですので、試験本番で点数を落とすリスクを防ぐことができます。
インプットだけでなく、アウトプットの方に力を入れているのもTACの特徴です。厳選された過去問を使ってひたすら答練を繰り返し、着実に得点力を身に着けていくことができます。このように、講師陣・テキスト教材・講義の内容のバランスが良く、初学者でも合格を目指しやすい環境です。
資格の学校TACはこんな人におすすめ
- 指導実績や合格実績で通信講座を決めたい方
- 毎年改訂される最新テキストで勉強したい方
- 自分のレベルに合ったカリキュラムを選びたい方
- サポート制度の中でも「質問制度」にこだわりたい方
TACは、とにかく「高品質なテキストと講師陣の指導力」が魅力です。受講料は少し高くなってしまいますが、品質重視の方であればTACは非常におすすめです。資格によっては法改正が頻繁に行われますので、毎年改訂されるテキストの存在も強みと言えるでしょう。
初学者向けコース・学習経験者向けコースがありますので、自分がどんな知識レベルでも問題なく入会できます。全体的に充実したサポート体制ですが、さまざまな用途で使える「質問制度」へのこだわりが強いです。疑問はすぐにでも解決したい方は、TACを検討することをおすすめします。
資格の学校TACで取得できる資格と料金を解説
ここからは、資格の学校TACにて取得できる資格と受講料について解説していきます。
TACは提供している資格講座が豊富なため、今回は各分野で人気の資格をピックアップしてみました。
会計分野のコース料金例
資格名 | 料金(初学者向けコース) |
---|---|
公認会計士 | 【1.5年S本科生】720,000円 |
税理士 | 【12・1月入学 速修コース】300,000円~ |
簿記検定(2級) | 【2級合格本科生】59,000円 |
会計系の資格講座は全部で7種類あり、人気なのは「公認会計士」「税理士」「簿記検定」です。簿記検定は1~3級すべて対応しており、独学での合格が難しくなる2級、もしくは3級と2級のセットコースで受講する方が多いです。
受講料に関しては、他の通信講座と比較して少し高めに設定されています。ただ、コース自体は非常に豊富で、自分の実力に合ったものを選びやすいです。中級者以上コースや科目別コースなどもありますし、キャンペーンも積極的に実施しているためコスパを抑えることができます。
法律分野のコース料金例
資格名 | 料金(初学者向けコース) |
---|---|
司法書士 | 【<入門総合本科生>1.5年本科生】484,000円 |
行政書士 | 【プレミアム本科生】198,000円 |
弁理士 | 【1.5年本科生】451,000円 |
通関士 | 【総合本科生S】242,000円 |
法律系の資格講座は全部で7種類あり、「司法書士」や「行政書士」といった定番資格が人気を集めています。他の通信講座では提供されていることの少ない「弁理士」や「通関士」の資格講座も提供しており、法律系資格でダブルライセンスを狙いたい方にもおすすめです。
受講料は高いように感じますが、そもそも法律系資格は高い傾向にあります。中には100万円を超すような通信講座もありますので、TACは相場くらいとイメージしておきましょう。教育訓練給付金制度の対象講座も多いため、実質受講料はさらに安くなりますよ。
経営・労務分野のコース料金例
資格名 | 料金(初学者向けコース) |
---|---|
社会保険労務士 | 【総合本科生】242,000円 |
衛生管理士 | 【第1種衛生管理者対策講座】23,100円 |
中小企業診断士 | 【1・2次ストレート本科生】315,000円 |
経営・労務分野では、「社会保険労務士」が高い人気を誇っています。試験範囲が非常に広く、例年の合格率も低いため高難易度資格です。独学での合格が難しいため、通信講座を活用する方も多いです。TACでは、242,000円ですべてのカリキュラムを受講することができます。
割引制度やキャンペーンも実施しているため、コスパももう少し抑えることは可能です。コロナ禍を境に「中小企業診断士」の需要も上がっています。今後も中小企業が増えていく可能性もありますので、今の内に取得しておくのもおすすめです。
不動産・建築・設備分野のコース料金例
資格名 | 料金(初学者向けコース) |
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宅建士(宅地建物取引士) | 【総合本科生S】132,000円
(2024年12月26日まで割引価格)
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不動産鑑定士 | 【1.5年L本科生Plus】540,000円 |
マンション管理士・管理業務主任者 | 【マンション管理士本科生】110,000円 【管理業務主任者本科生】105,000円 |
電気主任技術者(電験三種・電験二種) | 【4科目完全合格コース<電気数学付き>】250,000円 |
不動産資格の中でトップクラスに人気なのが「宅建士(宅地建物取引士)」です。試験範囲が膨大で、例年合格率も低めとなっています。TACの宅建士講座では、さまざまな疑問を解決しながら効率的に進められる学習カリキュラムを提供していますので、前知識がまったくなくても合格を狙うことが可能です。
TACでは、宅建士とのダブルライセンスとして「マンション管理士・管理業務主任者」の取得を目指すこともできます。電気を使う限り需要が途切れない「電気主任技術者」もありますので、就職・転職のために手に職を付けたい方にもおすすめです。
金融分野のコース料金例
資格名 | 料金(初学者向けコース) |
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FP(ファイナンシャルプランナー) | 【2級本科生】88,000円
(2024年12月24日まで割引価格)
【3級・2級本科生】108,000円 |
証券外務員 | 【二種・一種証券外務員パッククラス】40,000円 |
年金検定 | 【年金検定2級本科生】33,000円 |
金融資格では、安定の人気を誇るFP(ファイナンシャルプランナー)講座が用意されています。1級から3級まで講座があり、3級と2級を一緒に取得できるセットコースもありますよ。価格設定は他の通信講座と比較して少し高いですが、それだけ高品質な講義やサポート制度の充実度にも期待できるでしょう。
その他の資格としては「証券外務員」や「年金検定」といった、他の通信講座では珍しい資格講座も提供しています。FPは多くの方が持っていますが、こういったマイナー資格だからこその需要があります。ダブルライセンスとして持っておくのも就職・転職に有利です。
その他人気資格
資格名 | 料金(初学者向けコース) |
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米国公認管理会計士 (USCMA) | 【USCMA本科生(国内)】181,000円 |
TOEICR L&R TEST対策講座 | 【500点&650点総合コースパック】83,200円 |
情報処理(ITパスポート・情報セキュリティなど) | 【ITパスポート 本科生】27,000円 【情報セキュリティマネジメント 本科生】25,500円 |
経理実務・税法実務・経営法務 | 【はじめての経理実務書類作成】44,000円 【<税法入門4科目パック>】41,000円 |
その他の資格でおすすめなのが、英語力を身に着けられる「TOEICR L&R TEST対策講座」です。グローバル化が進んでいるため、TOEICの点数を採用基準に持ち込んでいる企業もあります。TACでは目標別にコースが用意されていますので、英語が苦手な方でも安心して始めることが可能です。
その他であれば、「情報処理系の資格」がおすすめです。パソコンやインターネット、IT関係の知識はビジネスにおいて必要不可欠です。情報処理のスペシャリストとして認められれば、就職・転職を有利に進められるでしょう。受講料もそこまで高くありません。
資格の学校TACをお得に受講する方法
資格の学校TACの受講料は、相場より高い傾向にあります。それだけ高品質な教材・講義を受けられますし、フォロー制度もしっかりとしています。もし「TACの講義を受けたいが、受講料の高さで迷っている」という方がいれば、以下の方法でコスパを良くしてみましょう。
①:キャンペーンや割引を利用する
資格の学校TACでは、定期的にキャンペーンを実施しています。
基本的には資格別に割引が行われているようなので、気になる資格があればキャンペーン期間中であるかどうかチェックしてみてください。
どのようなキャンペーンが行われているのか、人気講座のみ抜粋してみました。
対象となる講座 | キャンペーン内容 | 開催期間 |
---|---|---|
公認会計士 | 冬割キャンペーン(最大40,000円OFF) | 2024年12月15日まで |
司法書士 | 早割キャンペーン(最大77,000円OFF) | 2025年1月31日まで |
通関士(総合本科生S) | 早割キャンペーン | 2024年12月27日まで |
弁理士 | 論文答練応援キャンペーン(最大11,000円OFF) | 2024年12月27日まで |
社会保険労務士 | 早割キャンペーン(最大66,000円OFF) | 2025年1月31日まで |
このように、各資格講座の対象コースに申し込むことで、通常料金よりも安く始めることができます。これら以外にもキャンペーンは実施されていますし、各種割引制度もありますので、気になった方は公式ホームページで確認してみましょう。
②:教育訓練給付制度を利用する
資格の学校TACでは、「一般教育訓練給付金制度」の対象講座になっているものがあります。
一般教育訓練給付金とは、受講料の20%がハローワークから支給される制度のことです。例えば、20万円の講座であれば4万円が支給されますよ(上限は10万円まで)。ただし、いくつか条件が設定されています。
- 雇用保険の被保険者もしくは被保険者であった方
- 【初めて利用する方】受講開始日までに雇用保険の加入期間が通算1年以上あること
- 【以前に利用した方】前回の受講開始日~今回の受講開始日までの間に雇用保険の加入期間が3年以上+前回の給付金受給日~受講開始日までの期間が3年以上経過していること
- 【通学講座の場合】出席率が80%以上で修了試験の正答率が60%以上
- 【通信講座の場合】添削答案提出率が80%以上で修了試験の正答率が60%以上
このように、支給の対象になる要件と、支給されるための要件の2種類をクリアしなくてはいけません。申請する際には提出書類も複数指定されますので、必ず事前に用意するようにしましょう。