全国で中小企業の高卒採用をサポートするジンジブ、都銀・地銀・信金との提携が一年間で累計23行に~月間150社を超える企業を紹介~

2021.04.05 ニュースリリース

国内最大規模(※1)の高校生の就職支援をするジョブドラフトの運営と企業の高校新卒採用支援を行う株式会社ジンジブ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:佐々木 満秀 以下ジンジブ)は、 都市銀行・地方銀行・信用金庫様との連携に本格的に乗り出した2020年4月以来約1年間という短期間で、累計23行の都市銀行・地方銀行・信用金庫(以下、全国の都銀・地銀・信金)との連携(2021年3月時点)を行ったことをお知らせいたします。本連携により、全国の都銀・地銀・信金は既存の取引先に対する融資だけでなく、中小企業の経営課題でもある若手人財(※2)不足や社員の高齢化等に対して高校生の新卒採用の提案を行うことが可能となっています。
実際、地方企業における人材不足は深刻であり、特に企業の未来を担う若手人財が不足しています。そのような経営課題の解決ニーズは日に日に高まっており、現在月間150社以上の案件を全国の都銀・地銀・信金の方々よりご紹介いただいております。

 

  • 提携概要

■提携している全国の都銀・地銀・信金数:23行(2021年3月末現在)
地方銀行を中心に、都市銀行・第二地銀・信用金庫と提携しています。

 

■ジンジブが全国の都銀・地銀・信金からご紹介いただいた企業に対して行うこと:
・高校生の新卒採用活動のノウハウ提供
・高校生に特化した就職情報サイト「ジョブドラフトNavi」掲載のご案内
・高校生に特化した就職イベント「ジョブドラフトFes」出展のご案内
・企業の高卒採用における採用活動のアウトソーシング提供 など

 

■支援可能な業種・職種:
若手人財不足に課題を抱えるすべての業種・職種の企業

 

■高卒採用サポート「ジョブドラフト」活用のメリット
・これまで自社だけで採用活動を行い応募・内定を獲得できていなかった企業は高卒採用ノウハウの取得が可能。
・国内最大規模で展開する求人サイト「ジョブドラフトNavi」へ掲載することで自社PRを強化することが可能。
・人事業務をアウトソーシングすることで採用業務の効率化が可能。
・高卒採用支援企業3,500社の成功事例・失敗事例の情報収集が可能。
 

  • 提携に至る背景

帝国データバンクの2021年1月の調査によると正社員が不足している企業は35.9%(※3)と、直近は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の影響により減少に転じているものの、業界別に見ると、「放送」「建設」「情報サービス」など人手不足が続いています。
また直近の人手不足対応に加え、現場の技能伝承や事業の中核を担う人財候補の確保として若手採用は経営上の大きな問題となっています。高校生の地元就職の希望が多いこともあり、地方、特に中小企業における”高卒採用ニーズ”が高まり、大学・大学院卒以上に高卒に力を入れる企業が増加しています。
一方で高校新卒の就職活動は、ほとんどが学校による職業あっせんによるもので、学校に届く求人票から情報収集を行っています。また都道府県ごとにルールが定められた一人一社ずつの応募、求人公開する7月からの短期間での応募先選定、学内選考、内定を受けた企業に入社するなどの慣習が存在しています。「1社だけを調べて、1社だけを応募して、1社に内定した人」は全体の55%にのぼり、比較せずに入社を決めることが入社後のリアリティショックにマイナスの影響を与え(※4)、企業と高校生の間でミスマッチが生じていると考えています。
ジンジブでは、これまで3,500社を超える企業に対して、採用コンサルティングにより高校生に選ばれる会社作りの支援、ジョブドラフトNaviへの掲載やジョブドラフトFesへの出展などこれまで企業が行えていなかった「高校生へ直接知らせる」採用活動の実現、高校との接点支援により先生を通して知らせる採用活動の支援を行い、ミスマッチの軽減に取り組んでまいりました。

全国の都銀・地銀・信金にとっては、ジンジブと提携することにより融資業務以外の取引先の経営課題ソリューション業務の一環として、大きな経営課題である若手人財不足に対して高校生の新卒採用の提案を行うことが可能となっております。
本提携により、全国の地元企業の採用課題の解決と高校生の選択肢の増加をはかることを目指してまいります。

 

※1 高校新卒向け就職情報サイト掲載数において国内最多件数(当社調べ)
※2 ジンジブでは、変化の激しい現代社会の中、成長発展を目指す企業にとって「人」は「財産」であるとの考えから人材を「人財」と表しています。
※3 「人手不足に対する企業の動向調査(2021年1月)」帝国データバンク
※4 「高校生の就職とキャリア」リクルートワークス研究所
 

  • 金融機関によるコメント (順不同)

<南都銀行様>
当行は、ジンジブ社が展開する求人サイト「ジョブドラフト」などのサービスが当行の営業エリアにある中小企業の課題でもある人材採用難に大いに寄与するとの観点からナントCVC2号ファンドを通じて出資を行うとともに、業務提携も行いました。
多数の取引先に対し、ジンジブ社のサービスを活用した結果、高校生に特化した就職支援やサポートを実現することが可能となるなど、お客さまに感謝頂くとともに関係性構築にも繋がりました。当行は、今後ともジンジブ社のサービスの紹介を通じ、地域活性化に努めてまいります。

 

<名古屋銀行様>
当行は、「人材」というキーワードに課題を抱える地域企業をサポートするべく、2019年6月に有料職業紹介事業に参入し、人材採用面においても様々なソリューションメニューを強化し活動してまいりました。その中で「若手人材」の採用は、事業継続・活性化していくためには不可欠であると認識しました。このようななか、高校生に特化した就職・キャリア支援に取り組むジンジブ社の手厚いサービスと迅速なフットワークにより、数多くの支援を実現する事ができました。
当行は今後とも、お取引先企業さまの未来創造をサポートするため、ジンジブ社との連携を通じて地域活性化に貢献してまいります。この取り組みが、全国に広がることを期待しています。

 

<筑邦銀行様>
金融機関のお客様の人材に対するニーズは非常に高いものがあります。銀行としても様々なソリューションの提供を行っていますが、高校生新卒採用の視点が欠けていることに気付かされジンジブ社とのビジネスマッチングを開始しました。
取扱開始以降、高校生新卒採用のニーズはとても高いのにノウハウを持たず採用活動をあきらめている企業が多いことに驚いています。
今後ともジンジブ社とともに地域のニーズに応えていくことに手応えを感じています。

 

ジンジブは、さらに都銀・地銀・信金との連携を強化し、より多くの地域で新たな方法での高卒採用支援をすることで、未来を担う高校生と成長に向かう企業を輝かせ、そして日本の活性化に寄与してまいります。